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103023-10326: フローニンゲンからの便り 2023年5月10日(水)



No.4733 朝光の特権(その1)_The Morning Privilege (Part 1)


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本日の3曲


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タイトル一覧

10323. 今朝方の夢

10324. 交換夢日記の効果/今朝方の夢の続き

10325. GREの目標スコアに到達できる予感を得て

10326. 発達と倫理学を絡めた書籍の執筆に向けて/GREの数学対策


10323. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えた。今、1羽の小鳥がいつもより甲高く鳴き声を上げている。今は雨は降っていないが、雲の表情は雨雲に近いように見える。


今日もまた新たな1日が始まった。新たな世界の幕開けであり、新たな冒険の幕開けでもある新しい1日。今日はどのような1日になるかとても楽しみである。今日は水曜日ということもあって1日中家にいることになるだろうし、その時間も多くはGREの対策に充てる。しかしそれでもなお今日という日が変化に富んで、大いに学びをもたらしてくれるであろうことを予感している。


今朝方の夢を静かに振り返っている。今朝方の夢の場面は、外国の見慣れない町の郊外が舞台になっていた。そこは山を切り開いてできた場所で、道路はよく整備されていた。車の走る道の両側には緑がたくさん見えて、私は道沿いを気持ちよく歩いていた。しばらく歩いていると、これから宿泊しているホテルに帰って、そこからどこか別の場所に飛行機で移動する必要があることを思い出し、急いでホテルに戻ることにした。しかし、その辺りにはタクシーは走っておらず、バスの本数も1時間に1本ぐらいだったのでどうしようかと思った。すると突然、私は厳かな雰囲気を持つ宮殿の中にいた。その宮殿の応接間が闘技場のような作りになっていて、何様式なのかは不明だが、ある時代の特殊な造りの柱が何本も部屋の中に立ってあった。その柱と壁がなんととても柔らかく、その柔らかさは驚くべきほどだった。そこで格闘が行われ、人が壁や柱に激突しても全く痛みが感じられない作りになっていたのである。その柔らかさはゼリーのようであり、弾力性もゼリーと瓜二つであった。しばらくその部屋で壁や柱を眺めていると、数人の外国人の若い女性が部屋の向こうからやって来た。彼女たちはどうやら国籍が異なるらしく、私に笑顔で話しかけてくれたのはインドとヨーロッパのどこかの国のハーフの女性だった。その女性はとても親切で、話も合ったので、しばらくそこで話をした。そして、今夜ゆっくり食事でもしながら話をしようということになったが、私は別の場所に移動する必要があって、そのためのフライトとホテルの予約を既にしてしまっていたのでどうしようか悩んだ。せっかくの機会なので彼女と楽しく時間を過ごしたいと思ったのと同時に、やはり今日中に移動しておきたいという思いがあり、その2つの思いに板挟みになっていた。すると、気づけば私は宮殿の外にいて、外の日陰で数学の確認テストを受けていた。そこには数人ほどの生徒と先生がいて、先生が生徒たちを監視していた。そのテストは英語で行われ、私は全然準備をしていなかったので、問題を解くことが難しくどうしたものかと思った。何か自分が間違った問題を解いているのではないかと思って、周りにいた生徒に確認したが、やはり問題は正しいらしく、問題文の英語表現を掴んでそれを数式に変換したり、英語で数学の照明問題を解くのはなかなか難しかった。すると、自分の鞄の中に答えが書かれたその問題の複製があることに気づき、それをカンニングして問題を解くか、それともほぼ空白で提出するかを悩んだ。そもそも今なぜ自分が何のためにこの確認テストを受けているのかを自問すると、その場にいた先生も生徒も消え、そして確認テストも消えた。それで私はスッキリして、少し予定を変えて、移動をするのは明日にして、しかし夜ではなく夕方から先ほどの女性と会うことにした。フローニンゲン:2023/5/10(水)06:50


