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10460-10464: フローニンゲンからの便り 2023年6月9日(金)



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タイトル一覧

10460. 今朝方の夢

10461. 今朝方の夢の続き

10462. 本日の問題演習を振り返って

10463. 夏日の中で始めた新たな試み

10464. バイオダイナミクスの店を見つけて/基礎と即興性の双方を高める練習法を見つけて


10460. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えた。今朝は早朝から朝日が燦然と輝いていて、大変気持ち良い。小鳥たちも朝日を目一杯浴びで喜びの歌を歌っている。そよ風も心地良さそうに大地を通り抜けている。空には雲が一切なく、今日も晴天に恵まれる。今の気温は12度と肌寒いが、今日は日中に26度を越すほどの気温になる。ちょうど午後に中央市場に行って買い物をしていこようと思っていたので、外出の際には暖かさを感じられるだろう。26度ほどの気温であればもう半袖で外出するのがいいだろうと思う。明日からも数日間は25度を越す日が続く。明後日に関しては28度ぐらいまで気温が上がるようなので、それはもう完全に夏日である。朝夕はまだ冷えるが、もう冬は終わりを告げ、完全に新たな季節に入ったことを実感する。


さて今日もまたGRE対策を午前中に進めていこうと思う。ETSのオンラインの対策講座のverbalの20問1セットの模擬試験を解くことは今日の中心的な課題となる。3時間を超す模擬試験を水曜日に解いたばかりなので、問題を解いていくタイムマネジメントの感覚が強く残っている今、フルセットではないが、1セットほどの問題を解くことを通じてその感覚をさらに磨きたいと思う。ここからはもう新しい問題を解くことはさほどなく、残ったフルの模擬試験を来週の水曜日に解き、フルセットではない形で残っている模擬試験の2つのセットを大切に解いていこうと思う。あとはもう復習をしていくことが重要だ。過去間違えた問題にもう一度取り組んでいくことがここからの大切なプロセスになる。


今朝方は夢の中で、学校のトイレのいじめの現場に居合わせていた。いじめはすでに行われていたわけではないが、これからそれが行われようとしており、小中学校時代の自分の親友がいじめの対象になっていたのでいじめを止めに入った。いじめをしようとしていた連中も同学年の生徒で、彼らは陰湿ないじめをしようとしていたのではなく、最初は親友をからかうぐらいの感じだった。しかしそれが徐々に過激なものになっていき、最後にはバケツに入れた水を彼にかけようとし始めたので、そこから自分は止めに入った。連中は自分が彼をいじめることに加わらなかったことに対して面白くなさそうにしていたが、自分が真剣にいじめを止めに入ったので、その勢いに押され、彼らはどこかに消えていた。親友の彼は笑顔で私にお礼を述べると夢の場面が変わった。


その他にも、見慣れない場所で別の親友(SI)とバス停に向かって走っている場面があった。どうやら修学旅行か何かでその地に来ており、バスの出発時間が迫っていたので、焦ってバス停に向かった。バスは広い停車場の1番乗り場に止まっていることを知っていたのでそこに向かったが、1番乗り場がすぐには見つからずに焦った。すると右手の方にちらりと1番乗り場の表示が見えたので、彼に告げで、すぐさま方向を変えて1番乗り場に向かった。無事にバス停に到着すると、スマホからチケットを運転手に見せようとした。すると運転手はまだおらず、それほど焦る必要はなかったかもしれないとその時に思った。バスには空席がまだあり、バスの中には同じ学年の友人たちが思い思いに座っていた。私は真ん中あたりの席に座ることにした。特に座席は指定されていなかったが、クラスの人間関係から自然とそれが反映されるような座席になっていることが察せられた。私は一緒に走ってきた親友と隣合わせになって座り、走って少し疲れたので仮眠を取ることにした。フローニンゲン:2023/6/9(金)06:49


10461. 今朝方の夢の続き


朝の静けさを味わっている。時がゆっくりと進行し、時計の針は午前7時に近づいている。木々の葉がそよ風に揺れる様子をぼんやりと眺めていると、心が寛いでいく。きっと脳波はアルファ波になり、安らぎと創造性をもたらしてくれる状態になっているのではないかと思う。


