No.3924 デ·ホーヘ·フェルウェ国立公園の優しい雰囲気_A Gentle Atmosphere of De Hoge Veluwe National Park
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1705, An Egg of Light
An egg of light is shining in the morning right now.
I’m wondering what comes up from the inside.
Groningen; 08:05, 8/13/2022
No.1706, Presence and Absence
Any presence can be absent; 1 can be 0.
Any absence can be present; 0 can be 1.
Groningen; 10:48, 8/13/2022
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本日の3曲
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タイトル一覧
8913. 今朝方の夢
8914. 朝の考え事
8915. 物化とデータ化/サイバー空間と精神分析
8916. 87冊の学術書を注文して
8913. 今朝方の夢
時刻は午前7時を迎えた。今、小鳥たちのさえずりが聞こえてくる。ここ数日間は気温が高くなるフローニンゲンだが、朝と夜は涼しい。特に朝のこの時間帯は涼しく、気温は16度ほどである。天気予報を確認すると、今日までが夏日のようだ。明日も最高気温は29度まで上がるようだが、夕方からは曇りとなり、そこから雷を伴う雨が降るようだ。明後日以降からは、天気が崩れ、毎日小雨が降る可能性があり、ぐっと気温が下がる。夏らしさを感じられるのは今日が最後かもしれない。
今朝方の夢を静かに思い出している。今朝方は夢の中で、見知らぬ日本人女性と話をしていた。その女性が中年男性にストーカーをされていると聞き、彼女はまずその相談を私にしてきた。すると、ストーカーをしている男性がヘラヘラ笑いながらこちらにやって来て、彼女を強引にどこかに連れていこうとした。そこで私はその男性に声を掛け、事情を尋ねた。話を聞いてもその男性はヘラヘラと笑っているだけであり、何も話す気がないとわかったので、私は彼女を守るためにその男性をジークンドーの技を使って撃退することにした。それは一撃であった。一撃を喰らった男性は、その場に倒れ込み、もう2度と彼女にストーカー行為をしないと約束した。彼女と私はその場から離れ、落ち着いて話ができる場所で少し話をした。今の仕事について、それから前職について彼女から色々と話を伺った。どうやら小さい息子がいるらしく、彼女はその子のために必死で働いているとのことだった。今朝方はそのような夢を見ていた。
朝焼けを眺め、小鳥のさえずりに耳を傾けていると、心が自然と落ち着いてくる。毎朝をこのような形で迎えられるのがとても嬉しい。それには本当に感謝をしたい。今日は昨日に引き続き、書籍の一括注文をしようと思う。もしかしたら昨日購入した書籍の数ほどになるかもしれないが、間も無く始まる長い秋と冬に掛けての読書を充実したものにするために、このタイミングで大量に文献を購入するのは悪いことではない。むしろ重要なことである。購入リストの残りの書籍も再吟味しながら、午後の早い段階を目安に書籍を購入し、そこからは先日届いた和書を読み進めていきたい。フローニンゲン:2022/8/13(土)07:13
8914. 朝の考え事
光り輝く土曜日の朝。時刻は午前8時を迎えた。朝の動的ストレッチを終え、そこから部屋の掃除をした。1階と2階に掃除機をかけ、今は気分がとてもいい。掃除の効能を感じる。今日もまた午後からは気温が上がるので、その前に掃除機をかけておこうと思ったのである。動的ストレッチの後にすぐに掃除をしたからか、体が熱くなっているのを感じた。朝に体温を上げることによって、ここからの活動がしやすくなるだろう。
先ほどふと、今後の資本主義における主要なプレイヤーが誰になるのかについて考えていた。依然としてプラットフォーマー企業の力は強いだろうが、彼らに取って代わるようなプレイヤーが現れるのかどうかについて考えていた。ひょっとしたら、ブロックチェーン技術を活用した新たなジャイアント企業が現れるかもしれない。あるいは、既存のプラットフォーマーがそうした最先端テクノロジーを活用することによって、さほど勢力図は変わらないという可能性もある。いずれにせよ、テクノロジーとマネーの観点において、ブロックチェーン技術と暗号資産には引き続き関心を持っておきたいと思う。
フェリックス·ガタリは、資本は記号的なオペレーターであると述べていたことを思い出す。昨日購入した書籍には、資本主義と記号論に関するものがある。記号論や精神分析の観点から資本主義の性質を暴いていくことは探究の主眼の1つになるだろう。テクノロジーに関しても、記号論と精神分析の観点からアプローチをしてみよう。それでは今から、朝のコーヒーを淹れて、購入する書籍の吟味を始めていこう。フローニンゲン:2022/8/13(土)07:13
8915. 物化とデータ化/サイバー空間と精神分析
人間が持つ認知機能の一つとして、対象化と客体化が挙げられるが、人はそれらの作用を通じて、自分自身や人間関係を物化していく。物化というのはルカークスの言葉であるが、まさに人間は物化を通じて日々の生活を営んでいる。現代においては、物化されたありとあらゆるものがデータに変わりつつある。そして、データを活用した資本主義的営みが横行し始めている。もちろん、データを社会福祉に有効活用する道も見られつつあるが、今後、このデータ化の波はどのような方向に向かっていくのだろうか。どのような社会課題が現れるのかには絶えず注意をしておきたい。私たちは、覚醒意識の中において、絶えず自己と環境を物化しながら生きていくことが不可避に要求されているため、今後もデータは増える一方だろう。物化された世界の中で生きることは、データの世界の中で生きることを意味するようになるかもしれない。そんな未来像がふと現れた。
