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825. 第二弾の書籍の修正・加筆


今日は、昨日に引き続き、第二弾の書籍の修正を行い続けていた。昨日と今日にかけて、文字どおり、全ての時間を第二弾の書籍の加筆・修正に充てていたと言っても過言ではない。

まずはより本書を読みやすくするために、中見出しごとにポイントを列挙するようにした。これを行ってみたところ、自分でも驚くほどに内容の要点が掴みやすくなった。

特に今回の書籍は分量も多いため、こうしたまとめの箇所がなければ、大量の情報に読み手が圧倒されてしまう恐れがあった。そうしたことを防ぐために、中見出しごとにポイントを列挙するというのは、我ながらに良いアイデアだったように思う。

この作業を行う中で、自分が主張したい箇所がより鮮明になったことも副産物の一つだろう。書籍が完成し、自分でも本書を読み返した時に、これらのポイントを辿ることによって、本書の要点を容易に思い出すことができるだろう。

こうしたポイントの列挙を適宜入れたことはとても正解だったように思う。その後、本書の中でも肝となる、本文で紹介した概念や理論に基づいたエクササイズについても修正を加えていた。

全体を通して、成長支援に関するおよそ20個ほどの実践的なエクササイズを設けることにしたのだが、これらも最初の案のままでは実践が行いにくいことに気づいた。そのため、ここでもエクササイズのポイントや流れを列挙する項目を設けることにした。

これにより、読者の方がすんなりとエクササイズに取り掛かれるようになったのではないかと思う。最後に、編集者の方からフィードバックを受けたように、図表をもう少し盛り込むことにした。

特に、カート・フィッシャーが提唱したレベル尺度について紹介する際に、会話事例だけを分析的に説明するのでは非常にわかりにくいことに気づいた。そのため、会話事例を図式化し、ビジュアル的に会話の構造分析を理解できるような工夫をした。

そういえば、前作においては一切図表がなかったため、それに比べると、今回の作品には図表が多いことに気づく。やはり、前作は対話形式のものであったため、それほど図表を入れる必要がなかったのだろう。

しかし、今作は対話形式ではなく、概念や理論を説明する箇所も多いことから、図表を入れることは読者の理解を助けることになるだろう。総じて情報量が非常に多く、読み応えのある書籍になりそうだ。

なんとか春を感じらえる季節の中で出版をしたい。2017/3/12

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