先ほど今朝方の夢を振り返っていたが、夢にはまだ続きがある。夢の中で私は、学校の文化祭の際に放送する動画の撮影担当になっていた。撮影をするのは自分ではなく、監督のような立場で編集された動画へコメントをしたりすることが求められていた。最初に完成した動画を見た時に、最初のパートの編集に違和感を感じた。1人ずつ女子生徒が現れ、彼女たちが様々な場所で自己紹介をしていくのだが、特に海辺で自己紹介をする女子生徒を映した動画に違和感を感じ、そうした違和感だらけの動画がつぎはぎされた作品を完成品として納めるわけにはいかないと思った。自分の上にはさらに作品を吟味する先輩がいて、その方によしと言ってもらえなければ、実際の文化祭でその動画が上映されることはなかった。改めて各担当の撮影者に動画の取り直しや編集の見直しをお願いし、とりあえず今の段階の作品を先輩に見せに行くことにした。先輩に作品を見せたところ、作品の途中でいきなり私を地面に押し倒し、上に乗っかって殴りかかろうとした。先輩は相当に怒っていて、こんな作品は文化祭で上映することはできないと述べた。先輩の怒りもわかるような気がしたが、とりあえずなぜこのような状態の作品になっているのかの説明をしたところ、先輩は少し納得したようで、今取り直しや再編集を行なっている最中であると述べると、先輩の怒りは完全に収まった。自分でもなぜこのような低い完成度の作品が出来上がってしまったのか疑問に思っていて、引き続き作品を磨いていくことをしていこうと思った。


それ以外には、山間で行われる学校行事の一環であるマラソン大会に出場しようとしていたものである。大会は午前中にスタートするため、朝食に何を食べるかはとても重要で、走っている最中にエネルギーが枯渇しないようにする必要があった。私は栄養のあるものをいくつか食べ、大会の会場に到着すると、そこで学年で一番背の高かった友人が立って朝食を食べていた。彼に話し掛けると、彼は食べていたエネルギーバーのようなものを私に分けてくれた。自分は朝食を食べて来たが、朝食は軽めだったので、大会が始まる前にそのエネルギーバーを食べておけば、走っている最中にエネルギーが枯渇することはないかと思った。今年は最後のマラソン大会ということで気合いは入っていたが、最初からあまり飛ばし過ぎないようにする必要があるかと思った。10番から7番ぐらいでゴールすることができれば御の字かなと思ったところで夢から覚めた。フローニンゲン:2023/6/9(金)07:06


10462. 本日の問題演習を振り返って


つい先ほどverbalセクションの模擬試験を1セット解き終えた。30分で20問を解くことにも慣れて来たが、時間的な余裕はやはりない。残り2問の段階で5分ほどの時間があったので最後の2問をゆっくりと解こうとしていると、最終的には4秒前に最後の問題に解答する形となった。結果として、20問中16問の正解となり、8割の正答率となった。過去2回の模擬試験でもそのくらいの正答率であったことを思うと、今の自分の実力はそれくらいなのだろう。もちろん本番で8割取れたら御の字であり、8割の正答率はそのまま8割のパーセンテージを意味しない。8割の正答率があれば、90%ぐらいのパーセンテージとなり、上位10%ぐらいに入れるはずである。数日前の模擬試験では92%のパーセンテージだったかと思う。本番では8割をとにかく正解できるようにタイムマネジメントをしっかり行っていきたい。今回のセットの反省としては、最初から少し考えさせられる問題にぶつかってしまい、そこに少々時間を使ってしまったことだ。問題の難易度は高くないが、結果としてその問題を間違えてしまったことは大いに反省である。とにかく損切りの意識を持って、難易度の高い問題は程々に解答し、取れる問題を取っていくことを徹底させたい。


個別の問題タイプの反省としては、sentence equivalenceの問題で高難易度の問題を1問間違えてしまったが、これは最後まで文章を読めば容易に正解に辿り着ける問題であり、選択肢のペアを見つけ、そのペアが一見すると正しいかのように思わせる単語が文章の途中にあったことでそのペアを選んでしまったが、文章を最後まで読めばそのペアは正解ではなく、もう1つのペアを選ばないといけなかったことが反省である。このように、text completionにせよ、sentence equivalenceにせよ、やはり最後まで文章を読んでから選択肢を吟味することが重要になることを改めて学ばされた。くれぐれも早とちりをして解答を選ばないようにすることが重要だ。最後に、reading comprehensionの問題ではここ最近はいつも強調しているように思うが、問題は常に著者の主張と文章の構造的理解がきちんと把握できているのかに基づいて構成されているので、一見すると難しそうな問題も、常に著者の主張や文章の構造に立ち返って取り組めば意外と簡単に正解に辿り着けることを再度確認しておこう。今回間違えた問題の中に難易度の高い問題があったが、それもまた実は著者の主張とセンテンスの機能をきちんと押さえておけば比較的簡単に解ける問題だったことが反省である。とにかく著者の主張は何で、それをどのような文章構造を通じてサポートしているのかを日頃から絶えず意識したいと思う。フローニンゲン:2023/6/9(金)08:45


