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10774-10778: フローニンゲンからの便り 2023年8月24日(木)



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タイトル一覧

10774. 今朝方の夢

10775. サイケデリクスと古代文明のつながり

10776. サイケデリクス関係の学術書を200冊ほど注文して

10777. UCバークレーのサイケデリクスコースを受講し始めて/サイケデリクスのパブリック・ヘルスへの貢献

10778. ジムでの動画撮影に協力して/サイケデリクス研究のアイデア


10774. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えようとしている。今、空が赤紫色に輝いていて、その美しい朝焼けに見惚れている。赤紫色の朝焼けを久しぶりに見たように思う。こうした光景にも地球の神秘を感じる。


昨日までは暖かい日々が数日続いていたが、今日からは気温が下がり始める。日中の最高気温は22度とのことであり、午後には雨も降るようなので体感としてそれよりも冷たく感じるのではないかと思う。気がつけば8月も終わろうとしていて、いよいよここから秋が本格的に始まることになるだろう。今年の秋と冬はこれまで以上に充実したものになるのではないかと思う。それもまたサイケデリクス研究のおかげである。


今朝方は2つほど印象に残る夢を見ていた。最初に見ていた夢はかなりゾッとするものだった。夢の中で私は、見慣れない外国の街にいた。私の横には2人の見知らぬ日本人の男女がいて、3人で4階建てのアパートを見上げていた。そこには1人の若い日本人女性がいて、窓から飛び降りようとしていた。どうやら彼女は精神が錯乱していて、幻覚が見えるようだった。幻覚として見えていたのは彼女の元彼氏らしく、彼女は彼氏に声を掛けながら涙を流していた。その様子を見ていると、窓から今にも飛び降りそうだと思って心配になって3人は彼女のことを見つめていた。すると、「あっ」と声を出す間も無く彼女は窓から飛び降りた。そして地面に頭をぶつけた瞬間に、彼女の頭は砕けて真っ二つになった。そこから彼女はまだ息があり、半分に割れた顔の状態で地面をのたうちまわるようにして苦しんでいた。私はそのおぞましい光景を見て身動きが全くできなかった。一方、私の近くにいた2人は彼女を助けに動き出し、彼女の手足を持って助けようとしていたが、もう手遅れだろうと思った。そのような場面があった。


もう1つ印象に残っているのは、元メジャーリーグの選手が65歳になってもまだ現役を続けていて、その方の第一打席を見ていた場面である。その方はすでに伝説の選手となっていたが、まだ現役で活躍していることが本当にすごく、多大な敬意を払って試合を観戦していた。その方は一番打者で、バッターボックスに立つと、大歓声が吹き荒れた。そして相手のピッチャーが投げた初球のストレートを見事にセンター方向のスタンドに一直線に入っていった。バットに当たった瞬間にホームランだとわかる素晴らしい打撃に私は息を呑んだ。特大なホームランを打ったその選手は、スタンドの各方面に手を振りながらボックスを一回りしてホームに帰ってきた。その方がホームベースを踏んだ瞬間に夢から覚めた。フローニンゲン:2023/8/24(木)06:34


10775. サイケデリクスと古代文明のつながり


時刻は午前7時半を迎えた。今、目覚めのコーヒーを淹れ、ここから本格的に朝の探究活動に入ろうと思う。毎朝のルーティンである創作活動とアニマルフローを取り入れた動的ストレッチと呼吸法を終えたので、ここからは正午までとにかく読書を進めていく。


昨日、届けられた書籍の梱包を開けながら、今月は今のところサイケデリクス関係の書籍を180冊ほど購入し、書籍としては190冊ほど購入したのだが、学術書の購入数で言えばオランダで学術機関に所属していない者が購入した冊数としては最大のものに近いのではないかとふと思った。少なくともサイケデリクス関係の書籍を180冊一気に購入した者は、オランダの研究者でもいないだろうし、世界を見ても随一の冊数の書籍を一気に入手した者になるかもしれないとふと思った。


