No.2959 希望の輝き_Shining Hope
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1045, Serenity, Hope, and Expectation
The first morning in Berlin is rife with serenity.
My inner world is full of hope and expectation.
Serenity, hope, and expectation are uniting with one another.
Berlin; 08:16, 11/26/2021
No.1046, Mellowness
A mellow dream world is waiting for me.
I’ll just dive into the dream world.
Then, I can be mellowness.
Berlin; 22:07, 11/26/2021
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本日の3曲
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タイトル一覧
7513.【ベルリン旅行記】ベルリン滞在最初の夢
7514.【ベルリン旅行記】今朝方の夢の続き/年越しの計画
7515.【ベルリン旅行記】ベルリン絵画館とベルリーニッシュ·ギャラリーを訪れて
7516.【ベルリン旅行記】パーリ語とサンスクリット語
7513.【ベルリン旅行記】ベルリン滞在最初の夢
時刻は午前6時を迎えた。ベルリンに到着して最初の夜を過ごし、今一夜が明け、今日から本格的にベルリンを観光する。
天気予報を確認すると、少し前の予報から変化があり、今日から4日間の最低気温はマイナスだが、それでも今日と明日は雨も雪も降らないので有り難い。明後日からの3日間は雪が降るとのことだ。
雪が降ることを肯定的に捉えるならば、雪のベルリンの風情を味わえることだろうか。今回は滞在しているホテルを中心に博物館や美術館が密集しているので、雨や雪でもそれほど不便を感じないのが幸いだ。
ベルリンで過ごした最初の夜に早速夢を見ていた。忘れないうちにそれについて書き留めておきたい。
夢の中で私はアメリカのボストンにいた。さらに具体的には、ハーバード大学やMITがあるケンブリッジのエリアに私はいた。どうやら自分はそこに住んでいるようだった。
散歩がてら外に行き、私は行きつけの書店に行った。そこの書店は若い中国人女性が店主を務めていて、彼女はとても気さくだった。
店に到着して店主に挨拶をすると、店主がお勧めの書籍があると言ってそれを見せてくれた。私は書籍のコーナーを見て回る前に、店主のいるレジのカウンターで足を止め、店主が勧めてくれたその書籍を手に取って眺めた。
すると、直感的にその書籍がとても面白そうだと思い、私はその書籍を購入することにした。その書籍はパーリ語かサンスクリット語の専門用語を扱っていて、発音記号として英語が横に付されていた。私はそのような辞書を前から探していたのでとても嬉しく思った。
まずはその書籍を購入することを決め、カウンターで預かっておいてもらおうと思った。すると店主が、1枚の紙を渡して来て、それに記入してほしいと述べた。
どうやらそれは顧客情報を記入するもので、ずいぶん前に記入したように思ったが、私は自分のメールアドレスなどを記入していった。記入を終えると店主が、書籍の購入によって貯まったポイントは何に使いたいかと尋ねて来た。
それについては特に考えておらず、返答に困っていると、店主がボストンの街で買い物する際に使える特別なポイントに変えてはどうだろうかと提案してくれた。
書店で貯まったポイントをまた別のポイントに変えるというのは少しおかしな気もしたが、その他に使い道が思いつかなかったのでそのようにしてもらうことにした。そこからまた少々笑顔で店主と話をしていた夢の場面があった。
その夢の続きとして、書店の2階部分が読書会用のスペースになっていて、そこで多くの人たちとあるセレモニーを行なっていた。そこにはなんとアメリカの思想家のケン·ウィルバーがいて、彼を祝うセレモニーをすることになっていた。
彼の何を祝うかというと、ウィルバーが信仰している仏教の流派において、彼の階梯が最上位のものになったことを祝うというのが表の目的だった。一方で、私と数人だけが知っていることだが、ウィルバーは明日か数日以内にこの世を去ることになっていて、死からの再生を祝う裏の目的もあった。
2階の屋根裏部屋のような場所に続々と人がやって来て、みんなウィルバーのところにすぐに行き、挨拶をしていた。私はその様子を眺めながら、セレモニーの場所を確保しておこうと思った。
