8748-8751: フローニンゲンからの便り 2022年7月8日(金)
- yoheikatowwp
- 2022年7月11日
- 読了時間: 9分

No.3800 差延_Différance
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1664, Unique Time
My time is mine.
So is others’ time.
Every existence has its own unique time.
We need to respect each other’s own time and protect ours from the standardized time by neoliberalism.
Groningen; 19:34, 7/8/2022
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本日の3曲
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タイトル一覧
8748. スウェーデン旅行に思いを馳せながら
8749. 今朝方の夢
8750. 活動家としての自己を思い出して
8751. 一般書の執筆の意義
8748. スウェーデン旅行に思いを馳せながら
時刻は午前6時半に近づきつつある。今朝もまた空にはまばらに雲があるが、遠くの方に朝日が輝いている。小鳥たちも鳴き声を上げ始めた。これから朝が本格的に始まる。今の気温は13度と低く、部屋にいても随分と肌寒く、長袖·長ズボンを着用している。7月を迎えたというのに、どこか初冬の寒さである。ここから4日間は同じような気温になり、来週の火曜日から少し気温が暖かくなるようだ。来週の木曜からはいよいよスウェーデン旅行が始まる。その日は天気が良いようなので何よりだ。あとはスキポール空港の混雑の具合いを調べ、当日どれだけ早く空港に到着するかを考えたいと思う。スウェーデンのこの時期の気候を調べてみると、今回訪れる3都市共にフローニンゲンと同じような気候のようだ。朝夕が冷えることを想定して、上に羽織るものは必ず持って行こう。
一昨日から突然書籍の執筆を始め、昨日は一日中それに取り掛かっていた。今日も同じく一日中執筆に取り掛かろうと思う。その休憩として午後には一度ジムに行き、ジークンドーのトレーニングをして体を動かし、サウナでリフレッシュしてこようと思う。その時間は執筆から離れての息抜きかつ休息の時間としたいが、リラックスしているとまた良いアイデアが浮かんでくることが往々にしてあるので、何か良いアイデアが生まれたらそれをメモしておこう。今のところはとにかく、一昨日に一気に書き出した論点に関する文章を執筆していき、それが全て澄んだら、追加で文章を書き足していくことにする。書物を再び参照するのはその時のフェーズでいい。今は逐一書物に立ち返るのではなく、そうすると時間ばかりが過ぎてしまうから、とにかく今は自分が大事だと思う考え方や論点に沿って、ビョンチョル·ハンとポール·ティリックの考え方に言及しながら自分の考えを展開していこうと思う。とりあえず今の段階ですでに8万2千字ほどの文字量になっていて、それは論点を書き出しただけの下書きやアイデアのメモ書き程度のものも含まれているから、それらをもとに加筆をしていけば、10万字を超え、新書の規定文字数ぐらいにはなりそうである。可能であれば、スウェーデン旅行に行くまでに原稿をいったん全て書き終え、旅行中に読み返していきたい。フローニンゲン:2022/7/8(金)06:38
8749. 今朝方の夢
小鳥たちの澄み渡る鳴き声が辺りに響き渡っている。彼らの鳴き声は、1日の始まりを祝っているかのようであり、同時に自分を今日の自らの取り組みに向けて心を整えてくれる。彼らの存在無くしては今の自分もいないということ。今執筆している書籍は、彼らの生活圏を守り、育むことに間接的につながってくれればと思う。
今朝方は2つほど印象に残る夢を見ていた。最初の夢の中で私は、前職時代のオフィスにいた。厳密には、自分が在籍していた頃とは少し違う雰囲気のオフィスであり、日本の都市ではなく、欧州のどこかの都市にあるオフィスのように感じられた。そこでは私の退職を祝う会がこれからなされようとしていた。私は結局2年足らずでその会社を辞めることになったのだが、そんな私に対しても送迎会をしてくれるというのは本当に有り難いことだと思った。ただし、全員が私の退職を歓迎してくれていたわけではなく、同じ大学を卒業したひと回り年上の先輩は、私の退職を歓迎していなかった。だがその方の思いは、もっと一緒に働きたかったというものであり、そのように思ってくれることは自分にとって有り難いことだった。歓迎会が始まると、みんなが自分にまつわる思い出話をしてくれた。どれも必ず笑いが起こるエピソードであり、場の雰囲気はとても和やかだった。私は結局最後まで、オランダ人の上司の名前を正確に発音することができず、歓迎会の中でも何度か彼の名前を発音しようと試みたが、上手くいかず、みんな笑っていた。
