No.682 黄昏時の一息_A Rest at Twilight
本日の言葉
Live a good, honourable life, so that, when older and thinking back, you’ll enjoy it a second time. Tenzin Gyatso
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本日生まれた13曲
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タイトル一覧
5904. アテネ旅行に関する予感:今朝方の夢
5905. 今朝方の夢を思い出して:小咄のような曲を作ること
5904. アテネ旅行に関する予感:今朝方の夢
時刻は午前6時を迎えた。日曜日の静かな朝がやってきた。
天気予報が外れたのか、昨夜は雷を伴う雨が降っていなかったようだ。起床してすぐに、寝室の窓から外を眺めたところ、道路が雨で濡れていなかったことからそのように判断した。
今は空が灰色の雲に覆われているが、雨は降っていない。予報では、昼過ぎから雨が降るようだ。今の空の様子からすると、雲の色が確かに雨をもたらすような感じを持っているので、今日は予報が当たりそうだ。
明日からは6月も折り返しとなる。1日が過ぎ去るのは本当に早く、淡々と月日が進行していき、同時に自分の内側に淡々と何かが蓄積されていくのがわかる。そしてその蓄積は、自分に変容をもたらしている。
気がつけば6月も半ばとなり、昨日は、前回旅行をした日からアテネ旅行までの期間について考えていた。前回の旅行は、なんと年末年始のマルタ共和国とミラノに行った旅行だったので、あれから半年近く期間が空いていることに驚く。
欧州で生活を始めて以降、少なくとも3ヶ月に1回は旅行に出かけ、フローニンゲン大学を離れてからは、1ヶ月半に1回ぐらいのペースで旅行していた。それを考えると、今回コロナの件で旅行がこれほどまでに延期されてしまったことは、それもまた自分にとって新しい体験だった。
来月末に予定しているアテネ旅行が実現されるとき、これまで旅行に出かけることができなかった分、何かが自分の内側に流れ込んでくるような予感がしている。そしてそれは、自分の内側の何かを大きく開いてくれるかもしれない。
何が流れ込んできて、内側の何が開くのか。そのあたりは旅に出かけてみないとわからないことなのだが、この半年間に積み重ねてきたものがある臨界点を迎え、そこから自分にフィードバックされる形で何かしらの変化を旅の最中で感じるだろう。そうしたことも今回の旅の楽しみの1つである。
今朝方も夢を見ていたのだが、改めてそれを思い出そうとしてみると、なかなか難しい。日本のどこかの街、いや欧州の雰囲気も感じることができたので、日本だと断定することは難しいが、どこかの地方都市にいたことは確かだ。そこで友人の誰かと話をしていたのを覚えている。
そこでなされていた話は、笑い話でもなく、真剣な話でもなく、どこか中立的な感覚を持った話だったように思う。今朝方の夢で覚えているのはそれぐらいだろうか。
何か1つ重要なシーンがあったように感じているのだが、それは感覚に留まり、具体的な情景描写の形を取っていない。具体的な情景描写があれば、それを絵にすることも言葉にすることもできる。だが具体的な情景描写がない場合、それらの手段では形にできない。
一方で、仮に具体的な情景描写がなくても、感覚さえあれば音楽としての形にできることは注目に値する。今日もまた、自分の内側の感覚を言葉·絵·音として表現していこう。フローニンゲン:2020/6/14(日)06:15
5905. 今朝方の夢を思い出して:小咄のような曲を作ること
時刻は午後7時を迎えた。ちょうど今し方、夕食を摂り終えた。
今日は朝から曇りがちな1日であり、昼過ぎには天気予報の通り、激しい雨が降った。ところが、そこからは天気予報が外れ、雨は止み、今も穏やかな状態が続いている。どうやら雨の降る時間帯が後ろにずれ込み、本日の深夜から明日の朝にかけて雨が降るようだ。
今朝はあまり夢を覚えていなかったのだが、午後にふと、夢の断片を思い出した。夢の中で私は、何らかの理由で朝食を食べないといけない状況にいた。
場所はホテルのレストランであり、朝食の質は良さそうだったが、普段朝食を摂らない私にとってみれば、それらの食事はほとんど魅力的に映らなかった。どういうわけか朝食を摂るような強制力が自分に働いていて、それに抗うことが難しかった。
とは言え、やはり朝食を食べたくはなかったので、果物だけいただくことにした。そのような内容の夢だった。
そこから午後に仮眠を取っていると、あるビジョンを見た。それは、家の目の前の通りが浸水しているビジョンだった。そして実際に目覚めてみると、激しい雨が降り始めていて、道に水溜りができ始めていた。
雨音が仮眠中の意識に影響を与えたのか、それとも何か別の作用が働いていたのかわからないが、いずれにせよ、外面世界で雨が降っていることが、目を閉じた状態の内面世界に影響を与えていたことは興味深い。
そう言えば、先日は起床直後に同様の夢を見ていて、目覚めていると、実際に雨が降っていることがあった。外側の世界とシンクロする何かが自分の中にあるようだ。
今日をもって1つの週が終わりを迎え、明日からはまた新しい週となる。明日は、「一瞬一生の会」の第2回目のクラスがある。それに向けて準備は済んでいるので、明日はクラスが始まるまでの時間を、いつものように創作活動に充てたいと思う。
本日作曲実践をしていると、改めて、小咄のような短い曲を作っていこうと思った。このアイデアは、今日もまたいくつか音声ファイルを作成していた時に芽生えたものだ。
自分がまるで話をしているかのような曲を形にしていくことへの関心。曲という表現物は、自分が伝えたいと思う小咄のようなものにしていこう。明日からは、そうした意識で作曲実践に取り組もうと思う。フローニンゲン:2020/6/14(日)19:21