No.2058 湧出_A Gush
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.480, Only Two Days are Left
Only two days are left so that I can live in the current apartment.
A lot of my memories are embedded in this place.
In the remaining days, I’ll dig and recollect each memory to appreciate having lived here.
Groningen; 07:01, 3/29/2021
No.481, Endless Commencements
I’m just feeling what is arising in me right now.
It is full of gratitude and appreciation.
Today, I encountered a wonderful commencement in my community.
More accurately, there was not a single commencement but there were many for each of us.
I just want to celebrate all of the commencements including mine.
A commencement for each of us invites the next,
and our life is an endless series of commencements.
Groningen; 21:06, 3/29/2021
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本日生まれた5曲
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タイトル一覧
6772. 今朝方の夢
6773. 感謝の念と共に
6772. 今朝方の夢
時刻は午前6時半を迎えた。今、空がダークブルーに変わりつつあり、空には燦然と輝く満月が浮かんでいる。
昨日もこの満月に気づいていて、朝の時間帯はしばらくそれを眺めてみた。太陽の光を反射した満月は、こちらに不思議な力を送り届けてくれているかのようだ。
いよいよこの家で過ごすのもあと2日となる。今日からの3日間はフローニンゲンも暖かくなり、最高気温は軒並み15度を超える。
昨日の天気予報から変化があり、引っ越しをする水曜日にはなんと21度まで最高気温が上がるようだ。しかも、荷物を搬出し、不動産屋が最終チェックに来る午後4時あたりがちょうど最高気温に到達するような時間帯のため、チェックを終えて再び新居に戻る際には随分と暖かさを感じられるだろう。最高気温が15度を超えるような日などいつ経験したのかわからないぐらい前の話だ。
引っ越しまで残り2日となったが、引っ越しまではいつもと変わらない日々を過ごしていく。創作活動と探究活動。それらの活動にいつも通りに従事していく。
静かな心で今朝方の夢を振り返っている。夢の中で私は、天空にある巨大な基地のような場所にいた。その基地は何階層にも分かれていて、本当に巨大な大きさだった。
ところが基地の中には人はほとんどおらず、その場にいたのは小中学校時代の数人ほどの友人たちだけだった。私たちは基地から抜け出して、地上に降りていこうと思った。
この巨大な基地は、真ん中が円柱上にくり抜かれていて、どの階にいても地上を見ることができる。円柱上にくり抜かれた空間にはロープが伝っており、そのロープを伝って各階に上下移動できるようになっていた。地上に降りるときにもそのロープを使って基地の一番下まで降りていく必要があった。
私は先陣を切ってロープを伝って一番下の階まで行った。そこからはもう地上に向かってダイブする必要があり、私は躊躇なく、ワープホールのように歪んだ空間に向かってダイブした。
ウォータースライダーのチューブを潜り抜けるかのように空間の歪みを進んでいくと、一気に視界が開け、地上が見えた。そこに見えたのは、広大な海と島々だった。
目的地は、ある島であり、そこはリゾートアイランド、あるいはアトラクションアイランドとでも形容できるような場所だった。ワープホールから抜け出した私は、空を飛びながら目標地点までの距離を見定めた。そしてゆっくりと目的地まで空を滑空していき、しばらくして無事に目的地のレストランに辿り着いた。
