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9113-9116: フローニンゲンからの便り 2022年9月13日(火)



No.3985 輝く蝶_A Shining Butterfly


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1793, Nourishment for My Soul

Everything arising from me is the embodiment of my creativity and spontaneity.

It makes my soul lively.

Groningen; 20:44, 9/13/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9113. 今朝方の夢

9114. 教授へのコンタクトに向けて/今朝方の夢の続き

9115. 生物の多様さと美しさに打たれて/認知の柔軟性・堅牢性と言語の関係

9116. 久しぶりに虫歯ができて


9113. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。昨夜は就寝間際になって雨が降り始め、朝方もまた雨が降っていた。今は雨が止んでいるが、空は曇っている。どうやらもう少ししたら雲が晴れ始め、昼前からは晴れとなるようだ。今日は午後に、半年に一度の歯科検診がある。今回もまた何も問題ないことを願う。前回は検診と合わせて歯のクリーニングもしてもらったので、今回も検診とクリーニングを2回に分けるのではなく、今日の時間の中でクリーニングまでしてもらえたらと思う。


いつものように今朝方の夢について振り返ってみたい。夢の中で私は、見慣れないコンサートホールのロッカールームにいた。どうやら今から合唱のコンサートに参加するらしく、小中学校時代の友人たちとロッカールームで準備をしていた。私の近くには2人の友達がいて(YK & AF)、彼らと合唱で歌う曲について話をしていた。私たちはこの日に向けて相当に準備を重ねていたので、本番でもこれまで通りの力が出せるだろうと思った。ところが、直前のリハーサルでは、みんな緊張をしてか、声が全く出ていなかった。ポツリポツリと数人の友人たちの声が聞こえるだけで、その他のメンバーは声を全く出すことができない状態だった。これは困ったなと思い、何か手を打たなければいけないと思った。とりあえずみんなの緊張を解きほぐすことが重要だと思い、私は1人1人に声を掛けていき、問題解決に向けて動き出した。そのような場面があった。


その他にも、見慣れない寮で生活を営んでいる場面があった。各部屋はとても狭く、まるで独房のような作りであったが、内装は意外と綺麗であった。寮の自分の部屋に戻ろうとしているときに、建物の下まで前職時代の女性の先輩社員がついてきていて、そこまで話を続けていた。話が途中の状態で寮に到着してしまい、せっかくなのでその方に部屋に上がってもらい、続きは部屋の中でしようと思ったが、規則として女性を入れてはならないことになっていたので、その場で別れた。自分の部屋番号は「1901」であり、階段を上がった2階にあった。最初私は自分の部屋がどこにあるかわからず、部屋番号だけは覚えていたので、その番号から推測すると、1階にあるのではないかと思ったが、実際には階段を上がった場所にあった。階段を上がってすぐのところに自分の部屋があって、部屋に入ろうとしたところ、隣の部屋の扉が開き、そのまた隣の部屋の寮生がこちらに向かってきた。その寮の部屋の作りは変わっていて、横に扉が並ぶのではなく、4角形の真ん中の1辺がないような状態で部屋が並んでいた。こちらに向かってきた寮生が隣の部屋の寮生に向かって、重大なことが起こったと述べた。隣の部屋の寮生はジークンドー仲間であり、日本で活躍をしている。彼はとても優しい性格なので、これまでもよく話をしていた。そんな彼に別の寮生が押しかけてきて、問題の共有を行った。何やら、そのフロアのトイレで誰かが便器からはみ出る形で大便をし、それで騒ぎになっているようだった。犯人探しをしたところで、誰も名乗らないことはわかっていたので、さてトイレの掃除をどうするかを話し合った。この問題はフロア全体で早急に話し合わなければならないと思ったところで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2022/9/13(火)08:28


9114. 教授へのコンタクトに向けて/今朝方の夢の続き


時刻は午前8時半を迎えた。今、1羽の小鳥が鳴き声を上げている。その鳴き声を聞きながら、瞑想の意識状態になる。このところは瞑想意識に自然と入れる実践に溢れた形で毎日が進行しているように思う。ジークンドーの稽古や箏の稽古、そしてサウナに入ることなどは、どれも等しく観想的な意識状態にしてくれる。そして、今住んでいる静かな家での生活は、絶えず観想的な生を実現させてくれている。先ほどふと、来年に進学予定の大学院の教授にそろそろ連絡をしておこうかと思った。日本研究をしている教授や神道の研究をしている教授にコンタクトを取り、論文の指導をしてもらえないかの打診や、その教授が担当するコースのシラバスを送ってもらえないかとメールをしてみようと思う。これは近日中に行い、教授とのやり取りを志望動機書の中で言及したいと思う。現在進学予定の大学院は日本研究の研究機関もあり、そこで研究員として仕事をすることも考えている。善は急げで、早めに教授に連絡をしておこう。それは今週中に行っておきたい。


