No.4512 閃光_Sparks
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本日の3曲
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タイトル一覧
9965. 【イスタンブール滞在記】旅立ちの朝に
9966. 【イスタンブール滞在記】コンヤに向けて
9967. 【コンヤ滞在記】公共マインドの高まり
9968. 【コンヤ滞在記】制限のデザイン
9969. 【コンヤ滞在記】米国トランスヒューマニスト党の党首であるゲナディ·ストリャロフ2世にメールをして
9970. 【コンヤ滞在記】コンヤに到着して
9971. 【コンヤ滞在記】今日もサウナを味わって
9965. 【イスタンブール滞在記】旅立ちの朝に
時刻は午前6時を迎えようとしている。先ほど朝のシャワーを浴びて、さっぱりした気持ちでこの日記を書いている。今日はイスタンブールからコンヤに移動する日である。あと1時間半後にゼミナールのクラスを開催し、そこから朝食をゆったりと摂ってから、10時前ぐらいにホテルをチェックアウトして最寄りのバス停に向かおうと思う。そこから空港行きの高速バスに乗る。この高速バスは結構便利で、空港からは20分に1本、街からは25分に1本の割合でバスが出ている。10時過ぎのバスに乗れば、空港には11時過ぎ頃には到着できるだろう。昨日ボーディングパスをオンライン上で発行しようとしたところそれがうまく発行されなかったので、後ほど改めて発行できるかを試してみる。もし無理そうであれば、空港のカウンターに行ってボーディングパスをもらおうと思う。
今朝方の夢について静かに振り返っている。イスタンブールを旅立つ今朝方にも何かしらの夢を見ていた。しかし、記憶が少し曖昧になっている。普段は起床してすぐに夢をノートに書き留めておくのだが、今朝方は起床した瞬間でさえもすでに夢の記憶が曖昧だった。おぼろげながら覚えているのは、小中高時代のある親友(HO)が登場し、彼の将来について話を聞いていたことである。彼は先の見えない将来に対して少し不安を抱えているようだったが、同時に希望も持ち合わせているようだった。そうした板挟み状態にあるという話を彼はしてくれて、それでは希望の側に向かってどのように歩き出していけるかを2人で話し合った。そのような対話を終えた後の彼の表情はとても穏やかで、彼ならきっと大丈夫だろうと思った。そのような夢を見ていた。残念ながらそれ以外の夢を思い出すことができない。しばらく瞑想のような意識状態を保って、今朝方の夢について何か思い出せないかを試してみよう。イスタンブール:2023/2/25(土)06:05
9966. 【イスタンブール滞在記】コンヤに向けて
時刻は午前7時を迎えた。ホテルのレストランは午前7時から開いているので、つい先ほどコーヒーを2杯ほどもらって自室に戻ってきた。濃厚なトルココーヒーは目覚めにちょうどいい。もう少ししたらオンラインゼミナールの第18回目のクラスが始まる。今日扱うのはキリスト教である。次回は仏教、その次はイスラム教を扱う予定になっていて、その時には今回のトルコ旅行から得られたことも踏まえたクラスになるかもしれない。
先ほど改めてトルコ航空のウェブサイトに行ってボーディングパスを発行しようしたがうまくいかなかった。すべて正しい情報を入力しているはずなのにうまく処理がなされなかったので、イスタンブール空港のチェックインカウンターに行く必要がある。フライトの時間は午後2時半過ぎなので随分とゆとりがあるのが何よりだ。改築されたイスタンブール空港のラウンジでゆっくり寛ぎながら、今年の大学院への出願に向けて調査や考えを練ることを行いたい。
今日からコンヤという町に滞在するのだが、滞在中の全ての日の天気が良いことが何よりである。今回のトルコ旅行中はずっと快晴であり、トルコの天気の良さの恩恵に預かっている。コンヤも最高気温はフローニンゲンより高いが、最低気温に関してはかなり低い。今朝と明日の朝はマイナス1度になるようなので、日中と朝夕の気温差が随分とあるようだ。さて、コンヤではどのような出会いがあり、どのような刺激と洞察を得ることができるだろうか。旅の恩恵に預かりながら、自分は自らを深め続け、この社会に絶えず恩返しをし続けたいと思う。イスタンブール:2023/2/25(土)07:15
9967. 【コンヤ滞在記】公共マインドの高まり
