No.3150 光の脈_Pulses of Light
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1158, A Gentle Sky’s Smile
A gentle sky in front of my eyes is smiling to the world.
The world would smile back to the sky.
Groningen; 10:04, 1/14/2022
No.1159, The Diaphragm and Spine of Light
The diaphragm of light is expanding and contracting slowly and naturally.
The spine of light is making a rainbow arch.
My body fully and harmoniously connected with the origin of myself.
Groningen; 19:39, 1/14/2022
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本日の3曲
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タイトル一覧
7687. 今朝方の夢
7688. 外功と内功の力/システマ·アムステルダムのパトリックさんから返信をもらって
7689. 身体操作のエクササイズ:連動的な動き、波動の動き、重力を意識した動き
7690. 音感覚を用いたトレーニング
7691. ジークンドートレーニング18:フックキックとジュンファングンフーの手技・足技の練習
7687. 今朝方の夢
時刻は午前8時半を迎えた。今、少しずつ空が明るくなり始めている。
ロヴァニエミからフローニンゲンに帰ってきてから、フローニンゲンの気候がそれほど寒くないと感じている。実際の気温もそれほど低くなく、1月のフローニンゲンにしては暖かい日が続いている。
運河が凍ることもなく、振り返ってみれば、オランダにやって来た6年前の冬の方が寒かったように思う。やはり温暖化が少しずつ進行しているのだろうか。
今朝方は印象的な夢を見ていた。夢の中で、ジークンドーの構えで見知らぬ人と対峙していたのだ。
確か私は誰かの用心棒を務めていて、突如その人が襲われそうになったので、襲って来た男性と対峙したのだ。実際に構えを取る前に、襲って来た男性と言葉を交わしていた。
相手はボクシングをやっているとのことだが、自分が習って来たのはルールなしの護身術であり、仮に手合わせをすることになったら怪我をするかもしれないと事前に伝えたのである。
そして実際に闘うことになり、私は相手のジャブをかわして、その瞬間にストレートリードを相手の顎に入れようと思った。ただそれを顎に入れてしまうと、顎が粉砕されることがわかったので、あえて威力を落として胸に入れた。すると、相手は悶絶してその場にうずくまり、私は用心棒としての役割を果たした。決着が着いたのはほんの一瞬であった。
この夢の中の自分のジークンドーの動きは相当修練されて磨かれたものだった。今の自分の動きとは雲泥の差があるが、夢の中の身体、すなわちサトルボディでそうした動きが表現できていたことに驚く。
覚醒の状態におけるグロスボディの動きは、おそらくサトルボディの動きを追うような形で進化していくのではないだろうか。夢の中の自分の動きを体現できるように、今日もまた鍛錬していこう。
それ以外にも何か夢を見ていたような気がする。別の夢では、確か自分よりも幾分歳の若い日本人の女優と話をしていた。彼女と護身術の話をしていると、彼女も護身術を習いたいとやる気になっている場面があった。
1つ前の夢は確か河川敷が舞台だったように思うが、次の夢の場面は少し曖昧だ。いずれにせよ、どちらの夢もマーシャルアーツ関係であることが興味深い。毎日マーシャルアーツの実践をするか、研究をするかしかしていないのだから、夢にそれが出てくるというのは何ら不思議ではないと言えばそうなのだが。
