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7186-7188: フローニンゲンからの便り 2021年7月27日(水)



No.2526 磁気感応_Magnetic Induction


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.781, Multiple Layers

Reality has multiple layers.

I’m wondering in which layer I’m now.

Once I notice it, I can move freely to a different one.

Yet, nobody can escape from the entire layers because they are boundless and limitless.

Groningen; 07:59, 7/27/2021

No.782, Normativity of my life

Everyday I always do what I want to do on the last day in my life.

This is one of the important normativities in my life.

I’ll desperately follow it until I go to the other world.

Groningen; 21:05, 7/27/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7186. 今朝方の夢

7187. 親友のメルヴィンとのシンクロ

7188. 美学神学について/身体実践による切り替え


7186. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。どうやら昨夜に雨が降ったようであり、木々の葉や地面が濡れているのがわかる。


天気予報を確認すると、今日は午後から雨が降るらしく、ちょうど散髪から帰って来たタイミングで雨が降り出すようだ。このところ天気が変わりやすく、天気予報があてにならないことが多いので、雨がいつ降るかはまだ定かではない。一応折りたたみ傘を持って午後に出かけたいと思う。


中3日を空けて、今日はトレーニングの日だ。午後に散髪があるので、散髪から戻って来たタイミングでトレーニングをする。


散髪に行く前にプロテインを飲んでおけば、帰って来てから速やかにトレーニングを行うことができるだろう。筋肥大を考えたとき、朝よりも午後や夕方の方がトレーニングに適しているそうなので、それを踏まえて今日は夕方にトレーニングをする。


肉体を鍛えていることが、少しずつ無意識にも影響を与えていることがわかる夢を今朝方見ていた。夢の中で私は、海辺の旅館にいた。


海はとても穏やかであり、その日は天気も良く、海の水が輝いていた。私はその旅館の手伝いをしにやって来ていて、一夏をそこで過ごすことになっていた。


旅館は随分と歳を重ねたお婆さんと、そのお婆さんの孫だと思われる3人の若い女性で切り盛りされていた。私はまだ大学生ぐらいの年齢であり、3人の女性の中には私と同じぐらいの歳の女性もいた。


ある日の午後に買い物に出かけたとき、旅館のお婆さんが優雅に自転車を漕いでいるのを見かけた。歳の割に体は元気であり、自転車も問題なく乗りこなしていた。


とは言え、旅館前の坂道を勢いよく下っていくのは危ないように思えたので、私はお婆さんに気をつけるように一言述べた。するとお婆さんは微笑んで、何も問題ないかのようにそのままの速度で坂道を下っていった。


そんなお婆さんの姿を見ていると、こうした自然豊かな場所で毎日伸びやかに過ごしていると、身体も若く保てるのかもしれないと思った。


旅館に到着すると、どういうわけか母がそこにいた。今から朝食をみんなで食べようということであり、いつの間にか朝に逆戻りしていることに気づいた。


食卓には豪勢な朝食が並んでいて、とても食べきれないように思えた。普段朝食を食べない私も、この旅館では色々と体を動かす仕事があったので、朝食をしっかり食べておこうと思った。いざ朝食を食べ始めると、どの料理も美味しく、箸が進んだ。


みんなで談笑しながら朝食を食べ終わると、私は3人の若い女性たちに今肉体改造をしていることを伝えた。以前は上半身が貧弱であったことを伝え、今は幾分筋肉がついて来たことを示すために、腕の筋肉を見せた。


すると真ん中に座っていた女性が、「今の洋平君がどのようなことに関心を持っているのか少しわかった気がする」と笑みを浮かべながら意味ありげなことを述べた。隣にいた2人も笑顔を見せており、私は少し気恥ずかしくなりながらも、引き続きトレーニングに励んでいこうと思った。フローニンゲン:2021/7/27(火)07:28


7187. 親友のメルヴィンとのシンクロ


時刻は午後8時に近づいている。今日も天気予報が良い意味で裏切られ、結局この時間帯まで雨がまだ降っていない。雷雨を心配していたが、それはやって来ず、今とても穏やかな雰囲気が辺りに漂っている。


今日は午後に、街の中心部にあるかかりつけの美容師のメルヴィンの店に足を運んだ。店の前に差し掛かると、店と反対側の日の当たる道路の椅子にメルヴィンが腰掛けて本を読んでいる姿が見えた。


メルヴィンも私がやって来たことにすぐに気づき、お互いに挨拶をした。どうやら私の前には客がおらず、日向ぼっこをしながら読書をしていたらしい。


何の本を読んでいたのかを尋ねてみると、古代文明に関する書籍とのことだった。メルヴィンは普段英語の本をかなり読んでいるのだが、その本はオランダ語のようだった。


書籍の内容について尋ねてみると、今自分が関心を持っている文明批判とどこか重なるものがあり、非常に興味深くメルヴィンの話を聞いていた。


店の中に入ると、いつものようにダブルエスプレッソを入れてもらい、そこからはお互いソファに腰掛けてしばらく話をしていた。これまでよりも1週間ペースを早めて、ここ最近は5週間に1回メルヴィンに髪を切ってもらっているのだが、5週間の間でお互いにいつも変化を遂げていることが興味深い。


