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8909-8912: フローニンゲンからの便り 2022年8月12日(金)



No.3821 複眼_Multiple Eyes


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1703, Morning Hope

The world right now is saturated with morning hope.

So am I.

Groningen; 08:55, 8/12/2022


No.1704, A Serene Evening

A serene evening is smiling to the world.

The world gives in return the place for the evening to live.

Groningen; 19:20, 8/12/2022


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本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8909. 今朝方の夢

8910. トマトを収穫して

8911. 91冊の学術書を購入して

8912. 真夏日を満喫して


8909. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。今、小鳥たちの鳴き声が聞こえている。今の気温は16度で涼しいが、今日もまた日中は30度に到達するとの予報がある。雲1つない快晴に恵まれ、今日も夏を感じられる1日になるだろう。明日と明後日まで30度に到達する日が続き、来週の月曜日からは天気が崩れ、雷の日があり、そこから急に気温が下がり、最終の木曜日からは20度を少し超えるぐらいの気温になる。それを考えると、夏を感じられるのはこの3日間になりそうだ。短い夏が足早に去り、気がつけば秋がやって来ようとしている。


今朝方の夢は、1つ印象に残る場面があった。夢の中で私は、実際に通っていた中学校の体育館にいた。体育館には男子生徒だけが集まっていて、その集まりを終えて体育館を出ようとした。扉を開けたら、今度は女子生徒たちの集まりがあるらしく、一斉に体育館に押し寄せてきた。その際に、どこか見覚えのある顔があった。彼女は小学校までは同じだが、中学校は別の学校に通うことになり、それ以降は関係が途絶えていた。そんな彼女がこの間の夢の中に出てきたなと夢の中の自分は思った。彼女とすれ違う時に思わず、「あれっ?!」という言葉が漏れ、彼女の名前を呼ぼうと思ったが、まさか彼女が同じ中学校にいるとは思わず、声を掛けるのをやめた。名前を呼ぶことはしなかったが、私の声に彼女は反応した。しかし、彼女の目の前にいた別の生徒が呼び掛けたと思ったのか、彼女はその生徒に話しかけた。彼女の顔を見て、久しぶりに少し話したいと思った。私たちは中学校3年生になっていて、ひょっとしたら前の学校に馴染めず、こちらの学校に移ってきたのかもしれないと考えながら、彼女がまたこの学校でうまくやっていけるように、後ほどお茶の誘いでもしようと考えたが、柄にもないことをしなくてもいいかとも思った。


その他にも、その体育館でバスケをしている夢の場面があった。バスケをする前に、アメリカ人の若い男性のインストラクターが、生徒たちにストレッチを教えていた。私はヨガのインストラクターの資格を持っていたこともあり、彼のメニューに従うことをせず、1人勝手に色々なストレッチをしていた。それを見た彼は、笑顔なのだが内心怒っているようで、私に話しかけてきた。彼のストレッチのメニューに従うよりも、自分の体を熟知した自分が普段行っているストレッチの方が望ましいということを彼に伝えると、彼はもはや何も反論ができないようだった。ストレッチを終えて、2人の友人(HO & YU)と一緒にバスケのシュート練習をした。ストレッチが効いたのか、普段よりもシュートの飛距離が伸び、スリーポイントシュートが楽に打てるようになっていた。しかし、最初の一球は随分と力が入ってしまい、角度のない位置からのスリーポイントシュートを放った時に、ゴールの向こう側に飛んでしまった。そこからは力の調整をしてシュートを放っていった。そのような夢の場面があった。フローニンゲン:2022/8/12(金)07:25


8910. トマトを収穫して


とても穏やかな朝の世界に心も体も癒されている。時刻は午前8時を迎えた。先ほど、庭に出ていき、朝の爽やかな風を感じながら、庭の植物たちに水やりをした。隣人のサハルは息子のフィンと一緒にフランスに行き、マークは彼女とオーストリアに出かけ、オーナー夫妻はスイスの1ヶ月ほど滞在している。みんな思い思いにサマーバケーションを過ごしていることが微笑ましい。こうしたゆとりがあることはとても望ましいことである。そう言えば、自分もいつかスイスかどこかにサマーハウスが欲しいなと先日に思った。仮に北欧に住むことになったらサマーハウスはいらないかもしれないが、夏の間だけどこか別の涼しい場所に行き、気分転換をしながら夏の期間をそこで過ごすというのも素敵だなと思った。


