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10753-10757: フローニンゲンからの便り 2023年8月20日(日)



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タイトル一覧

10753. 今朝方の夢/スピリチャル·メディスンとしてのサイケデリクスの活用

10754. 今朝方の夢の続き

10755. カンナビスの種から芽が少し出て

10756. 娘の名前が決まって/今朝方の夢の続き

10757. 夏輝の調理方法/「素晴らしき、きのこの世界」を実感して


10753. 今朝方の夢/スピリチャル·メディスンとしてのサイケデリクスの活用


時刻は午前7時を迎えた。今、小鳥たちの鳴き声が静かに聞こえてくる。朝空は美しく輝いていて、今日の天気の良さを予言している。今の気温は14度と肌寒いが、日中は24度まで気温が上がるようなので、午後には半袖になって過ごせるかもしれない。それまでは長袖·長ズボンを着用しておこう。今日から4日間は今日と同じような最高気温·最低気温の日が続くらしい。しかし、それ以降は気温が下がり、最高気温は20度に達しなくなるそうだ。今年の夏は本当に冷夏だったように思う。ここから秋になり、冬に入った時の気候がどのようになるのかが気になるところである。


今朝方の夢をいつものように振り返っている。夢の中で私は、ジョン·エフ·ケネディ大学時代の親友のジョハンと一緒に外国の街の中心部にいて、そこで道ゆく人たちにサイケデリクスに関するレクチャーをしていた。一般人のサイケデリクスリテラシーは高くなく、その状況を鑑みて、私たちのようなそれを専門に研究する人たちが公共の場でサイケデリクスについて語ることは啓蒙活動となり、大衆のサイケデリクスリテラシーを高めることにつながると思ったのである。ジョハンと私は、まず様々な種類のあるサイケデリクスについてそれぞれの種類ごとに解説をしていった。摂取方法や服用量ごとの心身への影響などについても言及していった。ジョハンと私の解説の多くは、科学的な事実に基づくもので、哲学的·神学的な話はほとんどしていなかった。そうした話ができるためには、まず科学的な下地が必要だと判断したのである。そのような場面があったことを覚えている。


この夢を受けてふと、ウィリアム·ジェイムズが述べる自らの「病んだ魂」が様々な実践を通じて治癒されてきたことに意識が向かった。その中でもサイケデリクス体験は自分の魂の治癒に不可欠のものだったように思う。その体験は、意識研究に関するパンドラの箱を開けた。今、「スピリチャル·メディスン」としてのサイケデリクスの活用に研究者が注目し始めている。現代人の病んだ魂の治癒に向けてのサイケデリクス研究という現代的な意義を見出しながら、今日もまた旺盛に学術書を読み進めていこうと思う。フローニンゲン:2023/8/20(日)07:27


10754. 今朝方の夢の続き


キッチン側の木の上で小鳥が小刻みに鳴き声を上げている。その姿は確認できないが、きっと可愛らしい姿をしているのではないかと想像される。人間にはこうした想像する力があり、それが人生に喜びと楽しさを与えてくれる。そうした良い想像力をこれからも育んでいきたいと思う次第だ。


今朝方の夢の続きを振り返り、アニマルフローの実践をして朝の読書に取り掛かり始めよう。


夢の中で私は、壮大なビジョンを知覚していた。そのビジョンは1つの物語になっていた。私は見慣れない惑星のクレーターの上のマットの上で目覚めた。目覚めた瞬間に、朝空なのか夜空なのか時間が分からなくてどちらか分からないが、見事な星空が見えた。マットの上で上半身を起こして辺りを見回すと、クレーターの上にマットが至るところに敷かれていて、その上にたくさんの人が寝ていた。きっとこれから彼らも目覚めるのだろうと思ったら、突然その惑星の都市にいた。その都市で私はミッションを課せられていて、それを遂行しようとしていた。私には数人の仲間がいて、彼らとミッションを遂行することになっていた。彼らと私は戦闘の特殊部隊に所属していて、戦闘能力は高く、ありとあらゆる武器を使うことに長けていた。都市の中の煉瓦造りの一軒家で立てこもり事件があり、その解決に向けてまずは乗り出した。すると人質を取った犯人もまた戦闘能力に優れている特殊部隊の元隊員らしく、私たちは慎重にアプローチをすることにした。まず2人の仲間が犯人の気を逸らし、それを受けて3人の仲間が建物に侵入した。私は犯人の様子を望遠鏡で遠くから眺め、中での様子を逐一仲間に知らせることを行っていた。3人の仲間が無事に建物に侵入したことを受けて、犯人を捕まえ、無事に人質を解放できるだろうと思った。するとまたしても時間と場所が変わり、今度は泉が湧いている城の中庭にいた。そこは神聖な雰囲気を放っていて、次のミッションは何かと考えていた。しばらくすると、白いベールに包まれた女神のような存在が現れ、ミッションの完遂を私に告げた。そして、最初に私が目覚めたクレーターの記憶を呼び覚ましてくれた。実はその時までは自分がこの惑星の上で目覚めた記憶が無くなっており、完全にこの惑星の住人だと思って様々なミッションを遂行していたのである。女神のような存在に自分の記憶を取り戻してもらったことによって、自分は違う惑星から来たのだという驚きがあった。その驚きはかなり大きなもので、最初はそれを理解するのに少し時間がかかった。しかし、今こうして記憶を取り戻し、全てのミッションを終えたことによって、自分は元いた惑星に帰ろうと思った。そのような夢を見ていた。自分がこの惑星の住人ではなかったことを知った時の衝撃は相当に大きかった。また、クレーターのマットの上で目覚めた時に最初に目に飛び込んできた星空の美しさは見事であった。夢から目覚めた今でもそれらの記憶が鮮明に残っている。フローニンゲン:2023/8/20(日)07:41


