No.2223 宇宙の光輪_A Circle of Light in the Universe
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.601, A Special Day
Yesterday was a special day for me.
I worked together with my lovely neighbors to dig a garden.
We spent several hours together to talk and laugh.
I can write down everything that I experienced yesterday,
but it is not necessary.
Because all I experienced yesterday is already embodied inside myself.
Again, yesterday was a special day.
Groningen; 06:08, 5/9/2021
No.602, The Ground
I can go anywhere all over the Kosmos.
Yet, the ground on which I’m standing is always here.
All of my actions connect with the ground!
Groningen; 16:58, 5/9/2021
No.603, A Series of Dreams
A dream-like day is approaching the end.
A new one would come tomorrow.
Life could be a series of dreams.
Surely, it must be.
Groningen; 21:28, 5/9/2021
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本日生まれた3曲
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タイトル一覧
6895. 昨日の時間を振り返って
6896. 夢の感覚/身体を通じた協働作業の大切さ
6897. 穏やかな夕暮れ時に
6895. 昨日の時間を振り返って
時刻は午前5時半を迎えた。今、小鳥たちが高らかな鳴き声を上げ始めた。辺りはもう随分と明るく、日の出がここまで早くなったのかと感慨深く思う。
昨日オーナー夫妻や隣人のサハルやマークとも話していたが、今年は寒さが長引いていて、5月を迎えても寒い日々が継続している。ところが今日は早朝の今の時間帯こそ寒さはあれど、午後から異常に気温が上がり、午後には22度に到達するとのことだ。
しかしその際には雨が降り、雷がやって来るとのことである。明日もまた少し気温が高いが、明後日からは再び肌寒い日々が続く。
昨日は久しぶりに探究活動や創作活動から離れた。もちろん、起床してから5人で畑仕事を開始した午前11時までの時間は探究活動と創作活動にいつものように従事していたが、そこから就寝までずっと他者と過ごしていた。そのことがどこか尊いことのように思う。
昨日のことがすでに遠い思い出であるかのように思えていることが不思議だ。これもまた何らかの感覚変容がもたらしたものなのだろうか。
普段アルコールを一切摂取しない自分が久しぶりに随分とワインを飲んだので今朝方の状態がどうか気になっていたが、いつもと全く変わらずに、今日の活動に向けて良い状態にあることを嬉しく思う。
普段は脳の状態や意識の状態をアルコールによって変化させないようにするために、そしてそれによって探究活動や創作活動に影響を与えないようにするためにアルコールを摂取していないのだが、昨日のような日もあっていいように思う。そうした休息の日があってこその人生であり、他者と楽しく過ごす時間があってこその人生だと改めて思う。
今日からまた観想的生活が再開される。いや、昨日の出来事は観想的生活の中断を意味せず、むしろそうした生活の大切な一部であった。
5人で談笑しながら畑仕事に精を出したことが良き思い出になっている。昨日はガーデンの土を掘り起こし、立派な花壇が2つできた。そのうちの1つには野菜類を植え、もう1つには種々の花を植えるとのことである。
自分たちで耕した土に野菜や花を育てることの大切さを思う。思いやりを持って育てた植物たちに対して、私たちはきっと愛着を持つだろう。
愛が「着く」というよりも、愛が内側から自発的に芽生え、私たちは対象と同一化するに違いない。ロイ·バスカーはそうした現象のことを「超越的同一化(transcendental identification)」と述べており、まさにそれが起こるに違いない。
どのような植物たちがどのような姿で育つのか、今からとても楽しみだ。日々の世話、日々の観察から得られること、感じ取れることもまた新鮮で豊かなものに違いない。フローニンゲン:2021/5/9(日)05:56
6896. 夢の感覚/身体を通じた協働作業の大切さ
時刻は午前7時に近づこうとしている。午後からやって来る雨と雷が嘘のように、今はとても静かな世界が広がっている。
