No.4693 フィレンツェの輝き_Brightness of Florence
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本日の3曲
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タイトル一覧
10254.【フィレンツェ滞在記】今後の旅/今朝方の夢
10255.【フィレンツェ滞在記】最後の朝食を摂り終えて
10256.【フィレンツェ滞在記】空港ラウンジで寛ぎながら
10257. 国王の日の賑やかさと落ち着き
10258. 多様な感覚を刺激した単語学習
10254.【フィレンツェ滞在記】今後の旅/今朝方の夢
時刻は午前6時を迎えた。いよいよ今日はイタリアを離れてオランダに戻る日である。今のフィレンツェの気温は6度と低いが、今日もフィレンツェは天気に恵まれ、気温は24度まで上がるようだ。フィレンツェは自分が帰った後のこの週末から数日間ほど天気が崩れるようなので、本当に良いタイミングでフィレンツェに来たと思う。こうしたところにも運の良さを見る。ひるがえってフローニンゲンの気温を調べてみたところ、今の気温はなんと1度とのことで、日中も11度までしか気温が上がらないようだ。最高気温に関しては、フィレンツェと2倍以上の差がある。だがそんなフローニンゲンのことをつくづく自分は愛しているのだとわかる。旅の最中にあってもやはりフローニンゲンの落ち着いた穏やかな生活を思い出すことが度々あった。それほどまでにフローニンゲンは自分にとって落ち着ける場所なのだ。そのようなことを思っていると、ひょっとしたらここからは2ヶ月に1度のペースで旅に出ることを少し控えてもいいかとも思った。正直これはどうなるか分からないが、旅の頻度についてはもう少し検討してみようと思う。今のところは、2ヶ月後にGREを受けた後にミュンヘンとプラハへ旅に出て、夏の終わりにスイスのアスコナとドルナッハに滞在し、10月末にはボストンに行く予定である。今年の年末年始はスペインのマドリードとポルトガルのポルトで過ごそうと思っている。そのような計画がある中で、旅から呼ばれたら旅に出かけるというスタンスをより強めていこうと思う。
フィレンツェを出発する今朝方も夢を見ていた。夢の中で私は、GREではない見慣れない英語の試験に向けて勉強を進めていた。その対策は1人で進めていて、誰も仲間はいなかったが、それでも自分で工夫しながら勉強を進めていくことに喜びを感じていて、この調子で勉強をしていけば難なく試験を突破できるだろうと思った。その確信が芽生えたのは、喜びに包まれながら勉強していると、見る見るうちに自分の実力が伸びてきて、模擬試験でもコンスタントに良い結果が出せるようになってきたからである。この英語の試験の先に自分が望んでいた留学が待っていると思うと嬉しくてしょうがなく、その気持ちがまた勉強に自分を向かわせてくれた。留学後の自分の姿を想像しながら、喜びと楽しさという肯定的な感情に満たされた中で自然と勉強が前に進んでいくという肯定的なフィードバックループの中に自分はいて、自分もそのことに気づいていた。このフィードバックループを大切にして、それを雪だるま式にさらに大きなものにできるという確信のようなものも自分の中に芽生えていた。フィレンツェ:2023/4/27(木)06:15
10255.【フィレンツェ滞在記】最後の朝食を摂り終えて
時刻は午前8時を迎えようとしている。今日はフィレンツェを出発する日でもあるので、朝食を早めに摂り終えた。普段は朝食を食べることはないが、旅に出かけると朝と夜に2回ほど食事をするのが通例になっている。焼き立てのクロワッサンは大変香ばしく、それとエスプレッソの相性は抜群であった。野菜と栄養価の高さそうなものを中心にして朝食を味わい、今再びエスプレッソを飲みながらこの日記を書いている。小鳥たちの鳴き声が早朝のフィレンツェの町にこだましている。フィレンツェはローマに比べると静かで落ちついている。その違いが朝の世界に色濃く現れている。
さて、この日記を書き終えたらサッと荷造りをしてチェックアウトしようと思う。ホテルの前にトラムの駅があり、そこから空港までは20分ほどである。距離的にも時間的にも近いのでとても有り難い。空港では早々にセキュリティーを抜けて、ラウンジに向かいたいと思う。プライオリティパスで利用できるラウンジが1つほどフィレンツェ空港の中にあり、とても助かる。今日もまた移動の時間をうまく活用してGREの単語学習を進めていこうと思う。細切れの時間を有効活用してきたことにより、持参した単語集のそれぞれを4回転ほど回すことができた。2冊目に関しては今日がこれで5回転目である。まだ覚えていない単語を中心にして、その具体例を見て、自分でも頭の中で文章を作成してみる。そうした一手間を加えることで、その単語は自分に関係するものとして脳が刺激され、より単語が覚えやすくなるだろう。旅から帰った明日からは、速やかに問題演習に入ることができる。予定した通りの流れとなって嬉しい限りだ。実際にすでにverbalセクションと数学のセクションの模擬試験の問題を解いてみたところ、6月末ではなく、6月の中旬に試験を受けることにしたい。1週間か2週間ぐらい前倒しで集中して対策を進めていくことができそうであり、こうした試験勉強はだらだらと長くしていても意味がないので、6月中旬を目処にして、近日中に試験の予約をしておこうと思う。 フィレンツェ:2023/4/27(木)08:01