10463. 夏日の中で始めた新たな試み


時刻は午後5時を迎えた。今日は本当に暖かく、フローニンゲンにおいては間違いなく夏日と言っていいような1日だった。朝こそ肌寒さがあったが、昼前頃にはもう暖かさを感じていて、3枚重ね着する必要はなく、ヒートテックも脱いだ。先ほど中央市場に行く際には半袖半ズボンで十分で、道ゆく人たちも同じような格好をしていた。顔には日焼け止めを塗りながらも、散歩を楽しんで適度に日光を浴びることは心身の健康上とても良いことだと思う。市場までの往復の散歩は思考の整理に役に立ち、家の中での探究に煮詰まったら息抜きとして散歩に出かけることは本当に良いことだと思う。


今日からゼミナールのコンテンツとして、洋書を取り上げてそれについて自分の読解プロセスを共有することをし始めた。これが自分の学習にとってもとても有益で、音声ファイルで話すことは良いアウトプットの場になっていて、即興的に話をするものだから脳が刺激され、頭が良く働いた状態で読解を進めていくことができる。そのおかげで文章の理解も進み、記憶の定着にも役に立っている。再来週まではGREの学習を行うための時間を取る必要があるが、GREがひとたび終われば、そこの時間を全て学術書や学術論文の読解に充てられるので、音声ファイルを旺盛に作成していくことができる。即興演奏を楽しむだけではなく、学術的な文献を即興的に読んでいき、それを即興的に解説することの楽しさと喜びにも目覚めた形となり、その方法を見出したことを嬉しく思う。これもまた良き習慣として継続していきたいと思う。


ここから夕食の準備を始めるまでの時間は箏の稽古に時間を充てたい。そして夕食後は、カリンバの即興演奏作曲をまた楽しむ。歌うような即興演奏作曲を心掛け、1つの曲がその瞬間の自分の内面世界における1つの物語を反映している形で曲を作っていく。曲が1つの物語であれば、それを伝えていく構造というものが存在していて、まさに文章と同じく、それぞれのパラグラフに該当するような音の構成群を生み出していくことを心掛けてみよう。それぞれのパラグラフには固有のメッセージがあり、それらの集合が1つの物語を構成していくイメージである。フローニンゲン:2023/6/9(金)17:07


10464. バイオダイナミクスの店を見つけて/

基礎と即興性の双方を高める練習法を見つけて


そう言えば今日は、金曜日の中央市場にはバイオダイナミクスの店がやって来ることを初めて知った。いつもとは違う道を通って、市場の移動もいつも通らない場所を歩いていると、この間祭りの期間に見かけたバイオダイナミクスの店があったので、そこで立ち寄っていくつかの果物とサツマイモを購入した。店の人に尋ねてみると、火曜日は来ないとのことだが、金曜日にはフローニンゲンの中央市場にやって来ることを知ったので、来週から毎週水曜日は必ずこの店に立ち寄って野菜や果物を購入したいと思う。スーパーではなく市場で野菜や果物を買い始めてから、心身の状態がさらに良くなったような気がする。これは人の手を通じて直接的に自分が選んだ旬なものを購入することができることと何か関係しているのではないかと思う。バイオダイナミクスの商品は近くのEkoplazaというオーガニックスーパーで購入できるのだが、こうして直接市場でその農家の人から商品を購入するのとではまたその影響が違うように思える。費用面でもその方が安いことを踏まえると、尚更市場での買い物を積極的にしたいと思う。


先ほど短い時間集中して箏の稽古を行った。夕食後にも時間があれば箏の稽古をしたい。先ほどの稽古では、テクニック集に沿って演奏をしていったのだが、最近はとにかく即興演奏への関心が強いためか、テクニック集の楽譜に従って演奏することが窮屈なことが多く、即興的に演奏したい内発力を抑圧することは健全ではないだろうから、テクニック集の楽譜を見て触発された何かを即興的に音の形にしていくことにした。今後もテクニック集を原材料にしながら、それを見て最初の小節を演奏してみて感じられた何かをもとにして即興的に演奏し、そこから再び楽譜を見て再度喚起されるものを即興的に形にしていけば、即興力を高めつつ基礎的な技術の習得も進むので一石二鳥なのではないかと思った。今後は、テクニック集にがんじがらめになって基礎を繰り返すのではなく、また即興演奏だけをするのでもなく、両者を統合させた形で、テクニック集を開いてまずはそこで記されているモチーフを演奏し、そこから自分でそのモチーフを即興的に発展させていくことを行おうと思った。また、今日の演奏上の工夫としては、左手でベース音を鳴らして、それを根音として和音を構成する形でメロディーラインを即興で演奏していく練習を行った。左手と右手のタイミングを合わせていくことがまだ難しいので、今後はそのタイミングを合わせていくことを意識するのと、美しい和音を奏でるために音の組み合わせを意識していきたいと思う。フローニンゲン:2023/6/9(金)17:39

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