サイケデリクス研究を通じて、サイケデリクスと古代文明とのつながりも少しずつ見えてきており、浦沢直樹氏のMASTERキートンさながら考古学的なアプローチでもサイケデリクスを探究していきたいという思いがある。サイケデリクスと文明の進歩は足並みを揃えており、それについての研究は早大でロマンがある。


ティモシー·リアリーの協働研究者でもあったラム·ダスことリチャード·アルパートの単著をそう言えばまだ読んだことがなかったので、昨夜寝る前に彼の書籍を調べてみたところ、数冊ほどサイケデリクス関係で面白そうな書籍を見つけたので、今日もそれらを含めて数冊注文したいと思う。本日何冊購入するかはまだ未定であり、午前と午後の読書の中で引用されている文献で面白そうなものがあればそれらについても逐一購入したいと思う。フローニンゲン:2023/8/24(木)07:34


10776. サイケデリクス関係の学術書を200冊ほど注文して


とても穏やかな朝の世界が目の前に広がっている。優しげな朝日が地上に降り注いでいて、鳩が平穏な鳴き声を上げている。午後からはどうやら雨が降るらしいのだが、今の空の様子を見ていると、雨が降るとは到底思えない。


今日も早朝よりサイケデリクスの調査·研究を進めていた。今月はすでにサイケデリクス研究の学術書を180冊ほど購入していたのだが、今朝方も改めて調査を進めていると、さらに20冊ほど購入したい書籍が見つかり、今日の夜にそれらを注文しようと思う。これで今月注文しただけでサイケデリクス研究関係の学術書は200冊の大台に乗った。


改めてリチャード·アルパートの書籍や、ハーバード大学でティモシー·リアリーとアルパート一緒にサイケデリクス研究を進めていたドイツ系アメリカ人の精神科医であるラルフ·メッツナーの書籍もいくらか購入した。さらには、サイケデリクス·ルネサンスの本格的な幕開けの前にイギリスのグリニッチ大学で行われていたサイケデリクスカンファレンスで発表された論文集も購入することにした。このカンファレンスは2年に1度開催されていて、論文集が出版され始めたのは2013年のカンファレンスからで、2015年のもの、2017年のもの、そして2019年のものを購入した。2021年のものはまだAmazonを通じて購入できないようだったので、今後の出版を待ちたい。ここから正午の時間もまた旺盛な調査·読書を進めていこうと思う。フローニンゲン:2023/8/24(木)09:35


10777. UCバークレーのサイケデリクスコースを受講し始めて/

サイケデリクスのパブリック・ヘルスへの貢献


時刻はゆっくりと午後2時に近づいている。早朝には朝焼けが見えて、午前中は晴れていたが、天気予報の通り、正午を過ぎると雲が出てきて、先ほどから小雨が降り始めた。幸いにも風はほとんどないので、これからジムに行く時には雨は対して煩わしくない。


ジムに行く前の準備運動がてら先ほど近所のコピー屋に行って書籍を受け取ってきた。明日も明後日もまた書籍の受け取りがあるが、それもまたアクティブレストとしての散歩がてらちょうどいいと言える。外の空気を吸いに外に出かけて散歩をして書籍の受け取りをするのはいいものだ。


サイケデリック·ルネサンスの幕開け以降、世界の様々な大学でサイケデリクスの研究が進んでいるが、それを受けて、今のところ世界の大学で20を超えるサイケデリクス関係のコースやプログラムが提供されていることが調査から分かった。そのうちの1つに、UCバークレーがあり、edX上で提供している“Psychedelics and the Mind”という10週間のオンラインコースを受講することにした。早速最初の週の講義を視聴しているのだが、サイケデリクスに関する歴史や基本的な用語の解説がきちんとなされているので、サイケデリクス研究に向けた基礎知識の習得にこの講座はうってつけかと思う。


