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9297-9300: 日本滞在記 2022年10月22日(土)



No.4040 爽快な青_Refreshing Blue


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1918, Healing

I wish everybody would heal him or herself deeply.

I can’t overlook that others suffer from something.

Hikari; 18:13, 10/22/2022


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本日の2曲


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タイトル一覧

9297.【日本滞在記】楽しさと感謝で彩られた日々

9298.【日本滞在記】今朝方の夢

9299.【日本滞在記】加藤ゼミ第2回のクラスを終えて

9300.【日本滞在記】思うこと/クラニオセイクラルバイオダイナミクスの施術


9297.【日本滞在記】楽しさと感謝で彩られた日々


実家滞在の3日目が始まった。時刻はちょうど午前6時を迎えたところである。先ほどリビングで両親に朝の挨拶をし、先日購入したテクノロジー哲学に関する和書を受け取った。これにて、オランダに持って帰る全ての研究書を受け取ったことになる。今、父がリビングで身体を鍛えていて、自分は昨日の夕方に鍛えたので、朝のプロテインを補給したいと思う。父がまたプロテインを作ってくれるそうなので、それを待ちたい。辺りはまだ真っ暗で、これから日が昇る。瀬戸内海の波音は、脳波をアルファ波に誘ってくれる。ここにこうしているだけで癒しがもたらされること。場所の力は本当に凄いと思う。


昨日は自分の誕生日だったのだが、オランダから嬉しい祝福のメッセージが届いた。それはジークンドーの先生でもあるロビンさんからだった。いつもロビンさんとはオランダ語ではなく英語でやり取りをさせてもらっていて、昨日のメッセージも英語だった。しかし、最後に送ってもらったメッセージは日本語だった。翻訳サービスを駆使してメッセージを送ってくれたのだろう。その優しさが伝わってくる内容だった。ロビンさんはメッセージの最後を、「楽しさ。感謝。人間として生きていく上で、私たちはそれほど多くのことを必要としないのです」という言葉で結んでいた。深く共感する言葉である。まさに自分の日々は楽しさと感謝で彩られていると言える。それらが日々をどのようなものにすると言えるだろうか。そうなのである。それらは日々を光に変えるのである。楽しさと感謝のある日々は光り輝く。ロビンさんのメッセージを読みながら、改めてそのようなことを思った次第だ。光市:2022/10/22(土)06:08


9298.【日本滞在記】今朝方の夢


つい今し方、朝の動的ストレッチを終えて、再び日記の執筆に向かった。何かがそうさせた。意識に行動を促す志向性のようなものがあり、それに従って今このようにして日記を書いている。早朝よりも波の音がどこか激しく聞こえる。それほど風が強いわけではないので何が原因なのだろうか。実家に滞在中はどうやら1度も雨が降ることなく、天気に恵まれるようだ。今日も最高気温は25度ほどになり、オランダでいうところの夏の気温である。今日は午前9時から1時間半ほどのゼミナールのクラスがあり、クラスが終わった午後にでも、昨日と同じくバルコニーで日光浴でもしようと思う。


今朝方はぼんやりと記憶に残る夢を見ていた。夢の中では、実家に戻ってくる前に滞在していた札幌で出会った人たちが登場していた。旅先での思わぬ出会いが夢に影響を与えていることがわかる。その夢の続きとして、自分の中で守りたいと思う人、応援したいと思う人が夢の中に現れ、その人に見返りを求めない愛に基づいた支援を行っていたものがある。この場面を見るにつけ、自分の中の自我中心性が減少し、日々少しずつだが着実に利他的な存在に向かっていることがわかる。


それでは今から朝の創作活動を行い、そこからはゼミナールのクラスに向けた最後の準備をしたい。今日のクラスでは、ベーシックインカムに伴う財源や制度の問題を扱う。それに向けた準備がひと段落したら、読書を楽しもう。今日は、神道の死生観とイスラム教に関する書籍を読み、それらの初読が終われば、テクノロジー哲学に関する書籍を読んでいこうと思う。光市:2022/10/22(土)06:46