この件と関係してか、今朝方は進学予定の大学の卒業式の下見に出かけている場面があった。その大学はアメリカの名門大学で、敷地がとても大きく、資金も潤沢にあり、卒業式は盛大に行われるのが慣行だった。下見に出かけたところ、これほどまでに規模が大きい卒業式は未だかつてみたことがなかったので大変驚いた。その大学はマンモス大学でもあったので、学部生と大学院生の卒業式は分かれていて、自分が下見をしたのは大学院生の卒業式の方だった。セレモニーは晴れの日は外で行われ、式の前に寛げるホールには食べ物や飲み物が取り放題になっていて、そこにもこの大学の懐の深さを見た。私はまだこの大学に入学をしたわけではなく、卒業式に参加するわけでもなかったので、雰囲気だけを感じてその場を後にすることにした。大学を離れ、私は小高い丘の方に向かった。その辺りは初めて歩く場所だったので、少し道に迷ってしまったが、丘を目印にしてとにかくそちらの方に向かっていった。丘の上に到着すると、そこからは街全体が見下ろせて、とても気持ちよかった。あまりの気持ちよさに何か叫びたい気分だったが、その衝動を抑え、とにかく気持ち良さを体全身で感じていた。そのような夢の場面があった。フローニンゲン:2022/9/13(火)08:45


9115. 生物の多様さと美しさに打たれて/認知の柔軟性・堅牢性と言語の関係


今、小鳥の集団がどこかに向かって羽ばたいて行った。あまりの数に驚いてしまった。季節が秋を迎え、これから冬がやって来るので、温かい南の方に移動し始めたのだろうか。それにしても本当にすごい数であった。そのうちの1羽がキッチンの窓ガラスをコツコツを叩いていた。ちょっと近寄ってみたところ、その小鳥は逃げることもなくキョロキョロと辺りを見渡しながら静かにその場に佇んでいた。動物や昆虫をまじまじと見るときにいつも思うのは、こんんな固有の美しさを持つ生き物がこの世界にいるのだという畏怖の念である。人間1人1人も固有な存在であり、それだけで美しく輝いているのだが、人間以外の生命も実に多様で固有な輝きを持っていることに驚く。先ほど眺めていた小鳥の毛並みの美しさやくちばしや羽の形状など、改めてこの世界の創造主の力の凄さを思わずにはいられなかった。


今日はこれから、ラスキー博士との英語のセッションを日本語でフォローするセッションがある。そのセッションに向けて、参加者の方々が専用ページに投稿した文章を読んでいたのだが、その中で、認知的発達と言語の関係について興味深い記述があった。その文章を読みながら、確かに外国語を学ぶことによって脳の可塑性が拡張され、左右の脳がより活性化するという実証研究があり、自分自身もそれを実体験として感じているのだが、それはあくまでも認知機能の柔軟さを確保するものであって、認知の堅牢性をもたらすものだとは言えない。認知の堅牢性を実現するための必要条件として認知の柔軟さは必要であろうが、それは十分条件ではないのだ。では十分条件とは何かを考えてみると、やはりそれは母国語を彫琢していくことなのだろう。言い換えれば、母国語で精緻な思索を深めていくことをしなければ、認知の堅牢性は実現できないのではないかということだ。これもまた自分自身に当てはめてみると、確かに自分はこれまで欧米で英語を用いて学術研究や仕事に従事していたが、それと並行して日本語での日々の振り返りを徹底的に行っており、それを通じて少しずつではあるが、認知の堅牢性が実現されていったように思う。そのような体験事実を思い出しながら、これからも英語を軸にして学術研究や生活を営みながらも、それに加えて日本語で内省的に思索することを忘れたくはないし、日本語での日記の執筆を継続していこうと改めて思った次第である。ラスキー博士とのプログラムから色々と思わぬ気づきや発見を得ることができてとても嬉しく思う。フローニンゲン:2022/9/13(火)10:46


9116. 久しぶりに虫歯ができて


時刻は午後5時を迎えようとしている。午後にラスキー博士とのセッションを振り返るフォローアップセッションを終え、そこから歯医者に行ってきた。半年ぶりの歯科検診を受けて、今回は残念ながら虫歯が見つかった。虫歯ができたのは本当に久しぶりであり、担当の歯科医からも食習慣か何かを変えたのかと尋ねられるぐらいに珍しいことだった。特に食習慣を変えたわけではなく、虫歯のチェックの前に歯垢や歯石のチェックを担当してもらった女性の担当の方からは、日頃の歯磨きの仕方に問題があるのではなと言われ、確かにその通りだと思った。使っている電動歯ブラシをここ最近は入浴しながら浴槽の中で使っていて、鏡を見ることがなく、それによって本来しっかりとブラシを当てるべきところに当てれなかったりしていたのだと思った。決定的には、鏡を見ていないことによって、本来ブラシは歯に当てる以上に歯茎に当てることが重要なのにもかかわらず、歯茎に当てられていないことに気づいた。ここからは、入浴しながら電動歯ブラシを使って歯磨きをするのではなく、きちんと鏡を見ながら歯磨きをしようと思う。食習慣を大きく変えた記憶はなく、今回できていた2つの虫歯が歯茎に隣接したものであったことからも、原因はやはり歯磨きの仕方にあったように思う。今回得た助言をもとに、しっかりとブラシを歯茎に当てる意識を持ちたい。幸いにも、早速明日にもう一度歯医者に行き、虫歯の治療をしてもらえることになった。日本に一時帰国する前に虫歯の治療ができてよかったと思うし、ここから改めて歯のケアをちゃんとしていきたい。今のところ身体は健康そのものだが、目には見えないところで何か改善しておかなければならないこともあるかもしれないので、身体の検査もどこかのタイミングで行おうと思う。


それでは今から作曲実践をして、少しばかり箏の練習をしたい。夕食を食べてからは、今日のフォローアップセッションをさらにフォローするような音声ファイルをいくつか作って、それを参加者の皆さんにシェアしたいと思う。明後日のラスキー博士との第2回のセッションも非常に楽しみだ。フローニンゲン:2022/9/13(火)17:06

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