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6048-6049: アテネからの便り 2020年7月26日(日)


No.1062 内的格闘_An Inner Fight

本日の言葉

Generous love aims to achieve happiness through the realisation of the other. Ole Nydahl

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本日生まれた3曲

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タイトル一覧

6048.【アテネ旅行記】アテネ滞在4日目の計画と今朝方の夢

6049.【アテネ旅行記】アテネ滞在4日目を振り返って

6048.【アテネ旅行記】アテネ滞在4日目の計画と今朝方の夢

時刻は午前5時を迎えた。昨夜も10時あたりに就寝し、今朝も午前4時過ぎに目覚めた。この時間帯のアテネは真っ暗であり、日が昇り始めるまでにあと1時間半ほどある。

宿泊しているホテルはアテネ市内の中心部なのだが、ホテルの周りはとても静かである。ホテルの防音対策がなされているためなのかもしれないが、静かな環境の中に身を置けることの有り難さを改めて感じている。

今日はアテネ滞在4日目であり、思っていた以上に時が流れるのが早い。今日をもってアテネ滞在の折り返しになると言えるだろうか。

本日はホテルの朝食を摂ったら、速やかにホテルを出発し、National Art Gallery: Alexandros Soutsosに向かう。ここには以前から注目をしていた、オランダの画家ピエト·モンドリアンの“Landscape with a Mill”という作品がある。その他にも鑑賞したい作品がいくつもある。

昨日訪れた美術館でも実感したように、絵を描き始めたことによって絵画を見る目が変わってきたことが面白い。本日足を運ぶ美術館でも、また新たな気づきがあるだろうし、それが自分の創作活動に何かしらの良い影響を及ぼしてくれるだろう。

ホテルからこの美術館までは、歩いて1時間以上かかるので、アテネのこの暑さでそれだけの時間を歩くのは得策ではない。また、明日に古代遺跡巡りをしようと思うので、明日に備えて体力は十分に残しておきたい。そうしたこともあり、今日はこの美術館へは地下鉄を利用して向かう。

ホテルの近くにある地下鉄駅から5駅ほどの駅で降り、そこから美術館に歩いて向かう。今日観光する場所はここだけであり、美術館で芸術作品を堪能したら速やかにホテルに戻って、ホテルでゆっくりしようと思う。

今朝方もまた夢を少しばかり見ていた。夢の中で私は、一昔前に活躍していたある女優さんと話をしていた。

その女優さんはあることをきっかけに女優業を辞めたのだが、夢の中ではまだ女優を続けているようだった。具体的な内容は忘れたが、お互いに年が近いということもあり、話がしやすかったことを覚えている。

その後、夢の場面が変わり、次の夢の場面では、私は夢を俯瞰的に眺める者だった。そこでは海上の姿が映し出されていて、海でシンクロの世界大会が行われていた。

舞台はもう決勝であり、決勝に進めたのはわずか5人だった。その中に、日本の大手メーカーに勤務している小柄な日本人男性がいた。

彼は見事な演技を見せ、3位入賞で銅メダルを獲得した。演技の最中に、私は海の深さが気になっていて、あのような海底が見えない深さの海の上でシンクロを行うことを想像するだけで、ちょっとした恐怖感があった。

大会終了後、何かの届出をするために、決勝に進んだ選手たちは、会場近くの役所に行って、そこで何かの手続きをしていた。銅メダルを獲得した日本人選手は、一般人が並んでいる列をすり抜けていき、列の先頭に速やかに行き、すぐに手続きを行うことができた。

そこで偶然ながら、決勝に進出していたギリシア人選手と出会い、彼はその選手に英語で話しかけ、何やら楽しげに会話をしていた。今朝はそのような夢を見ていた。アテネ:2020/7/26(日)05:21

6049.【アテネ旅行記】アテネ滞在4日目を振り返って

時刻は午後7時を迎えた。アテネ滞在の4日目が終わりに向かっている。本日、初めてアテネの日曜日を体験したのだが、市内からまるで人が消えてしまったかのように、人の姿がめっきり減っていた。市内の店の多くが休みになっていたこともあり、人の姿をあまり見ることがなかったのだろう。

