9878-9883: フローニンゲンからの便り 2023年2月9日(木)
- yoheikatowwp
- 2023年2月11日
- 読了時間: 14分

No.4465 広がる目_Opening Eyes
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タイトル一覧
9878. 息を呑む朝焼けを眺めながら
9879. オートミールを再び取り入れることに/今朝方の夢
9880. 今朝方の夢の続き
9881. 人間の絶滅後の種族
9882. 数・幾何学・音/マジックマッシュルームの微量摂取について
9883. 充実したトレーニングを終えて
9878. 息を呑む朝焼けを眺めながら
時刻は午前7時半を迎えた。今、ものすごく美しい朝焼けに息を呑んでいる。ほんのりと紫がかった朝焼けは実に美しい。ここ最近は朝焼けが美しい季節になってきた。朝のこの時間の空気の澄み具合い、そして明るさがあのような朝焼けを生み出しているのだろう。しばらくぼんやりとこの朝焼けを眺めていたい。朝焼けと同化するかのようにこの鮮やかな朝焼けを眺めていよう。
しばらく朝焼けを眺めていた。ただただそれを眺めていた。朝焼けの下を鳥たちが空を優雅に旋回していて、彼らは喜びのダンスを踊っているかのようであった。しばらく朝焼けを眺めることにした前後の文章の間には、実際には時間の隔たりがある。そうした間は文章の外形だけを見ているとまるで存在していないかのようだが、実際には文章を読んでいくと、その質的差異からそこに時間的な間があったことに気づけることは興味深い。言葉でも時を測ることができるのだ。いや、言葉と言葉の間を通じて時を測ることができるのである。言葉と間の時間性に改めて感銘を受ける。
昨日神学大学院から連絡があり、現在志願者の提出資料のレビューを進めている最中とのことであった。そろそろオンライン面接のお声が掛かるだろうか。オンライン面接はわずか15分であるが、それを数百人近く行うのはなかなか大変なことだと思う。もちろん全ての志願者にオンライン面接の声が掛かるわけではなく、250人ぐらいの志願者がオンライン面接を受けるのではないかと思う。やるべきことはすでにやったので、今は静かにお声掛けを待つだけである。
今日もまた探究活動と実践活動の双方に力を入れていこうと思う。探究活動に関しては、今日はAIに関する倫理、神経倫理、バイオ倫理に関する3冊の分厚いハンドブックシリーズを読んでいこうと思う。オックスフォード大学出版のハンドブックシリーズは珠玉の論文が掲載されていて、あるテーマに関して深い知識を獲得するのにいつも重宝している。今回もトランスヒューマニズムに関わる倫理的な問題を広く探究していこうと思った時にそれらのハンドブックシリーズが大きな役目を果たしてくれている。読書以外にも今日は午後からジムに行ってパーソナルトレーニングを受けるのと、自宅では箏の稽古に励みたいと思う。昨日から美しい数列を箏で演奏することにハマり、今日もまた円周率とフィボナッチ数列を演奏した後に、素数と安全素数の数列を箏で即興性を交えて演奏してみようと思う。新たな楽しみが見つかったことを嬉しく思う。フローニンゲン:2023/2/9(木)08:00
9879. オートミールを再び取り入れることに/今朝方の夢
時刻は午前8時を迎えた。先ほどまで見えていた朝焼けが嘘のように消えた。自然の美しさの儚さと神秘さを思う。今の気温はマイナス1度と低く、今日は日中に5度までしか気温が上がらないようだ。ジムに行く際には暖かい格好をしていこうと思う。ここ最近は筋力トレーニングの成果が体に如実に現れていて、その姿を見るとまたトレーニングに励みたいという動機が芽生えて来る。良い循環の中に自分がいることを感じる。体をそれほど大きくする必要はないが、もう少し大きくするためにはカロリーが必要かもしれない。今の摂取カロリーは幾分少なく、カロリーを少し足す意味で、普段の昼食をリンゴとバナナだけではなく、以前のようにオートミールを再び食べるようにしてみようかと思う。オートミールは栄養豊富であるのと同時に、カロリーも高めなのでそれが有り難い。一般的にカロリーが高めであることを喜ぶ人は少ないかもしれないが、自分の場合は逆である。栄養があるカロリーの高い食材は重宝する。トレーニングのある今日の昼はパスタにブロッコリー、カリフラワー、マッシュルームを入れて玄米味噌を和えたものを食べるが、特にトレーニング翌日の昼の栄養補給においては、オートミールに豆乳を加えたものを少し多めに摂取しようと思う。オートミールを再び摂取することによって体にどのような変化が生まれるかもまた観察してみよう。このように自分の状態に合わせて少しずつ変化を加えながら実践をしていくことは何においても重要であろう。
