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6729-6730: アートの国オランダからの便り 2021年3月12日(金)


No.1989 霊的線香花火_A Spiritual Sparkler

本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)


No.428, Serenity

Silence is here.

Both the interior and exterior world are serene.

I’m the apotheosis of serenity.

Groningen; 08:12, 3/12/2021

No.429, An Elephant and Us

Everyone sees the same giant elephant.

Yet, everyone sees it differently,

and nobody sees the whole.

Groningen; 20:09, 3/12/2021


No.430, An Illusion in Reality

It is very interesting that a so-called illusion can emerge in reality.

How can a “real" illusion appear in reality?

Such an illusion may not be called illusion anymore

because it shows up in reality.

Groningen; 20:11, 3/12/2021

No.431, I & Non-I

I can be defined in an infinite way.

At the same time, non-I can be also defined in a limitless way.

I know that both I and non-I are indeterminable.

Groningen; 20:46, 3/12/2021


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本日生まれた6曲

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タイトル一覧

6729. 今朝方の夢

6730. 加齢という至福


6729. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。今、空はうっすらとした雲に覆われているが、それでも朝日が地上に降り注いでいる。赤レンガの家々の屋根が朝日を反射し、輝いている。


開かれた書斎の窓から、小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。その1つ1つの鳴き声が心に沁み渡っていく。


今日は午前中から雨が降るらしく、午後には強風を伴う雨になるようだ。いつもは買い物には午後に行くのだが、今日は午前中に近所のスーパーに行こうかと思う。必要なものは多くなく、マッシュルーム、ケールかほうれん草、そしてバナナとリンゴを購入したい。今のところそれらさえあれば大丈夫だ。


今朝方は少しばかり印象に残る夢を見ていた。夢の中で私は、どこか別の国にいた。そこは日本でもオランダでもなく、ヨーロッパのいずれかの国だった。


その国のスーパーに私はいて、昼食を購入して、近くのオフィスビルに向かおうとしていた。スーパーで弁当だけを購入する予定であり、レジに並ぶと、私の前の客が、レジ係の人と気さくに話をしていた。


そして、会計を済ませる際に、チップとしてレジ係の男性に500円硬貨を渡した。レジでチップを渡すというのはあまり見たことがなく、珍しい光景を見たと思った。


レジ係の男性は、中南米系の顔立ちをしていたのだが、イギリス系英語を話していた。どうやらその人は、中南米にルーツを持つイギリス人のようだった。


次に私の番が回ってきた時、レジ係が交代した。次のレジ係の男性は、その中南米系の男性と友達のようであり、2人は仲良く言葉を交わして、レジ係が変わった。


私は弁当だけを購入するつもりだったのだが、気がつくと私は買い物かごを持っていて、そこに飲み物や野菜なども入っていた。まず弁当のバーコードを読み取ってもらうためにそれを手渡すと、値段のわかるシールが貼られていなかった。


その弁当は量り売りの形で売られていたものであり、私がシールを貼る必要があったことにそこで気づいた。シールがないと会計ができないとのことだったので、私は横にいた小中高時代の友人(HO)にお願いして、彼にシールを取って来てもらうことにした。


幸いにも、私の後ろにいた客はイギリス人の紳士であり、心に余裕があって、友人がシールを取りに行くのを心優しく待ってくれるようだった。その男性はレジ係と談笑を始め、私は友人の到着を待った。


ところが、しばらくしても友人が戻ってこなかったので、おかしいと思い、私はレジ係の男性に一声かけて、弁当売り場に向かうことにした。そこで夢の場面が変わった。


次の夢の場面では、私はスペインで活躍するある若いサッカー選手と一緒に会計士としての仕事に従事していた。ちょうどある会社の決算報告があり、そのための仕事に取り掛かっていた。


私はマネージャーの立場で仕事をしていて、彼に仕事を与えた。それは貸借対照表のある項目の作成であり、その仕事の難易度はとても低いものだった。


私は彼がすぐにそれを終わらせてくれるだろうと期待していたのだが、時間が随分とかかり、彼が提出した資料を見ると、小さなミスがあることに気づいた。会計上の数値は正しいのだが、勘定科目の英語名が間違っており、私からすると、それはありえないミスであった。


それを見たときに、こうしたミスが発生するぐらいなら、自分でやった方がよかったのではないかと思ったが、隣から突然、小中学校時代のある女性友達の声が聞こえてきて、「適切に導くことがマネージャーの1つの仕事よ」と言われた。


私はそれを聞いて、彼に対して色々と言いたいことがあったが、それをグッとこられ、もう一度彼に修正の機会を与えることにした。そのような夢を今朝方見ていた。フローニンゲン:2021/3/12(金)07:32


6730. 加齢という至福


時刻は午後7時を迎えた。夕方に降っていた雨が止み、今は穏やかな世界が広がっている。


空を覆っていた雨雲はほとんど消えていて、遠くの空の方に微かな明るさを見る。今もう夕陽が見えるような時間ではないが、まだ真っ暗ではないことからも、日が随分と長くなっていることを実感する。


昨日は、「一瞬一生の会」の受講者の皆さんたちが有志で行っていた自主勉強会の録画を視聴し、それに対して音声ファイルを作った。予想として1時間ぐらいで収まるかと思っていたのだが、録音を終えてみたら130分ほど1人で話をしていた。


入浴と夕食の時間がやって来た都合上、それでも早めに切り上げたつもりだった。そこから一夜明け、今日も70分近く1人で話をしていて、補足的な音声ファイルを1つ作った。言葉が自然と溢れ出てくるこの現象は一体何なのだろうか。


ここからまた本腰を入れて学術的な探究をしていくという思いが強くなっている。振り返ってみれば、4年に1度のペースで大学院に入り直しており、そのサイクルで言うと、また大学院に入り直して勉強する時期が近づいて来ているのを感じる。


もちろん、大学院に行かずとも自分の探究などできる場合もあるのだが、今の自分の関心領域の理解をさらに深めていくためには大学院で学び直すことが必要であるという感覚がある。今月末の引っ越し、そしてそこからの探究を経て、再び大学院に入り直す日がやって来るかもしれない。


先日知人が、「加齢は成熟を伴った至福であり、老化は病気である」という言葉を述べていたことが印象に残っている。日々少しずつ自分が成長をしながら歳を重ねていくこと。それは至福なプロセスなのだ。


一方で、自己が深まらない形でどんどんと生命力が失われていってしまうというのは単なる老化であり、それは病的なことなのかもしれないと改めて思う。


ふと窓の外を見ると、先ほどよりも辺りが暗くなっていることに気づいた。これから夜が深まっていく。


今から少しばかり読書をして行こう。マーカス·ガブリエルとスラヴォイ·ジジェクが共著で出版した“Mythology, Madness and Laughter: Subjectivity in German Idealism”を読み進めていく。


今夜3冊ほどまた新たに届く書籍があるので、それらが到着次第、ざっとそれらの書籍にも目を通して全体を把握しておきたいと思う。今日もまた静かな充実感に満ちた1日だった。フローニンゲン:2021/3/12(金)19:29

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