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10670-10674: フローニンゲンからの便り 2023年8月1日(火)



その他のカリンバ即興演奏曲はこちらからご視聴いただけます。

8617個のピアノ曲・箏曲の全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。


下記のアートギャラリー(Instagram)より、本日のアート作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。


成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10670. 書籍の一括注文に向けて

10671. 今朝方の夢

10672. この夏の書籍の一括注文を終えて

10673. メルヴィンとの対話より

10674. 文化的ミームとしてのトランスヒューマニズム/中今の音楽的自己を記録する即興演奏作曲


10670. 書籍の一括注文に向けて


時刻は午前7時を迎えようとしている。就寝中にどうやら雨が降っていたようで、木々の葉に水滴が付着している。今は朝日が雲間から差し込んでいて、その水滴が輝いている。今は雨が止んでいるが、どうやら今日は午前中から夕方にかけて雨が降るらしい。特に午前中から昼過ぎにかけての雨は強いらしく、正午過ぎからは強い雷が落ちて来るという予報が出ている。午後から散髪に出かける予定なので、その頃には雷が収まってくれていることを祈る。気温に関して言えば、今の気温は15度で、日中は18度までしか気温が上がらない。散髪に出かける際には上にカーディガンを羽織って出かける必要がありそうだ。


昨日ジムから自宅に戻っている最中に、以前より気になっていたビーガンのレストランに目が止まった。今後ジムでトレーニングをした月曜日か木曜日の夕食はそのレストランでテイクアウトしてもいいかもしれないと思った。改めてウェブサイトを調べてみて、テイクアウトできるかどうかを確かめてみよう。その時に、ビーガン用のメニューであってもタンパク質が豊富なものかどうかを確認しておきたい。


今日は午前中に少々読書を行ってから、この夏の書籍の一括注文を行いたい。今のところ、公共政策関係の書籍を中心に購入していく予定である。メタ倫理学や応用倫理学に関する書籍も一括注文をしようと思っていたが、以前購入した書籍で随分とそれらの分野に関する概要を知ることができたので、とりあえず今回の一括注文では、公共政策関係で購入したいものに絞り、それらを全て注文しようと思う。具体的な分野としては、科学とテクノロジーに関する公共政策についての書籍、さらにはAIに関する公共政策についての書籍はできる限り全て購入して目を通しておこうと思う。フローニンゲン:2023/8/1(火)07:08


10671. 今朝方の夢


時刻は間も無く午前8時を迎える。この日記を書き終えたらモーニングコーヒーを淹れて、本格的に朝の活動に取り組み始めよう。


今朝方は1つ印象に残る夢を見ていた。夢の中で私は、見慣れない外国の町の郊外にいた。そこにはサッカースタジアムがあり、どうやらこれから試合を観戦することになっているようだった。スタジアムに向かってゆっくりと歩いていると、小柄な外国人男性と歩く方向が一緒で、目が合って向こうがにこやかに微笑んだので話しかけてみた。すると、その男性もスタジアムに試合を見に行くとのことだった。彼は日本のサッカーチームについても詳しく、どこからそれだけの情報を仕入れているのだろうと思うぐらいによく知っていた。しばらく話しながら2人で歩いていると、その男性の友達数人がスタジアムの前で待っていて、そこで彼らとも立ち話をした。彼らもまた日本のサッカーチームについてよく知っていて、こちらを驚かせた。


