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5830-5831: アートの国オランダからの便り 2020年5月17日(日)


No.412 夕方の感謝の念_A Feeling of Gratitude in the Evening

本日の言葉

Spiritual security means you are fully alive and comfortable in your life as it is, without expecting anything. Dainin Katagiri

下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(12点:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日生まれた14曲

本日生まれた曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

本日生まれた曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています(2020/4/26より、投稿を再開しました)。

タイトル一覧

5830. 今朝方の夢

5831. 皮膚感覚の鋭敏化

5830. 今朝方の夢

時刻は午前6時を迎えた。小鳥たちの清澄な鳴き声があたりにこだましており、朝日が赤レンガの家々に光を届けている。

小鳥たちの鳴き声と同じような静かで優しい心を持ち、そして朝日が地上に光を届けてくれているように、今日も自分の取り組みを通じてこの世界に少しでも光をもたらすことをしたい。

今日からは再び晴れの日が続くようであり、気温も上がる。今日の最高気温は18度、最低気温は6度であるから、とても過ごしやすそうだ。来週には20度を越す日もあるようなので、暖かさを感じることもできるだろう。

昨日は印象に残る夢を見ていなかったが、今朝方は幾分印象的な夢を見ていた。それについて書き留め、本日の創作活動に入っていこうと思う。

夢の中で私は、国としてはおそらくオランダにいて、非常に入り組んだ駅の構内にいた。雰囲気から察するに、空港駅のような感じである。

駅に到着すると、これから始まるバスケの試合会場に向かった。だが駅の中は本当に複雑であり、目的地に辿り着くのは至難の技のように思われた。すると私の横に、高校時代にテニス部に所属していた友人がいることに気づいた。彼はどうやら目的地までの行き方を知っているようであり、彼についていく形で試合会場に行こうと思った。

自分が出場する試合が開始されるまでに2時間近く時間があり、随分と余裕があったが、早めに会場に入っておこうと思った。試合会場に行く前に、私は飲み物が必要だと思い、友人にどこかで水が買えないかと尋ねた。すると友人は、水が買える店まですぐに案内をしてくれた。

店に入ると、友人は「本当に水でいいの?」と尋ねてきた。彼はやたらと私に、ペットボトルに入った清涼飲料水やコーヒーを勧めてきたが、それらの商品には精製された砂糖が入っており、身体と脳の機能を弱体化されるため、水でいいと私は答えた。

それじゃあということで、友人が水のペットボトルを取ってきてくれた。見るとそれはボルヴィックの水であり、容量は2Lのものであった。

私は別にボルヴィックの水に不満があるわけではなかったが、他のメーカーの水も一応確認したいと思い、水売り場に行って自分の目で商品を確かめた。そこで改めて、ボルヴィックの水が良さそうだったのでそれを購入することに決めた。

レジに水を持っていき、支払いをしようとすると、レジ係はインド人の中年男性だった。どうやらその店の店長のようだった。

クレジットカードを受け付けているかを確認し、大丈夫そうだったので、私はカードを手渡した。すると、カードの読み取り機が少し変わっていて、カードを挿入した後に、カードの番号を打ち込み、自分の名前と住所を打ち込まないといけない面倒なものだった。

店でカード番号を打ち込んで買い物することなどこれまでなかったので、私は番号を打ち間違えてしまった。しかし私はそれを、アメックスのカードを受け付けていないのかと誤解してしまい、代わりにマスターカードを渡そうとした。ところが私は、クレジットカードではなく、間違って、アメリカ時代に使っていた銀行が発行するデビットカードを渡してしまった。

もうその銀行口座は閉じているので、預金残高などないはずなのだが、なぜか支払いができてしまった。それを不思議に思いながら、一応レシートをレジ係の男性から受け取った。

レシートを見ると、一瞬私は目を疑った。2Lの水の値段が税金込みで7.33ドルだったのだ。随分と高いなと思ったところ、ひょっとするとコロナの影響で水の生産と搬送が滞っており、それゆえに価格が高騰しているのかもしれないと思った。

一方の清涼飲料水などは大して値段が上がっておらず、不思議に思った。友人は、「でしょ。水は高いんだよ。だから清涼飲料水やコーヒーを勧めたんだ」と述べた。

しかし私は、自分の心身の状態を最良のものに保つためであればお金など気にしておらず、また1.5ドルから2ドル払って心身を蝕む毒を飲むよりも、7ドル払ってまともなものを飲んだ方がいいと友人に伝えた。すると友人は黙った。

水の値上がりはコロナの影響なのか気になったので、駅構内にある日本のスーパーにも立ち寄ってみることにした。そこでは軒並みたいていの商品の値段が上がっており、その中でも水の値段が高くなっていた。中には10ドルを越す水のペットボトルがあり、ちょっとしたテーブルワインかと思うぐらいであった。