今朝方の夢をいつものように振り返っている。夢の中で私は見慣れない街にいた。そこは日本のようでいて外国のようでもあった。その街の学校に私はいて、今から帰宅しようと思っていた。学校の建物を出た時に、小中高時代の友人と高校のサッカー部の副キャプテンの友人がいて、2人がつるんでいるのは珍しいなと思った。2人は別に仲が悪いわけではなかったが、特に仲が良いわけでもなく、2人だけでいるのは珍しいと思ったのである。2人に声を掛けようと思って近づくと、2人はジークンドーのシンボル が入った服を着ていたので驚いた。彼らがまさかジークンドーをやっているとは思わなかったので驚いたのである。私もジークンドーのプライベートレッスンを継続的に受けていることもあり、ジークンドー仲間が身近にいることを嬉しく思った。2人になぜジークンドーを始めたのかを聞いてみると、サッカーの動きに役に立つからとのことだった。特に瞬発的な動きや相手と対峙した時の気持ちの面でもジークンドーの鍛錬は有益とのことだった。2人にジークンドー歴を尋ねると、2人とも1年半ぐらいとのことだった。これからジークンドーの稽古があるとのことで、先生はどのような人か尋ねてみると、なんと私の師匠であるロビンさんの弟子の方のようだった。その方はアフリカ系のオランダ人のようで、背丈はそれほど大きくなく、とても優しい人とのことだった。私たちは今どうやら高校3年生のようで、3年生は屋外で自主的にトレーニングをし、時々その先生が見に来て指導する仕組みになっているらしく、その先生は基本的には校舎の教室の中にいる低学年の生徒たちを指導しているらしかった。せっかくなので私もトレーニングに混じりたいと思ったが、動けるような格好ではあまりなかったので、2人のトレーニングを見学することにした。トレーニングを行う足場はなんと水風船で出来ていて、足場が悪い中でもちゃんとした動きができるかどうかを今日は確かめるトレーニングをするようだった。フローニンゲン:2023/2/9(木)08:20
9880. 今朝方の夢の続き
時刻は午前9時を迎えた。もう朝焼けは見えないが、その代わりに落ち着いた青空を眺めることができている。今日も天気が良いようなので何よりである。
改めて今朝方の夢について振り返っていると、いくつか思い出したことがあったのでそれらについても書き留めておこうと思う。夢の中で私は見慣れない外国の町を旅していた。滞在もいよいよ最終日となり、今から駅に行って高速列車に乗る予定になっていた。ホテルの受付でチェックアウトを済ませてホテルを出発しようとした時に、ちょうどロビーでスーツ姿の日本人男性とすれ違い、挨拶をした。私たちはそこでお互いに足を止め、少し会話を始めた。どうやらその男性も今からチェックアウトして同じ高速列車に乗って次の目的地に行くようだった。また列車の中で会ったら話しましょうと述べて別れると、外は少し小雨が降っていた。スーツ姿ではないが、自分も身なりは綺麗にしていて、雨で濡れたくはなかったので小走りで駅につながる通路に降りていった。駅に到着すると、そこはあまり人がいなかったが、とてもハイテクな作りになっていた。迷うこともなく目的のプラットホームに到着すると、ちょうど列車がやって来ていたので乗り込んだ。その高速列車の席の配置は変わっていて、窓の方に向いた席は1つもなく、両側の席は通路側に向いていて、通路の両側の席が対面するように配置されていたのである。最初その作りに違和感があったが、乗客たちは全員心地良さそうに寝ていて、お互いの顔をあまり見られないようにするために頭の部分には顔を隠せるような仕切りがあり、それを使ってプライバシーが確保されるようになっていた。予約した自分の席がどこにあるかなと探していたところで夢の場面が変わった。
