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6351-6352: 日本滞在記 2020年10月25日(日)

最終更新: 10月28日


No.1513 高野山の朝の光_Morning Light at Mount Koya

本日の言葉

Descartes said: “I think therefore I am.” I’m not thinking, therefore what? That’s a point. Seung Sahn


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タイトル一覧

6351.【高野山滞在記】高野山にて

6352.【高野山滞在記】高野山の静謐さを感じて


6351.【高野山滞在記】高野山にて


時刻は午前5時を迎えた。今、高野山の西禅院という宿坊の自室にいる。只今の気温は4度である。

昨夜食事を運んでくださった宿坊の方が述べていた通りの気温であり、外はすこぶる寒い。幸いにも宿坊の自室には暖房が効いていて、暖かく過ごすことができている。とは言え、高野山がまさかここまで気温が低いとは想像していなかった。

昨日から高野山に入ったのだが、日中の気温の低さにも驚かされた。高野山は山であるから、標高の関係上、地上よりも気温が低いことはある程度わかっており、暖かい格好をして来たのだが、その想像を超えるような寒さがあった。

昨日のことを少し振り返ってみたい。昨日は、午前9時前に梅田のホテルを出発した。行きに関しては、アントレプレナーファクトリーのMさんがホテルまで迎えに来てくださり、高野山まで案内してくださることになっていた。

今回の高野山のプランは、そのMさんに立てていただいていたこともあり、Mさんにはとても感謝している。行きはホテルから車で行くのか電車で行くのかという2つの選択肢があったが、結局行きは電車で行くことになり、代表の嶋内さんとは現地で落ち合うことになった。

自分でも電車の経路を一応調べていて、梅田から高野山駅に行くのはそれほど時間がかからず、2時間ほどで到着できてしまうことを知っていた。

梅田から高野山にかけては、Mさんと色々と話をし、都会の景色から徐々に自然の景色に変わりゆくその変化を十分に楽しんだ。Mさんとの会話を楽しみ、車窓からの景色を楽しんでいると、2時間の列車の旅はあっという間であった。ここでもまた時間感覚の変容があったように思う。

日本に帰って来てから、自分の内側の時間感覚が変化していることは歴然としていた。まるで時間が流れていないかのような時間感覚があり、気がつけばある一定程度の時間が流れているという感じなのだ。そうした時間感覚が今も自分を包んでいる。

極楽橋駅から高野山駅には、高野山訪問のシンボルであるケーブルカーに乗って移動した。ちょうどこの時期は紅葉が始まっていて、高野山の紅葉にしばし見惚れていた。

高野山駅に到着し、そこからはせっかくなので金剛峯寺まで歩いて向かった。高野山の標高は意外と高く、山頂付近の気温はさらに低かったが、歩くことによって体を温め、Mさんとの会話を楽しんでいると、金剛峯寺に無事に到着し、ちょうど昼時だったので、Mさんが事前に調べてくださっていた店に入ることにした。

店の名前は「花菱」という。そこでいただいたのは精進ランチの「三鈷膳(さんこぜん)」である。

名前の由来は、高野山壇上伽藍にある「三鈷の松」という木から来ているとのことだ。食前の飲み物から始まり、いずれの料理も美味であった。特に、最高級吉野くずを使って練り上げられたごま豆腐は美味であり、田楽味噌が乗ったナスもまた美味であった。

ゆっくり昼食を味わった後に、金剛峯寺で嶋内さんと合流し、そこからは金剛峯寺を含め、3人で高野山観光を楽しんだ。

今朝は午前6時半から、朝の勤行というものがある。それは本堂で行われるとのことであり、一体どのようなことをするのかはあまりよくわかっていない。3

0分ほどの勤行が行われたのち、朝食となる。昨夜の精進料理のコースは本当に美味しく、今日の朝食もまた美味しい精進料理をいただけるのだろう。普段は朝食を食べない私も、今朝の朝食はとても楽しみだ。高野山2020/10/25(日)05:46


6352.【高野山滞在記】高野山の静謐さを感じて


高野山には静謐な時空間が存在している。そんなことをふと思う。


時刻は午前6時にゆっくりと近づいている。引き続き、西禅院という宿坊の自室で日記を書いている。


宿坊というものに宿泊したのは今回初めてであり、最初私は、今回一緒に高野山に訪問した方々と広めの和室で雑魚寝をするのかと思っていたのだが、有り難いことに、1人1室綺麗な和室があてがわれていて、自分の時間を持ちながら、1人静かに時間を過ごすことができている。

昨日は金剛峯寺を拝観した後、恵光院に足を運び、そこで阿字観を体験した。かねてより真言密教の阿字観瞑想を体験してみたいという思いがあったので、今回の高野山観光において阿字観を体験できる機会をいただけたことを有り難く思う。


恵光院に到着し、阿字観の体験会が始まるまで、無料で提供されている温かいコーヒーをいただいた。コーヒーを飲みながら一服していると時間となり、参加者は阿字観道場に案内された。


道場はとても広く、道場の前方には、「阿」という文字が描かれた綺麗な掛け軸が掛けられていた。「阿」という文字は、天地の誠を表す一字の真言とのことである。それは大日如来をシンボル化したものでもある。


体験会が始まると、最初に若い僧侶の方から阿字観瞑想についての説明があった。そこで実践方法に関する丁寧な説明があり、その後、時間としては短いが、15分ほどの阿字観を行った。


これまで長年にわたって瞑想実践をしてきた自分にとって15分はとても短いものだったが、日々瞑想をしていない人にとっては、15分でも長いと感じられたのかもしれない。

予想以上に多くの参加者が道場に集まり、久しぶりに集団で瞑想を行った。とかく1人称的な実践となりやすい瞑想を他者と同じ場所で一緒に行うという2人称的な実践として瞑想をしてみると、瞑想の深まりが普段とは随分と違ったように思う。


ここに改めて、他者と実践を分かち合う2人称的実践の価値を感じた。体験会終了後、僧侶の方と少しお話しさせていただく機会があり、そこで僧侶になるためのトレーニングについていくつか興味深い話を聞かせてもらうことができた。


恵光院を出発する前に、高野山に関するガイドブックを記念に1冊購入し、購入した日付と場所を書き込んだ。このガイドブックもまた、今回の旅の記念品として、これから長く自分の支えになるだろう。

時刻は午前6時を迎えた。もう少ししたら本堂に移動する必要がある。


部屋の襖を開けて外を眺めてみた。部屋の前には庭があり、手入れがとても行き届いていて美しい。空はうっすらと青味がかっていて、本日の晴天を予感させる。


高野山には、瀬戸内海を拝むことができる実家や、オランダや北欧とはまた違う静謐さがある。その場固有の静謐さ。各地に固有の静謐さに包まれながら、ゆっくりと自己を深めていく時間を過ごせているということ。それはこの人生における恵みである。


さぁ、今日もまた新たな1日が始まった。今日という貴重な1日をどのように過ごすかが、将来の日にバタフライ効果となって現れる。


その瞬間のそこにあり続けること。それを絶えず大切にし、大切にするという思考を手放す形で常にその瞬間のそこにいよう。今この瞬間においてここにあり続けているように。高野山2020/10/25(日)06:11

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