No.4013 たたずむ神秘_A Standing Mystery
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1904, An Imaginary Snowscape
An imaginary snowscape came to my mind.
It was very calm and awe-inspiring.
Sapporo; 06:24, 10/17/2022
No.1905, Waiting
I’m just waiting for something creative to come to me.
I sincerely hope that it would come.
Sapporo; 14:56, 10/17/2022
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本日の2曲
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タイトル一覧
9272.【日本滞在記】本日の計画/今朝方の夢
9273.【日本滞在記】我が国のテクノロジー哲学者三木清、三枝博音、戸坂潤の古典を購入して/テクノロジーについて問うこと
9274.【日本滞在記】紅葉の始まる北海道/プロセス哲学・神学とテクノロジー
9275.【日本滞在記】今日の観光を終えて
9272.【日本滞在記】本日の計画/今朝方の夢
時刻は午前5時を迎えようとしている。札幌滞在の2日目が始まった。今宿泊しているホテルの自室の窓は、外が見えないような加工になっているので外の様子がわからない。また、朝日も入って来ないようなので、朝日を浴びて目覚めるのではなく、自然なリズムで今朝方は目覚めることになった。今日は札幌を本格的に観光する初日である。とは言え今日は月曜日であるから、閉館している美術館·博物館が多い。今日は午後から夕方にかけて雨が降るようなので、地下道の壁に作品が展示されている「500m美術館」に足を運んでみたいと思う。それ以外には今日は美術館や博物館に行く予定はなく、ユニクロに行って必要なものを購入したり、丸善ジュンク堂書店や三省堂書店に行って何か良い本がないかを探したいと思う。紀伊国屋書店も近くにあるので、それは明日以降に足を運ぼうと思う。何かまた素敵な書籍と出会えたら幸いだ。今日の夜は、札幌駅近くの宮川本廛でうな重を食べたいと思う。先日は青森でうな重を食べ、今回また精をつけるためにうなぎをいただこうと思う。
今朝方は1つ記憶に残る夢を見ていた。夢の中で私は、見慣れないプールの脱衣所の前にいた。そこで偶然、高校時代にお世話になっていた国語の先生と出会った。先生は身長がとても高く、185cmくらいあって、それでいて体格も良かった。昔柔道をやっていたそうである。そんな先生と脱衣所の前で少し立ち話をし、これから一緒に泳ごうということになった。まずは先生が先に脱衣所に入っていき、向かって左側の方のロッカーを使おうとしていた。私は先生と近いところで着替えをするのではなく、あえて離れたところで着替えをしようと思い、向かって右側の方のロッカーを使うことにした。右側のロッカーに向かった時に、足元が濡れている箇所があり、思わず滑ってしまいそうになった。間一髪滑ることはなく、ホッとしながらロッカーを開け、着替えを始めた。そんな夢の場面があった。確かそこからプールの水に浸かったところまでは覚えている。この夢の前後にもうっすらと記憶に残る夢を見ていたような気がする。札幌:2022/10/17(月)05:14
9273.【日本滞在記】我が国のテクノロジー哲学者三木清、三枝博音、戸坂潤の古典を購入して/テクノロジーについて問うこと
時刻は午前7時半を迎えようとしている。午前8時ぐらいになったら自室で自重トレーニングを30分ぐらいかけて念入りに行い、その後にホテルのレストランで朝食を摂りたいと思う。先ほど、テクノロジー哲学の探究への飢えから、 三木清、三枝博音、戸坂潤という日本を代表する哲学者の技術哲学に関する書籍を5冊ほど購入した。それらの書物は、我が国の古典的な技術研究に関する書として非常に貴重なものである。それらは実家に送り、今週末から実家に戻って、それらの書籍を読み進めていきたい。我が国のテクノロジー哲学の基礎を築いた3人の思想と格闘し、彼らのテクノロジー思想観を我がものとして、自らの思想を育んでいきたいと思う。
三木清の試みとして、宗教的人間と技術的人間を結びつける思索があった。それは実に興味深いテーマである。前者はパトス的、後者はロゴス的存在だと言えるだろうか。人間には宗教に駆り立てられる内在傾向と、技術に駆り立てられる内在傾向の2つを本質に持つ。とりわけ後者の技術への駆り立ては、人間を創造に駆り立てるものと密接な関係があるだろう。三木は、人間を創造に駆り立てるのは「無のパトス」であると述べた。ということは、技術的な存在を担保するものとしてパトス的な性質、すなわち宗教的人間としての性質があると言い換えてもいいだろうか。まさにこれから大学院に行って深く探究しようと思っている宗教とテクノロジーの関係性がここに示唆されているように思えて大変興味深い。