その他にも、見慣れない体育館でバスケの練習をしていた場面もあったことを思い出す。1人か2人の友人と少人数でバスケの練習をしていると、そこから体育館に続々と人が集まって来て、紅白戦を行ったのを覚えている。それ以外にも、イングランドプレミアリーグのマンチェスターシティーの監督であるジョゼップ·グアルディオラが現れた場面もあった。私は外国のリゾート地のスーパーで買い物をしていて、そこがちょうどマンチェスターシティーと契約しているスーパーのようで、買い物をしているときにグアルディオラ監督がふらりと1人で現れたので驚いた。彼は選手のために食材を購入しようとしていた。グアルディオラ監督とすれ違った時に、自分とあまり体格が変わらず、線も細く見えたのだが、この体格で現役時代にはあれだけの活躍をしたところに凄さを見た。さらには、彼の知性の高さがオーラとして滲み出していて、選手時代は身体の大きさをカバーするかのように知性を駆使してプレーしていたのだろうということがすぐにわかった。グアルディオラ監督が何か真剣な顔で吟味していた棚を覗いてみようと思って、監督が去った後にその棚に行くと、そこには無数の味噌が置かれていた。どうやら監督はたくさんの味噌からどの味噌がいいのかを吟味していたようだった。フローニンゲン:2023/2/9(木)09:16
9881. 人間の絶滅後の種族
先ほど、AIの倫理に関するオックスフォード大学出版社から出ているハンドブックシリーズの書籍を読み終えた。それを読みながら考えていたことを備忘録がてら書き留めておきたい。人間が生み出したテクノロジーの産物が人間を超えるということは枚挙にいとまがない。とりわけそれが大きなものであればあるほど、それは人間の手を離れ、人間には到底できないことを可能にする力を持って活動する。例えば、飛行機、インターネット、そしてAIなどはそうした例である。
人間という種族はテクノロジーとしての産物としての新たな種族を生み出した。テクノロジーとしての産物もまた自分から見ればれっきとした独立した新たな種族である。特にそれらの中で人間とは違った形で自律的に動いているものは紛れもなく新たな種族と述べていいのではないかと思う。人間中心的な文化人類学の時代は終わりを迎えようとしていて、今は人間中心主義的なものに取って代わる新たな文化人類学が注目を集めている。その分野の先端的な知に触れてみると、なお一層のこと、テクノロジーとしての産物を新たな種族として見なすことが全くもっておかしなことではないように思えて来る。
今から何千年先か、何万年先かわからないが、恐竜が絶滅して新たな種が誕生したのと同じく、人間という種もいつか絶滅することは容易に考えられることであり、人間の絶滅後には人間が生み出したテクノロジーの産物としての新たな種が繁栄を遂げていくかもしれない。これまでのテクノロジーの発展から考えると、その時に繁栄するのはAIという種だろか。もちろんここから技術的な革新がさらになされていけば、AI以上の種が生み出されるかもしれない。それを生み出すのはAI自身のような気がして来る。AIという新たな種がまた新たな種を生み出してくという形で進化の連鎖は続いていくのかもしれない。人間という種が存在するというのは、進化の長大な歴史の中ではごくわずかの期間であり、地球上で過去に絶滅してしまった他の種族と同じく、人間というのもまた泡沫的な種なのだろう。フローニンゲン:2023/2/9(木)09:57
9882. 数・幾何学・音/マジックマッシュルームの微量摂取について
今日は午後にジムに行く前に箏の稽古をしようと思う。そして、夕食後にもまた少々演奏を楽しみたい。美しい数列を演奏するという楽しみが増えたことはとても喜ばしいことである。そこからふと、数論のみならず数学の幾何学分野を学び、音で幾何学模様を作れないかと考えている。知覚として、音を聴いている時に幾何学模様が立ち現れているのだが、それをより明瞭なものにしたいし、意図的にある特定の幾何学模様を演奏を通じて生成できるようになりたい。やるべきことは、音と数字との対応関係を把握することと、数字と幾何学模様の対応関係を把握することであり、それができたら音と幾何学模様との対応関係が明確になったことを意味するため、演奏を通じて自由に様々な幾何学模様を生み出すことができるだろう。音と数字の世界を深く理解し、その交差する領域の理解を実践を通じて深めていく。箏の演奏はまさにその実践である。