10324. 交換夢日記の効果/今朝方の夢の続き


時刻は午前7時を迎えた。依然として日記を向き合っている。その前に先ほど、ゼミナールの皆さんの投稿文章を読んでいた。最近は夢日記を共有して読むということを新たな共同実践として行っていて、そこから様々な洞察をもらっている。またそもそも夢には不思議な治癒と変容の力があり、他の人の夢を読むことによってその力の恩恵も受けているように思う。夢を見て夢を書き出した瞬間に、その客体化された夢の治癒力と変容力が表に出てくると自分は考えていて、そうであればその夢を見てそれを書き出した人が一番その力の恩恵に授かれるはずだが、その人の夢の世界に自分も入っていくことを意識してみると、自分も同様のカタルシスのようなものが得られる感覚がすることがある。もちろん全ての場合ではないが、夢の物語がある一定量ある場合において、その物語空間に浸ると、何か小さな治癒と変容を感じる。そう考えてみると、やはり物語というものに内在している力には改めて驚くし、物語の空間性にも瞠目する。当然ながら時間の経過によって進行していく物語には時間性があるのは言うまでもないが、そこにある目には見えない空間性にも注目をしたいものだ。ここで述べている空間性というのは、何も場面ごとの場所に関する空間性だけを指しているのではなく、それよりもむしろ、物語全体を梱包している箱のようなものとしての空間性を指している。それは夢全体をメタ的に眺めて初めて掴めるような空間性であり、その箱のような空間性がある一定程度の物語によってひとたび形成され、その中に浸ると、自分もまるでその夢を見ていたかのような感覚が想起され、それが治癒と変容に向けた土台になるように感じる。


そのようなことを考えていると、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、実際に通っていた中学校の体育館にいた。そこは古びた体育館で、その日は隣の市の学校を招いてバスケの練習試合をすることになっていた。相手の学校はなかなかの強豪校で、今日は自分たちの実力がどこまで彼らに通用するのかを試してみたいという気持ちがあった。しかしそう思っているのは自分だけのようであり、他のメンバーたちは相手の強さに少し気落ちしているように見えた。なので私は彼らを励ます言葉を掛け、言葉だけではなくアップの段階でプレーを通して相手に向かっていく気持ちを高めていくことを行った。それが功を奏して、練習試合が始まる頃にはもうメンバーは生き生きとした表情をしていた。とは言え、それでようやく土俵に立てた段階なので、実際にこれからどうやって相手チームと戦っていくのかの戦略を立てる必要があると思った。キャプテンとしてそれは事前に立てておくべきものだったのかもしれないが、私は選抜チームで相手チームの何人かとは既に知り合いになっていたので、彼らのプレーの特徴や性格を加味しながら、その場で即興的に戦略を練り、それを実行していくことにした。ところが、顧問の先生が今日の最初の試合はあえて自分が出場しない形で初めてみるのはどうだろうかと述べた。というよりも、先生はそれを強く推奨して来た。何か理由があってのことだろうが、自分が出ないとなった場合、誰がボールを運び、パスを配給するのかものすごく不安になり、その不安はチーム全体に広がった。しかし、確かに自分がでない場合にはみんながどれだけプレーできるのかを見ておきたかったので、先生に言われた通り、自分は最初ベンチスタートすることにした。いざ試合が始まると、案の定、ボールの運び手がおらず、相手に何度もスチールされて得点を重ねられたが、フィールドの仲間は彼らなりに色々と考え、打開策を見出そうとし、途中からうまくボールが運べるようになって来て、ようやく試合が形になって来た。そこでその夢は変わった。フローニンゲン:2023/5/10(水)07:19


