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6328-6329: 日本滞在記 2020年10月15日(木)


No.1490 瀬戸内海の優しさ_Tenderness of Seto Inland Sea

本日の言葉

You are the sky. Everything else is just the weather. Puma Chodron

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6328.【日本滞在記】実家を出発する朝に/隠れたカリキュラム

6329.【京都滞在記】京都に到着して


6328.【日本滞在記】実家を出発する朝に/隠れたカリキュラム

時刻は午前4時半を迎えた。先ほど、父が早朝の散歩のために浜辺に出かけて行った。

いよいよ今日が実家を出発する日となる。出発の時間はゆっくりと午後1時を考えている。そこから歩いて最寄り駅に行き、京都に向かう。

京都のホテルに到着するのは午後4時であり、移動もそれほど時間がかからない。京都に着いてからは、近くのスーパーで夕食用の果物を購入しようと思う。

明日からはホテルでの滞在となるので食事のリズムを少し変える。滞在先は朝食付きのホテルのため、朝食を比較的しっかりと摂り、昼食は摂らず、夜は果物や野菜などの軽めのものにする。そのような食生活をしていこう。

4泊5日のうち、鞍馬山、高山寺、延暦寺をそれぞれ訪れ、どこかのタイミングで大型書店の丸善に行く。東京や大阪に滞在する際にも大型書店に立ち寄ることができるが、一応京都でも書店に立ち寄って、何か運命的な書物との出会いがないかを楽しみにする。

現代社会において、テイヤール·ド·シャルダンがいうところの発達の極致としてのオメガ点に集合規模で到達するのは夢物語であるかのようだ。現代人にとっての様々な宿痾が山積みになっている。それらの病同士が影響を与え合い、さらに巨大な病を生み出している。

実家に戻って来たときと同様に、新幹線が止まる徳山駅まではローカル線を使う。実家にやって来たときの車内で、スマホの画面をじっと眺め、周りの友達たちと話をしようとしない高校生たちの姿が奇妙に映ったことを覚えている。

もちろん私たちの頃と時代が違うのだが、私が中高生の頃は、電車の中では絶えず会話がそこにあったように思う。もちろん沈黙もありながらも、そこには肌触りのある確かなコミュニケーションがあった。

今の中高生たちのコミュニケーションのあり方や仕方は、自分の時代のそれらとは随分と変化している。彼らの現在のコミュニケーションが今後の彼らをいかなる人間にしていくのかは定かではないが、私がそこに光を見出すことは難しかった。

学校でしか通用しないような知識や立ち居振る舞い、会社の中でしか通用しないような知識や立ち居振る舞いばかりを身につけてどうするのか。また、学校であれ、組織であれ、そこでは「隠れたカリキュラム」に従って学習や実践が遂行されがちであることについて考えていた。

後者に関して言えば、隠れたカリキュラムというのが一概に害のあるものではなく、むしろ隠れたカリキュラムを通じてしか学べないことも多い。それは暗黙知的なものである。

しかし往々にして、学校や会社の中では、人の可能性や自由を抑圧する類の隠れたカリキュラムが蔓延っている。それをいかに客体化していくか。客体化を怠れば、それの餌食になる。

創造性や発展学習、さらには人格的成熟などの抑制につながる隠れたカリキュラムは、当然ながら社会にもある。これからも引き続き、いかなる隠れたカリキュラムがこの社会に潜んでいるのかを観察し、それを明るみにしていこう。山口県光市2020/10/15(木)04:38


6329.【京都滞在記】京都に到着して


時刻は午後8時を迎えようとしている。今、京都のセンチュリーホテルの自室にいる。

今、どこか不思議な精神状態に置かれている。確かに自分はここにいるようなのだが、ここにいるのが果たして自分なのか分からないような感覚がある。精神はとても落ち着いているのだが、それが変性している。