時刻は午前11時半を迎えた。今、イスタンブール空港のラウンジにいる。ホテルのチェックアウトからここまでは予定通りに全てが進み、大変順調であった。ホテル近くのバス停で高速バスに乗って空港に向かっている最中に、相席したイラン人の中年男性に声を掛けられ、少し話をしていた。イランの言葉について話を聞いたり、その男性が昨年韓国に行った話などを聞いていた。その男性との話以外には、パソコンを開いて色々と調べ物をしていた。今年は神学大学院の出願に加えて、全く分野は異なるが、公共政策に関する大学院にも出願しようと思っている。トランスヒューマニズムの運動を社会実装していく際に、死生観や倫理に関しては宗教の側から網羅的に探究したく、同時に各種のテクノロジーを社会実装する際には公共政策の観点が必要になり、今の自分は両方の理解を深めることを求めている。特に後者に関しては、公共政策の立案に向けた課題分析や政策を実際に組み立てていくスキルが今の自分には圧倒的に欠けている。むしろその能力を高めることができれば、真の意味で自分は実践家として社会に貢献できるのではないかと思う。これまでの自分はやはり学術研究に傾いていて、概念的に課題を分析し、口頭で問題の解決策を提示するコンサルティング業務に長らく従事していたが、ここからは公共マインドを高め、社会に広く貢献できるような形で実践をしていきたいという思いがある。そうした思いから公共政策に関心を示している。これまでの自分の学歴や経歴を見たときに、神学大学院よりも公共政策大学院の方に相性が良いように思えるが、このタイミングでまたテクニカルなことを学ぶ必要があるのかという悩みも抱いていたことは確かである。依然としてその悩みは払拭されないが、定量分析を含めたテクニカルなことは得意だが、今となってはあまり面白さを感じられなくなっている。しかし、社会の課題を解決することに使命感を燃やし始めていることは確かなので、そこに喜びを見出すことができれば、テクニカルな分析もまた喜びをもたらすものに再びなるのではないかと思う。振り返ってみると、デロイト時代には定量分析を基にしたコンサルティング業務に従事していたし、フローニンゲン大学での2つの修士号もまた定量分析を含むものだった。さらには、発達測定などのアセスメントの実施においても定量分析を行なってきたことから、自分は長らく定量的な分析と付き合ってきたのだとわかる。発達の原理として含んで超えるという性質があることを考えると、定量分析に関するこれまでの経験と知識を捨て去るのではなく、それを含んで超えていくような形で今後の学習と実践を深めたい。今年は大学院の進学準備に向けて充実した忙しさを感じられそうだ。IGAラウンジ@イスタンブール空港:2023/2/25(土)11:43
9968. 【コンヤ滞在記】制限のデザイン
時刻は正午を迎えたが、空港のラウンジは引き続き静かで閑散としている。今日は土曜日だからか、そして2月末の観光シーズンではないことからか、空港には人があまりいない。これだけ立派なイスタンブール空港なのだから、さぞかし利用者も多いだろうと事前に予想していたのだが、その予想は良い意味で裏切られた。人でゴミゴミしていない快適さがある。フライトの搭乗が始まるまであと1時間半ほどあるので引き続きゆっくりしたい。
空港からホテルに向かった4日前のことを思い出すと、ホテルまでは1時間ぐらいの時間を要していた。ところが、今日はホテルの最寄りのバス停から空港まで35分ほどで到着した。事前に調べていたときには90分ほどの時間がかかると表示されていたが、速やかに空港に到着できて有り難かった。イスタンブールのどの美術館も、入り口で荷物検査があり、空港のセキュリティーのような仕組みがあった。空港でも入ってすぐのところに荷物検査があり、そこからボーディングパスをかざして入った先にもまたセキュリティーチェックがあった。こうした二重の厳重なセキュリティーチェックがあったわけだが、全く並ぶこともなく速やかにセキュリティーを抜けることができた。
そのようなことを思い出しながら、今朝方のゼミナールのクラスについて振り返っていた。その振り返りを先ほど音声ファイルにしてゼミナールのコンテンツのページにアップした。今日の話の中で「制限をデザインする」というトピックが印象に残っていて、今の自分に対して制限をデザインするならばどのようなものがあるかを考えていた。その内容を音声ファイルにしたのだが、これから公共政策を学び、公共分野でリーダーシップを発揮していく際に、リーダーシップの発揮に関する自分の各種の制限を乗り越えていく必要があるかと思った。それは制限を取り払うという方向性の実践である。それとは逆に制限を設けることで言えば、学習·実践分野を絞るという制限を加えていくことが重要な局面にある。トランスヒューマニズムを軸にして、比較宗教学的に世界の宗教の死生観と倫理思想を学び、公共政策の立案に向けて知識と技術を獲得していくこと。そうした方向付け、ないしは制限付けをしていきたい。最後に制限を味わうということで言えば、今の自分にとっての制限は物理的に欧州にいるということだろうか。幸か不幸かさらにもう1年欧州で生活をすることになりそうなので、欧州で生活するという物理的制限を楽しみたい。また、制限を設けることとの繋がりで言えば、学習·実践分野に制限を加えるということは、選んだ分野を深く味わうということも意味している。そうした事柄を念頭に置きながら、これからの自分の歩みについて日々内省をしながら着実な歩みを実現させていこう。IGAラウンジ@イスタンブール空港:2023/2/25(土)12:27