10256.【フィレンツェ滞在記】空港ラウンジで寛ぎながら
時刻は午前9時半を迎えた。今、フィレンツェ空港のラウンジでこの日記を書いている。ホテルを予定よりも少し早めにチェックアウトし、空港には早めに到着した。ホテルの前を走るトラムで1本早いものに乗ることができた。このトラムはとても便利で、10分間隔ぐらいで1本のトラムがやって来て、ホテルの前から終着駅の空港駅まで20分ほどだった。空港に到着すると、フィレンツェ空港は比較的こじんまりしていると感じたが、店の数も多く、このようにラウンジがあることにも助かっている。思い返すと、この間のトルコのコンヤの空港にはラウンジがなく、仕方なく空港の中のカフェに入って時間を過ごしていた。
搭乗が始まるまであと1時間半ほどある。トラムに乗り始めた時から単語集の2冊目の5周目を開始したのだが、すでにこの時間帯までに半分の単語を確認できている。この調子だと、搭乗が始まるまでに5周目を終えることができるだろう。そうすれば、スーツケースから1冊目の単語集を取り出して、機内に乗っている2時間の間、さらにはアムステルダム空港駅からフローニンゲン中央駅までの列車の中でその5周目を終えることができるかもしれない。このように回転率を上げていくことを意識すれば、手持ちの2冊の単語集を1日で両方とも確認できるようになることに驚く。これは記憶の定着上とても有効で、明日からは実践的に問題を解き始めていくが、1日の隙間時間には引き続き単語集を確認していきたいと思う。その時には、チェックマークが3つ入っているなかなか覚えられない単語を中心に見ていくことにしよう。
少し気は早いが、verbalセクションで制限時間を計って模擬試験を解く際には、まずはsentence equivalenceの問題から取り掛かり、1問あたり1分以内で次々に問題を解いていく。その後にtext completionの問題に取り掛かるが、この時、空欄が1つ、空欄が2つの問題をまず解いて、空欄が3つの問題はとりあえずは飛ばしておく。3箇所全ての空欄を正しい語彙で埋めなければ正解にならないため、それを正解するのは難しい。なので最初にそれらの問題を飛ばしてreading comprehensionの読解問題に向かうことが賢明かと思う。もしこれから対策を進めていく中で、3つの空欄に対しても自信が持てるようになったら、それらを飛ばすことなくスピーディーに解答し、自信がなければ後から戻ってこられるように画面上に印を付けておく。そしてreading comprehensionの問題は、IELTSの問題と同じく、しっかりと文意と文章構成を掴むようにして丁寧に読んでいけば、問題に正しく答えていくことができることが見えて来ているので、明日からの対策では、まずは精度高く文章を読み、問題文の意味を丁寧に捉えながら問題に解答していく。
そしてライティングに関しては、IELTSのライティング対策で随分とライティング力が向上したように思うので、今回もまた自分のライティング能力にさらに磨きを掛けていくことを意識する。GREのライティングではIELTSよリも量が求められるので、それを意識しながら、IELTSの時と似たようなエッセイ構成で文章をより肉付けしていくようなライティングスタイルを確立したいと思う。 フィレンツェ空港のラウンジ:2023/4/27(木)09:42
10257. 国王の日の賑やかさと落ち着き
先ほど無事にオランダに到着した。今、フローニンゲンに向かう列車の中にいる。フィレンツェからアムステルダムに向かうフライトに搭乗した時に機内で機長からアナウンスがあり、今日が国王の日であることを知った。機長曰く、アムステルダムからの移動は少し混雑するかもしれないとのことだったが、本当にそうだ。今乗車している列車は満員で、かろうじて一等車両の1席に腰掛けることができた。二等車両は満席だし、車両の間にも立っている人がいるぐらいだ。オランダの列車がこのような混雑になることは珍しい。また単に混雑しているだけではなく、休日ということもあって昼間からお酒を飲んでいる乗客も多く、非常に騒がしい。たまにはこういう事態に遭遇するのも悪くない。そのようなことを考えていると、アムステルダム南駅に到着し、乗客が一気に減った。なるほど国王の日にわざわざフローニンゲンに何かをしに行く人は少ないのだとわかる。きっとアムステルダムの市内で何かイベントがあるのだろう。さすが国王の人だけあって、人々はオレンジ色の服を着ていたり、オレンジ色のペイントを顔に入れたりしている。国王の日の祝い方を教えてもらっているかのようだ。乗客が大量に降りたことにより、車内が一気に静かになり、落ち着いた感じでこれから過ごせそうなので何よりである。
