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10331-10334: フローニンゲンからの便り 2023年5月12日(金)



No.4741 朝の魔法(その1)_A Morning Magic (Part 1)


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本日の3曲


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タイトル一覧

10331. 今日とここからのGRE対策

10332. 今朝方の夢

10333. 語彙力と文法の解析能力の強化に向けて

10334. ギアート·ウォーターマン氏の作品に足を止めて/倫理思想の架橋と統合に向けて


10331. 今日とここからのGRE対策


時刻は午前6時を迎えようとしている。目覚めた時から小鳥たちが鳴き声をずっと上げてくれていて、共に新たな1日を祝福しているような気分である。天気予報では今日は晴れとのことだったが、この時間帯は少し霧が出ている。そしてなんと言っても肌寒く、暖房が入って欲しいぐらいだが、自動では入っていない。というのも、そろそろ暖かくなってきたので、一昨日に暖房が自動で入る温度を下げたからである。また再び冬のような温度設定にしたいぐらいだが、今日は日中の最高気温が20度を超えるらしいので、それに期待しよう。来週からもまだまだ冬の時代の終わりとさほど変わらない気温が続く。


それでは今日もまたGRE対策を進めていこうと思う。今日のverbalセクションの対策は、このセクションに特化した公式問題集の続きを解いていく。続きとして、reading comprehension、text completion、sentence equivalence共に難易度だ最も高い問題のセットが残っていて、それらを解いていこうと思う。それが終われば、この問題集に掲載されている3つの模擬試験を毎日1つ解いていく。明日はゼミナールのクラスがあるし、verbal対策は少し休憩をしたかったので明日は模擬試験は解かず、明後日から解き始める。そうすれば、明後日からの3日間で模擬試験を全て解き終えることになるだろう。そこからはETSの公式サイトからオンライン講座を受講し、そこにある600問ほどの問題を解いていきたい。この講座には、オンラインで受けられる模擬試験が2セットあり、しかもそれは本番を想定したものなので、1セットの中にverbalと数学の問題のセットがそれぞれ2つずつある。600問の問題はverbalセクションだけではないが、数学と合わせても十分な量かと思う。今日の数学のセクションの対策としては、公式ガイドブックに掲載されている2つ目の模擬試験のセットを解いていく。それにて公式ガイドブックは1周したことになるので、しばらく寝かせておき、数学に関してもこのセクションに特化した問題集を解いていく。最後に、ライティングのセクションの対策は、引き続き高得点の模範解答の質感をインストールしていくことに集中する。先日に戦略を変え、一言一句全てを音読するのをやめ、今は解答の型を押さえることを意識し、ディスコースマーカーに注目しながら、論理の流れを押さえるようにしている。模範解答を読み進めていく中で、今後のアカデミックライティングの表現を拡張させていくだけではなく、模範解答を精度高く読むことが読解力の向上にもつながるようにしたい。このように、英語も芸術や武術と同じく、意識さえすればいくらでも鍛錬ができるし、その力を無限に伸ばしていくことができるのだ。そのことを絶えず念頭において、今後も貪欲に英語力を向上させていこうと思う。フローニンゲン:2023/5/12(金)06:12


10332. 今朝方の夢


時刻は午前6時半に近づいている。今、雲が晴れてきて、朝日が地上に差し込み始めた。


いつものように今朝方の夢を振り返っておきたい。夢の中で私は、海外旅行を終え、大阪にある大きなホテルに宿泊していた。その日はホテルを出発して、いよいよ自宅に戻る日で、ホテルのレストランで朝食をゆっくり味わっていた。シャトルバスに乗って自宅近くの駅で降ろしてもらおうと考えいたので、バスの時間が気になっていたが、一向にその時間がわからなかった。なので念のため少し早めに朝食を摂り終え、ロビーで待機しておこうと思った。ロビーで待機するにあたって、部屋から持ってきた荷物をそこで荷造りすることにした。荷造りをしながらロビーでシャトルバスを待っている人たちの様子を見ながら、いつ頃出発なのかを知りたいと思った。しばらくすると、エントランスにバスが到着したようで、そこに向かってみると、バスはそこに到着しただけで、いつ出発するかは不明のようだった。もしまだしばらくバスが出発しないのなら、朝食を早めに食べる必要はなかったし、ゆっくりコーヒーを飲みながら勉強ができたのにと思った。もし出発時間がこのままわからないようだったら、レストランがまだ開いているのでレストランに行って、コーヒーを飲みながら読書でもして、次のバスに乗るか、あるいは自力で帰ろうかと思った。そもそもシャトルバスに頼る必要なく、電車でも不便なく帰れると思ったのである。