9299.【日本滞在記】加藤ゼミ第2回のクラスを終えて


1時間前に、加藤ゼミの第2回のクラスを終えた。今日はベーシックインカムに関する財源や制度を中心に理解を深めていった。今日からご参加いただく受講生の方もいて、その方々のおかげでまた新しい風が吹き込まれた印象があった。良い意味で来る者拒まず、去る者追わずという精神で、絶えずこのゼミが1つの生き物であるかのように生命的な躍動がもたらされていればと思う。私たちはきっとそうした躍動する生命から何かを掴み、何かを得て、何かを学ぶのではないかと思う。早速数人の受講生の方がコース内の振り返りのページに今日のクラスの内容について感想を書いてくださっている。それらの文章を読みながら、主催者側の自分自身が何を考え、何を学んだのかを考えている。細かな論点をここで書き出しても仕方ないのであえて大きな話で行くと、結局ベーシックインカムについて議論をし、その実現に向けてアクションをする際には、実に多様な要因や観点を導入しなければならず、それらに加えて人間観や人生観といった思想的なものも含めて議論していかなければならないことを思う。ベーシックインカムを題材にしてみると、この仕組みの背後になければならない幅と深さのある議論と教養のようなものの存在を思う。今日のクラスの中でも冒頭に、ベーシックインカム対する集合意識の重心の発達段階という民度の問題や、それぞれの国が背後に持つ宗教の特性についても考えなければならないと改めて思った次第である。それ以外にも、自分自身が文明論的な射程から考察を深めようとしている全象限的な疲労(個人の精神的疲労、身体的疲労、文化的疲労、制度疲労)と労働意欲についての問題を考えることは重要であり、さらにはこの間北海道を旅しながら考えていた、そもそも仕事と労働の意味付けに関する問題もまた非常に重要なものとして自分の目に映っている。ベーシックインカムの導入に加えて、社会の物語として変容させなければならないものが何かを整理し、それをどのような物語に変容させていけばいいのかについても引き続き考えていこう。光市:2022/10/22(土)11:54


9300.【日本滞在記】思うこと/クラニオセイクラルバイオダイナミクスの施術


虫の鳴き声が辺りにこだましている。そして、陽が沈んだ瀬戸内海の波音が寄せては返すを繰り返し、自分の魂を優しく撫でている。今夜もまた父の非常に凝った手料理を食べさせてもらった。父は本当に我が家のシェフだ。父が退職するまでは母が料理を長らく作ってくれていたが、父の退職に伴い、父が母への気遣いと恩返しからか、今では夕食は毎日父が作っているらしい。


今、夕食後の緑茶を飲みながら、ホッと一息ついている。自分にとって光市という街が持つ意味が人生を追うごとに増している。ここはれっきとした自分の魂の故郷なのだ。両親が住むこのマンションは、幸いにも自分にとって格別の別荘であり、憩いの場である。夏には浜辺での大きな花火大会が自宅のバルコニーから眺められ、そんな特別な日でなくても、毎日穏やかで光り輝く瀬戸内海を眺められることほど自分の心を落ち着けてくれるものはない。頬を撫でる海風もすこぶる優しく、自分もそんな優しい人間になれたらと思う。本当に優しい人や自然の雄大さと直面した時、自分の矮小さを嫌というほど知る。それによって自己を卑下する必要などなく、むしろそうした出会いを通じて自分の人格をさらに陶冶していけばいいのである。


今日は夕方に、母の体調が優れなかったので、母に元気になってもらえるように施術を施した。2015年に1年間ほど日本に滞在していた時に、お世話になっていたセラピストの方からレイキやクラニオセイクラルバイオダイナミクスを伝授していただき、それは愛する人に施術するためだったのだと知る。母のみならず、随分と歳とった愛犬にも手からエネルギーを送るかのように、優しく撫でて彼が元気で長生きしてもらえるように接している。寝室で寝ている母に話しかけ、足先に触れ、その後に頭部を手で支えることによって、母の身体エネルギーの流れを調整した。するとしばらくして驚いたことが起きた。あれだけ体調が悪そうにしていた母の体調が随分と良くなり、そこからしばらくしてまたピアノの練習を開始したのである。自分はこの技法をセラピストの方から何度も受けていてその効果を実感していたが、まさか自分にもそうした施術ができるとは思っても見なかったのだ。身体エネルギーの流れを整えることの効力を改めて実感したこともあり、明後日からの九州旅行中もクラニオセイクラルバイオダイナミクスを母と愛犬に施術しようと思う。幸いにも父は元気そうなので大丈夫そうだ。光市:2022/10/22(土)19:22

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