しばらくすると、セレモニーが始まり、私はウィルバーの真後ろにいて、彼の最後の勇姿をこの目に焼き付けておこうと思った。ウィルバーの隣には、長年の協働者のアメリカ人男性がいて、2人はセレモニーの最初にハグを交わした。
そこから2人は、どういうわけか片言の日本語で劇のようなものを始めた。私はそれを劇だと思ったが、どうやらセレモニーの決まり文句のようで、仏教用語を交えた硬い日本語だった。
私は2人の劇を眺めながら、ウィルバーが明日か数日以内にこの世を去ってしまうことを思うと、突然涙が溢れて来た。それは隠しようもないほどの量だったが、多くの人たちはウィルバーがこの世を去ることを知らなかったこともあり、なんとか涙を堪えようとして、このセレモニーを最後まで盛大に祝おうと思った。ベルリン:2021/11/26(金)06:28
7514.【ベルリン旅行記】今朝方の夢の続き/年越しの計画
時刻は午前7時を迎えた。部屋のカーテンを少し開け、そっと外を覗いでみたところ、ベルリンはフローニンゲンよりも少し早く目覚めているようで、辺りが少しずつ明るくなって来ている。とは言えまだ随分と暗いことは確かなので、もうしばらく夜明けを待とう。
今日から本格的にベルリン観光が始まる。いつもの旅行と同じく、朝はホテルの朝食をしっかり摂りたいと思う。
今宿泊してるホテルはとても綺麗で、部屋も快適だ。この瞬間、部屋に摂り備えられているネスプレッソマシンで淹れたコーヒーを飲んでいる。
昨夜のチェックインの際に、ホテルの受付の女性が親切にも静かな部屋を選んでくれたおかげで、静かでとても快適な時間を過ごすことができている。事前情報では朝食も美味しいとのことなので期待がかかる。ビュフェ形式の朝食が今から楽しみだ。
今朝方の夢について早朝の日記で書き留めていたが、その他にも夢を見ていたことをふと思い出した。夢の中で私は、欧州のどこかの国の郊外のリゾート地にいた。そこは山岳地帯のリゾート地である。山が開拓され、見晴らしの良い場所に私は宿泊していた。
その宿泊施設には露天風呂がついていて、私は露天風呂に入りながらそびえ立つ立派な山々を眺めていた。その雄大な佇まいに感銘を受けていると、露天風呂から少し離れたところに巨大な円形のプールがあることがわかった。
プールの水はもう溢れる寸前まで入れられていたが、水は透き通っていてクリアブルーに輝いていた。太陽の光を浴びたプールの水は、風の訪れと共に煌めいていたのである。
私は露天風呂からそのプールに移動した。すると偶然にも、そこに小中高時代の小柄な友人(YU)がいて、彼と一緒にプールに入って遊ぶことにした。
人が入る前から満帆だったプールの水は、私たち2人が入ると当然ながら溢れ出した。プールに飛び込んだ瞬間に、なんとプールがさらに拡大し、私たちはまるで大海に飛び込んだかのような感覚があった。
私たちの方が小人になったのかもしれないと錯覚するほどだった。実際にはどちらなのだろうか。プールが突然巨大化したのか、それとも私たちが突然縮小化したのか。あるいはその双方なのだろうか。
そのようなことを思いながらも、プールにひとたび入ればもう遊びたいという気持ちが勝り、そこからは友人と一緒にプールの中で心ゆくまで遊んだ。そのような夢を見ていた。
山岳地帯のリゾート地について改めて思いを巡らせている。ちょうど昨夜、年末年始は当初予定していたベルギーで過ごすのではなく、フィンランドやノルウェーに行き、郊外の森のロッジでひっそりと年越しをするのもいいかもしれないと考えていたのだ。
日本と違って欧州は正月休みのようなものはなく、基本的には店や観光場所は年末年始にも開いているのだが、そう考えれば見所の多いベルギーの諸都市を巡るのも良いかと最初考えていた。
だがふと、11月末から12月の頭にかけてベルリンという大都市に滞在していることを考えると、年末年始は逆に自然の中で過ごすのもいいのではないかと思ったのだ。ベルギーの訪問は2月以降にするとして、今はフィンランドやノルウェーのロッジをちょっと調べてみて、そこでゆっくりと年越しをしたいと思う。
このような年越しはこれまでなかったように思うので、そのような体験への導きを尊重しながら、今のところはそのような形で年越しをしたいと思う。ベルリン:2021/11/26(金)07:21
7515.【ベルリン旅行記】ベルリン絵画館とベルリーニッシュ·ギャラリーを訪れて
時刻は午後6時を迎えた。ベルリン観光の1日目がゆっくりと終わりに近づいている。
今日はホテルの朝食を食べてから、2つの美術館に足を運んだ。美術館の話をする前にホテルの朝食について言及しておくと、朝食は大変満足の内容だった。
レストランはとても解放的であり、高い天井部分がガラス窓になっている箇所があり、照明も程よく、流れている音楽は久石譲のピアノ曲でとても落ち着きがあった。食べ物に関していえば、種類がとにかく豊富で、ノルウェーのホテルの朝食ブュッフェを思わせるほどであった。