今日はフローニンゲンの自宅に午後4時半前に到着できそうなので、荷物を置いて近所のスーパーに買い物に出かけようと思う。その足で、旅行中に届けられた書籍の受け取りに近所のおもちゃ屋に立ち寄ろうと思う。届けられたのは昨年の夏に注文していたテクノロジー哲学に関する書籍である。予約注文していたものがようやく届けられる。ここからフローニンゲンまでは2時間ほどの時間があるので、引き続き2冊目の単語集の5周目の続きを見ていこうと思う。確認するべき単語も残りあと少しとなり、1日に2冊の単語集を最初から最後まで確認することができることがわかったのは幸いであった。
今日のオランダはとても天気が良い。乗客が減ったことを受けて、いつもの穏やかな感じが車内を満たしている。また、外の雰囲気も落ち着きに満ちており、オランダに帰って来たという感じが自分の内側に溢れている。旅から帰って来ていつも感じるこのなんとも言えない幸せな感じ。オランダでの落ち着いた生活を今日から再び始められることがとても嬉しい。自分はオランダでの幸せな生活を確認するためにオランダの外に出かける旅を定期的にしているのかもしれない。 フローニンゲンに向かう列車の中:2023/4/27(木)14:19
10258. 多様な感覚を刺激した単語学習
単語学習はもう随分と落ち着いた。2冊の単語集を短期間に5回繰り返すことによって、語彙の基盤ができた。確かに前回GREを受験した5年前から、日々の学術研究において遭遇した未知の単語を調べながら語彙を強化して来たが、改めて今回GREで出題されやすい単語に焦点を当てて学習を進めることによって、かなり強固な語彙基盤が構築されたことを実感する。明日からは実践的な問題演習を始めていくが、その過程の中で遭遇する未習得の単語は、1冊の単語集に書き込んでいき、そちらに習得するべき単語を集約していくことにする。また、引き続き即興性を働かせて、その場で自分ならどのようなセンテンスをその語彙を用いて構築するかを考えることも行っていく。これをやることによって、その単語が実用に足るものになっていくし、脳が活性化された状態で単語学習ができる。逆に言えば、単に定義を書き込んだり、誰かが作った用例を書き込んだりしても脳はさほど活性化されず、効果的な単語学習とは言えないのである。とにかくその単語を自分自身に引き付け、自分の日々の生活に引き付けて用例を考えていくことが鍵を握る。
列車は順調にフローニンゲンに向かって進んでいる。これから単語集の残りに取り掛かるが、それを終えたら、GREの単語に特化した有益なポッドキャストを聴きたいと思う。すでにGREに関するノウハウを共有する2つのポッドキャストは全エピソードを3回ほど繰り返し聴いたので、単語に特化したポッドキャストを数日前から聴き始めた。これは別にGREに特化したものではないが、ホスト役の南アフリカに住むオランダ人がGREレベルの語彙を毎日2つずつ用例付きでわかりやすく紹介してくれ、次の日には前日の2つの単語を最後に復習することもしてくれているので、非常に効果的な学習を実現してくれている。何か作業をしながら耳からも単語を学習するのにこのポッドキャストはうってつけである。後ほどはぼんやりと窓の外の景色を眺めながらこのポッドキャストの続きを聴こうと思う。目だけではなく、耳を用いた形で単語を学習していくと、また違った感覚刺激を通じて単語を習得していくことに繋がるだろう。学習のコツは、とにかく多様な感覚を刺激していくことだとつくづく思う。また旅の最中を含め、他の刺激と組み合わせて何かを学習していくことも効果的だと改めて思う。今回旅を通じて覚えた単語はきっと自分の記憶に深く残り続けるだろう。フローニンゲンに向かう列車の中:2023/4/27(木)14:57
本日の自由詩(free verse)
No.2909, Morning Gratitude
I’m fully grateful for this trip to Italy.
Rome and Florence endowed me with the privilege to live a fruitful life.
Florence; 06:30, 4/27/2023
No.2910, A Phantom Moment
A moment passed by in a phantom form.
It brings both an angel and an apparition.
Florence; 07:04, 4/27/2023
No.2911, A Blissful Dance
A blissful dance is omnipresent in the city.
Everybody looks happy and satisfied.
I may look so, too.
Groningen; 20:04, 4/27/2023
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