今日もまたマーシャルアーツの実践と研究に明け暮れよう。昨日に引き続き身体操作を見直すためのトレーニングを午前中に行い、午後はジークンドーとシステマのトレーニングをしようかと思う。フローニンゲン:2022/1/14(金)08:44
7688. 外功と内功の力/システマ·アムステルダムのパトリックさんから返信をもらって
時刻は午前9時半を迎え、静かな朝の世界が広がっている。書斎の目の前の景色を眺めていると、いつもとても落ち着く。
うっすらとした雲が所々にかかっているが、今朝の空はどこか優しげだ。
先ほど、呼吸法のエクササイズと動的ストレッチを行った。やはりバンダとナウリをしてから火の呼吸を何度か行うと、全身の細胞の隅々に酸素が行き渡り、細胞が活性化されてくる。そうしたイメージを持っていると、なお一層のことそれが実感される。
呼吸法にせよ、動的ストレッチにせよ、それを単なるルーティーンとして行うのではなく、毎回新たな発見や気づきがあるように実践していく。さもなければ、呼吸法も動的ストレッチも進化していかない。身体が変化するに応じて、身体を使う技術も磨いていく必要があるのだ。それを継続させていく過程の中で、少しずつ内面も磨かれていく。
呼吸法、動的ストレッチ、マーシャルアーツの鍛錬において、正しいフォームで行うことは外功の力を磨く。同時にそれは内功の力を養っていくものである必要もある。
内功とは気やチャクラと関係しているものであり、内側を流れるエネルギーだ。「功」という文字は、経験や努力の積み重ねで出てくる効果のことをいう。外側の力としての外功にせよ、内側の力としての内功にせよ、それは鍛錬を通じて養われていくものだ。
外功はグロスボディに対応し、内功はサトルボディに対応するという関係性を見出すことができる。ここからはとりわけそれらの身体の涵養を意識して鍛錬に励んでいく。
昨日、1つ嬉しい連絡があった。システマ·アムステルダムのオーナーであるパトリックさんから連絡があったのだ。年末にメールをし、パトリックさんはすぐに返信をしてくれた。その返信に対して再び返信を大晦日あたりにしていて、その返信に対して連絡が昨日あったのだ。
パトリックさんは年末年始は長めの休暇を取っていたらしく、返信が遅れたことを謝っていていたが、そんなことは全く気にしていない。むしろ返信をもらえたことが有り難く、こちらからの要望に応えてくれるような内容だったのでとても嬉しく思った。
今、ジークンドーに関してはプライベートレッスンをロビンさんから受けている。システマの実践も並行して行いとずっと思っていて、今も自宅で細々とトレーニングをしている。
システマを通じて、身体の使い方やヒーリングなどを主に学んでいて、集中的にトレーニングを受けたいということを考えていた。そこでパトリックさんに、1週間毎日プライベートレッスンをみっちり提供してもらえないかとお願いをしていた。
当然ながら、そうした集中トレーニングを1回行うだけでは意味はなく、自宅で毎日トレーニングをしながら、2ヶ月か3ヶ月に1度、そうした集中的なトレーニングをお願いしたいと思っていたところ、パトリックさんに快諾してもらえたのだ。
パトリックさんのジムは、アムステルダム中央駅の少し北にあり、フローニンゲンからだと遠いので、ジムの近くのホテルに宿泊する形で、1週間ほどアムステルダムに滞在しながらパトリックさんのプライベートレッスンを受けようと思ったのだ。
初回のトレーニング日をいつにするのかの日程調整と、その時のメニューについても要望を出しておきたい。初回からは難しいだろうが、ナイフを使った実践的な護身術はぜひ学びたいところである。フローニンゲン:2022/1/14(金)09:50
7689. 身体操作のエクササイズ:連動的な動き、波動の動き、重力を意識した動き
時刻は正午を迎えた。つい先ほど、午前中の身体操作のトレーニングを終えた。
自分の体の使い方を見直し、より楽な体の使い方ができるようになればなるほど、体が活き活きとその本来持っている生命力が溢れてくる感じでとても心地良い。こうした心地良さは、自分の体にとっての理想的な動きの1つの指標になるのではないかと思う。