そのような夢の場面があった後、次に見ていたのは、実家近くの上空を飛んでいるものだった。しばらく空を飛び、眼下に実家近くの病院が見えたので、そこに何気なく降りてみた。不思議なことに、地面に降りたのではなく、病院の建物の上に着地したら、自分の体は建物を取り抜けていき、病院の1階のフロアーにいた。そこを歩きながら、病院に入院している人や通院している人たちの姿を見た。すると、思っていた以上に彼らの表情は明るく、それを見て私は嬉しくなった。病院の外に出ると、そこにはタクシーが1台待っていて、病院の入り口から50mぐらい遠くには駐車場があり、そこにもタクシーが止まっていた。するとそこで、1人の若い男性がタクシーの運転手と口論を始めた。そしてなんと、その若い男性は手に持っていたライフル銃のようなものでタクシーの運転手を撃ち殺した。さらに、近くに停車していたスポーツカーの運転席に座っていた若い男性も撃ち殺し、助手席に座っていた女性が大きな悲鳴を上げた。私は身の危険を感じ、すぐさま逃げなければならないと思ったが、その男性は病院の入り口付近に立っていた私にも銃口を向け、一瞬狙いを定めて発砲してきた。私はサッと物陰に隠れたので銃弾からなんとか逃れたが、ここにいては危ないと思い、身をかがめながら場所を移動し、飛んで逃げた。そこからはできるだけ遠くに逃げようと思ったが、空はどんよりとした黒い雲で覆われていて、これから大雨が降りそうな気配があった。できるだけ高度を上げて空を飛びたかったが、そのどす黒い雲があったので、なるべく高度を上げながらも、雲の上に出て飛ぶことはできなかった。悲惨な銃殺現場にいたこともあり、心が動揺していて、最初うまく飛ぶことができず、高度を上げ、落ち着いて飛ぶまでに時間がかかった。なんとか安定して飛べるようになると、私はある大きなホテルで会合があることを思い出し、そのホテルに向かった。フローニンゲン:2022/7/8(金)07:04
8750. 活動家としての自己を思い出して
時刻はゆっくりと午前8字半に近づこうとしている。これまでのところ毎朝の日課である創作活動に従事し、ELSAのアプリを使った英語の発話能力の鍛錬を行った。もちろん夢日記をつけることもすでにやっているので、これから本格的に今日の活動に入っていける。今から書籍の執筆を進めて行こうと思う。昼までの全ての時間を執筆に当て、午後にジムに行ってトレーニングをした後にも夕食まで時間があるであろうから、そこでもまた書籍の執筆に取り掛かりたい。とにかく勢いのある時に一気に執筆を前に進めてしまうのが自分のやり方として好ましいように思える。
先ほど洗濯物を干しながら、自分の今の関心や研究は、社会の治癒と変容に向かうものであり、その先に文明そのものの治癒と変容を見据えていることを改めて思った。その時に、今でこそZoomを使ってオンラインミーティングをしているが、一昔前まではSkypeが主流であったことを思い出し、その時の自分のユーザーネームに「活動家」を表す英単語を用いていたことを思い出した。Skypeのユーザーアカウントを作ったのは、大学を卒業する頃ぐらいだったかと思うので、その時から社会に対して活動していくことの意思の萌芽があったようなのだ。そこから長い年月をかけて、少しずつ自分の研究と実践を深めていき、今改めて社会活動家としての自己の側面を再発見する。今執筆している書籍は、また何か新しいことの始まりを予感させるものだったが、活動家としての活動を新たに始めるきっかけになるものなのかもしれないと思う。仮に今後大学で研究することになったとしても、研究と社会活動の2つを両立していきたいと思う。いや、それらは自分にとっては2つで1つなのだ。そのようなことを考えていた。
それでは今から書籍の執筆に取り掛かろうと思う。今は、ビョンチョル·ハンの疲労社会に対する考察の論考を参考にしている章の執筆に取り掛かっているところであり、次にブラッシュアップするべき章は透明社会に関するものだ。今日の執筆でどこまで進めるか分からないが、流れとしては透明社会に関する文章に加筆をして、そこからポール·ティリックの資本主義批判を題材にした章の加筆を進めていきたいと思う。フローニンゲン:2022/7/8(金)08:31
8751. 一般書の執筆の意義
時刻は午後5時に近づきつつある。今朝は雲りがちであったが、午後からは晴れ間が見え始め、今は穏やかな夕方の空が広がっている。先ほどジムに行き、帰り道にスーパーに立ち寄って自宅に戻ってきた。今日は朝から書籍の執筆がすこぶる捗り、この3日間で随分と執筆をした。今の段階で9万字ぐらいの文字数になっていて、新書で目安となる10万字まであと少しである。今回の書籍を執筆しながら改めて、3人称言語一辺倒の論文ではない形で文章が書けることの意義を思う。これは先ほど自宅に戻りながら考えていたことでもあるが、自分の考えや感じていることを1人称言語で語り、それを読み手である他者に2人称言語で語りかけるというスタイルを取ることでしか伝わらないことがある点を踏まえると、学術論文ではなく、一般書の形で知識や考えを共有することの意義を見つけることができる。残念ながら学術的な世界においては、一般書は評価の対象にほとんどならないのだが、仮に自分は今後学術機関に再び戻ったとしても、そこでの評価やポジションというのは全く気にしていないので、できるだけ一般書の形で自分の探究を広く紹介できたらと思う。
さて、今日のジムでのジークンドーのトレーニングであるが、鏡のある部屋で、集中力高く鍛錬をすることができた。ここ最近は、鏡を見ながらシャドースパーリング的なことを行っていて、何回かインターバルを設けてトレーニングをすることを継続していると、心肺機能も随分と鍛えられているのか、今日は前回に比べてそれほど息切れがせず、心拍数が上がった状態からの回復も早かった。しばらくトレーニングをしていると、扉が開き、その部屋を利用したいという2人の女性が入ってきたので、すぐに部屋を譲った。そこからは広いトレーニングスペースで、他の人たちの様子を眺めながら、自重トレーニングを行っていった。とりわけ、大胸筋と上腕三頭筋に特化した形でトレーニングを行った。これから1時間ほど集中して書籍の執筆をし、再度自重トレーニングで筋肉を追い込み、それが済んでから夕食を味わおうと思う。フローニンゲン:2022/7/8(金)16:59
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