テクノロジーについて考察をすることは時代の要請なのではないかと思う。昨日ヤマダ電機に行って、最新のテクノロジーの一端を見た。確かにそれは家電が主なのだが、家電もまた日進月歩で進化しており、家電は日々使うものであるがゆえに、私たちの行動や思考、そして感覚まで変化させていく可能性を内包している。ひょっとすると、テクノロジーをデザインするというのは、人間をデザインすることまで射程に入っているのではないかと思う。テクノロジーを設計し、それが私たちの行動·思考·感覚を変化させていくことを考えるとそのように言えるのではないかと思う。そうなってくると、そこには必然的に倫理的な問いを孕む。さらには人間のデザインまで射程に入るのであれば、宗教的な問いも必然的に含まれると言えるだろう。現代においてテクノロジーを問うというのは、テクノロジーに関する倫理的·宗教的な問いを不可避に問うことでなければならないのではないだろうか。技術が人間の営みを大きく規定し、実存性や霊性を含んだ内面世界を大きく規定している様子を見れば見るほどに、そのようなことを思う。技術の使用に伴う影響力がますます大きくなっている時代の中で、技術に関する倫理的·宗教的な問いを問うことは不可欠であるように思われる。そのようなことを朝の時間に考えていた。札幌:2022/10/17(月)07:39
9274.【日本滞在記】紅葉の始まる北海道/プロセス哲学・神学とテクノロジー
つい今し方ホテルの朝食を摂り終えた。朝食の前に30分ほどかけてゆっくりと自重トレーニングをしたことにより、それが良い運動なって、朝食の味をより一層引き立ててくれたように思う。函館のホテル同様に、今宿泊しているホテルの朝食も美味であった。特に、北海道産と思われる焼き芋がスイーツとして美味しかった。部屋からは外の景色が眺められないので、レストランでは窓と向かい合った1人席に腰掛けた。窓の外には北海道庁が見えて、道庁の公園の紅葉の始まりを楽しんだ。函館で聞いた話によると、今年は紅葉が遅いとのことであり、ちょうどこれから赤味がかかってくるであろう木々を眺めながら朝食を食べていた。近くには北海道大学があって、仮に日本で半年や1年間くらい滞在するのであれば北海道に滞在し、北海道大学で教鞭を執る機会があれば理想的だと以前から考えていた。今回の北海道訪問をきっかけにして、いつかそのような日が訪れるかもしれない。
朝食の前にはデスクトップに保存している論文を読み進めていた。そこでふと、ホワイトヘッドのプロセス哲学の観点を用いて、テクノロジーを何らかのプロセスとして考察していくことも可能性としてあると思った。あるいは、テクノロジーが持つプロセス性に注目してみるというのも面白そうだという閃きがあった。テクノロジーには何らかのプロセスとしての性質があり、生成の原理が背後にある。ホワイトヘッドのプロセス哲学や、そこから派生したプロセス神学の観点からテクノロジーのプロセスに着目してみる方向性もアイデアとして温めていこう。
その他には、技術と支配、技術と権力、技術とイデオロギーといったより社会の病理の根幹に関わる項目も関心事項として浮上している。それらの関係を紐解いていくことを通じて、個人と社会の変容を実現させていくこと。テクノロジーは社会的な諸関係の中に埋め込まれていて、その関係性を通じて立ち現れる。諸関係の背後には、技術と支配、技術と権力、技術とイデオロギーといった目には見えない重要な関係性が横たわっている。それらの性質を紐解いていくための読書を今日もまた行っていこう。札幌:2022/10/17(月)09:25
9275.【日本滞在記】今日の観光を終えて
時刻は午後6時半を迎えた。先ほど、今日の観光を終えて帰ってきた。予定では今日の夕食はうなぎ屋に行こうと思っていたのだが、店に入ったところ注文から料理が届くまで30分から40分ほど待たないといけないとのことだったので残念ながら店を出て、その代わりに精進料理御膳を別の店で注文した。今朝は自重トレーニングをし、今日も結構歩いていたのでお腹が空き、サラダと合わせてヘルシーな夕食を摂った。今日は午前中までは天気が持っていたが、午後からは風を伴う雨が降り始め、書店で過ごす時間が多かった。結構歩いたというのは書店の中をよく歩き、そしてずっと立って書籍を読んでいたことを指す。この間秋田の大型書店で良書と出会うことができたが、今日は良い書籍と出会うことができなかった。自分が期待しているような学術書は置いておらず、少し気がかりなのが、日本語の学術書がどこか閉じられた世界の中での産物のように知覚され、確かに優れた訳書や日本人の書き手の優れた書籍もあるのだろうが、やはり欧米の第一線級の学術書を英語のまま読んでいる知的興奮はほとんど得られない。そもそも書かれている日本語があまり自分の内側に入ってこないという問題もある。どちらかというと、自分にとってはそれの方が問題である。書店で数時間ほど時間を過ごした後は、500m美術館を探してみたのだが、地図に登録している箇所に辿り着いても見つけることができず、先ほどわかったのはそれは地上にあるのではなく、地下にあるようだった。それは、地下鉄大通駅と東西線バスセンター前駅を結ぶ地下コンコースにあるとのことである。明日は函館の文学館でお勧めしていただいた北海道立文学館に足を運ぶ。明日の札幌は結構気温が下がるようだが、今日と違って青空に恵まれるようだ。それでも結構低い気温のようなので、明日はカーディガンというよりもジャケットを羽織って行こうと思う。今夜はこれからオンラインミーティングがあり、その後に温泉に入ろうと思っていたが、時間があったので先ほど入浴を済ませてきた。ほぼ貸し切り状態の中、ゆったりとした気持ちで温泉を楽しむことができ、今夜もぐっすり眠れるだろう。札幌:2022/10/17(月)18:56
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