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8300-8303: バルト三国からの便り 2022年4月30日(土)



No.3588 リガの朝の世界_The Morning World of Riga


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1484, Evening Seaweeds

Evening seaweeds are swinging by a gentle song.

The dance induces a beautiful illusion.

Groningen; 16:50, 4/30/2022


No.1485, Dual Nature of Time

Time is always completed and going to happen.

Both exist simultaneously.

Groningen; 16:52, 4/30/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8300. ファスティングの進行/一本歯の下駄を履いて

8301. 今朝方の夢

8302. 今朝方の夢の続き

8303. 自然という美術館


8300. ファスティングの進行/一本歯の下駄を履いて


時刻は午前8時を迎えた。小鳥たちが静かに鳴き声を上げていて、4月最後の週末の開始を祝っている。いよいよ明日からは5月を迎え、季節の進行を感じる。フローニンゲンはまだまだ寒さが残っているが、外の景色は生命の発露を感じさせてくれる。目の前に映る青々とした景色が春を物語っている。


今日はファスティングの2日目である。今、好転反応が出ていて、今朝方起床する際には少し体が重く、頭痛のようなものが少々あった。予定では月曜日の夜までファスティングをしようと思っていたが、明日の夜まで行えば良いかもしれないと思っている。無理をせず、体と相談しながらそのあたりを決めていきたい。少なくとも明日の夜までは何も固形物を食べないようにしようと思う。3日間何も固形物を摂取しないだけでも随分と胃は休まるはずだ。後ほど朝の呼吸法のエクササイズと動的ストレッチを終えたら、デトックスティーを飲もうと思う。ファスティング中はコーヒーを控え、以前に購入していたいくつかの種類のティーを飲む。


昨日、一本歯の下駄が到着した。この下駄は、大分日田産のものであり、日田下駄と呼ばれるものだ。日田市は夏冬の寒暖差が激しく、そのおかげで良質な杉やひのきが取れるらしい。届いた下駄の香りは素晴らしく、日田産の木の温もりを感じる。早速家の中で履いてみたところ、最初に立ち上がった時にはバランスを取るのが難しかったが、普段からバランスボールを活用していることもあって体幹が鍛えられているためか、すぐに履きこなすことができた。足を小刻みに移動させておけばバランスを取るのは比較的簡単である。ところが、その場で静止しようとするとバランスが崩れがちであり、この点に何か自分の身体操作の改善点があるのかもしれないと思った。全ての生命同様に、人間もまた絶えず変化することを宿命づけられた生き物であり、その場で静止するというのは、そうした生命原理に反する形で難しいのだと思う。今日もまた一本歯の下駄を履いて、体幹とバランス感覚を養っていこうと思う。一本歯の下駄を履くことは姿勢の改善にもなりそうである。


昨日は一本歯の下駄以外にも、箏に関する書籍と箏曲の楽譜が到着した。八橋検校に関する書籍を読んでいると、地元の山口県に八橋検校にゆかりのある土地があることを知り、そこに足を運んでみようと思った。山口氏の八坂神社の敷地内に「箏曲組歌発祥之地」という石碑があり、それは八橋検校の功績を称えたものである。近くには中原中也記念館や山口県立美術館などもあるので、今度実家に帰ったら、これらの場所に立ち寄りたいと思う。フローニンゲン:2022/4/30(土)08:23


8301. 今朝方の夢


今日はうっすらとした雲が空にかかっていて、夕方までは曇りとのことである。そこから夜にかけては晴れになるらしい。ファスティングの好転反応により、頭が少しぼーっとするので、今日は無理をしないで、激しく体を動かすことはせず、ゆっくりしようと思う。旅で撮影した動画のタイトルをつけていく作業をし、フォルダにアップしていこうと思う。


今朝方はいくつか夢を見ていた。それらについてはノートに識別できる文字で書き留めている。昨日は自分でも読めないような字で書いてしまっていたのだ。確かに朝起床してすぐの時には綺麗な字を書くことは難しいが、少なくとも今朝のように識別できる字で書くように心がけよう。


夢の中で私は、大学受験の対策をしていた。志望校は文化系なのだが、この学校は数学の問題がすこぶる難しいことで知られていて、特に数学の対策をする必要があった。場所は予備校のようなところであり、教室の一番前の席に腰掛けていると、同じく山口県出身でありかつのちに同じ大学に進学することになった友人が私の左横に座った。彼は私と学部が異なり、彼の志望する学部は数学よりも社会の配点が高く、彼にとってはみればそちらの対策を十分にする必要があったが、逆に数学ができることは大きなアドバンテージがあることもあって、私と一緒に難関大対策の数学講座を履修することにしたようだった。


しばらくすると、教室に講師が入って来た。見ると、講師は随分と若く、現役学生のようだった。講師の彼は私たちの志望校に通っていたので、どのような問題が出題されるのかについて精通していたし、何より志望校の合格を勝ち取っているということもあり、色々とタメになる話が聞けるかと思った。いざ授業が始まってみると、第1問の問題からいきなり難しかった。それは過去に志望校で出題された問題をアレンジしたものであり、問題そのものはシンプルなのだが、シンプルである分、取っ掛かりがすごく難しかった。この問題に関してはお手上げかと思った時に、講師からヒントが出され、それをもとに友人と私は問題に取り組んだ。