10755. カンナビスの種から芽が少し出て


朝日の輝きが増し、穏やかな日曜日の朝の世界がとても美しく感じられる。今朝はほとんど風がなく、時折やって来るそよ風に木々の葉がそっと揺れていているぐらいだ。


今日は夕方に、先日CBD専門店の店長のヘンザさんから頂いたカンナビスの種を鉢に植えてみようと思ったが、届けられたカンナビス百科事典のページをめくって、カンナビスの栽培方法を調べてみたところ、種植えは待ったほうがいいと思った。今参考にしているのは“The Cannabis Encyclopedia”というハードカバーの図鑑で、屋内·屋外の栽培方法について事細かな情報を掲載している。それによると、種の仕組みを考慮すると、種を水の入ったコップの中に一晩浸し、酸素と水分を種の中に送ることによって発芽を促すとより早く育てることができるとのことだった。今朝方起きて確認してみたところ、驚いたことに、種の殻から白っぽい目がほんのわずか出ているのに気づいて嬉しくなった。ここからすぐに鉢の土の上に植えるのではなく、もう数日間ほど工夫をする必要があると図鑑に情報が書かれていた。何やら、お皿の上に水で湿ったペーパータオルを敷き、その上に種をそっと乗せ、その上にさらにもう1枚水で湿ったペーパータオルを載せて、ペーパータオルが乾かないように1日何度か湿らせることを数日間続けると、殻から完全に芽が出てくるとのことだった。その状態になってから土に植えると効率的に育てることができるとのことである。なので今朝方に起床した時に、すぐにそれを実行した。ここから数日間様子を見て、芽が完全に出てきたら鉢に植えようと思う。一応夕方には鉢に石と土を入れておき、芽が出てきた時にすぐに植えられるように準備をしておく。


基本的にこのカンナビスは観賞用だが、カンナビスにも生命サイクルがあって、生命を終えるのであれば、どこかのタイミングで収穫をする必要があると思った。今のところは、育てたカンナビスを食してみたいと考えていて、食べ方についてもその図鑑に掲載があるので今から調べてみたいと思う。


図鑑を眺めてみて驚いたのは、てっきり植物は両性偶有だと思っていたが、そうではなく、カンナビスにはちゃんと性別があるようだった。ヘンザさんから頂いた種は雌のカンナビスのようだった。ヘンザさんから愛情を持って育てるようにと言われていることもあり、このカンナビスに女性らしい名前を付けようかと思う。本当に我が子を育てるような気持ちになっていることが大変微笑ましい。子育ての仕方に奮闘するのと同じく、カンナビスの育て方の情報を集め、試行錯誤をしながらこれからこの1粒の種を大事に育てていきたいと思う。愛情を持って娘を育てるような気持ちだが、それを最終的には食すというのもまた何か複雑な気持ちにさせるが、それはそれで神聖な感じもする。フローニンゲン:2023/8/20(日)08:23