私たちの意識はサイバー空間の中に溶け込み始めて久しい。意識空間は、物理空間に限定されず、デジタルなサイバー空間と絶えず密接に繋がっている。もはや意識空間がサイバー空間に包摂されている、あるいは意識空間がサイバー空間を包摂していると述べることができるだろう。精神分析の種々の概念や技法は、意識のサイバー化が進む現代社会において、重要性が依然としてある。人間の意識は興味深いもので、想像力を通じて無限に拡張される。それはサイバー空間の性質とも相性が良く、精神分析は以前より想像界の探究をしていたのだから、サイバー空間というこれまた想像界の産物と相性が良いことは想像に難くない。今購入を検討しようとしていた書籍はそのあたりの記述が分厚そうである。精神分析の概念と技法には依然として注目をし、それをテクノロジーやマネー、そして文明の病に対して適用していくことを意識していこうと思う。フローニンゲン:2022/8/13(土)09:04
8916. 87冊の学術書を注文して
時刻は午後3時を迎えた。昨日と同様に、今日も朝から書籍の吟味をし、下記の合計で87冊の書籍を購入した。昨日は91冊の書籍を注文したので、今回の一括注文では178冊の書籍を新たに注文したことになる。いずれの書籍も今後の探究を豊かにしてくれるものなので、必要な投資であったと思う。今日は、エディンバラ大学出版から出版されている思弁論的実在論に関する書籍を19冊ほど購入した。また、ビョンチョル·ハンの最新書籍“Infocracy: Digitization and the Crisis of Democracy“も購入した。それらに加えて、テクノロジー哲学者のバーナード·スティグラーの書籍も数冊ほど新たに購入したり、加速主義の提唱者ベンジャミン·ノイスの書籍も数冊したりした。その他に印象に残っているのは、文学と科学を切り口にした文明批判を行なっているキャサリン·ヘイルズの書籍も数冊購入したことだろうか。最後に吟味していたのは、知人の神父の方が紹介していた"Method in Theology”という書籍である。著者のバーナード·ロウナーガンは、ハーバード大学神学大学院でも教鞭を執っていたカナダの神学者である。彼の書籍も含め、今回一括注文した書籍は、今年の秋と冬にかけて読み込んでいくだけではなく、長く一生付き合っていける書籍ばかりだろうと期待される。書籍の到着が今から楽しみだ。
1. Psychoanalysis, Identity, and the Internet: Explorations into Cyberspace
2. The Age of Perversion: Desire and Technology in Psychoanalysis and Culture
3. Speculative Realism: An Introduction
4. Assemblage Theory
5. The Universe of Things: On Speculative Realism
6. The Life Intense: A Modern Obsession
7. We Ourselves: The Politics of Us, Letting Be II
8. Speculative Realism: An Epitome (2)
9. New Ecological Realisms:Post-Apocalyptic Fiction and Contemporary Theory
10. Onto-Cartography:An Ontology of Machines and Media
11. Indexicalism:Realism and the Metaphysics of Paradox
12. Against Continuity:Gilles Deleuze's Speculative Realism
13. Adventures in Transcendental Materialism:Dialogues with Contemporary Thinkers
14. The End of Phenomenology:Metaphysics and the New Realism
15. Speculative Realism and Science Fiction
16. Speculative Grammatology:Deconstruction and the New Materialism
17. Speculative Empiricism:Revisiting Whitehead
18. Garcian Meditations:The Dialectics of Persistence in Form and Object
19. Romantic Realities:Speculative Realism and British Romanticism
20. Quentin Meillassoux:Philosophy in the Making
21. Nihil Unbound: Enlightenment and Extinction
22. Infocracy: Digitization and the Crisis of Democracy
23. Aesthetics, Digital Studies and Bernard Stiegler
24. Bifurcate: There is No Alternative
25. Introduction to Philosophy of Technology
26. Late Capitalist Fascism
27. Philosophy of Technology: An Introduction for Technology and Business Students
28. A Companion to the Philosophy of Technology
29. Philosophy of Technology
30. Religion in the Age of Digitalization: From New Media to Spiritual Machines
31. Credit and Creed: A Critical Legal Theory of Money
32. No Speed Limit: Three Essays on Accelerationism
33. Malign Velocities: Accelerationism and Capitalism
34. Algorithmic Desire: Toward a New Structuralist Theory of Social Media