先ほどのトレーニングで意識していたのは、体の局所·局部を動かすのではなく、ある箇所を動かしたら全身が協調·連動して動くようにしていくことである。協調的·連動的な体ができてくればくるだけ、身体の特定の部位に無理をさせることなく、とても心地良く身体を動かすことができる。
エクササイズの中で円を描くような動きをしているときに、それは合気道的な動きであり、同時に詠春拳にも見られる腕の軌道のように思われ、護身術上においても円の動きは今後も意識したいところだ。
その次に、胸鎖関節を広げるエクササイズを行っていた。これまで胸鎖関節を意識することなどほとんどなかったので、そこが詰まっているような感覚が最初あったが、鎖骨と胸骨の結節部であるこの関節の間隔を広げるように意識してエクササイズを繰り返していくと、その詰まりが随分とほぐれ、身体に解放感がもたらされた。
この部位はチャクラで言うと、喉のチャクラと胸のチャクラのちょうど中間ぐらいに位置するであろうか。胸鎖関節が広がり、解放されていくと、その2つのチャクラの開発にも繋がり、よりエネルギーが流れていくのではないかと思う。
そこからは、背骨が波を打つように使えるようにするエクササイズを行った。波の意識はとても大切であり、マーシャルアーツにおいても身体が生み出す波動の力をどれだけ活用できるかは重要だ。波で構成されているリアリティにおいて、波動は極めて重要であり、それは身体操作においてもそうである。
背骨を波打つように動かすためには、尾骶骨の動きが鍵を握る。尾骶骨の下の方の左右を触りながら、尾骶骨を前後に動かしていき、背骨が徐々に波打つように動くようになってくると、何とも言えない快感がやって来た。クンダリーニヨガにおいては、背骨に流れるエネルギーを大切にしていることを思い出し、このエクササイズはその観点においてもとても有用かと思った。
最後に、重力を感じながら立ち上がるエクササイズを行った。重力を感じるというよりもむしろ、手に重たいものを持っているイメージから出発し、それを例えば上方に投げながら立ち上がる形で、すなわち重力と逆向きのベクトルの力をイメージで作りながら立ち上がると楽に立てることが興味深かった。
午後にも少し身体操作のエクササイズをして、そこからジークンドーのトレーニングに入っていこうと思う。フローニンゲン:2022/1/14(金)12:09
7690. 音感覚を用いたトレーニング
時刻は午後3時を迎えようとしている。午前中に引き続き、身体操作の見直しを目的にしたトレーニングをしていた。この日記を書き終えたら、ジークンドーのトレーニングに入る。
達人の動きを見ながら、まずは自分の中で感覚で優れている音感覚を用いて、音でその動作を掴むようにしてみる。それに合わせて視覚を用いたイメージトレーニングを行っていく。
音感覚というのは物理的な音を掴んでいく聴覚とは異なり、比喩的な感性を用いて、動きを音として捉える感覚のことをいう。例えばジークンドーにおいて行う前後左右のステップは「サッ」という音が当てられるだろうし、プッシュステップやバーストステップは「バッ」と行う音を当てることができる。
今日はこれからジークンドーのトレーニングをするが、DVDの中の達人の動きをそうした音感覚で把握するように意識してみる。
マーシャルアーツの教えを紐解いていくと、それが優れた詩のように思えてくる点が興味深い。マーシャルアーツの教えの表現はとても詩的なのだ。
マーシャルアーツという言葉に「アート」という言葉が含まれているだけある。これは上述の音の話と関係しているものが多分にあるだろう。ここからのトレーニングにおいては、とにかく五感を十分に活用しながら身体操作の修練に励む。
実践に加えてマーシャルアーツの学術的な探究も行っていくことを最近は特に意識している。ブルース·リーは、詠春拳においては師匠に師事していたが、そこからは独学と絶え間ぬ鍛錬によってジークンドーを創始した。ブルース·リーは、いくつかのマーシャルアーツを博士号レベルで習得してジークンドーを創始したと言われる。