この講座を受講しながらふと、鬱や認知症といった現代病の緩和·治癒に向けたパブリック·ヘルスに対する役割をサイケデリクスはここからさらに担うだろうと思った。オレゴン州が2023年にシロシビンについて使用も所持も完全に合法化に踏み切った背景には、オレゴン州の成人の5人に1人が何かしらの精神病を患っていることと、シロシビンがそれらの精神疾患に有効であることが科学的な調査から明らかになったことが大きく関係しているだろう。このようにシロシビンを含めたサイケデリクスが科学的な調査を積み重ねていくことによって、今後サイケデリクスはパブリック·ヘルスに大きな貢献を果たし始めるだろう。パブリック·ヘルスだけではなく、現代人の病んだ魂を治癒するという意味で、「パブリック·スピリチャル·ヘルス」にもサイケデリクスが大きく寄与するだろうと見ている。しかし重要なことは、サイケデリクスの活用は社会全体に蔓延する精神疾患や魂の病の根本的な治癒を実現するものではないだろうから、そうした問題が生じている社会·文明的な構造の問題にまで焦点を当てて解決に乗り出していく必要がある。それが実現して初めて、「ホリスティック·パブリック·ヘルス」あるいは「インテグラル·パブリック·ヘルス」が実現されるのだと思う。フローニンゲン:2023/8/24(木)14:05


10778. ジムでの動画撮影に協力して/サイケデリクス研究のアイデア


時刻は午後6時に近づいてきている。今、雨は止んでいて、静かな夕方の世界が目の前に広がっている。午後に書籍の受け取りに出かけた際には雨が降り始めていたが、ジムに行く頃には霧のような雨に変わり、ジムから帰る頃にはもう雨はすっかり上がっていた。


今日はジムのインスタグラム上で共有する動画撮影を手伝った。パーソナルトレーニングの紹介を兼ねて、トレーナーのエリーザが1つ1つのメニューを解説するのに合わせて、自分が動きを行うことを行って動画撮影に協力した。それを1時間弱ぐらいかけて行い、その後にパーソナルトレーニングを行った。合計で2時間ぐらいのトレーニングになり、最後の方はかなり疲労が蓄積していたようだったが充実したトレーニングだった。ウォーミングアップをしっかり行ったことに加えて、クールダウンもしっかりと行い、帰ってからすぐにシャワーを浴びただけではなく、寝る前にもゆっくりと浴槽に浸かって筋肉をほぐそうと思う。


ジムに行く前にもサイケデリクス関係の書籍を読んでいたのだが、その書籍が精神分析の観点と現象学的な観点からサイケデリクス体験を紐解いていたので興味深く読み進めていた。そこで芽生えたアイデアとしては、自分の強みは発達心理学の観点とアプローチなので、サイケデリクス体験をそのレンズを通じて研究することは必ず行ってみたいと思っていた。その際に、自分でデータを集めることは持ち路のこと、それだけではなく、サイケデリクス体験については色々な書籍で興味深い体験談が随所に掲載されており、それを質的データとして活用することも十分に可能だと思った。すでに出版されている書籍に掲載されている体験に対して発達心理学のレンズで分析してみる形で論文を執筆することをまず行い、そこからは自分で構造的インタビューをデザインしてデータを集めていきたいと思う。今のところ発達測定としては、スザンヌ·クック=グロイターやジェイムズ·ファウラーなどの古典的な発達モデルに立ち返ることを考えている。カート·フィッシャーやレクティカの測定モデルでも十分に研究できるが、サイケデリクス研究においてはまずは自我の発達領域や霊性の発達領域に注目する方が研究がしやすいだろと思われるので、すでにデータ収集と分析の方法論が確立されているそれらの領域にまずは焦点を当ててみたいと思う。そのようなことを考えながらジムに向かっていた。フローニンゲン:2023/8/24(木)17:53

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