念のため弁当類なども確認してみたところ、価格は軒並み高騰していた。だが、1.2ドルで買える格安の弁当があり、私の目からすると、それはもう材料の質が劣悪なものであることが容易に推測された。

見た目だけはいいのだが、中身が杜撰な弁当が平然と売られていることに私は少し嫌悪感を覚え、その店を後にした。店を後にすると、もう友人の姿は見えなくなっていた。そこからは自分1人で試合会場に向かう必要があった。

歩く歩道に乗って移動し、途中でそれを降りて、スポーツショップの前を通ろうとしたところ、見覚えのある顔がそこにあった。そこには、現在スペインで活躍するサッカー日本代表の若手の選手がいて、私たちは顔見知りのようであり、その場で再会を喜んだ。

彼はとても元気そうであり、何やら今夜アウェーで大一番の試合があるとのことだった。何時からキックオフなのか聞いてみたところ、まだ不明とのことであり、彼は随分と呑気そうにしていて、こうした心の余裕が良いプレーにつながっているのかと思った。

自分の用事を済ませたら、今夜彼を応援しにスタジアムに行くことを約束し、私は彼と別れた。そこから少し迷いながらもなんとか試合会場の前に到着した。試合開始までまだ1時間ぐらいあるようだった。

会場の前には、大学時代に第二外国語で同じクラスだった友人がいて、彼とその場で話をして時間を潰すことにした。すると彼が、私の家が近いのだから、私の家でゲームでもして時間を潰そうと述べた。

会場から私の家までは大して近くなく、歩いて往復1時間かかるので、これから家に行っても何もしないですぐに引き返すだけだと述べた。すると彼も納得したようであり、そこからは引き続きその場で話をすることにした。

そのような夢を今朝方見ていた。実際にはその他の場面もあったように思う。水を購入する際に、レジの係員ともう少し英語で何か話をしていたように思うし、別の場面でも英語で話をしている自分がいたように思う。フローニンゲン:2020/5/17(日)06:38

5831. 皮膚感覚の鋭敏化

時刻は午後7時半を迎えようとしている。今は雲が全くなく、夕日が燦然と輝いている。

爽やかなそよ風がフローニンゲンの街を駆け巡っている。今日もまたゆったりとした時が流れ、気がつけばこの時間になっていた。

小鳥たちのさえずりが、どこか小川のせせらぎのように聞こえ、それを聞きながら創作活動に没頭する1日であった。

今日の午後に仮眠を取った際に、昨日の仮眠の時と同様に、目覚めた直後に不思議な感覚があった。昨日のそれよりも爽やかではあったが、それにしてもこの感覚は一体なんなのだろうか。

わずか20分ほどの仮眠によって、自己が確かに一歩超越の道を歩いているように思えるのだ。仮眠の最中には即座に深い意識状態に陥り、それにより治癒と変容が確かに起こっていることを実感する。

先日注文した夢分析に関する書籍が届いたら、その書籍を片手に夢を様々な観点から探求していこうと思う。ひょっとすると、仮眠における体験を分析する際にも使えるかもしれない。

こうした探求に加えて、夢を題材にして曲や絵も作っていこう。夢は顕在意識からでは決して得られない洞察をもたらしてくれる。そしてそれは、創作活動の貴重な題材となる。

ここ最近は仮眠における一風変わった体験だけではなく、倍音のせいだとは思うが、作曲中に時々聞こえない音まで聞こえてくることがある。確かに、1日に10時間以上は作曲実践をしているので、そうした投入量の実践をしていれば、感覚変容が起こるのも何ら不思議ではないが、この体験も非常に興味深い。

鼓膜の内奥が特殊な形で振動し、非常に神秘的な音を知覚する体験である。昨日と今日にもそれがあった。以前にもこれと似たような体験を時々していた。

私たちは、音を捉える際に、全身、とりわけ皮膚から音を感知している。文字通り皮膚を通じて音楽を聴くために、皮膚感覚も涵養する必要がある。そのようなことを考えていると、この1年半、皮膚に人工的な刺激を与えず、皮膚感覚を養うことをしてきたことが上記の体験と関係しているかもしれないと思った。

具体的には、この1年半の間、私は一切シャンプーや石鹸などを使っていない。また、食器を洗う際も当然ながら洗剤など使っていない。そもそも洗剤を使わないと落とせないような汚れを生み出す食べ物を食べていないのだ。

何かこうした生活習慣によって、本来持っていた皮膚感覚が目覚めつつあるように思える。そして、こうした生活習慣を続けていくことによって、皮膚感覚がますます鋭敏なものになっているように思う。

皮膚感覚を研ぎ澄ませていく実践及び生活習慣については今後も継続していこう。それによって上記の体験の頻度と度合いがいかように変化していくのかを観察していこうと思う。フローニンゲン:2020/5/17(日)19:41

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