すると突然、私はホテルの宴会場にいた。なんとそこがTOEFLの試験会場になっていて、大きな宴会場にポツリポツリと数席ほど机と椅子が置かれていて、机の上にはTOEFL用にパソコンが置かれていた。会場には哲学者のザカリー·スタインがいて、ザックとはメールでのやり取りをしたことはあるが、直接会って話をするのは初めてだったので、会話をまず楽しんだ。どうやらアメリカ人のザックもTOEFLを受けることになったらしく、その背景についてはあえて質問しなかった。私もなぜ自分がTOEFLを受けることになったのか、その理由は定かではなかったが、まぁいいかと思って試験を受けてみることにした。すると、ホテルの従業員と思われる女性の方が試験監督を務めるらしく、パソコンを立ち上げてTOEFLの試験準備を始めた。どういうわけか、試験はライティングセクションのタスク1だけとのことだったが、試験時間も短くて済むので有り難かった。試験を始める前に、ザックとライティングの表現について話をしていた。手持ちのノートパソコンを開いて、自分が知っている単語や熟語、さらには文法表現をザックに見せると、ザックはそれに驚いているようだった。どうやら彼でも知らないような単語や熟語を自分は知っているようで、自分のように文法表現についてもそこまで言語化して意識的に使うことはザックでもできていないようだった。それはおそらくネイティブゆえだろう。そのようなことを思いながらいざ試験が始まってみると、タスク1の問題で高得点を取るために不可欠な英語のリスニングのパートで音が全然聞こえてこず、すぐに試験監督の女性に知らせた。音がほとんど聞こえない状況に加え、宴会場にぞろぞろとアフリカ系の子供たちが入ってきて、私とザックの横を興味深そうにじろじろと顔を見ながらニコニコして通り過ぎていき、それに気が散ってしまい、もう問題は解けないなと諦めた。音声の問題もあるし、このような環境では試験は受けられないと判断し、試験監督の女性にTOEFLの試験料の返金について尋ねた。試験を受けられるような環境ではない中でも試験を受け続けるのか、それとも返金をしてもらってまた別の機会に試験を受けるかを考えたところ、そもそもなぜ自分がこの試験を受けているのかの目的を考えてみたときに、自分はTOEFLを受ける必要がないことに気づき、大きな安堵感に包まれた。フローニンゲン:2023/5/12(金)06:37


10333. 語彙力と文法の解析能力の強化に向けて


時刻は午前11時を迎えようとしている。早朝に見せていた霧はすっかり晴れ、青空が広がっている。


午前中のGRE対策は順調に進んでいった。今日は難易度の最も高いとカテゴライズされているセットをverbalセクションの3つのそれぞれの形式に対して演習していった。最も難易度が高いものを選んだにもかかわらず、sentence equivalenceに関しては一問も間違えがなかった。一方、その他2つに関しては誤答があり、reading comprehensionに関してはものすごい時間をかけないと解けないような捨て問もあった。こうした問題が本番で出題されたら、程々に考え、選択肢を絞り込んだらあとはもう思い切って選択肢を選んでいく必要がある。


