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10130-10135: フローニンゲンからの便り 2023年4月2日(日)




No.4607 朝の踊り_A Morning Dance


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本日の3曲


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タイトル一覧

10130. 何事も楽しむ姿勢で

10131. 今朝方の夢

10132. 着実に定着しつつある解答能力

10133. ジークンドーの稽古(137):本日のプライベートレッスンを振り返って

10134. ジークンドーの稽古(138):スパーリングから実感する武術の奥深さ

10135. GREの対策の流れを考えて


10130. 何事も楽しむ姿勢で


時刻は午前7時半を迎えた。今、辺りはすっかり明るくなっていて、今朝は朝日が姿を見せてくれている。今日は幸いにも1日を通して良い天気のようだ。しかしながら気温は相当に低く、今の気温は1度であり、最低気温はマイナス2度になる予定で、深夜には雪が降るかもしれないとの予報が出ている。4月を迎えたがまだまだ寒さが残るフローニンゲン。明日もまた最低気温はマイナス2度で、明後日もまたマイナス1度まで気温が下がる。もうしばらく寒さと付き合っていく必要がありそうだ。


今日は午後からジークンドーのプライベートレッスンがある。それまでに、今日もまた楽しみながらIETLSの対策を進めていこうと思う。IELTSの対策を単に試験の対策として行うのはもったいないとつくづく思う。それこそそこで取り上げられる題材がアカデミックなものなのだから、全てのセクションの問題からアカデミックな知識を獲得していく貪欲さを持って取り組みたいものである。ただでさえ試験勉強のために自分が本来読みたいと思っている学術書を読むことを中断しているのだから、その埋め合わせとしても、全てのセクションの問題から新たな知識を得ようとする姿勢が欲しいものだ。単に試験で高得点を取るためのスキルを磨くのではなく、そうしたスキルの向上が実際の実用的なアカデミックの技能向上に繋げていく意識を持つことが大切であり、その過程の中で様々な学術分野の知識を得ていくことを行っていく。これはIELTSに限らず、IELTSの後に受験するGREの対策においても踏襲したい姿勢である。GREの方がIELTSよりもさらに高度な語彙や読解力が試されるし、読み解くパッセージもさらに難解なものになる。そうした問題に取り組む際に、パッセージから新たな知識を得ていく楽しみを持ちたいと思う。また、今回は5年振りにGREを受けるということもあって、単語集を使って改めて自分の語彙力を強化していく機会に恵まれる。これは絶好の機会であるから、自分の単語力を増強させ、アカデミックな文章を読むことをさらに容易にさせ、自分のスピーキングやライティングの際にもそれらの単語を活用できるようにすることで両技能における表現の幅も増えるだろう。


昨日、ライティングの対策をしている時に、いったんこのあたりで、ライティングのタスク1の表現例を確認し、表現の幅を広げていこうと思った。そこで改めて気づいたのは、コロン(:)とセミコロン(;)の使い方を少し間違えて覚えていたことだった。コロンの場合は、前の文章が完全文であることが必要となり、コロンの後は不完全文でも良い。一方セミコロンの場合は、前後がともに完全文でなければならない。何気なくセミコロンを使って単語の列挙をしていたのだが、それは使い方としておかしく、もし単語を列挙するようなことをするのであれば、それはコロンを使って行うべきなのだ。このように、まだまだライティングも奥が深いと改めて思わされた次第だ。フローニンゲン:2023/4/2(日)07:58


10131. 今朝方の夢


小鳥の鳴き声がこだまする清澄な朝の世界。まだまだ気温は低いが、このところは朝に小鳥の鳴き声がよく聞こえるようになってきた。それは嬉しい限りである。彼らの鳴き声を聞きながら、今朝方の夢を振り返っている。