着陸する少し前に、空からレストランの様子が見えていて、小中学校時代の友人たちがレストランのテラス席で食事をしているのが見えていた。私は彼らの真ん前に着陸して驚かしてやろうと思っており、それが見事に決まったので嬉しく思った。
そこから私たちはレストランで食事を楽しむことになった。そこは外見としては洋風レストランだったが、中に入ってみると、和風のレストランだった。実際に、そこで提供されているのは和食ばかりである。
コロナの影響で、例えばホテルなどではビュッフェ形式は自粛されているが、そのレストランは逆にビュッフェ形式に切り替えたようだった。以前は1つ1つの品を注文する形だったが、今は食べ放題の形式となり、コロナによって客が減ってしまったので、食べ放題形式にすることで客を増やし、食べ物の在庫を減らしたいようだった。
そこで提供されている食材は一級品であり、味が良いことは私も知っていた。目の前に実に美味しそうな和食が並んでいて、せっかくなので普段食べない魚料理を食べようと思った。
レストランの中で、食材を並べている人がマグロかブリか何かのたたきを勧めていたこともあり、それをいただこうと思った。今朝方はそのような夢を見ていた。
この夢に関していえば、とりわけ天空基地から空に向かってダイブするシーンと、空を飛行して目的地に向かうシーンの体感覚が強く印象に残っている。視界が開けて空と海を目にした時の解放感、そして空を飛んでいる時の優雅な感覚。それらが忘れられない。
明後日からの新居での生活は、解放感と優雅さが体現されたものになるのではないかという期待がある。フローニンゲン:2021/3/29(月)06:52
6773. 感謝の念と共に
時刻は午後8時を迎えた。今、夕日がゆっくりと西の空に沈んでいる。
太陽が私たちのために働き、今日の役目を終える形で西の空に沈んでいく様子。太陽の背中は暖かく、そして優しげに見える。
明日もまた太陽は昇り、私たちのためにそっとエネルギーを分けてくれる。太陽と地球が存続している期間は、そうした関係がずっと続いていく。
1日の終わり。目の前の通りの交通量はいつも少ないのだが、この時間になるとなおさら交通量は減る。
耳を澄ませてみると、窓から小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。彼らは彼らなりに今日という日を生き、そして今日という日を彼らなりに終えて行こうとしている。
明日からはまた彼らなりの1日が始まり、彼らはまた彼らなりに明日という日を生きていく。
昨夜、深い感謝の念と共に1日を終えていた。いや、それは感謝という言葉で表現できるようなものではなかったかもしれない。絶対的に何かを受け入れている感覚があったのだ。
小鳥たちが彼らなりにその日を精一杯に生き切っているのと同じく、自分もそのような形で1日を生きたという感覚があり、仮に明日目を覚ますことがなかったとしても、何ら後悔がないことに気付かされたのである。これは大袈裟でもなんでもなく、本当にそうだった。
絶対的に全てを肯定し、その日を生き切ったという感覚があった。それ以上にも、それ以下にも生きれない、自分なりの最善の生き方がその日にあったのだという感覚が芽生えた時、絶対的肯定感と共に大きな安堵がやってきた。そのような安堵感に包まれたまま眠りの世界に入っていた自分が昨夜いた。
今日は「一瞬一生の会」の第3期の最後のクラスがあった。5ヶ月間一緒に学び合い、実践をし合ってきた参加者の皆さんと、この5ヶ月間についてゆっくりと振り返りを行っていった。
皆さんの振り返りの言葉を聞きながら、自分の中にも色々と思うことがあった。感応と交感がそこにあり、それが交歓となって自分の内側にやってきた。
今回は最後にサプライズとして、参加者の皆さんからメッセージをPDF形式で受け取った。最終回を終えたあと、皆さん1人1人のメッセージを拝読させていただき、とても温かい気持ちになった。
メッセージに対する感謝の念を込めて、午後に音声ファイルを作った。それは96分に及ぶものとなり、話し終えて少し時間を空けてみると、まだ伝え切れていないことがあるように思えて、先ほどもう1つ音声ファイルを作った。
これ以上音声ファイルを作ることは野暮になってしまうと思ったが、それでも最後にもう1つ音声ファイルを作り、それは30分ほどの長さだった。
一瞬一生の会の第3期の終わりと時を同じくする形で、今日は春の陽気に包まれていた。そして、会の終わりと同タイミングで、明後日に新居に引っ越しをする。
人はいつからでもいかようにでも出発できるということ。自分にとっての大きな再出発を、今迎えようとしている。フローニンゲン:2021/3/29(月)20:14
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