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5822-5823: アートの国オランダからの便り 2020年5月13日(水)


No.371 慈悲創造

本日の言葉

Attachment is insisting on being someone; non-attachment is being free to be no one. Stephen Batchelor

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本日生まれた13曲

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本日生まれた曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています(2020/4/26より、投稿を再開しました)。

タイトル一覧

5822. 今朝方の夢

5823. 習字と絵画の組み合わせ

5822. 今朝方の夢

時刻は午前6時を迎えた。今日もまた空には雲が覆っていて、気温も低い。天気予報を確認すると、明日からは再び晴れの日が続くようだが、肌寒い日はしばらく続く。

小鳥たちの鳴き声に耳を傾けながら、早速今日の夢に振り返り、その後、本日の創作活動に入っていきたい。夢の中で私は、一台の車の中にいた。その車はワゴン車のようであり、中は広々としていた。

運転席を見ると、予備校時代にお世話になっていた英語の先生が運転をしていて、助手席には友人の女性が座っていた。そして奇妙なことに、右ハンドルの運転席の右横にさらに小さなシートがあり、そこに親友(HS)が座っていた。

私たちは小旅行に出かけているようであり、車内の雰囲気は楽しげであった。懐かしの名曲が収められたCDを先生が持参しており、それを車内で聴いていた。運転時間が長くなってくるにつれて、CDの数も増えてきた。

私は後ろの席に座っており、CDを取り換えるたびにケースに入れていくことをしていた。しかしながら、あるとき、私の手違いか何かでケースを入れ間違えてしまうことがあった。

ひとたびケースを入れ間違えると、ケースの個数は一定であるから、残りの分のケースもほぼ全て入れ間違えてしまう結果となった。先生はそのことに気づき、運転をそっちのけで、ケースとCDが対応しているのかを確認し始めた。

車はまだ走っている最中だったので、それは危なく、運転席の右横に座っていた親友がハンドルを取って、先生の代わりに運転をし始めた。しかし、親友も携帯か何かで調べ物をしながら運転していたので、途中で道を外れてしまい、ガードレールのようなものに車をぶつけてしまい、車に傷が入ってしまった。そこで夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、私は海や街の上空を飛んでどこかに向かっていた。どこかとは、大学時代に過ごした東京の街のようだった。

最初私は、海の上を飛んでいた。その日は少しばかり雨雲が空を覆っていて、雨が降らないうちに早く目的地に辿り着きたいと思っていた。

しばらく空を飛んでいると、島と島をつなぐ大きな橋が見えた。片方の島は外国の領土のようであり、もう1つの島は日本の領土のようだった。

私は一旦高度を下げて飛び、外国の領土の島に降りようとした。だがそこで休憩をしてしまうと、再度空を飛んでいくのが億劫になってしまうように思えたので、地面に足をつけることなく、その島の雰囲気だけを確認して再び高度を上げて目的地に向かった。

すると自分の脳内に、誰かの声が聞こえて来た。その声曰く、空を飛んで橋を通過していくよりも、陸から歩いて橋を渡って行ったほうが早いとのことだった。

最初私はその声が述べていることを疑ったが、確かに橋には歩道がついており、またどういうわけか橋の上空は気流が激しく、下手をすると海に落ちてしまうように思えたため、歩いて橋を渡ることにした。すると、次の瞬間には、私はもう橋を渡り切っていた。

そこは日本の領土であり、そこからまた空を飛び始めた。もう目的地の街のすぐ近くだと思っていたが、どうやらそこはまだ大阪のようだった。

しかし、大阪と東京は目と鼻の先でもあったので、あと数分ほどで目的地に到着できるかと思った。眼下には国会議事堂のようなものが見え、その周りは緑豊かな公園になっていた。

ちょうど目的地の街に近づいて来たときに、眼下に人の姿を見た。私は高度を下げてその男性に近寄ってみると、その男性は包丁を持っていて、危険な目をしていた。そこで私は恐怖を感じ、その男性から逃げるようにしてもう一度高度を上げた。街で見かけた最初の男性がまさか不審者だと思わず、正直かなり驚いてしまった。