そんなブルース·リーも32歳という若さで亡くなっていて、探究中のマーシャルアーツに関しては修士号レベルのものもあれば、学士号レベルのものもあり、学位以前のものもあったという。仮にそれらも博士号レベルで習得していたらジークンドーはどのようなものになっていたのだろうかと思う。
しかし、ブルース·リーが述べているように、技術の洗練化は不要なものを削ぎ落として単純化していくプロセスでもあるから、今以上にジークンドーが複雑化したというよりも、逆にさらに無駄のない洗練されたシンプルさに至ったのではないかと推測される。もちろん、ブルース·リーは今は亡き人なのでそれは推測に過ぎないが。
自分もまずは1つの博士号を取得する感覚で特定のマーシャルアーツを修練していく。今の自分の関心は、ジークンドーとシステマなので、2つの博士号をまずは取得するようなイメージを持って、2つの鍛錬に励んでいく。
今から行うトレーニングもそこに至る大事な一歩である。こうした一歩がなければ、そこに辿り着くことはないのだ。ゆえに日々の1つ1つの鍛錬がとても貴重で、尊いものであることがわかる。フローニンゲン:2022/1/14(金)14:56
7691. ジークンドートレーニング18:
フックキックとジュンファングンフーの手技・足技の練習
時刻は午後4時半を迎えようとしている。今、午後のジークンドーのトレーニングを終え、少し休憩をしている。
今日のトレーニングでは、昨日習ったフックキックを再度動画を見ながら練習した。フックキックにおいては、まだ体ができていない段階で早く蹴りを繰り出そうとすると、膝を伸ばしすぎてしまうので、ゆっくりと行うことが重要だ。
膝を痛めてしまっては元も子もないので、今は正しいフォームで正確さを意識してゆっくりとした動作をしている。速度よりもフォームを体に覚えさせている段階だ。
ただしゆっくりとした動きといえど、蹴った後の足を素早く引くことだけは意識している。これは、バックフィストにおいてスナップを利かせて拳頭で打撃を当てたらすぐに引くのと同じだ。
なぜ素早く引くかというと、相手に与えた衝撃の反発をこちら側にもらわないためであるという理由と、すぐにオンガードポジションに戻って次の動作に移行しやすくするためという理由がすぐに思い付く。その他にも何か理由がないかを探ってみよう。
フックキックの練習をした後に、ジークンドーのもとになっているジュンファングンフーのDVDを見ながら、手技と足技を練習していった。
オンガードポジションの立ち方からすると、ロビンさんから教わっているオークランドスクールのジークンドーは、ジュンファングンフーの影響を受けていて、立ち方はジュンファングンフーのそれである。
利き足の爪先から軸足の土踏まずが一直線の時に出しやすい蹴り技もあれば、オークランドスクールの立ち方からの方が出しやすい蹴り技もある。そのあたりは自分でも整理しておく必要があるように思う。
相手との接触と交差はジュンファングンフーの特徴であり、晩年にブルース·リーがジークンドーと名付けたものにおいては接触法は除外されている。また基本的に、関節技や投げ技も除外されている。
いざとなった時には接触法や交差法、さらには関節技や投げ技も使うことになるであろうから、ジュンファングンフーの接触法や交差法に親しみながら、関節技や投げ技もゆっくりと学んでいこうと思う。
これからもう少しジュンファングンフーのトレーニングをし、整理運動をして今日のトレーニングを終える。
ちょうど今日はロックダウンが解除される日だった。これによって、近所のジムのサウナが使えるようになったかを後日確認しておきたい。
晴れてサウナが使えるようになっていれば、会員契約を結び、週に何度かサウナに入りにジムに行こうと思う。その時にはせっかくなので、ジムにあるサンドバックを使うトレーニングをして、そこからサウナで休息をしようと思う。
サウナが使えるようになれば、それが良い気分転換と心身の治癒·回復にも繋がり、マーシャルアーツのトレーニングがさらに充実するのではないかと思う。フローニンゲン:2022/1/14(金)16:32
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