先週の今頃はまだオランダにいたのだ。いや、ちょうど今日が出発の日だったか?あぁ、明日が出発の日だった。

昨日まで、約1週間ほど山口の実家に滞在した。オランダから山口県へ。そして京都へ。

物理的に大きく環境を変えるということがどれほど精神を変容させるだろうか。誰しもそれを大なり小なり経験したことがあるだろう。

環境変化がもたらす精神変容。適応も早ければ、変化も早い自分がいる。

思考は深く1つのことに集中することができながらも、それはどこかに飛んでいく。そして拡散していく。

流れ星がある地点に向かって流れるかの如きの集中度合いがありながらにして、星は散る。光は凝縮して光線となり、光はどこかに散る。

自分は凝縮して、自分は拡散する。そして再び凝縮した形で自分は戻ってくる。

今宿泊しているホテルの自室はちょっとした宮殿のようだ。西洋風の宮殿のようでいて、風呂場には銭湯のようなタライと椅子が付いている。このような風呂が自室にあるホテルにこれまで1人で宿泊をしたことがないかもしれない。

午後4時過ぎにホテルに到着して館内に入った時、外見からして立派だったが、中に入って雰囲気がとても良いことに対して嬉しい驚きがあった。チェックインを済ませて部屋に到着すると、そこにはバスタブがなかった。予約の段階で確認をすることを怠っていたのである。

まさかバスタブがないとは思っていなかったので、夕食を京都駅構内の成城石井で購入するがてら、2Fの受付で部屋を変えてもらうことができないかをお願いした。すると嬉しいことに、すぐさま部屋を変えてもらうことができた。

新しい部屋は、予約をした部屋よりも広く、そしてバスタブだけではなく、風呂桶と椅子が付いている部屋に変えてもらうことができて幸運であった。部屋を快く変えてもらった際に、レセプションの方にお礼を述べた。とても感じの良いレセプションの男性とお互いに笑顔で2、3言葉を交わせたことがとても嬉しい。

成城石井に立ち寄って、新鮮そうな2つの野菜サラダと豆乳を購入した。ちょっとカカオが欲しかったので、99%のカカオチョコレートを購入した。

そこでも1つ嬉しかったのは、レジの店員の女性の方と目が合ったことである。オランダでは当たり前な目を合わせるという行為が日本では意外と難しい。店員の女性の方とのやり取りもまた気持ちを明るくしてくれた。

その後、水だけはコンビニで購入しようと思い、ホテルからすぐ近くのファミマに立ち寄った。やたらと人間同士のコミュニケーションが起こる。

2Lの水が2種類あったので、私はそのどちらにするかを成分表示を睨めってこして比較をしていた。ポイントはマグネシウム含有量とpHの値である。

今日は実家からアルカリイオン水を水筒に入れて十分に飲んでいたので、コンビニでは中性の水を購入することにした。水を選んでいるときに、1人の女性が水のコーナーにやって来て、私は2つのうちのどちらの水を購入するのかについてしゃがみ込んで考えていたので、その女性は私が水を選ぶのを待ってくれているように思えた。

私はすぐに立ち上がり、お先にどうぞと述べると、その女性にお礼を言われた。こうしたコミュニケーションがあることがとても嬉しかった。

昨年、東京の銀座のコンビニで、同じく水を購入したとき、店員とは一切目が合わなかった。そしてこれは東京のコンビニだけではなく、残念なことに、実家のすぐ近くのコンビニでも昨年店員と目が全く合わないということがあった。

これは憂うべき事態だと思っていたが、先ほどの京都のコンビニの店員の男性の言葉は、コミュニケーションがきちんと成立する話し方であった。それもまた自分を嬉しくさせてくれた。

今日はそうした一連の嬉しいことが続いていた。コミュニケーションを取れる人間がまだいるということ。それは何か救いのような喜びをもたらした。

地獄の中にも泉あり。自らの人間性を内省し、自分の世界認識を改めて考えさせてくれるような1日でもあった。京都2020/10/15(木)20:24

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