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8761-8764: フローニンゲンからの便り 2022年7月12日(火)



No.3811 朝光の形_A Shape of Morning Light


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1670, Demonic Reality

This reality is always demonic.

It constantly continues to create and destruct.

Groningen; 19:29, 7/12/2022


No.1671, Altered Time

I’m in a flow of altered time.

A new self is waiting ahead.

Groningen; 19:30, 7/12/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8761. スウェーデン旅行に向けて

8762. 今朝方の夢

8763. メルヴィンの店で髪を切ってもらって

8764. 3日前に起こったフローニンゲンでの発砲事件と画家のギアート·ウォーターマンと出会って


8761. スウェーデン旅行に向けて


時刻は午前7時半を迎えようとしている。空にはうっすらとした雲がかかっていて、今朝は朝日を拝むことができていない。風は全くなく、小鳥の鳴き声も聞こえておらず、静けさが辺りを満たしている。今の気温は14度でとても肌寒く、長袖を着て、長ズボンを履いて過ごしている。ただし今日は曇りがちでありながらも午後には気温が上がり、26度ぐらいまで達するようだ。なので午後に髪を切りに行く際には、半袖で出かけることができるかもしれない。半袖で出かけるかどうかは少し様子を見ようと思う。早いもので、明後日から10日間のスウェーデン旅行が始まる。スウェーデンで訪れる街の気温を確認したところ、変動はさほどなく、安定して涼しい日々が続くようだ。最初に訪れるマルメに関しては、到着する日の夕方に少し小雨が降るかもしれないが、それ以外の日は晴れに恵まれそうで何よりである。懸念事項のスキポール空港の混雑に関しても、フライト数の削減と空港スタッフの拡大によって混雑が緩和されつつあるようだ。ニュースによると、早朝のフライトを利用する人が空港にあまりに早く現れることによって、その時間帯には混雑を引き起こしているようである。空港にはフライトの4時間前よりも早く現れないようにと促しているが、セキュリティーを抜けるのがあれだけ時間を要することを知っていると、早めに来たくなる気持ちもよくわかる。早朝以外には、どうやら正午の時間帯も少し混雑するようで、その他の時間帯はさほど混雑していないようだ。今回は午後4時頃のフライトなので、セキュリティーの混雑がさほどない時間帯に空港に到着できそうである。とは言え、いつもよりやはり早く空港に到着したいと思う。


さて、今日もまた執筆中の書籍の参考文献のリストアップに取り掛かりたい。昨夜も作業を続けていたが、紹介したい文献が予想以上に多く、全ての作業を昨日中に完成することができなかった。なんとか今日は完成させることができるのではないかと思う。文献をリストアップしたことによって、また興味深い新たな書籍を何冊か見つけることができたことは収穫であった。丁寧にリストアップして良かったと思う。最後まで抜かりなくリストアップを続けていき、それが終わったら原稿を一度寝かせようと思う。そこからの加筆·修正もまた楽しんで取り組みたいと思う。フローニンゲン:2022/7/12(火)07:33


