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7459-7460: フローニンゲンからの便り 2021年11月2(火)



No.2882 綿光_Cotton Light


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1009, The Condition of the Body

The condition of the body determines that of the mind.

The state of my body today is conditioned very well, which enhances the state of my mind.

I realize again how important the condition of our body is.

Groningen; 08:24, 11/2/2021

No.1010, One Blink of My Eyes

One blink of my eyes reconstructs my reality.

It emerges totally anew.

I’m always in a creative state of flux.

Groningen; 19:22, 11/2/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7459. 今朝方の夢

7460. 身体の状態の重要性/見えないゲーム


7459. 今朝方の夢


時刻は午前7時半を迎えた。今、辺りが少しずつ明るくなっており、小鳥たちのさえずりが聞こえてくる。


今朝方の目覚めはすこぶる良く、今日これからの活動の充実さが予感される。


昨日に引き続き、今日はまずテクノロジー哲学者のアンドリュー·フィーンバーグの書籍を音読していく。おそらく午前中に再読が終わるのではないかと思うので、午後からは神学者のポール·ティリッヒの書籍を音読していこうと思う。読書を通じた探究に並行する形で、息抜きとしての創作活動に取り組みたい。


今朝方の夢をいつものように思い出している。今朝方は、ドイツがテーマになるような夢の場面があった。実際に自分はドイツのどこかの街にいて、ドイツ語を話していた。


学術研究のためにドイツ語の読解力を高めることを継続させてきたことにより、いつの間にかスピーキングやリスニングの力も高まっていたことを実感していた。


街の大きな公園の一角に、広大な芝生があって、そこで自分は何人かの見知らぬドイツ人たちに自分の研究成果をドイツ語で発表していた。時間帯は昼下がりであり、その日は天気が良かったので、ドイツ語で発表している時はとても気持ちよかった。


そのような夢の場面があったことを覚えている。その他にも、何かもう1つ示唆深い夢を見ていたように思う。だが、そちらの夢については思い出すことができない。昨日のように、夜に突然今朝方の夢を思い出すことがあるかもしれない。それに期待したい。


ドイツに関する夢を見たのは、今月末にベルリンに行くことと何か関係しているかもしれない。先月に引き続き、連続してドイツに行く。


ドイツと言ってもとても広く、訪れたい街がまだまだたくさんある。過去に訪れたことのある街にも再度訪れたいという気持ちにさせてくれる場所もある。


ベルリンでの旅においてどのような出会いがあるだろうか。自分はこの旅を通じて何を得ることになるだろうか。


何かを得るために旅をするというのは、どこか今の自分の感覚と相入れないが、旅というものが必ず何かしらの治癒や変容、そして洞察をもたらしてくれるものであることを思うと、自然と期待してしまうことがあるのは仕方ないだろう。


ドイツへの旅までの時間は、自分の取り組みと真摯に向き合いながらそれを前に進めたい。フローニンゲン:2021/11/2(火)07:43


7460. 身体の状態の重要性/見えないゲーム


時刻は午後5時を迎えた。辺りはもうすっかり薄暗くなっている。


午前中にふと、身体の状態を整えることの重要さを改めて実感していた。体が快調であれば、心も快調である。逆に体が不調の際に心の状態を維持することは極めて難しいことを改めて思う。


優先的に意識すべきは兎にも角にも体の状態なのだ。心の働きや思考の働きは、身体の状態に強く依存している。


この社会には種々の見えないゲームが存在しており、それぞれのゲームには固有の規則がある。それはプレイヤーの動きを全て決めるわけではなく、動ける範囲を巧妙に規定する。


人々はそれに無自覚であるのと同時に、そもそも自分がある特定のゲームの中にいることに気づくことがほとんどできない。海の中にいる魚が海にいることに気づけないのと同じように。


今日も読書が捗った。予定通り、アンドリュー·フィーンバーグの“Questioning Technology”の音読を終えた。ここからはポール·ティリッヒの書籍を音読していく。


先ほどの読書を通じて、マルクスは、資本主義の超克に向けて、単純に経済的な不公平さを是正するだけではなく、テクノロジーやシステムの民主化の必要性を訴えていたことを知った。経済的な解放と同時に、技術·システム次元においても解放が必要であり、そこには民主化が鍵を握る。


しかし、この民主化をどのように実現するかはなかなか難しいように思う。テクノロジーに関してリテラシーの低い人間たちが幾ら集まってそれを民主化したところで、果たして解放が持たされるのかは疑問に思う。


この問題は昨今の民主制の運営方法の話とつながるものがあるだろう。ここから政治学を少しずつ探究テーマに加えていこうと思う。フローニンゲン:2021/11/2(火)17:12

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