日曜日の早朝のこの時間帯は一際静かであり、その静けさはどこか他の曜日とやはり違う。それは人間の集合意識が生み出しているものなのか。集合意識には自分の意識も当然含まれていて、集合意識が生み出すこの雰囲気を特別に解釈している自分の意識もまた、日曜日の朝の優しげな感じを生み出しているのだろう。
2階の東側に面した大きな窓から朝日が差し込んでいる。先ほどその朝日を、朝風呂から上がった体で目一杯感じた。その時に、今朝方の夢を少しばかり思い出していた。
昨夜はアルコールを摂取したからか、夢をあまり鮮明に覚えていないのだが、自分のたくましさを感じる夢だったことを覚えている。夢の中の私は英語で話をしていたことを覚えている。
場面についての記憶は一切ない。英語で誰かに何かを伝え、それとは違う場面かその場面と同じ場面の中でか、自分のたくましさを感じる瞬間があった。
たくましさで言えば、昨日に畑仕事で身体を存分に動かしたことも何かしらの影響を夢に与えたのだろう。畑仕事や農作業を他者と共に行うことによって、共同体意識が芽生え、育まれるということを改めて体験してみると、そうした仕事や作業の尊さを思う。
身体を通じた協働作業。やはり人間から身体を切り離してはならず、身体性というのは極めて重要であり、身体を通じて他者と体験を共にすることをこれからも大切にしていきたい。
それにしても、昨日は笑いが絶えななかった。オーナー夫妻、サハル、マーク、彼らと過ごした昨日はとても充実していて、本当に良い隣人に恵まれたことの有り難さを思う。
隣人愛というのは確かに存在するのだということを改めて実感する。本来私たちの意識を拡張させていけば、すなわち視点の幅と深さを広げていけば、隣人愛の輪はどこまでも広げていくことができるはずである。本来それが可能なのが人間であり、そうした潜在性を人間は持っているのだ。
それを妨げる種々の障壁を取り除いていくこと。それはウィルバーもバスカーも実践上の最重要項目にしており、自分もそうである。
今日もまた、この社会から少しでもそうした障壁が取り除かれることの実現に向けて、探究活動と創作活動に精を出していく。フローニンゲン:2021/5/9(日)07:05
6897. 穏やかな夕暮れ時に
時刻は午後7時半を迎えた。つい先ほど夕食を摂り終えた。
昼も夜も毎日同じものしか食べないのだが、今日は昨日オーナー夫妻の自宅で出前をしたインドネシア料理の残りを食べた。隣人のマークが勧めてくれたベジタリアン専用のメニューをオーダーし、それが半分ほど残っていたので、オーナーのペイトラさんが「セイヨウカリン」という珍しい果物から作った酒の残りと共にいただいた。
その酒は、小瓶に入れられていて、ちょうどお猪口一杯分ほど残っていたので、それもお土産としてペイトラさんからいただいていたのである。形としては2日連続でアルコールを摂取したことになるが、お猪口一杯分のアルコールのため、明日の朝に何か影響が残っていることは考えられにくい。
それにしても、「セイヨウカリン」から酒が作れるとは知らなかった。そもそもその果物についても馴染みがなく、最初オーナーのフレディさんから話を聞いたときには単語から果物が連想できなかった。
少しばかり笑い話としては、最初オランダ語でその果物の名前を聞かされたのだが、当然理解できず、英語で何と言うのか教えてもらったところ、フレディさんも英語で何と言うのか知らなかったので、スマホで翻訳してもらったところ、英語でもよく分からず、そこからさらに日本語に翻訳してもらった。
正直なところ、日本語に翻訳してもらってもどんな果物か想像できず、Googleのイメージ検索を使って写真を見て初めて何となくそれがどんな果物かわかったという微笑ましいエピソードがあった。
昨日いただいた夕食とその酒のお礼に、そして昨日オーナー夫妻のアニバサリーであったことを祝うために、近々バイオダイナミクス農法で作られたワインでも贈ろうかと考えている。
2人はワイン好きなのだが、奥さんのペイトラさんは20年前に病気になって以降、赤ワインを飲むことを避けるように医者に言われているとのことだ。昨日、シャルドネも随分とご馳走になったので、バイオダイナミクス農法で作られたシャルドネを贈るのがいいかもしれない。近所のオーガニックスーパーのワインコーナーにならそれがある。
昨日のオーナー夫妻の家で取り上げられた話題の中に、映画やテレビドラマの話があり、その中で『バビロン·ベルリン』というドイツのテレビドラマを勧めてもらった。それはすでにシリーズ3まで放送されているらしく、今朝方確認したところ、契約しているU-NEXTを通じて視聴することができるとわかったので、早速リストに追加しておいた。
この作品から話が派生して、ドイツのベルリンの街の話となり、以前から私はベルリンに訪れたいと思っていたところだったので、オーナー夫妻からベルリンの歴史や魅力について色々と話を伺えることができたのは収穫であった。
本来であればもう新居での生活は落ち着いたので、このあたりで旅行に行きたいと考えていたのだが、どうもまだあまり旅行に乗り気ではない。旅行に出かけるよりも、今は新居で探究活動と創作活動に打ち込みたいというのが正直な気持ちのようだ。
自分の内側がまだ旅を求めていないようなのだ。ドイツのコロナの状況をまたどこかのタイミングで確認し、落ち着いているようであれば、以前から計画していたドイツ旅行を敢行しようと思う。フローニンゲン:2021/5/9(日)19:40
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