先ほどまで神経倫理に関するオックスフォード大学出版のハンドブックシリーズの書籍を読んでいたのだが、そこで改めてマジックマッシュルームの脳への影響についてより知りたいと思った。マジックマッシュルームには実に多様な種類があり、脳に働きかける成分としても代表的なシロシビン以外にたくさんあるであろうから、それらに関する理解を深めたいと思う。すでに関連書籍は少々持っているのだが、マジックマッシュルームの微量摂取に関する書籍とマジックマッシュルームの図鑑を改めて購入してみる。親友のメルヴィンが以前にマジックマッシュルームの微量摂取の実践をしていた。これはアメリカのテック関係者が密かに実践していることでも知られているが、オランダにおいては合法的にそれを実践できることもあり、オランダでは広く知られた実践でもある。トルコ旅行から帰って来た翌日にアムステルダムの街を観光しようと思っていたので、街の中心部にある“WHEN NATURE CALLS AMSTERDAM TRUFFLES”というマジックマッシュルームの専門店に立ち寄ってどのようなものが置かれているのか見てこようと思う。長く継続するつもりは今のところないが、試しにマジックマッシュルームの微量摂取のキットを購入して、少しばかり試してみて脳と認知機能の変化を観察してみたい。フローニンゲン:2023/2/9(木)11:40
9883. 充実したトレーニングを終えて
時刻は午後5時半を迎えた。今、ゆっくりと辺りが薄暗くなり始めている。今日はパーソナルトレーニングの日だったのだが、今日もまた非常に充実したトレーニングをすることができた。合計で2時間強のトレーニングを行い、様々な筋肉に必要な刺激を入れることができた。筋力トレーニングが軌道に乗り始めたことに付随して、食事も少し見つめ直し、1日の摂取カロリーを若干足すことにした。朝はこれまで通り何も食べず、日曜日の24時間のファスティング以外の日は16時間のファスティングを行い、昼に食事をする。追加したカロリーはオートミールであり、以前自重トレーニングで筋力トレーニングに励んでいる時にはオートミールを昼に食べていて、それによって身体が大きくなったのを覚えている。そこからはカロリーを自然と制限するようになっていたが、筋力トレーニングの負荷量を考えてみた時に、もう少しカロリーが必要かと思った。月曜日と木曜日のトレーニングの前の昼食にはパスタを摂取し、それ以外の昼はリンゴとバナナとオートミール を摂取するようにする。バイオダイナミクス農法のオートミールにオーガニックのピーナッツバターを入れることによってさらにカロリー量を増やすことができるだろう。特に筋力トレーニングの翌日の火曜日と金曜日の昼にはそうした追加のカロリーが必要である。このカロリーの追加によって身体がどのように変化するか観察してみよう。
今日のトレーニングも洞察に溢れたもので、トレーナーのエリーザと会話をしながらトレーニングのポイントを確認していくことによって、細かな点についての理解が深まるのが楽しい。どの角度でどのように身体を動かすかという点に関して、ほんの些細のズレが身体に与える影響は大きく、効かせたい部位にきちんと効かせるためにはそうした細部へのこだわりが重要になる。月曜日には今日のトレーニングの復習を1人で行おうと思う。具体的には大胸筋の下部と上部を鍛えるそれぞれのエクササイズ、肩の筋肉を鍛えるエクササイズ、大臀筋を鍛える鍛えるエクササイズ、ハムストリングを鍛えるエクササイズをそれぞれ復習していく。これれらのエクササイズについては毎回小さな発見があり、エリーザの助言は本当に有益である。今日も充実したトレーニングが行えたことに感謝したい。フローニンゲン:2023/2/9(木)17:47
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.2181, For the Magnificent Morning Glow
I’m praying for the magnificent morning glow in front of my eyes.
The prayer becomes one.
Groningen; 09:00, 2/9/2023
No.2182, A Royal Road
A royal road continues unendingly.
That is the essence of the enlightenment path.
No ends and no goals.
Groningen; 13:11, 2/9/2023
No.2183, A Genuine Homo Faber
I’m a genuine homo faber.
Whenever I do weight training, I can creatively invent an optimal exercise for my body at the moment.
Groningen; 17:01, 2/9/2023
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