今日のメルヴィンは5週間前とは何か雰囲気が違い、肉体も精神もどこかより高次の次元に辿り着いたかのようであった。物理的な目の開かれぐらいも以前とは違っていて、その点を含めてフィードバックをすると、メルヴィンは大きなトランジションを迎え、覚醒体験をしたとのことだった。


話をさらに伺ってみると、6年間ほど付き合っていたスシと別れたとのことだった。私は彼女のことを知っていて、これまで2人は良い関係性を築いていたように思えたので少し驚いたが、メルヴィンらしく、その別れは決してお互いにとって否定的なものではなく、肯定的なものだったとのことだった。実際にパートナー関係は終了したが、依然として2人は引き続き一緒に生活しているとのことだった。


そこから私たちは、メルヴィンの覚醒体験についてさらに対話を重ね、同時に自分の身に起こった肉体改造への目覚めについてもシェアをした。メルヴィンもコロナによってボルダリングから離れていたらしいのだが、ここ最近またボルダリングを週に2回ほど行っているらしく、筋肉質な体になっていた。


2人ともこの5週間の間にある種の覚醒体験をしたという共通事項があり、お互いに意識の波長がシンクロしていることを改めて確認し合った。


そう言えばメルヴィンは夏の休暇の時にスシと一緒にフランスの山に行き、クライミングをすると聞いていたのでその件について尋ねると、やはりパートナー関係を解消したことに伴い、休暇期間中はお互いに離れておいた方がいいだろうということからフランスに行くことは止めたと聞いた。


そうであれば、1日ほど何かをしながら一緒に過ごそうということになり、8月末の最後の土曜日に、霊的実践をメルヴィンと一緒に行うことにした。オランダでも時折集中的な座禅瞑想などを行っていたのだが、それらは全て1人で行っており、今回はメルヴィンと実践を共にすることにした。


具体的に何の実践をするのかを決め、場所は自分の家に設定し、スケジュール調整をした。8月の最終週であれば猛暑日にならないと思うので実践をしやすいだろう。


メルヴィンとは以前から霊的実践を一緒にやろうと話し合っていたこともあり、ようやくお互いのタイミングがあった。きっとこれも何かの導きであろう。フローニンゲン:2021/7/27(火)20:05


7188. 美学神学について/身体実践による切り替え


時刻は午後8時を迎えた。今日もまた1日がゆっくりと終わりに近づいている。


今日は午前中に、「美学神学(aesthetic theology)」という学問領域と出会った。以前から美学と神学の双方に関心はあったが、それらを架橋する学問領域が既に存在していることは知らなかった。


ハーバート·マークーゼは、人間の解放を希求した美学を提唱しており、それに関する書籍を最近読み進め、同様の観点でヨルゲン·ハーバマスの美学思想にも最近触れていた。


芸術鑑賞としての美学にはもはやあまり関心はなく、文明批判の観点で美学の果たす役割や意義を考察することに関心があり、上記の2人の思想家が提唱した人間解放の美学には強い関心がある。


実は、テクノロジー哲学者のバーナード·スティグラーも再三美学の重要性について触れており、個人と社会の変容において美学が果たす役割は非常に大きいことを改めて思う。美学神学に関する書籍もいくつか興味深いものを見つけたので、リストに追加し、来週の書籍の一括注文の際にそれらを購入しようと思う。


今日は散髪から帰って来た後にトレーニングを行った。腕や胸を意識したトレーニングにこのところ力を入れており、その成果が徐々に出て来ていることを嬉しく思う。


今日のトレーニングでは、前回に途中から力が入らなくなってしまったものが最後まで行えるようになったという筋力の増強を確認した。ここから中3日空けた次回においては、さらに強度を高めてもその負荷に耐えられるような気がしている。


トレーニング理論と栄養理論に基づいてトレーニングをしていくと、本当に着実に筋力の増強が図られることに驚く。次回もまた自分の肉体を追い込んでいくトレーニングをしたい。


実は今日の昼前に行われた協働者の方とのミーティングにおいても、肉体を鍛えることがテーマとして挙がっていた。1人の方は最近キックボクシングを始めたらしく、もう1人の方はかれこれ3年間ほどムエタイをやっているとのことだった。


中でも印象的だったのが、こうした肉体トレーニングを行うことによって、コロナによる在宅勤務によってスイッチが入れづらくなってしまった状況においてそれがスイッチの役目を果たしてくれるという話である。


確かに自分も、日々の探究活動や創作活動は途切れなく継続的に行えているという肯定的な側面がある一方で、良い意味での区切りやリセットがなく、時に間延びしてしまっているような感もあったと気づかされた。


こうした身体実践によって、一度脳と身体をクリアにすることによって、スイッチが切り替わり、その後に行う実践や仕事の質が変わってくるのではないかと思う。スイッチの切り替えとしての身体実践。その観点を少し意識してみようと思う。フローニンゲン:2021/7/27(火)20:20

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