8762. 今朝方の夢


静かに佇む朝の世界の中で、今朝方の夢について振り返っている。今朝方は覚えている限りで言えば、2つの夢を見ていた。夢の中で私は、少し薄暗い建物の中にいた。そこで私は、色々なアトラクションをクリアしながら、建物の上の階を目指していた。ある部屋にたどり着いた時、その部屋には天井から地面にかけて、カーテンのようなものがぶら下げられていた。そのカーテンには、色々な紋章が貼り付けられていて、それを集めていくことがそこでの課題だった。部屋には仕切りのようなものがあり、仕切りの向こうにも全く同じカーテンが掛けられていた。私は垂直の壁を忍者のように登っていき、カーテンの上から順番に紋章を集めていった。すると、仕切りの向こうでも誰かが紋章を集め始めたようだった。見ると、アフリカ系の男性が熱心に紋章を集めている姿が飛び込んできて、これはどうやらどちらが先に紋章を全て集めることができるかの競い合いになるなと思った。すると、私たちの後ろから中国人の男性が声をかけて来た。その中年男性の横にはその人の奥さんと思われる人がいて、こちらを見て微笑んでいた。そこでハッとしたのは、隣で紋章を集めていたアフリカ系の男性は私の同僚であり、仲間なのだということだ。そして、目の前にいる中国人の男性は、武術に関する私の師匠だということだった。アフリカ系の男性と私は、すぐに先生のところに挨拶に行った。すると先生は、ニッコリと微笑みながら、「例のものは手に入ったか?」と尋ねた。例のものというのは、まさに今私たちが集めている紋章のことであり、その紋章の中に1つだけとても貴重なものがあることを思い出した。それはアメリカ合衆国の旗を表した紋章で、それはかなりの数あったのだが、そのうちの1つは値段がつけられないほどの貴重なものだった。アフリカ系の男性が私の方に近寄って来て、何か耳元で囁いた。その瞬間に私は、彼とは仲間であるが、目の間にいる先生はもはや敵であることを悟ったのである。そこで私は彼と英語ではなく、別の言語で言葉を小声で交わし、目の前の先生を出し抜こうと思った。すると先生はそれを見抜いたのか、サッと拳銃を取り出し、私に銃口を向けた。その状況においては出し抜くことも容易ではなく、少し冷静となって、いったんは紋章を探す振りをし、どこかのタイミングでうまく出しぬこうと思った。そのような夢を見ていた。


次の夢の場面では、見慣れない小さなオフィスにいた。そこである知人の方からインタビューを受けていた。それは今年度の税金の支払いに関係することでもあり、同時に私の最近の関心について尋ねるものでもあり、不思議なインタビューだった。その中で私は、現在の協働者である会社名を口にした。すると、知人の方が座っている場所と対角線上にある場所に座っていた女性がパソコンのキーボードを叩き、今自分が述べた会社名を調べ始めた。知人の方もその女性の方もその会社名を知っているようだったが、より詳しくその会社について知りたいようだった。その会社はベンチャーキャピタルとしての業務を行なっていて、2人はその会社がかなり業績を上げていることを驚いていた。そこからもしばらくインタビューが続き、気がつけばインタビューが終わっていて、私はゲームの世界の中にいて、そこは海の中でもあった。フローニンゲン:2022/7/12(火)07:49


8763. メルヴィンの店で髪を切ってもらって


時刻は午後3時半を迎えた。先ほど、かかりつけの美容師かつメルヴィンの店に行き、髪を切ってもらった。今日は朝方は肌寒かったが、正午ぐらいから気温が上がり、半袖半ズボンで外出をすることができた。初夏を感じさせる心地良い雰囲気の中、メルヴィンの店に向かった。店に到着すると、メルヴィンがドアを開けて、店の奥でギターを弾いていた。何か思い立ったように、今年の1月からギターを弾き始めたという話を以前から聞いていて、ギターを店に持って来て、空いた時間をギターの練習に充てているとのことだった。いつものように、いきなり髪を切ってもらうのではなく、店の奥のソファでお互いに腰掛け、しばらく近況を話し合った。その際にもメルヴィンはずっとギターを弾いていて、独学とのことだったが、メルヴィンの魂の特質が滲み出しているかのような素晴らしい音色だった。直感的にメルヴィンがメイジャーコードではなく、マイナーコードを好んでいるように感じたので、それについて尋ねてみると、まさにその通りとのことだった。弦楽器として、自分も箏に関心を持っていることを伝えた。残念ながら、日本のアマゾンで箏を注文したところ、先日、海外に発送できない大きさだという連絡を受けた。そのため、この秋に日本に一時帰国した時に箏を受け取ろうと思う。箏の演奏を実際に始めるのはもう少し先のこととなり、この秋以降からのことになるが、箏の演奏はとても楽しみであり、メルヴィンと合奏をしたいねという話をして盛り上がった。そこから髪を切ってもらっているときにも随分と多岐に渡る話をしたが、ちょうど自分が書籍の原稿の執筆を終えたことを伝え、どんな書籍なのかを話し合った。そのときに、前回店を訪れたときにメルヴィンにプレゼントしたビョンチョル·ハンの書籍とも絡め、現代文明が抱えている問題について話し合った。すると、メルヴィンがふと、驚く事件が3日前にフローニンゲンで起こったことを教えてくれた。何やら、メルヴィンの店がある通りのすぐ横の大通りで、3日前に発砲事件があったようで、1人が死亡し、2人が重傷を負ったとのことだった。数日前に、安倍元首相の銃殺事件があっただけに、それと重なる事件で驚いた。フローニンゲンはオランダでは安全な街であり、この国では日本と同様に一般人が銃器を持つことは禁止されているのだが、アンダーグラウンドの世界がこの街の水面下にも存在しているということを改めて感じた。髪を切り終えた後に、メルヴィンが最近読んでいる本として、アトランティス文明に関するものがあるとのことで、それを見せてもらうと、ルドルフ·シュタイナーの書籍で驚いた。それは自分が持っていないものだったので、パラパラと中身を眺めていると、メルヴィンが気前よくそれを貸してくれることになった。その書籍はオランダ語ではなく、英語だったので、有り難く借りることにした。スウェーデン旅行から帰って来たら、ゆっくりその書籍を読みたいと思う。フローニンゲン:2022/7/12(火)15:47