先ほど、庭に水やりをしていると、先日収穫していなかったトマトを発見し、3つほど立派なトマトをいただくことにした。トマトはサハルが面倒を見ているのだが、サハルに水やりをお願いされた時にトマトを自由に取っていいと言ってもらっていた。熟したトマトはちゃんと収穫しないと、底の方が腐ってしまって地面に落ちてしまうことがある。それはもったいないので、先日は大きなトマトを2つほどもらった。そのトマトを嶋内さんと一緒に自宅で食べた。今日もまた収穫したトマトを夕食として食べよう。この間嶋内さんと一緒に食べた時には、その甘みに驚き、庭で育てたトマトにはやはり愛情がこもっているのか、その分の美味しさがあった。庭に水やりをしてひと段落したので、今からコーヒーミルを挽き、朝のコーヒーを淹れよう。コーヒーを飲みながら、書籍の一括注文のリストを眺め、1冊1冊再吟味をして、今日の夕方までに注文を終えたい。合計で50~80冊ほどの書籍を注文しようと思う。それらの学術書はどれも一級品のものであるから、今後の学術研究に大いに役立つはずである。先日届いた箏と同じく、一生付き合えるような書物との出会いがあることを嬉しく思う。書籍の一括注文が終わったら、読書をしたり、夕方にはジムに行って体を動かそうと思う。ジークンドーもまた箏の演奏や学術研究と同じく、一生涯続けていく自分にとっては大切な実践である。フローニンゲン:2022/8/12(金)08:32


8911. 91冊の学術書を購入して


時刻は午後3時を迎えた。先ほど、朝から取り掛かっていた書籍の一括注文を終えた。しかし、まだまだ購入した書籍があり、結局今日は下記の91冊の書籍の購入に留めた。今からジムに行くため、明日再び文献購入リストを眺め、再度書籍を吟味していこうと思う。吟味すべき書籍は100冊ほどあり、そのうちどれくらいの書籍を購入するかは明日になってみないとわからない。本日購入した書籍として、都市社会学に関して重要な功績を残したヘンリー·ルフェーヴラの書籍が7冊、思弁論的実在論の産みの親であるクァンタン·メイヤスーの英訳されている書籍は大半購入した。また、会計学の虚構性を暴くための重要な書籍や税法の哲学思想に関する書籍も購入し、それらはいずれも文明学の探究につながるものである。今日の大量注文は、アマゾンイギリスとアマゾンオランダを使い分け、アマゾンイギリスの買い物カゴが50冊を超えた時、それ以上はカゴの外に漏れてしまうことを確認した。そう言えば昨年の夏にも書籍の一括注文をした際に、同じことが起こっていたことをふと思い出した。早朝の日記で書き留めていたように、書籍の一括注文の際にタイトルや目次を検索することによって、その書籍のイメージが湧き、実際に書籍を読み始めるための予習になるため、それは有益な作業である。明日もまた朝から時間を取って書籍の吟味をしていこう。今回の一括注文で購入した書籍は、秋や冬にかけて読み進めていくものであり、同時に今後も何度も参照し直す知的財産になるであろう。


