No.2170 光の砂時計_A Sandglass of Light
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.559, A Continuous Rebirth
I was reborn this morning.
My body and mind are filled with rigorous energy.
Today is a day when I transcend and include a part of my ego.
Then, a new me will be born tomorrow again.
Groningen; 07:53, 4/27/2021
No.560, Mapping Out Spiritual Poems on the Wilber-Combs Lattice
Mapping out spiritual poems on the Wilber-Combs lattice would be helpful for people to select a specific poem that actives and cultivates a particular level and state of consciousness.
This is my future small research project.
Groningen; 11:22, 4/27/2021
No.561, A New Project
I’m interested in transpersonal poems in world religions.
I’m also intrigued by mapping them out in a comprehensive map in order to facilitate mutual understandings between religions and between the religious and secular worlds.
I’ll start this academic and practical project soon.
Groningen; 17:49, 4/27/2021
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本日生まれた5曲
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タイトル一覧
6859. 現代社会において停滞する霊性
6860. 宗教間の対話・宗教と世俗の対話に向けて
6859. 現代社会において停滞する霊性
時刻はゆっくりと午前7時に向かっている。この時間帯はもう明るく、朝日が照っている。今の気温は1度と低いが、日中は14度まで上がるとのことなので、夕方に買い物に出かける際には暖かさを感じられるだろう。
今朝方は不思議と印象に残る夢を見ていなかったように思う。実際のところは、一度夢によって起こされ、その夢は印象を残すものだった。再び夢の世界に戻ったときにも夢を見ていたが、その夢が最初の夢の印象を打ち消してしまったのか、どちらの夢についても具体的な場面を思い出すことができない。
北欧のどこかの街で、見知らぬ北欧人の男性と話をしていたような記憶は残っている。彼は確か有名な俳優だったように思う。今朝方の夢についてまた思い出すことがあれば、そのときに書き留めておこう。
昨日考えていたことを一夜明けて改めて考えている。現代社会において、個人としても社会としても、究極的関心事(ultimate concerns)を扱う霊性の発達領域が未熟であるというのはなんと悲惨なことだろうか。
現代社会において、多くの場合霊性は神話的段階や利己的段階、さらには呪術的段階で停滞している。その停滞を解消し、健全な歩みを進めていくための方向性を模索している自分がいる。
そこから、霊的なものを科学的な探究手順で探究していくことは本来十分に可能なのであるが、物質的な観点でそれを探究しようとすると、それは早晩失敗に終わることについて考えていた。論理実証的な科学は、その探究領域と手法上、最初から無神論的·不可知論的な態度を取らざるを得ない。
また、そうした態度に加えて蔓延している科学主義(scientism)の在り方は、霊性を神話的段階に抑圧してしまっている。現代において霊性が発達していない原因は科学の側にあるだけではなく、霊性探究の側にもある。
科学的な探究手順を踏もうとしない霊的探究は、霊性を神話的段階に固着させてしまう。そのような問題もあるだろう。昨日は、そのようなことを考えながら、現代社会において科学と霊性がどのような関係を持つべきなのか、そして各々が行っていくべきことについて考えを巡らせていた。
昨日もまた探究活動や創作活動だけではなく、映画やドキュメンタリーを見ていた。昨日は、BBCの生命誕生の秘話に関するドキュメンタリーを見ていた。
5話立てのこの作品は、生命の進化を様々な観点からスケール大きく取り上げていて、見ていて得るものが非常に多かった。1つ印象に残っているのは、「極限環境微生物」という他の生命が暮らしていけないような厳しい環境の中にいる生き物たちと自分をどこか重ねて共感的に見ていたことである。
人間の世界においても、他の人間たちが暮らしていけないような精神空間環境というものがあるように思え、この10年間の自分を取り巻く精神空間環境に改めて考えを巡らせていた。そうした環境でしか開花し得ない特殊な感覚や能力があることを思う。フローニンゲン:2021/4/27(火)07:09
6860. 宗教間の対話・宗教と世俗の対話に向けて
時刻は午後5時半を迎えた。つい今し方、近所のスーパーから帰ってきた。
今日は祝日かつ天気が良いこともあって、人々が外で日光浴を楽しみながら各人様々な時の過ごし方をしていた。外で友人たちと踊ったり、話をしたりする人もいる一方で、日向ぼっこをしながら目を瞑っている人もいた。各人様々な時間の過ごし方を尊重するこの国のあり方を見ていると、オランダという国の文化的意識の発達構造の重心が見えてくるかのようであった。
買い物に行く前に、ヨルゲン·ハーバマスがコールバーグやピアジェの発達理論をもとに哲学思想を展開していったいくつかの書籍を段ボールから取り出した。それらの書籍は、追って音読をしていこうと思う。
今日は午前中から、“Habermas and Religion”という書籍の初読を始めた。本書を読みながら、いくつか雑多なことを考えていた。
各宗教固有のシャドーにはどのようなものがあるのかという関心が芽生え、このトピックについては別途いくつか学術書を購入し、それぞれの宗教が抱えている個別具体的なシャドーを特定していき、各宗教に横断的に見られる共通のシャドーなども特定していければと思う。
そこから、テクノロジーの活用によって、意識状態と意識段階へ関与していくことは可能に思えるが、シャドーのケアはどうすれば可能になるだろうかという問題について考えていた。
ウィルバーは、States(意識状態)、Stages(意識段階)、Shadows(シャドー)の3つを取って、「3S」に関与していくことの大切さを説いている。仮にテクノロジーを通じて、これら3つを包括的に扱うことができるようになってくると、人類はまた今とは違う次元に向かっていくことが可能になるのかもしれない。
上述のハーバマスに関する書籍は、間接的に意識段階について触れているのだが、意識状態やシャドーについての言及はない。それらの要素を蔑ろにしてしまうと、本書が述べている宗教間の対話、そして宗教と世俗の対話という理想には辿り着けないように思えてくる。
最後に、午前中に脳裏に浮かんだこととしては、詩が持っている霊性涵養の可能性はいまだ手付かずなのではないかということである。高度な意識状態や意識段階が体現された詩が持っている霊性発達効果を実感する中で、この効果を最大限に紐解き、多くの人にそれを実感してもらう道を模索したいと思った。
昨日の日記で言及したように、高度な意識状態や意識段階が体現された詩をインテグラ理論の観点から紐解いていくこと、そして自分の関心のある段階や意識状態にアクセスしやすくするように、それらの詩を例えばウィルバー·コムズの格子上にマッピングすることなどを行ってみようかと思う。
それぞれの宗教には、高度な意識状態や意識段階が体現された詩が数多くあるであろうから、宗教ごとにそれらの詩を選定していき、それらの詩を比較できるような見取り図を作っていきたいと思う。
そうすることによって、ハーバマスとは違った形で、宗教間の対話を促し、宗教と世俗の対話を促していくことに貢献していきたいと思う。このテーマで小さな研究をして、その成果を英文書籍の形で世に送り出したいという思いが芽生えた。フローニンゲン:2021/4/27(火)17:44
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