8764. 3日前に起こったフローニンゲンでの発砲事件と画家の

ギアート·ウォーターマンと出会って


時刻はゆっくりと午後4時を迎えようとしている。親友のメルヴィンに教えてもらった3日前にフローニンゲンの街の中心部で起きた発砲事件について、大声での口論から事件が始まったようであり、近隣住人が口論が過激化し始めたところから動画を撮り始めていて、発砲に到る結末までの動画がYoutube上にアップされているとのことだったの、先ほど早速見てみた。すると、そこはメルヴィンの説明にあったように、店から一番近い大通りであり、自分もよく通っている道だったので、尚更驚かされた。また今の時期は夜は随分と遅くまで明るいので、午後8時前の事件の時にも辺りは明るく、こうした明るい時間帯に事件があったことを驚く。動画を見たところ、犯人はスリナム系のオランダ人で、発砲して15分後に逮捕されている。この事件の数日前に、フローニンゲンの街の中心部では違法ドラッグの売買をしていた男性が逮捕されている。フローニンゲンという一見平和に思える街でも身近なところにこうした事件があるのだ。メルヴィンとも話し合っていたが、結局のところ、ロシアとウクライナの戦争にせよ、安倍元首相の暗殺にせよ、こうした事件は全て根底で繋がっていると思う。人間が内在的に抱えている問題と、文明の病の双方をそれらの一連の事件に見て取る。やはり今回自分が書籍を突然一気呵成に執筆したのは、時代の要請だったように思う。フローニンゲンの発砲事件に関する動画を見た後に、メルヴィンが今日の会話の最後で、ギターの演奏だけではなく、フリースタイルのラップに関心があるとのことであり、今アメリカのハリー·マックというラッパーに注目しているとのことであり、彼がフリースタイルでラップをしている動画も合わせて視聴した。彼のクリエイティビティに触れながら、自分が日々創作活動や音声ファイルを作成している時の感覚に非常に似ていると思った。自分もフリースタイルで日々の活動を行なっているように思えたし、それを好んでいる自分がいることを改めて思った次第である。


それと今日は、メルヴィンの店から自宅まで真っ直ぐ帰ったのだが、その途中に、以前から気になっていたギャラリーの前で足を止めた。時々そのギャラリーの画家の中年男性が、店の前の通りに椅子を置き、そこに腰掛けて日光浴を楽しんでいる姿をこれまで見かけて来た。その画家は、ギアート·ウォーターマン(Geert Waterman)という名前であることをギャラリーの窓際に掲げられている看板を見て知った。彼のウェブサイトを先ほど見たのだが、「天国の色を与えられた画家」と呼ばれることだけあって、神秘さと平穏さの双方が滲み出している絵画を多く描いていて、大変関心を持った。以前からギャラリーの前の通りに出している絵を見て、思わず足を止めてしまうことが何度もあったのである。今すぐにではないが、仮に来年オランダを離れ、アメリカに行くことが決まったら、フローニンゲンに縁のある彼の絵画を何か購入したい。大きな作品が多いのだが、何か小さな作品で、天国を感じさせてくれる作品があればぜひ購入したいと思う。フローニンゲン:2022/7/12(火)16:14

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