スタジアムに入ろうとしたら、小中高時代の友人と高校時代の友人に出会い、彼らと一緒にスタジアムに入ろうと思った。2人は共にサッカー部で、今からの試合を参考にしてプレーに磨きをかけると意気込んでいた。まずはスタジアムの地下1階に行って荷物を預ける必要があったので、地下に降りていくと、そこにいくつかの部屋があった。部屋は大学の教室のような作りになっていて、そこではなんと試験が行われていた。試験監督の先生らしき人と学生がたくさんいて、みんな真剣な表情をしていた。その部屋の隣は誰もいなかったが、どうやらそこでもこれから試験があるようだった。なんと自分もその試験を受けなければいけないことになっているらしく、慌てて準備に取り掛かった。まずは席を確保しないといけないと思って、とりあえず空いている前列の真ん中の席に腰掛けた。すると、自分の筆箱の中身が長机に散らばっていることに気づき、すぐにそれを片付けないといけないと思った。筆箱には細かい紙屑が大量に入っていたらしく、それが長机の下に散乱していた。これは拾い上げるのが大変そうだぞと思っていると、小中学校時代の女性友達(YN)が横にやって来て、拾うのを手伝ってくれた。彼女の手伝いには本当に助かり、そのおかげで見る見るうちに紙屑は綺麗になっていった。すると、さらに小中学校時代の友人(SH)が現れて、彼も手伝ってくれるのかと思いきや、彼は単に私たちに話しかけているだけで何も手伝ってくれなかった。試験開始まで時間がなかったので、彼に話しかけられるのは正直煩わしく、話半分で彼の話を聞きながら、引き続き紙屑を拾っていった。なんとか紙屑を拾い上げると、そこでふと試験開始前にトイレに行っておかないと行けないと思い、手伝ってくれた彼女にお礼を述べて、すぐにトイレに向かった。トイレは教室の真ん前にあって、すでに多くの生徒が出た後だったので空いているように見えた。助かったと思ってトイレのドアを開けたところで夢から覚めた。フローニンゲン:2023/8/1(火)08:11


10672. この夏の書籍の一括注文を終えて


小雨が降ったり晴れたりを繰り返す形で午前中の時間が過ぎていった。つい今し方、この夏の書籍の一括注文を終えた。確か昨年の夏は200冊近くの学術書を一気に購入していたように思うが、今年の夏は購入したい学術書の数が減っていて、今回は結局19冊ほどの注文となった。すぐさま読みたい書籍が見つかればその都度購入していたが、少し優先順位が落ちるものについては夏に一括注文するようにしているのがここ数年の習慣である。もう1つ購入したい書籍があったが、それは秋以降にペーパーバックが出るようなので、それまで注文を待っておこうと思った。


今回は、公共政策に関していくつか重要な書籍を購入することができて嬉しく思うし、サイケデリクスの哲学やサイケデリクスを取り巻く政治に関する書籍とも出会うことができたのは嬉しいことであった。後者に関しては、これまではサイケデリクスに関する科学研究を扱った学術書ばかりを読んでいたが、サイケデリクスに関する哲学的な考察を行っている興味深い書籍を数冊見つけたことは幸いであった。


その他にも、トランスヒューマニズムと神学を架橋するような分野として「神経神学(neurotheology)」というものがあり、その分野についても書籍を購入することにした。この分野は、脳神経科学と神学を統合したものである。今後神学大学院で同種の研究テーマについても探究する可能性があるし、非常に興味深い分野だと思ったのでその書籍を購入した次第だ。


オランダ、イギリス、アメリカのアマゾンをそれぞれ比較し、オランダのアマゾンから17冊、イギリスのアマゾンから1冊、アメリカのアマゾンから1冊の書籍を取り寄せることになった。下記に今回注文した書籍を備忘録がてら記載しておく。


1. The Art and Craft of Policy Analysis: Reissued with a new introduction

2. Algorithms for the People: Democracy in the Age of AI

3. The Psychedelic Policy Quagmire: Health, Law, Freedom, and Society

4. Noumenautics: Metaphysics - Meta-Ethics - Psychedelics

5. Philosophy of Psychedelics

6. Philosophy and Psychedelics: Frameworks for Exceptional Experience

7. Modes of Sentience: Psychedelics, Metaphysics, Panpsychism

8. The Politics of Ecstasy

9. The Ethics of Generating Posthumans: Philosophical and Theological Reflections on Bringing New Persons into Existence

10. Principles of Neurotheology

11. Neurotheology: How Science Can Enlighten Us about Spirituality

12. Practical Ethics and Profound Emptiness: A Commentary on Nagarjuna's Precious Garland

13. Metaethics: An Introduction

14. Contemporary Metaethics: An Introduction

15. An Introduction to the Policy Process: Theories, Concepts, and Models of Public Policy Making

16. Theory and Practice in Policy Analysis: Including Applications in Science and Technology

17. The Politics of Innovation: Why Some Countries Are Better Than Others at Science and Technology

18. The AI Policy Sourcebook 2020

19. Ethics and Public Policy: A Philosophical Inquiry

フローニンゲン:2023/8/1(火)11:11


10673. メルヴィンとの対話より


時刻は午後3時半を迎えた。早朝の天気予報が良い方向に裏切られ、今日は午前中から晴れ間が広がっていて良い天気だった。先ほど散髪から帰って来たのだが、散髪に行く際には肌寒くてカーディガンを羽織っていたが、帰る頃にはカーディガンを脱いで半袖で帰れるほどだった。今の気温は20度で大変心地良い。早朝の予報では今日の最高気温は18度だったが、今この瞬間の20度が最高気温のようだ。