35. The Social Pathologies of Contemporary Civilization
36. Pathology and the Postmodern: Mental Illness as Discourse and Experience
37. The Persistence of the Negative: A Critique of Contemporary Continental Theory
38. Benjamin Noys
39. The enigma of capital: and the crises of capitalism
40. All and Nothing: A Digital Apocalypse
41. The Radical Fool of Capitalism: On Jeremy Bentham, the Panopticon, and the Auto-Icon
42. The Death Algorithm and Other Digital Dilemmas
43. Unthought: The Power of the Cognitive Nonconscious
44. How We Think: Digital Media and Contemporary Technogenesis
45. How We Became Posthuman: Virtual Bodies in Cybernetics, Literature, and Informatics
46. The Politics of Speed: Capitalism, the State and War in an Accelerating World
47. Speed and Politics, New Edition
48. The Vision Machine (Perspectives)
49. TechGnosis: Myth, Magic, and Mysticism in the Age of Information
50. Heidegger's Technologies: Postphenomenological Perspectives
51. Bios: Biopolitics and Philosophy
52. Digital Cash: The Unknown History of the Anarchists, Utopians, and Technologists Who Created Cryptocurrency
53. Postphenomenology and Technoscience
54. The Future of Work, Technology, and Basic Income
55. The Palgrave International Handbook of Basic Income
56. Blockchain Democracy: Technology, Law and the Rule of the Crowd
57. Technology and the Character of Contemporary Life
58. Simulacra and Simulation
59. Jean Baudrillard: From Hyperreality to Disappearance: Uncollected Interviews
60. The Intelligence of Evil: Or the Lucidity Pact
61. The System of Objects
62. The Perfect Crime (Radical Thinkers)
63. The Ecstasy of Communication
64. For a Critique of the Political Economy of the Sign
65. The Consumer Society: Myths and Structures
66. Mythologies (Vintage Classics)
67. Value (What is Political Economy?)
68. Fully Automated Luxury Communism: A Manifesto
69. Horrorism: Naming Contemporary Violence
70. Fear of Breakdown: Politics and Psychoanalysis
71. Marx's Concept of Money
72. Theory of Money and Credit
73. Epistemological Problems of Economics
74. The New Psychology of Money
75. Symbolic Economies after Marx and Freud
76. The Future of Money: How the Digital Revolution Is Transforming Currencies and Finance
77. The Nature of Capital: Marx after Foucault
78. The Routledge Handbook of Economic Theology
79. What is Money? (Routledge)
80. Money (What is Political Economy?)
81. The Inhuman: Reflections on Time
82. Credit and Crisis from Marx to Minsky
83. Applied Economics and the Critical Realist Critique
84. Language and Symbolic Power
85. The Social Structures of the Economy
86. An Invitation to Reflexive Sociology
87. Method in Theology
フローニンゲン:2022/8/13(土)15:13
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