夢の中で私は、見慣れない外国の町にいた。そこは確かに外国なのだが、雰囲気は日本の都心部だった。季節は大学の入学シーズンで、どこの大学も新歓を行っているようで、町全体が賑わっていた。これから新歓イベントに自分も参加する予定で、自分は大学4年生のようだった。新歓イベントの前に大学の図書館に立ち寄って少し勉強しようと思った。図書館に到着すると、図書館の中が変わった作りになっていることに気づいた。照明が最小限にされていて、薄暗く、館内はいくつかの階層に分かれていて、それぞれが和風と洋風の異なる趣になっていた。入り口正面の階段を歩いて登っていくと、そこには和風の畳の部屋が無数にあって、部屋の隅に机と椅子が置かれているものもあれば置かれていないものもあった。仮眠が取れるように枕やクッションが畳の上に置かれている部屋もあったり、本格的に仮眠する場合に備えて布団が敷いてある部屋もあった。外国人の留学生はどうやらこの和の感じが好きなようで、数人の外国人留学生が写真を撮影したり、実際にそこで勉強しようとしたりしていた。結局私はそこで勉強することをせず、1階に降りて行き、早々と図書館を去った。図書館を後にして、学生支援課がある建物の中に入ると、そこにゼミの親友がいた。彼と少し話をしていると、入学したばかりの女子学生が私たちに声をかけてきた。彼女はとても容姿端麗でモデルのようであった。彼女はゼミでどのような勉強をしているのかを知りたいらしく、それについて尋ねてきた。何やら彼女はアメリカの留学を2年生になった段階で考えているらしく、本人は帰国子女ではないが、近々受けるTOEFLで100点を目指しているとのことだった。帰国子女ではない大学一年生がTOEFLで100点を取るというのは相当なことであり、それはなかなか難しいのではないかと思ったが、彼女の話振りを聞いていると、彼女ならそのスコアを取れるかもしれないと思った。そこからゼミの親友とは別れ、彼女と一緒に街に出かけていき、新歓イベントに一緒に参加することになった。街を歩いている最中もお互いの勉強の様子について話をしていたのだが、話の途中から彼女がどうも少し酔っ払っているように思えてきた。どうやらどこかで既にお酒を飲んでいたようで、その酔いが歩きながら回ってしまったようだった。新歓イベントが行われる予定の神社前に到着した時に、彼女の様子から彼女がイベントに参加するのは難しそうだったので、最寄り駅まで送って彼女を自宅に帰すことにした。彼女は最初それを嫌がっていたが、結局それが賢明だとわかり、自宅に帰ることになった。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/4/2(日)08:16


10132. 着実に定着しつつある解答能力


時刻は午前11時半に近づいている。早朝から今日は天気がとても良く、空には雲がほとんどない。午後からのジークンドーの稽古のために道場に向かう際には、とても気持ちが良いだろう。


午前中に、まずはIELTSのライティングのタスク2の文章を執筆した。ここでは目安として40分ほどの時間を想定しており、今日は見直しを含めてその通りの時間で文章を書き終えた。試験本番では慣れていないパソコンでタイプすることを考慮しながらも、タスク1が20分以内でいつも書き終えていることから考えると、ちょうど良い時間で書き終えたと言えるだろう。ここ最近はIELTSのライティングの4つの評価基準に準拠する形での文章執筆が板に付いてきて、本番での高得点が期待される。ここからも抜かりなく4つの評価基準を意識しながら、語彙や文法構造の多様性には常に気をつけながらライティングの練習をしていこうと思う。


その後、公式問題集の模擬試験の2回目に関するリーディングの問題を60分の制限時間を測って再度解いてみた。最初のパッセージで16分ぐらいの時間を要したが、焦ることなく問題を読みながら解答していくことの大切さを改めて実感した。これについては繰り返し自分に言い聞かせたいことである。IELTSのリーディングはそれほど時間に追われることがなく、むしろしっかりと精読しながら問題を読んでいけば、どの問題にもちゃんと答えられ、制限時間内に解答しきることができるのだ。今回は10分ほど余る形で解答を終えた。ここからの対策でも引き続き、語彙抜き出し問題における字数にはとにかく気をつけることと、抜き出す際に大文字にするのか小文字にするのかなどにも注意したい。また、YES/NO/NOT GIVENの問題も、それを選ぶ際には、問題で与えられている形で、すなわち勝手にyesと小文字にしたりせず、問題で与えられている形のままYESとして解答していくようにしたいと思う。それ以外にも繰り返しになるが、とにかくIELTSでは言い換え表現に気づくかどうかが鍵を握るので、その意識を常に張り巡らせておこうと思う。問題文における形容詞や名詞、さらには副詞などに注目し、その言い換え表現を本文から見つけるようにして問題を解いていくことが正解率を高める上でも、解答の効率性を高める上でも重要になる。フローニンゲン:2023/4/2(日)11:33


10133. ジークンドーの稽古(137):本日のプライベートレッスンを振り返って


時刻は午後5時半を迎えた。今、とても穏やかで優しげな日曜日の夕方の世界が目の前に広がっている。夕方の快晴の空は見事であり、先ほど入浴をしながら飛行機雲を眺めていた。今日はジークンドーのプライベートレッスンがあったことにより、先ほど早めに入浴をした。入浴中に、今日のレッスンの内容を振り返っていた。