text completionの問題を解きながら、確かにこの問題形式においてはロジックを活用することが重要な鍵を握るが、とはいえ与えられた文章の単語と文法構造がきちんとわかっていないと解けない問題があることを改めて思った。特に難易度の高いものになってくると、文法構造の把握が重要になり、文章の構造が複雑であったりするので、文法の解析能力が求められる。また、語彙についても意味を取り間違えたり、知らないものがあったりすると空欄に埋めるべき語彙を間違えてしまうことが難易度の高い問題の場合に起こりがちである。語彙力の強化を引き続き行っていき、それに加えて問題演習を通じて文法の解析能力を高めていく。


verbalセクションの模擬試験のセット(25問1セット)を数えてみたところ、あと5つあることがわかった。明日は少しverbalセクションの問題を解くことを休憩し、日曜日から再び問題を解いていく。それらのセットを解いた後に、再び単語の復習を行いたい。単語集の3冊目として購入したものをこのときに一気にレビューしていこう。この単語集は、GREで出題されやすい単語が1535個ほど収められているので、語彙力の強化にうってつけだろう。すでに5周ほどした残り2つの単語集に掲載されていない単語を確認することができることも利点だ。3冊目の単語集も何周か行い、来月に入ったら、それら3つの単語集を本番まで再び繰り返していき、少なくともそれら3冊に掲載されている全ての単語の意味を単語を見た段階で即座に想起できるところまで習熟したい。フローニンゲン:2023/5/12(金)11:01


10334. ギアート·ウォーターマン氏の作品に足を止めて/倫理思想の架橋と統合に向けて


時刻は午後5時を迎えた。今朝方はとても肌寒く、暖房が自動で入っていたほどだが、正午を迎える頃にはすっかり気温が上がり、先ほど散歩がてら町の中心部のコーヒー屋に足を運んだときには半袖で十分であった。以前にも書き留めていたように、気温が10度後半になってくるともうジャケットはおろか長袖である必要もなく、半袖で十分だ。道ゆく人たちも半袖姿で気持ちよさそうに歩いていた。


2種類の浅煎りのコーヒー豆を購入しに町の中心部に向かっていると、以前より注目している「天国の色を与えられた画家」と評されるフローニンゲンを活動拠点にしている画家のギアート·ウォーターマン(Geert Waterman)氏がギャラリーの前の道端にいつものように椅子を出して日光浴をしていた。ウォーターマン氏の絵画はどこか超越的な世界を優しく描いていて大変惹かれるものがある。今すぐにではないが、仮にフローニンゲンを離れることが決定したときには、必ず氏の絵画作品を記念に購入したいと思っている。大きなサイズの絵も大変魅力的なのだが、引越しを考えると、小さなサイズの作品を購入したいと思う。オーダーをして作品を作ってくれるのかも尋ねてみたく、フローニンゲンの思い出をモチーフにした作品を描いてもらうか、氏がすでに描いた作品で良いものがあれば購入したい。本日道端で見かけた、少女が幻想的な原っぱの上で寛いでいる絵はとても魅力的だった。


コーヒー屋に立ち寄った後、近所のスーパーに向かった。その道中に、倫理学研究において自分が行いたいのは、和辻哲郎と川面凡児の倫理思想と欧米の最先端の倫理思想を架橋し、包括的な倫理学的枠組みを構築することだというアイデアが芽生えた。それを実現するためには通過していくべき事柄は多く、道のりは長いが、そこに向けてゆっくりと着実に探究を進めていこう。和辻自身の方法論も参考にしながらその実現に向けて絶えず学びを深めていく。今行っているGRE対策もまた実はそこに至るための大切なステップとなる。フローニンゲン:2023/5/12(金)17:09


本日の自由詩(free verse)

No.2953, Authenticity

Something authentic is awe-inspiring to me.

It is undoubtedly different from derivatives.

Groningen; 07:21, 5/12/2023


No.2954, A Serene Angel

A serene angel is visible.

It is omnipresent, always smiling at us.

Groningen; 11:24, 5/12/2023


No.2955, A Perspicuous Insight

The sky is limpid.

My mind is lucid.

A perspicuous insight emerges naturally and continuously.

Groningen; 13:30, 5/12/2023

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