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5852-5853: アートの国オランダからの便り 2020年5月24日(日)


No.456 小鳥たちの気持ち_Feelings of Little Birds

本日の言葉

If the thought arises, be present in that state; if the thought does not arise, stay present in any case. Then there is no difference between the two moments. Chogyal Namkhai Norbu

下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(10点:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた10曲

本日生まれた曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

本日生まれた曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています(2020/4/26より、投稿を再開しました)。

タイトル一覧

5852. 今朝方の夢

5853. 今朝方の驚き:椎茸の原木栽培を始めた父

5852. 今朝方の夢

時刻は午前6時を迎えた。この頃は、午前5時半を過ぎると辺りはすっかり明るくなっており、日が昇るのが本当に早くなった。今のこの時間にはもう太陽が昇っていて、赤レンガの家々の屋根は朝日に照らされ始めている。

平穏さと落ち着きのある日曜日の朝。今それを感じており、この瞬間を堪能している。小鳥たちもどこか嬉しそうであり、それが彼らのさえずりに滲み出している。

今日もまた、静かな心を持って創作活動に打ち込んでいこう。昼前に1件ほどオンラインミーティングがあるが、それ以外の時間は全て創作活動に充てていきたい。

今朝方は少しばかり印象に残る夢を見ていた。大きく分けると2つほど夢を見ていた。そのうちの前半部分の方を覚えている。

夢の中で私は、日本の都心部を走る列車に乗っていた。車内の雰囲気から察するに、それは東京で間違いないと思う。

列車の中には日本人が多くいて、彼らの中に自分の知り合いはいなかった。西に向かう列車の左側の列の席に腰掛けていた私は、反対側の窓を通して見える外の景色をぼんやりと眺めていた。すると、右隣に座っていた30代前半ぐらいの見知らぬ若い男性が突然私に話しかけてきた。

見知らぬ若い男性:「大変でしょうねぇ。低学歴で安月給の人は」

そのようなことをその男性は私に述べてきた。列車の椅子に腰掛ける私の膝の上にはまな板があり、そのまな板は薄汚れていた。私はとっさに汚れた面を膝側に隠し、比較的綺麗な面を上にした。

その男性は、私のまな板の汚れを見て、私には学歴がなく、それでいて給料の安い仕事についていると思ったようだった。その男性の口調から、完全に自分のことを蔑んで見ていることがわかった。

自分のことを愚弄するようなことを言われたので、もちろんいい気はしなかったが、かと言って腹立たしさの感情が浮かぶわけでもなかった。

その男性はそこからもしつこく私を愚弄するように話しかけてきて、給料の額について質問してきた。私は正直に、もうカネを得るために働く必要がないほどの資産を形成していることを伝えると、その男性は目を丸くして驚いていた。

するとそこからは男性の態度が一変し、丁重な言葉で私に話しかけるようになった。そこで夢の場面が変わった。

その次に見ていた夢をあまり思い出せないのが残念だ。次の夢の中では友人たちが現れていたように思う。決して否定的な感情を引き起こす夢ではなく、中立的な感情の中で進行していくような夢だったような気がしている。

またふとした時にその夢について思い出すかもしれない。これから創作活動に取り掛かるが、その最中で夢について思い出すことがあれば、また書き留めておこうと思う。フローニンゲン:2020/5/24(日)06:35

5853. 今朝方の驚き:椎茸の原木栽培を始めた父

時刻は午後7時を迎えた。今日は午前中の途中から雨が降り始めたが、夕方には雨が止み、今は夕日が輝いている。明日からはまた晴れの日が続くようなので、この時期の清々しいオランダの気候を満喫したいと思う。

今朝方、1つ驚いたことがあった。何気なく父のブログを見たところ、そのタイトルに驚かされたのである。

タイトルは、「バルコニーで椎茸を原木栽培:至極の味と風味!!!」というものだった。それを見て、「やられた!」と思った。

ちょうど昨日、街の中心部のオーガニックスーパーに足を運んだ時に、きのこコーナーに椎茸が置かれておらず、少し残念な気持ちになった。その翌日に、まさか椎茸に関する父のブログ記事を見るとは思ってもいなかったのである。父のブログ記事を読むと、このようなことが書かれていた。

「昨年、おがくずの椎茸栽培キットを購入して室内で大小様々な50個を超える椎茸を栽培しました。でも、香りと味は期待値未満でした。そこで、原木栽培をすることにしました」

ちょうど昨年一時帰国していた際にはまだ椎茸を栽培しておらず、その後に栽培を始めたのだろうか。そう言えばと思い出してみると、椎茸を栽培するというようなことを述べていたようないなかったような、そんな記憶が蘇ってくる。

いずれにせよ、父は昨年から椎茸をバルコニーで栽培していたらしく、椎茸の栽培キットではあまり美味しい椎茸ができず、原木栽培に切り替えたようだ。写真付きのブログを見ると、本当に本格的に椎茸を栽培しているようであって、思わず笑ってしまった。

愛犬もバルコニーの原木が木になるようであり、クンクンと木の香りを嗅いで興味を示している写真が掲載されていた。それを見て、また思わず微笑んだ。

私が椎茸を意識して摂取し始めたのは比較的最近のことだったので、それよりも前から椎茸に着目し、そしてそれを自家栽培するというのはさすが父である。その続きの説明を読むと、「原木の場合、2~3年程度は新鮮な椎茸を栽培できるそうですが、椎茸菌以外の雑菌を抑えて椎茸の収穫量を増やすためには、椎茸種を更に植え付けた方が良いそうです。そこで、椎茸の種100個を購入し、電動ドリルとハンマーを使って植え付けることにしました」とあり、その後にドリルで木に穴を開け、そこに種を植え付けている写真が掲載されていた。そして最後の文章として、「なお、直径9.2㎜のドリルが最適です」という言葉で締め括られていた。

椎茸を栽培するという行為そのものや、椎茸栽培についてあれこれ調べて試行錯誤するあたりが自分ととても似ていると思った。自分と似ているというよりむしろ、私が父に似たと言った方が正確だろう。

栽培された椎茸の写真を見ると、実に立派であり、味も良いようなので、この秋に実家に滞在する際に、父の作った椎茸を食べることが非常に楽しみである。フローニンゲン:2020/5/24(日)19:26

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