静かな気持ちとこれから始まるレッスンへの期待感を胸に道場に向かい、道場に到着すると、プライベートレッスンの前に女性専用の護身術のワークショップをロビンさんが提供していた。ドアを開けてみると、そこには数多くの女性がいて、以前グループレッスンで一緒に稽古をしたレベッカもそこにいた。ロビンさんは今、一旦グループレッスンを提供することをやめ、プライベートレッスンと無料でのワークショップを提供することに専念している。今日のワークショップはその一環であり、オランダ国内の多くの女性に護身術を知ってもらうことをロビンさんは目指しているそうだった。それもまた1つ社会貢献の形であると思った。きっとそれはロビンさんのダルマに従った行為なのだ。


今日のレッスンを始めるにあたって、次回がいよいよランク3の試験となり、着実に歩みを進めてきた自分をそこに見た。今日は新たにスピニングバックキックとこれまで習得してきたキックを絡めたドリルを習った。前者については以前にも一度ロビンさんに見せてもらったことがあり、この技は大きなモーションを伴うため、ロビンさんはあまり好んでいないとのことだった。というよりも実戦では自分は使うことはないと明言していたが、弟子の大柄のテコンドーの熟練者の男性はそれを好んでいるとのことだった。最終的にはこれを実戦で使うのか否かは自分に委ねられている。何が起こるかわからない実戦を想定して、自分はこの技を継続的に練習して行こうと思う。0度から180度までを5分割したキックのドリルは面白く、早速今夜もまたメモを見ながら練習しようと思う。


そこからは接触法の1番から8番までをおさらいし、ランク3の試験で要求されているさらにいくつかの動きを組み合わせた形で1番から8番まで何度も稽古していった。当然実戦ではどのような状況が目の前に現れるのかわからないため、接触法を行使した後のコンビネーションは色々なバリエーションを試していった。これについは今日からまた要練習であり、とりわけ毎晩入浴を終えた後はメモを参照して、1つ1つの接触法のコンビネーションをまずは意識的に色々と試していこうと思う。今日の稽古もまた非常に実りの多いものであった。フローニンゲン:2023/4/2(日)17:42


10134. ジークンドーの稽古(138):スパーリングから実感する武術の奥深さ


この日記を書き終えたら夕食の準備を始めようと思う。とても穏やかな夕方の世界は、それを眺めているだけで深く心が落ち着いてくる。心を落ち着け、魂を落ち着けていくこと。それを常日頃から意識し、心と魂が静謐さの本質に至ればと思う。


今日のロビンさんとのプライベートレッスンでは、ランク3の試験の要求項目以外にも、攻撃のリズムについて鍛錬する稽古を行なった。右のストレート、左のストレート、そして右のフックをそれぞれ3種類のリズムから繰り広げていく練習を行なった。最初のリズムにおいては、それら3つの攻撃を途絶えることなく連続的に一気に繰り出す。その次のリズムにおいては、最初の右のストレートを放った後に一拍置いて、そこから左のストレートと右のフックを一気に放つ。最後のリズムにおいては、最初の右のストレートと左のストレートを連続で出し、そこで一拍置いた後に右のフックを出す練習をしていった。リズムを考慮した打撃は本当に重要であり、どのようなリズムで攻撃を繰り出すかによって相手の脳は錯覚したり、戸惑ったりする。リズムを変えて攻撃を繰り出していくことは、次のランクからもまた要求されることだろうから、日々の鍛錬の中でリズムを変えてみることも意識する。