9969. 【コンヤ滞在記】米国トランスヒューマニスト党の党首である
ゲナディ·ストリャロフ2世にメールをして
自分の中にある制限を吟味し、制限を解放しながら新たな人生に向けて歩み出そうとしている自分がいる。引き続き空港のラウンジにいるのだが、つい先ほど、今自分が所属している米国トランスヒューマニスト党の党首であるゲナディ·ストリャロフ2世にメールをした。日本におけるトランスヒューマニズムの普及に関する協力をお願いしたいと思ったのである。また、仮に今後公共政策大学院に進学したならば、そこでのインターンプロジェクトのクライアントを米国トランスヒューマニスト党になってもらえないかと打診した。それは少し先の話であるが、この政党がどのような政策立案上の、あるいは政策実施上の課題を抱えているのかとても興味があり、その課題の解決に向けて何か協力ができないかと思ったのである。公共政策についてはこれからその概要を学び、公共政策の分析と立案に固有のテクニカルなことを学んでいければと思う。ここ最近は企業に対するコンサルティング業務からは距離を取り、東南アジアをベースにしたベンチャーキャピタルの株式会社REAPRAさんの外部アドバイザーとしての活動に限定している。しかしながら、アドバイザリー業務をこれまでの企業文脈ではなく、公共政策の文脈で行なってみたいという思いが強くなっている。今回ゲナディに連絡したのもその一環であり、公共政策大学院への進学を検討し始めたのもその一環である。とてもわがままな思いとして、神学大学院と公共政策大学院の2つの学位を同時に取得でいるような大学がないかを調べ始めている。トランスヒューマニズムの活動を社会に根付かせていくためには、宗教に関する理解と公共政策に関する理解の二本柱が必ず必要になる。今の自分のコンフォートゾーンから脱却して、学習と実践の負荷量を随分と高めることになるだろうが、それを喜んで引き受ける形で、ダブルメジャーができそうな大学院を見つけてみようと思う。
ゲナディにもう1つお伺いを立てたのは、米国トランスヒューマニスト党のコラボレーションに関して最初のステップとして何がいいかというものである。シンプルなものとしては、政党のウェブサイトを日本語に翻訳して日本の方に読んでもらいやすくするというものがある。もう1つ、ゲナディが執筆したトランスヒューマニスト党の試み関してうまくまとめられた査読付き論文を翻訳するというアイデアを持ちかけた。こちらは確かに論文形式なのだが、内容としても一般人でも読み通すことができ、それをわかりやすい日本語を心がけて翻訳するというのは最初のステップとしていいように思えた。その旨の打診をし、今はその返信を待っている状態だ。このように今年は、自分の学習·実践領域を選別しながら、同時に新しい挑戦を絶えず心がけたいと思う。IGAラウンジ@イスタンブール空港:2023/2/25(土)13:34
9970. 【コンヤ滞在記】コンヤに到着して
時刻は午後6時半を迎えようとしている。今、コンヤの“Bayir Diamond Hotel & Convention Center”というホテルの自室でこの日記を綴っている。イスタンブールからコンヤまではわずか1時間ちょっとのフライトであった。離陸から着陸までがとてもあっという間のように感じられた。単純にフライトの時間が短かったことに加えて、フライトで公共政策大学院に関してダウンロードしたいくつかの資料を食い入るように眺めていたこともその理由だろう。機内の中でその資料を眺めていると、あっという間に時が過ぎていった。その資料を読みながら、自分がこれからやりたいことが少しずつ明確になっていく感じがした。仮に公共政策について学ぶのであれば、分野としてはヘルス政策とテクノロジー政策に特化したいと思う。それらはトランスヒューマニズムの根幹領域であり、自分が貢献していきたいことに直結している。あとはどの大学院に出願するかであるが、ここは引き続き広く探究しながらその可能性を模索していこうと思う。
コンヤ空港に到着すると、そこがイスタンブール空港に比べてとてもこじんまりとした印象をもたらしたが、逆にその小ささが愛らしくも思えた。飛行機の発着口から出口まではすぐであり、出口を出てバスに乗るかタクシーに乗るかを判断しようと思った。すると、高速バスの運転手の中年男性が親切にも声を掛けてくれ、行き先を伝えると、そのバス停の名前がピンと来なかったようなので、宿泊先のホテルの名前を告げた。するとそのホテルは地元で有名なようで、飛び切りの笑顔で「あぁ、そのホテルなら近くのバス停に停まるよ!」と述べてくれたのでバスに乗車した。しかし、その男性はトルコ語90%で会話を進めており、私はトルコ語がわからないと英語で伝えても、引き続きトルコ語90%で会話を進めてきたので、本当に目的地に辿り着くか若干心配であった。今朝方ダウンロードした地図を見て、空港からホテルまでの方角が頭に入っていたので、バスが出発してからバスが正しい方向に向かって進んでいることを確認して安堵した。空港からは3停留所ほどで無事にホテルと通りを挟んで目の前のバス停に停まり、運転手のその男性にお礼を述べてバスを後にした。