すると、正解に辿り着くためには、表を書いて数え上げていくことが重要なのだと気づき、表を書き始めたところ、整理しながら表を書いていかないと、数え漏れなどのミスが発生してしまうと思った。半分以上数え上げて表を埋めていったところでふと、それまでに数え上げたものが果たして正しいのか不安になり、書き出したものを確認するということを行った。すると、それだけでもう随分と時間を使ってしまい、残りの数え上げは授業が終わってからにしようと思った。すると私の脳裏には、今からやらなければならない対策の道程が見え、特に数学に関しては勉強をさぼっていた期間が長いので、そのブランクを埋めるべく、標準的な問題集を丁寧に解いていこうと思った。そこで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2022/4/30(土)08:50


8302. 今朝方の夢の続き


今日はのんびりと、旅で購入した画集や資料集を眺めることにしようかと思う。ファスティングの好転反応により、強くエネルギーを発する活動にはあまり従事できそうにない。静かにデトックスされていく身体を感じながら、今日はゆっくりと過ごそう。


今朝方見ていた夢についてまだ全てを振り返っていなかったので、それらについても振り返っておこう。


夢の中で私は、気持ちよく運動を終え、帰りがけにスーパーに立ち寄ってオーガニックのフルーツジュースを購入しようと思った。街の雰囲気はオランダのライデンを彷彿させ、とても雰囲気が良かった。スーパーの入り口に到着すると、オランダ人の年配の女性と同じタイミングでスーパーに入ることになり、私はその方に譲り、後からスーパーに入ろうとした。すると、その方は笑顔でお礼を述べ、そこから少し言葉を交わした。


そのスーパーにはオーガニックなものしか置いておらず、一般的なスーパーで置かれているものに比べて、商品から愛情が感じられた。また、パッケージを見ただけで、その商品が体に良いものかどうかがわかってしまうのも、一般的なスーパーとの違いかと思った。端的には、一般的なスーパーの商品を眺めていると、自分が薬漬けにされてしまうような感覚があるのだ。商品に混入している種々の添加物が自分の体に悪影響を与えてしまうことは明白であり、パッケージからもそれが予期されることが恐ろしく思える。そのようなことを考えながら、ブルーベリー系の飲み物を手に取り、レジに持っていこうとしたところで夢の場面が変わった。


次に見ていたのは、野球の守備を練習するものだった。練習場所は外ではなく、建物の中の廊下であり、自分の練習に付き合ってくれていたのは、中学校時代の野球部の友人たちだった。中でも、学年で一番背の高かった友人が色々と自分にアドバイスをくれ、それはとても参考になった。一風変わった練習方法として、廊下を雑巾掛けし、ある地点に到達したら、今度はサイドステップをしながら後ろに下がり、そこでフライを捕球するというものだ。どうやら自分は正しく動けていたようであり、友人は私の動きを褒めてくれた。その後、近々行われる大会に向けての体調管理の話になった。彼は少し体重を落とさなければならないとのことであり、それに向けてのトレーニングをこれから行うつもりのようだった。


すると、私の横にバスケ部時代の友人(SN)がいて、彼も休暇中に随分と体重が増えてしまっているようだった。彼も体重を落とす必要性を自覚しているようであり、今度の大会に向けて体重を落としていくことを誓っていた。すると突然、私の体はバスケットコートに瞬間移動し、試合の最中にいた。対戦相手は、中学校時代に対戦したことのある海沿いにある強豪校だった。私は相手のエースをマークする必要があり、彼もまた私をマークしていた。そうしたことから、自分が攻撃の起点になるのは少し難しいと思ったので、いつも横にポジションを取っている親友(HS)に攻撃の起点になってもらうことを任せた。試合がこれから白熱するというところで夢から醒めた。フローニンゲン:2022/4/30(土)10:00

8303. 自然という美術館


時刻は午後6時に近づきつつある。今、早朝と同じく小鳥たちが鳴き声を上げている。彼らの鳴き声は透き通っていて、現代社会もまたそのように透き通ったものになって欲しいと思う。それだけ現代社会は不透明なのだ。


5月を迎えようとしているにもかかわらず、フローニンゲンは依然として寒く、今日もまた湯たんぽを使っていた。明日からもまだ湯たんぽにお世話になるだろう。この時間帯になって、ファスティングによる好転反応も随分と収まり、調子が良くなって来た。今日もまた早めに就寝し、十分な睡眠を取ることによって、明日からは完全に調子が戻ってくるのではないかと思う。今、「調子」という言葉を用いたが、これは元々箏の世界に言葉だということを昨日知った。箏の演奏を通じて、自分の調子がこれまでとは違った形に整えられていくであろうことが想像される。


現在は宗教と様々な領域を結びつけた研究をしているが、その一環として、音楽と宗教の結びつきについての研究も引き続き行っていこうと思う。過去にこのテーマの学術書をいくつか購入していて、それらを再読していこう。仮にこのテーマをより本格的に研究することにしたのであれば、追加で書物を購入していく。


今、無風の世界を眺めていると、心が自然と落ち着いてくる。新緑の木々の生命力は輝いていて、その輝きに目を奪われる。タリン滞在の最終日に購入した原画を含めると、今家にはオーナーの所有の絵画も合わせると6点ほどの絵が家に飾られている。それらの芸術作品を眺めることはもちろん癒しがもたらされ、小さなギャラリーないしは美術館に住んでいる気さえする。だが、それよりも美しさを感じるのはひょっとしたら窓の外の何気ない風景なのかもしれない。自然という美術館は本当に偉大である。そこには畏怖心を引き起こす大いなる美が体現されている。そのようなことを感じる夕方の世界だ。フローニンゲン:2022/4/30(土)17:54

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