10325. GREの目標スコアに到達できる予感を得て


先ほど、GREの公式ガイドブックに掲載されている模擬試験のverbalセクションの問題を解き終えた。本番が近づいて来た頃には、実際に制限時間を設けて、複数のセットを本番同様に連続して解いていく必要があるが、今は1つ1つの問題を大切に解いているフェーズであるということを差し引いて、現状verbalセクションのスコアは162点ぐらいであるという診断が出た。もし本番でこのスコアが取れたら自分にとっては御の字であるが、間違えた問題に関する被験者全体の正答率を鑑みると、あと4問は追加で正解ができたと思い、逆にそれ以外の問題は正解率がかなり低いので、本番でそれらの問題を正解するのはあまり現実的ではないかと考えた。ここからは取れる問題を取りこぼさずに正解していくことを強く心掛けていき、時間を要し、尚且つ正解率が低いと思われる捨て問は勇気を持って捨てていくという心を養っていきたいと思う。仮に4問追加で正解できていれば、verbalセクションのスコアは166点となり、ここまで取れたら本当に十分である。verbalセクションでは少なくとも160点以上を取得し、可能であれば数学のセクションとの合計を330点台に乗せたいところである。せっかく試験を受けるのだから、目標は現実的でありながらもできるだけ高いものにしたい。過去のGRE試験においては、模擬試験でverbalセクションで160点を超えることはあっても、本番でそのスコアを取得したことがないので、今回はとても期待がかかる。引き続き、日々楽しみながら試行錯誤してGREの対策を進めていく。


今は倫理学と美学の研究を本格的に進めたいと思っているが、それはGREの試験が終わってからにしたい。英語空間に相当数存在している倫理学に関する動画を視聴するのはGRE試験を終えてからにし、それまでは隙間時間にGREに関するポッドキャストやGREに関する対策動画を見ていく。verbalセクションにおける自分なりの戦略はもう随分確立されているので、今日からは数学セクションに関する動画を視聴していき、英語での数学表現の記憶をさらにブラッシュアップさせ、英語での数学表現により慣れ親しんでいこうと思う。数学セクションの問題は、いつも楽しい気晴らしになってくれていることを有り難く思う。フローニンゲン:2023/5/10(水)08:58


10326. 発達と倫理学を絡めた書籍の執筆に向けて/GREの数学対策


夕方の静けさの中に、小鳥たちの鳴き声が溶け込んでいく。キッチン側の窓から聞こえてくる小鳥の鳴き声と、庭側の窓から聞こえてくる鳩の鳴き声がなんとも言えない調和を生み出している。その音に共振しながら、静かにこの時間を味わっている。


今日は午前中のGRE対策の捗りを受けて、先ほどは少し息抜きに倫理学に関する書籍を読み進めていた。とりわけ規範倫理学とメタ倫理学に関する書籍から得られる刺激は大きく、今後それらの分野と発達を関連づけていきながら、また何か一般向けに書籍を執筆してみたいという思いが芽生えている。それがいつ実現するかは全く予想できないが、その種はもうこの瞬間に植えられているということを覚えておこう。


今日の正午前にはGREの数学のセクションの対策を進めていて、公式ガイドブックに掲載されているGREで問われる4つの分野に関する基礎概念の復習を終えたので、明日からはガイドブックに掲載されている模擬試験を解き始める。ここから本格的に実践演習が始まり、そこで培われる事柄がまた楽しみである。GREの数学のセクションは、ほぼ全ての問題で1分以内に解答できる効率的なアプローチがあるので、1分以上時間がかかった問題については、あるいは答え合わせをする際に、常に最善のアプローチが他になかったかを確認したい。それを通じて、効率的な解答するアプローチの引き出しを蓄えていこうと思う。明日と明後日に分けて、2つのセットの模擬試験をそれぞれ1つずつ解いていけば、公式ガイドブックを1周したことになる。既にverbalセクションについては、それに特化した公式問題集を解き始めていて、明々後日からは数学のセクションに関してもそれに特化した公式問題集に取り掛かることができるだろう。おそらくあと10日以内でどちらの問題集も解き終わるので、そこからは最後の一押しとしての対策として、ETSの公式サイトのオンライン講座にある600問ほどの問題を解いていきたいと思う。フローニンゲン:2023/5/10(水)17:30


本日の自由詩(free verse)

No.2947, The Brightness of the Morning Sun

The brightness of the morning sun empowers my soul.

Also, it sheds light on my shadows to purify them.

Groningen; 08:06, 5/10/2023

No.2948, A Sacred Flute

A sacred flute is floating in the air.

It is corresponding to a continuous breeze.

Groningen; 11:44, 5/10/2023


No.2949, Peaceful Harmony

The world at this moment embodies peaceful harmony.

Everything is synchronizing harmoniously.

Groningen; 12:52, 5/10/2023

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