そこでしっかりと朝食を摂り、1件ほど協働者の方とオンラインミーティングをした後に、まずはベルリン絵画館(Gemäldegalerie)に向かった。この美術館では、12世紀から18世紀にかけてのキリスト教の宗教画の数々を堪能することができた。
欧州にやって来て2年間ほどが経った後、確かあれはマルタ共和国に訪れていた時だと思うが、その時に突然キリスト教の宗教画が自分の内側の中に自然と入ってくるようになったのを今でも鮮明に覚えている。
逆に言えば、それ以前の自分は、キリスト教の宗教画をどこか内側の深くで受け付けないような感覚があったのだ。ところが欧州での生活の2年目が終えた頃、すなわち欧米での生活が6年目を終えた頃に、自分の内側にキリスト教絵画が染み渡るように浸透していく感覚に見舞われたのだ。
今日もまたそれを実感した。キリスト教絵画に共鳴する以前の自分であれば、きっと悲鳴を上げてしまうぐらいに立派な作品が数多くこの美術館に所蔵されていて、とても見応えがあった。結局2時間半ぐらいかけてゆっくりと作品を鑑賞していたように思う。
ミュージアムストアで公式ガイドブックを購入して、その次に向かったのはベルリーニッシュ·ギャラリー(Berlinische Galerie)である。こちらは現代美術を扱っていて、自分の絵画実践に参考にしたいと思えるようなインスピレーションを与えてくれる作品がいくつかあり、それらを中心にゆっくりと鑑賞した。
こちらの美術館は1時間半ぐらいの滞在時間だったのではないかと思う。デジタル絵画を描いている最中に参考にしたい作品があったので、それらが掲載された公式ガイドブックをこの美術館でも購入した。
とても満足した気分で美術館を後にし、途中でオーガニックスーパーに立ち寄って夕食を購入し、ホテルに戻ってシャワーを浴びてすぐに夕食を食べた。今日はよく歩き、そして満足いくほど美術品を眺めた。
明日もまた2つの美術館を巡ろうと思う。美術館に行く前に、今朝方購入した3日間のフリーパスを提示するだけではなく、特定の時間帯を指定しないといけないのかどうかを事前に確認しておこう。ベルリン:2021/11/26(金)18:25
7516.【ベルリン旅行記】パーリ語とサンスクリット語
時刻は午後10時を迎えようとしている。ベルリン滞在の2日目の今夜も、発達理論マスターコースの音声ファイルをいくつか作っていた。
いつもはもうベッドの上にいる時間になったが、今日はもう1つ日記を書き留めておきたい。というのも、今朝方の夢に出て来ていたパーリ語あるいはサンスクリット語の辞典が気になったからである。
いやそもそも、サンスクリット語はまだしも、パーリ語というものがどういうものかよくわかっておらず、その言語に関心が芽生えたからである。少し調べてみると、パーリ語は上座部仏教の経典に用いられている言語とのことだ。大乗仏教ではどの言語が用いられていたかというと、パーリ語ではなくサンスクリット語とのことである。
そこから両者の言語の特徴を調べてみると、サンスクリットは文語·雅語であり、パーリ語は俗語とのことだった。私の印象として、その逆ではないかと思ったのだが、そうではないようだった。
仏教の原始的な教えを大切にする上座部の方が硬い言語を用いているのではないかと思ったが、そうではなくて当時の大乗仏教の広がりに対して、民衆にわかりやすい言葉で仏教の原始的教えを伝えていこうという意図が上座部仏教の側にあったのだろう。
今朝方の夢にふと現れたパーリ語あるいはサンスクリット語の辞典からこのような気づきを与えてもらった。ここからもしかしたら、パーリ語やサンスクリット語で書かれた文献を読む日がやって来るかもしれない。なぜかそのような予感がするのだ。その予感が現実のものになってくれれば嬉しい。
昨日、何かに対して「No」と言えることは解放と自由の1つの証なのではないかということを考えていた。そもそも多くのは、YesやNoを表明せずして無自覚に多くのことに従順に従っているのだから、対象を客体化し、それに対して「No」と言えることはとても重要なことのように思える。
Noと言えた瞬間に対象化と何かからの解放が実現されていると見てもいいのではないかと思える。それぐらいに現代社会においてNoを表明するのは難しい。
今朝方はいくつか印象に残る夢を見ていた。果たして今夜はどのような夢を見るだろうか。
今日は午後に仮眠を取っておらず、また今日は2つの美術館に行っていろいろな刺激を得ているので、今日もまた何か印象に残る夢を見るのではないかと思う。良き夢を見ることに期待して、今日という1日を感謝の念と共に終えていきたい。ベルリン:2021/11/26(金)22:04
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