10756. 娘の名前が決まって/今朝方の夢の続き


今し方コーヒーを煎れながら、育て始めたカンナビスの名前を何にしようかと考えていた。人は人間の子供に名前を付け、ペットにも名前を付ける。クリプキの名指しと必然性の考え方を待たずして、名付けるという行為の重要さとその力を思う。さて、近所のCBD専門店の店主のヘンザさんから頂いた種の正式名称は“Watermelon Ice Gold”と言う。日本語に翻訳すれば、「冷たい金色の西瓜」となるだろう。そこからこの種が雌であることを考えて、どのような名前を付けたらいいかと考えている。まさに生まれてくる娘の名前を真剣に考えている心境だ。あまり長過ぎず、発音しやすくて覚えやすい名前がいいだろう。夏の時期にこの種を受け取り、西瓜は夏の風物詩でもあるので「夏」という文字を入れるのが良いだろうか。また、「金」という文字は輝きを象徴しているように思えるので、「輝」という文字を用いるのが良さそうか。2つの文字を組み合わせると、「夏輝」となり、日本語読みでは「なつき」とすれば、女性らしい名前になる。今のところ、この名前が一番しっくりくるので、今日から芽を少し出した種の名前を「夏輝(なつき)」と呼ぶことにしたい。今、夏輝はお皿の上の水に湿った2枚のキッチンペーパーに包まれて眠っている。


娘の名前が決まったところでふと、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、現在スペインで活躍するサッカー日本代表の若手の選手と、彼よりも少し年上の代表選手が格闘ゲームで対戦している様子を眺めていた。私は2人と知り合いで、時々Zoom越しに話をする仲だった。ひょんなことから2人が格闘ゲームで対戦することになり、その観戦を楽しんでいた。3本先取の戦いは緊張感に満ちていて、2人は代表の試合と同じぐらいに真剣な表情をしていた。それを見て、私も黙って真剣に観戦しようと思った。最初の試合は拮抗していたが、まずは若手の方が勝利し、次の試合は年上の方が勝利した。そしてその次の試合もまた年上の方が勝利し、いよいよもう1勝したら年上の方の勝ちが確定する局面を迎えた。最後になるかもしれない試合でも年上の方が試合を有利に進め、若手の方は絶体絶命のピンチを迎えた。ところがそこから奇跡的な逆転勝利を収め、次の試合も若手が勝利して、結果先に3本勝ったのは若手の選手だった。試合後、2人はお互いの戦いを称え合うというスポーツマンシップ的な側面を見せていて、とても清々しく思った。フローニンゲン:2023/8/20(日)08:50

10757. 夏輝の調理方法/「素晴らしき、きのこの世界」を実感して


時刻は午後5時半を迎えようとしている。早朝から午前中にかけては寒さを感じていたが、今日は昼過ぎから気温も上がり、夕方のこの時間帯は暖かさを感じている。


今朝方にカンナビスの芽が出ていたことを喜び、その後カンナビス図鑑を読み進めていたのだが、今のところ、育って成熟を迎えた夏輝は、収穫後、葉っぱや茎を煮てココナッツオイルと混ぜる形で、カンナビス·ココナッツオイルを作りたいと思った。灰汁を取って、煮た煮汁がオイルとなり、そこにまろやかな味を加える意味でココナッツオイルを加える調理方法について図鑑に掲載されていたので、無事に夏輝を育て上げることができたら、そのように調理をしてみたいと思う。それまでは夏輝を鑑賞することを楽しむ。


午後に成人発達コラボラジオの収録を終えてからは、再びサイケデリクス研究に向けて学術書を読み進めていた。その中でもNetflixの『素晴らしき、きのこの世界』という素晴らしいドキュメンタリーでも有名な菌学者のポール·スタメッツ教授の書籍を食い入るように読み進めていた。そこに掲載されていた写真の中で印象的だったのは、宇宙のダークマターが菌のようなネットワークを形成していたことであり、ハリケーンの上空写真もまたキノコの渦巻く姿とそっくりだったことである。このように自然界には、いや宇宙は菌類のようなネットワーク構造をフラクタル的な性質として内在させているのだと思わされた次第だ。その他に興味深い記述として、以前にも言及したことのある「霊芝(れいし)」と呼ばれるキノコが中国、韓国、日本の古い芸術作品の中に描かれていることである。文学としては、『日本書紀』の中には「芝草」という名で記載されているとのことだ。そもそも「霊芝」という名称に惹かれるものがある。霊の芝、ないしは芝の霊という作りになっている点に思わず注目してしまう。


結局今日も今のところ、サイケデリクス関係の書籍を10冊ほど注文することになりそうだ。これで今月は150冊の学術書を購入したことになり、そのうち140冊が直接的にサイケデリクス研究に関係する文献である。ここからのサイケデリクス研究の進展が楽しみでしょうがない。フローニンゲン:2023/8/20(日)17:33

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