そこからまた空を飛んで行こうとしたところ、不審者の近くに別の男性がいた。私は上空からその人に声をかけ、不審者の存在について教えた。

すると、その男性は別段不審者を気にしていないようであり、むしろ声をかけた私に失礼な態度を取ってきた。そうした失礼な態度とその人の性格が嫌味であったため、彼の髪の毛の薄さを上空から指摘した。

すると、その男性は怒りながら空を飛んでいる私を地上から追いかけ始めた。そんなことをしても追いつけるはずはないのにと思ったところで夢から覚めた。フローニンゲン:2020/5/13(水)06:29

5823. 習字と絵画の組み合わせ

時刻は午後7時を迎えた。つい今し方夕食を摂り終えた。

今日は早朝から雨雲が空を覆っていて、雨がパラつく瞬間もあった。幸いにも夕方の今は、すっかり空が晴れ渡っていて、燦々と輝く夕日を拝むことができる。優しい夕日を浴びながら、小鳥たちが喜びの鳴き声を上げている。

音楽。音で楽しむこと。そして、音で楽しませること。心と魂で楽しみ、心と魂を楽しませること。それを常に忘れないようにする。そのようなことを午前中に思った。

ここには自己へのベクトルと他者へのベクトルの双方がある。片一方だけを考慮に入れるのではなく、自他の双方を考慮に入れた創作。両者を鑑みているがゆえに、創作過程においてはそれらが意識に上がらずに、自他を超越した形で創作がなされている状態。無我無私の精神で創作物を作っていくことについて考えていた。

今日は、ドイツのアマゾンからようやくある書籍が届けられた。それは今から1ヶ月半ほど前に注文しており、コロナによる影響なのかよくわからないが、書籍が届けられるまで随分と時間がかかった。同様に、iPad Pro専用のケースについてもオランダのアマゾンに1ヶ月以上前に注文しているのだが、それについても到着が遅れている。そちらの到着も気長に待とう。

今年の夏から欧州での生活も5年目に入る。欧米での生活はこれから9年目となる。この9年間でふとした時に、漢字を味わいたい気持ちになる時がある。

その時は和書を決まって読んでいた。だが今は、読書というよりも、自分で文字を書くということを行ってみたい気持ちが高まっている。

そんなことから、以前にも試みたように、今日絵を描くことに加えて、アート制作用のアプリから筆を選び、それで習字を書いてみた。それが思いの外自分に響くものがあり、明日からもこれを続けていこうかと思う。

オンラインの漢字辞典から直感的に好きな漢字を選んで、それを筆で書いていこうかと考えていた。単に文字だけを書くのではなく、そこに絵画的な何かを付け加えていく。習字と絵画を掛け合わせるような形で創作物を作っていこう。

文字には呪術的作用が内在的にあり、文字に絵画的な要素を付け加えることによって、そうした呪術的な力を高めていくことができないかと考えていた。それについて実験をしてみよう。

オンラインの辞典からランダムに漢字を選んでいくだけではなく、継続して何かしらの漢字を書き続けてみようかと思っている。そのアイデアとしてふと、「魂癒魂育」と「慈悲創造」という言葉が思いつき、それを今夜から毎日書いていこうかと思う。

その時々の自分の状態は違うことから、文字に付随させる絵画的な要素も変わってくるだろう。そうした変化を楽しみながら、同時に、それらの漢字を書き続けることによって、自分の内面にいかなる影響を及ぼすのかを観察していきたい。

「魂癒魂育」の言葉の通り、自分の魂が癒され、そして育まれていくのかどうか。その漢字を毎日書き続けることによってその治癒的·変容的作用を検証してみようと思う。そのような楽しみが今夜から生まれた。フローニンゲン:2020/5/13(水)19:30

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