そんな中、本日は宿泊しているホテルからすぐ近くのシンタグマ駅からNational Art Galleryに向かった。事前にさほど下調べをしていなかったのだが、宿泊しているホテルはシンタグマ広場というアテネの中心部の有名な広場のすぐそばである。

先ほど初めて知ったのだが、この広場は、1844年ギリシア王国の憲法が発布された場所とのことだった。確かに、昨日観光からホテルに戻ってくる時に、広場の真ん前に立派な建物があるなと思っていたのだが、それが国会議事堂だと気づかなった。ピストルを携えた警備員たちが建物の前にいたり、広場の脇に警察官たちが常時いる理由が初めてわかった。

広場は地下鉄駅とつながっており、今日はそこを使った。最初私は、トラムとメトロの区別がわかっておらず、携帯の地図にはメトロの表示が出ていたのだが、地上を走るトラムの駅で待っていた。

そう言えば、ハーグに住む友人がハーグの街の地上を走る乗り物のことをトラムと呼んでいたことを思い出し、また東京で「地下鉄メトロ」のようなカタカナ言葉を何度も聞いたことがあることを思い出し、トラムとメトロが別の交通手段だとそこで認識した。私は極度に一般常識が欠けている分野があり、今回はその点が露呈した。

自分の知識空間の中ではなんとなくトラムとメトロの区別はついていたように思うのだが、今回のような認識の誤りを体感として理解するような失敗体験がないと、私はそうした知識の確からしさを信じることができない傾向がある。つまり、トラムとメトロは知識の上では違うものだと何となくわかっていたが、それが実際に違うものだと本当に理解するためには、こうした失敗体験が必要だということである。

つくづく自分の知識体系は面倒な性質を持っているように思う。本当に体験や実験をしてみないと、その知識を信じることができないという性質は、社会生活を送る上で時折困難さを生じさせるのだが、それも1つの自分の個性かと腹を括り、これからもそれを受け入れながら社会生活を細々と営んでいこうと改めて思った。

そのようなことを考えながら、トラムの駅を後にして、地下鉄駅に向かったことを覚えている。National Art Galleryの最寄り駅までは5駅ほどであり、地下鉄に乗っている時間はわずか7分ほどだった。

今回空港からシンタグマ広場まで高速バスで来たのだが、地下鉄も空港まで行けることがわかり、帰りは地下鉄を利用してもいいかと思った。帰りのフライトの時間帯や、どちらが快適なのかを再度吟味して最終的な意思決定をしよう。

脱線したが、本日足を運んだNational Art Galleryについて感想を述べると、期待外れであった。というのも、絵画作品が所蔵されている建物が閉まっていて、彫刻が置かれている建物しか見学ができなかったのである。

しかも、彫刻に関しても数は多くなく、1階建てのフロアの半分ほどを占める数しか置かれておらず、これといった作品もなかった。道理で入場料が3ユーロと安いわけだと納得した。

結局私は、10分ほどでその場を後にし、その他に見るものがそこになかったので、すぐさま駅に引き返し、ホテルに戻った。ちょうど明日は諸々の古代遺跡を巡ろうと考えていて、明日に備えて体力を温存しておきたかったこともあり、ホテルに早く戻った。

ホテルに戻ったのはまだ昼前だったと思う。そこからシャワーを浴びて、読書をし、仮眠を取った。そこから今に至るまでに1曲ほど曲を作ったり、パソコンを通じて映画を2本見た。

旅の最中においては、フローニンゲンの書斎の環境と随分と異なるため、どうしても創作活動に集中しづらく、その点は仕方ないかと思っている。その分、観光でしか得られない体験をし、それを通じて養われた内的感覚を今後の創作活動に活かしていきたいと思う。

創作活動が思うようにできないことは、創作への渇望感をもたらす上では良いことなのかもしれないという見方もできる。今日も早く寝て、明日の観光に備えようと思う。アテネ:2020/7/26(日)19:46

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