イスタンブールで宿泊していたヒルトンも申し分なかったが、雰囲気としては今宿泊しているホテルの方がいいかもしれない。部屋は6階の最も奥の角部屋で、2つの部屋に挟まれていないのがいい。また、コンヤはイスタンブールに比べてゴミゴミしておらず落ち着いていて、ホテルの周りはとても静かだ。イスタンブールの旧市街地のヒルトンは、高速バスのバス停やメトロの駅と近いという立地の良さはあったが、外は人通りが多く、結構雑音が聞こえてきた。それと比べて今宿泊しているこのホテルはとても静かであり、大変共感が持てる。チェックインの際に受け付けでサウナの場所を聞いたので、今日もまたサウナに入ろうと思う。明日からのコンヤの観光がとても楽しみだ。コンヤ:2023/2/25(土)18:42
9971. 【コンヤ滞在記】今日もサウナを味わって
時刻はゆっくりと午後9時に近づいている。先ほど、コンヤで宿泊中のホテルのスパセンターに行き、サウナに入ってきた。イスタンブールのヒルトンのスパセンターも素晴らしかったが、ここもまたとても綺麗で広々としていて申し分ないものだった。着替えを済ませてからシャワーを浴び、サウナ室に入ると、ここでもサウナストーンが置かれていて、ロウリュができるようになっていた。しかし、水汲み桶が近くになく、しばらく1人でサウナに入っていると、係員の男性が入ってきて、サウナストーンに水をかけてくれた。その水にはミントの香りがする液体が入ってきて、室内がミントの良い香りで満たされた。サウナ室の気温と湿度の影響で、香りが充満する度合いが高く、ミントの香りは本当にリラックスさせてくれた。今回も8分1セットのものを途中の冷水シャワーと合わせて合計3セット入った。昨日もサウナに入っていたおかげか、昨日よりも発汗速度が早く、発汗量も多かったように思う。3セットをゆっくり楽しんだ後、リラクゼーションルームで寛いでいると、1人の男性に片言の日本語で声を掛けられた。その男性はフィリップという。彼は父親がイギリス人、母親がトルコ人とのことで、生まれはイギリスのマンチェスターとのことだった。私を見てすぐに日本人だと分かったらしく、日本語で挨拶をしてくれたことは嬉しかった。異国の地では中国人に間違われることも多いので、最初から日本人だと分かってくれたことは小さな驚きでもあった。彼は語学教師をしているらしく、英語だけではなくロシア語なども教えることができるそうだった。フィリップと立ち話をした後に更衣室に行き、そこでも少しゆっくりして部屋に戻ってきた。サウナでゆっくり寛いだおかげで、今夜もぐっすり眠れそうである。その他に楽しみなのは明日のホテルの朝食ブュッフェである。明日は2つの美術館·博物館に足を運ぶ予定である。そう言えば、フィリップがなんでコンヤに日本人が訪れているのか気になったらしく、ルーミーについて言及すると、彼は教養があってルーミーのことをちゃんと知っていた。イスラムを代表する神秘思想家かつ偉大な詩人であるから、やはり知っている人は知っているのだろう。コンヤ:2023/2/25(土)20:53
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.2224, A Morning Gate
A morning gate is now open.
It welcomes everyone who needs healing and transformation.
Istanbul; 06:26, 2/25/2023
No.2225, A Morning Festival
A morning festival is vivacious.
The atmosphere is superb.
It is invigorating my soul.
Istanbul; 06:39, 2/25/2023
No.2226, A Dancing Dance
The world enjoys a dancing dance.
Everything is revolving forever.
That’s the ultimate truth of this reality.
Istanbul; 06:54, 2/25/2023
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