1. Hegel, Marx, Nietzsche: Or the Realm of Shadows

2. Writings On Cities

3. The Urban Revolution

4. Marxist Thought and the City

5. On the Rural: Economy, Sociology, Geography

6. Toward an Architecture of Enjoyment

7. Metaphilosophy

8. Social Origins of Educational Systems

9. Erotism: Death and Sensuality

10. How to Read Lacan

11. Bubbles: Spheres I - Microspherology

12. Globes: Spheres Volume II: Macrospherology

13. Foams: Spheres Volume III: Plural Spherology

14. Critique Of Cynical Reason

15. You Must Change Your Life: On Anthropotechnics

16. Economics of Good and Evil: The Quest for Economic Meaning from Gilgamesh to Wall Street

17. Gods of Money: Wall Street and the Death of the American Century

18. Jacques Ellul and the Technological Society in the 21st Century

19. Narrative Economics: How Stories Go Viral and Drive Major Economic Events

20. Capitalism, Alone: The Future of the System That Rules the World

21. Homo Ludens: A Study of the Play-Element in Culture

22. The Real Gaze: Film Theory After Lacan

23. The End of Dissatisfaction?: Jacques Lacan and the Emerging Society of Enjoyment

24. Universality and Identity Politics

25. Lacan: A Beginner's Guide

26. The Tyranny of Metrics

27. Resonance: A Sociology of Our Relationship to the World

28. The Uncontrollability of the World

29. The Administration of Fear

30. War and Cinema: The Logistics of Perception

31. Cannibal Metaphysics

32. Signs of Meaning in the Universe

33. Biosemiotics: An Examination Into the Signs of Life and the Life of Signs

34. Information and the Nature of Reality: From Physics to Metaphysics

35. Human Enhancement

36. Global Catastrophic Risks

37. Superintelligence: Paths, Dangers, Strategies

38. Ethics of the Real: Kant and Lacan

39. Cogito and the Unconscious

40. After Lockdown: A Metamorphosis.

41. Reassembling the Social: An Introduction to Actor-Network-Theory

42. Inhuman Power: Artificial Intelligence and the Future of Capitalism

43. Post-Capitalist Subjectivity in Literature and Anti-Psychiatry: Reconceptualizing the Self Beyond Capitalism

44. Creating Future People: The Ethics of Genetic Enhancement

45. The Society of the Spectacle

46. The Oxford Handbook of Political Ideologies

47. The Oxford Handbook of Cultural Sociology

48. Handbook of Culture and Memory

49. Routledge Handbook of Social and Cultural Theory

50. Routledge Handbook of Cultural Sociology

51. Routledge Handbook of Conspiracy Theories

52. Cultural Theory and Popular Culture: A Reader

53. Theories of Crime Through Popular Culture

54. Lacan and Marx: The Invention of the Symptom

55. Truth Games: Lies, Money and Psychoanalysis

56. Loaded Subjects: Psychoanalysis, money and the global financial crisis

57. Signs and Machines: Capitalism and the Production of Subjectivity

58. The Making of the Indebted Man: An Essay on the Neoliberal Condition

59. Narcocapitalism: Life in the Age of Anaesthesia

60. The PlayStation Dreamworld

61. Platform Capitalism

62. Immaterialism: Objects and Social Theory

63. Cognitive Capitalism

64. Xenofeminism

65. Zeros and Ones: Digital Women and the New Technoculture

66. Inventing the Future (revised and updated edition): Postcapitalism and a World Without Work

67. The Speculative Turn: Continental Materialism and Realism

68. Cosmotechnics: For a Renewed Concept of Technology in the Anthropocene

69. Art and Cosmotechnics

70. Recursivity and Contingency

71. The Question Concerning Technology in China: An Essay in Cosmotechnics

72. On the Existence of Digital Objects

73. Capital Hates Everyone: Fascism or Revolution

74. Immunodemocracy: Capitalist Asphyxia

75. Governing by Debt

76. The Corruption of Capitalism: Why rentiers thrive and work does not pay

77. Ghosts of My Life: Writings on Depression, Hauntology and Lost Futures

78. K-Punk: The Collected and Unpublished Writings of Mark Fisher

79. The Weird and the Eerie

80. Flatline Constructs: Gothic Materialism and Cybernetic Theory-Fiction

81. The Memeing of Mark Fisher: How the Frankfurt School Foresaw Capitalist Realism and What To Do About It

82. Fanged Noumena: Collected Writings 1987-2007

83. The Thirst for Annihilation: Georges Bataille and Virulent Nihilism

84. After Finitude: An Essay on the Necessity of Contingency

85. Time Without Becoming

86. Science Fiction and Extro-Science Fiction

87. A Philosophy of Management Accounting: A Pragmatic Constructivist Approach

88. Accounting and Order

89. A Journey into Accounting Thought

90. Taxation: Philosophical Perspectives

91. The Human Condition: Second Edition

フローニンゲン:2022/8/12(金)15:17


8912. 真夏日を満喫して


時刻は午後7時半を迎えようとしている。今、少し強さを残す夕日が依然として輝いている。今日は結局、33度まで気温が上がった。フローニンゲンにしては気温が随分と上がった方であり、午後にジムに出かけた際にはカラッとした暑さがあった。それでも日陰に行けば涼しいし、歩いていてもさほど汗が滲んでこないのがこの地の夏の暑さの特徴である。ジムの受付には久しぶりにエリーザがいて、帰り際には彼女と少し話をした。ここ数日間はフローニンゲンにしては暑い日が続くという話や、サマーバケーションについての話を彼女としていた。どうやらエリーザは休みを取っておらず、最近はジムの受付やトレーナーの仕事に加えて、ホテルの受付の仕事もしているそうだった。何か今すぐに別の仕事のためにお金を貯めているわけではなく、今後のためにお金を貯めているとのことだった。ジムとホテルの仕事を合わせると、土日も働いているとのことであり、彼女の体を心配したが、彼女は元気そうにやっているように見えたし、何よりも心のゆとりを感じたので大丈夫かと思う。一応この夏が終わり、みんながサマーバケーションを終えた頃に少し休暇を取るとのことだった。


さて、今日は随分と気温が上がっていたので、ジムにも人はまばらであった。合計で5人ぐらいがトレーニングに思い思いに励んでいた。まずはいつものように鏡のある部屋に行き、そこで1分間のインターバルトレーニングも含めて、ジークンドーの鍛錬を行った。そこから器具のある大きな部屋に移動し、そこからは自重トレーニングとその合間合間にジークンドーの接触法のトレーニングを行なっていった。最近はこれがジムでの流れになっていて、とても良い流れになっているように思う。ここ最近は暑いのでサウナに入っていないが、来週からはまた涼しい日々が始まるので、来週以降はサウナに入ってさっぱりしてこようかと思う。ジムで体を動かすことや体を鍛えることは、やはり自分の日々の心身の健康の基盤になっていて、知的活動に目に見える形で良い影響を与えていることがわかる。こうした肉体的なトレーニングを今後も怠らず、楽しみながら継続していきたい。フローニンゲン:2022/8/12(金)19:36

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