今日も親友かつかかりつけの美容師のメルヴィンとの対話はとても充実していた。何やらメルヴィンは本日ラップを始めてからちょうど1年とのことであり、その記念日を一緒に祝った。メルヴィンは常にビギナーズマインドを忘れず、この1年間楽しみながらフリースタイルラップに没頭しており、1年とは思えないほどにラップの技術が進歩していることに改めて驚いた。とにかくチャイルドマインドを忘れず、ジャッジメンタルマインドを脇に置いて、心の底から楽しんでその実践に従事すると、1年で大きく進化を遂げるということを改めて学ばせてもらった気がする。


その他に印象的だったのは、メルヴィンが以前にマッシュルームのマイクロドーシングを行っていたことを思い出し、ちょうど自分もマイクロドーシングを行っているのでそれについて尋ねたことである。メルヴィンは最初にシロシビンが含まれたマッシュルームのマイクロードーシングから始め、その後にサイコアクティブな成分が含まれていない山伏茸のマイクロードーシングを行っていた。偶然にも自分が今摂取しているのが山伏茸で、同じウェブサイトから同じ製品を購入していたことにも驚いた。マイクロドーシングに関する自分の学習·実践プロセスとしては、山伏茸のマイクロドーシングを2ヶ月続けた後に少しインターバルを取って、その後に5種類のマッシュルームのマイクロドーシングを行うか、その前にシロシビンを含んだマッシュルームのマイクロドーシングを行うか検討している最中である。メルヴィン曰く、シロシビンを含んだマッシュルームのマイクロドーシングは、より思考が拡散的·創造的になり、山伏茸のようにサイコアクティブな物質が含まれていないマッシュルームのマイクドーシングは集中的な思考が実現されるとのことだった。確かに後者に関してはそれを体感している。メルヴィンの体験談をもとに、次のマイクロドーシングで何を摂取するのかを吟味したいと思う。フローニンゲン:2023/8/1(火)15:50


10674. 文化的ミームとしてのトランスヒューマニズム/

中今の音楽的自己を記録する即興演奏作曲


時刻は午後7時半を迎えた。今、燦然と輝く夕日を拝んでいる。日照時間のピークはもう過ぎ去り、午後10時まで明るかったのは少しばかり過去のことになった。ここ最近は午後9時半には随分と暗くなっている。それでもまだそれくらい日が出ている時間は長い。ここから毎日着実に日が出ている時間は短くなっていく。しかし、その分だけ自分は着実に自らの取り組みを前進させていくことができるだろう。天体の運行に従って、自分は絶えず己の取り組みを牛歩のように少しずつ確実に進めていくのだ。


午前中にトランスヒューマニズムの書籍と発達理論と政治を絡めた書籍を読み終えた後に、改めてメタモダニズムの文化思想を牽引する文化的ミームとしてトランスヒューマニズムを位置付ける自分がいた。科学とテクノロジーに立脚したトランスヒューマニズムは、それ以外の思想運動にはないような形で新たな文化思想を育んでいく牽引役になるだろう。ポストモダニズムの後に続くメタモニズムの思想を具体的に引っ張っていくのかがトランスヒューマニズムの1つの役目なのだと思う。


夕方にカリンバの即興演奏作曲実践をしているときにふと、この実践が、中今の、すなわち今ここにおける自分の感覚を音のメモとして書き留めておくような行為なのだと直感した。それは自己という音楽的存在に関する音楽的な記録なのだ。1つ1つの曲は備忘録的でありながら、同時にそれは唯一無二の記録となる。それは音楽的メモと呼んでもよく、自らの中今の顕現を記録するメモを取り続けていこうという思いを新たにした。今からまた少しカリンバでの作曲実践に従事したい。フローニンゲン:2023/8/1(火)19:40

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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