そして今日のレッスンを締め括る形でロビンさんとスパーリングを行った。前回のレッスンではスパーリングをしなかったので、久しぶりのスパーリングとなった。蹴り技はなしだが、ステップを用いたフェイントはありというルールを改めて確認し、スパーリング開始前に今日の目標を設定した。それは、絶えず状況をコントロールするということとできるだけ呼吸を乱さないというものだった。前者の状況をコントロールするというのは、パニックを起こすことなく、状況を冷静に捉え、打撃に関しては過度な打撃を相手に加えることなく、速度は早くてもヒットの瞬間に力を加減して相手へのダメージを与えないようにすることである。これはヘッドギアなど無しのスパーリングのため、そうしたコントロールがお互いにとって重要であった。いざスパーリングを始めてみると、驚いたことにロビンさんの動きがこれまでよりも良く見えるようになり、自分の心の状態も冷静で、呼吸もそれほど乱れることはなかった。これまでのスパーリングでは、必ず数回はロビンさんのバックフィストを喰らっていたが、今回はわずか1回だけ右目に喰らうだけに留まった。また、今回は始めてロビンさんに打撃を加えることができたことも大きな進歩であった。こうしたところにも着実の進歩が見られ、スパーリング後、ロビンさんも称賛の声を掛けてくれた。もちろんまだまだ改善の余地はあるが、自分でも驚くほどに成長を実感する瞬間だった。しかしながら、ロビンさんに攻撃を当てるのは本当に至難の技だった。ほとんど隙が見られず、カウンター待ちの方が賢明だと思いながらカウンターの機会を窺っていたが、それだと練習にならないので、今回は上下左右のフェイントをかなり意識して攻撃を積極的に仕掛けたところ、それが功を奏する形となった。フェイントの技術を引き続き磨くことと、やはり習得したいのは攻撃する意識を消した形で攻撃を繰り出すことである。攻撃を出すぞという意図は、攻撃を出すモーションに入る前に相手の脳に伝達してしまっているので、ロビンさんのような熟練者を前にすると、必ず攻撃がかわされるか、最悪のケースはカウンターをもらってしまう。とにかくノンテレグラフィックモーションを意識し、同時に攻撃する意識を消した形での攻撃を繰り出せるように日々の稽古に励んでいこうと思う。このように、ジークンドーのような武術鍛錬は、人間の意識や無意識の特性、さらには身体の奥深い性質について体験を通じて教えてくれる素晴らしい価値を有していると改めて感じる。フローニンゲン:2023/4/2(日)18:03


10135. GREの対策の流れを考えて


時刻は午後8時を迎えた。この日記を書き終えたら箏の稽古を行なって、ゆっくり瞑想をした後に早めに就寝しようと思う。明日からはまた新たな週を迎える。1つ1つの週が、そして毎日が充実感に包まれた形で過ぎていく。


今日のジークンドーのプライベートレッスンからの帰り道に、IELTS後に受験するGREの対策の方法について考えていた。本質的なアプローチはIELTSの時と同じだが、試験で要求されるものが異なるため、少し工夫をしなければならない。幸いにもGREに関しては過去に数回受験しているので勝手を知っているという強みがある。とは言え今回は、過去の勉強法に囚われることなく、フレッシュな目で勉強法を見つめ直したいと思う。先日購入した対策本が数日後に届くことになるが、再来週の木曜日のIETLSの試験までは、当然ながらIELTSの対策に集中する。ひとたび試験が終わった翌日からは、早速GREの対策を始めていこうと思う。その時にはIELTSと同様に、とにかく勉強を楽しむ気持ちを忘れないようにする。これはもう意識せずともできていることではあるが、根を詰め過ぎず、日々の学習を集中しながら楽しんでいくことをGREの試験勉強でも実現させていく。


GREの形式と難易度を改めて肌感覚で掴むために、最初の取っ掛かりとしては、公式サイトで無料で提供されているオンライン上の模擬試験を受けてみようと思う。これを出発点にして、公式ガイドブックを用いた対策を進めていく。あくまでも主な対策はverbalセクションとライティングセクションであり、数学のセクションは気晴らしとして行っていく。2つの主なセクションの対策を進めながら、単語集を用いた単語学習は最初から最後まで継続して行っていく。個人的には単語を覚えていく作業がGREの勉強の中で最も楽しい。それに加えて今回は、reading comprehensionのパートの問題からアカデミックな知識を得るという明確な目的があるので、そのパートの対策も楽しめるだろう。実際に、そのパートに特化した問題集を今回購入することにしたので、それを用いて問題として取り上げられるアカデミックなパッセージの内容を味わっていくことをしていく。ライティングについては、スコア5.5以上の様々な模範解答を何度も読んでいくことをまず行いたい。これはIELTSの対策においても行ったことであり、それを行った後に、試験3週間前から毎日1セット制限時間内に問題を解いていく訓練をしていく。こうした流れで対策を進めていけば、目標にしているスコアに到達できるように思える。細かな軌道修正もあるだろうから、上記は暫定的な流れであり、実際に対策を始めてからまた色々と細かな修正をしていければと思う。フローニンゲン:2023/4/2(日)20:14


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2333, Meandering Light

Light is meandering.

My eyes follow it.

My soul catches it.

Groningen; 08:48, 4/2/2023

No.2334, Voices of Early Spring

I can hear the voices of early spring.

They are shining and vibrating.

Groningen; 13:00, 4/2/2023


No.2335, Good News from Spring

Nowadays I receive numerous good news from spring.

All of them are inspiring to me.

Groningen; 13:20, 4/2/2023

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