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5621-5622:フローニンゲンからの便り 2020年3月14日(土)


本日の言葉

How can I cause living beings to enter the Unsurpassed Way and to quickly perfect the body of a Buddha? Lotus Sutra

本日生まれた10曲

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タイトル一覧

5621. 今朝方の夢

5622. 日光浴と踊り:音楽空間固有の時間と犯罪心理学

5621. 今朝方の夢

時刻は午前7時を迎えようとしている。ここ最近は6時半ぐらいになると、辺りはすっかり明るくなるようになった。日の出は早くなり、日没は随分と遅くなった。こうしたことからも、新たな季節の近づきを感じる。

気候に関しては相変わらず冬のままであり、今の気温はマイナス1度とのことである。幸いにも、昨日の午後にヒーターが直り、室内は暖かい状態が維持されている。

ヒーターが使えることやお湯が使えることの有り難さをしみじみと実感する。普段当たり前に使えていたものが突然使えなくなるという非日常体験によって、日常の中に潜む諸々の尊い事柄に気づく。

今回の世界的なコロナウイルスの拡大の一件に関しても、それは私たちを非日常的な意識にしたはずである。事態が収束をしたとき、これまで見ていた景色とは違った形で社会を捉えることになるだろうか。

小鳥たちの鳴き声を聞きながら、今朝方の夢について少しばかり振り返ってみたい。夢の中で私は、見慣れない建物の中にいた。その建物の外装も内装も白が基調にされており、清潔さがあった。

私は建物の中にいただけなのだが、どうもその建物が欧州のどこかの国、しかもそれはイギリスや北欧ではなく、大陸ヨーロッパのどこかの国にあることが直感的にわかった。一方で、建物の中にいたのは日本人ばかりであり、ほとんどが私の友人たちだった。

建物の一階のフロアには美容室があり、そこで私は髪を切ってもらうことにした。日本人の美容師が気さくに私に話しかけながら髪を切り始めると、すぐに散髪が終わった。

会計を済ませようとすると、金額が1500円とのことであり、その驚くべきほどの安さに一瞬言葉を失った。「その金額で生計が立てられるのだろうか?」そんな勝手な心配が脳裏をよぎった。

髪を切ってもらった後、さっぱりした気持ちで建物の内を歩いていると、会議室を見つけ、その前を通りかかろうとすると、そこはコンピュータールームのようであり、パソコンと睨めっこしてプログラミングコードを書いている人たちの姿を見た。ちょうどその中に、小中高時代の親友(SI)がいたので、彼に話しかけてみることにした。

コンピュータールームに一歩足を踏み入れた瞬間に、私の体は古城のてっぺんにあった。そこはバルコニーのような形で、人が立つことができる十分なスペースがあった。

私の横には小中学校時代の別の友人がいて、彼は私に自転車の空気入れのような器具を渡してくれた。それはどうやら筋トレに使えるらしく、タイヤに空気を入れるかのようにそれを上下に動かすと、筋肉が刺激され、それによってリラックス効果も得られるようだった。

試しにそれをやってみると、その器具に故障が見つかり、友人の彼がすぐさまそれを修理してくれることになった。すると、私の体は再び先ほどのコンピュータールームにあった。

コンピュータールームの隣にも会議室があり、私はそちらの部屋も気になったので、ちょっと覗いてみることにした。すると、中学校時代の理科の先生かつ部活の顧問の先生がそこにいて、ホワイトボードに何かを書いていた。

どうやら今先生の授業が行われているらしく、久しぶりに先生の授業を聞いてみようと思った。先生の担当科目は理科のはずなのだが、ホワイトボードに記入されているのは英語であり、しかもよくよく見ると、それは損益計算書や貸借対照表の勘定科目であることがわかり、先生は財務諸表論を講義しているようだった。

先生は黙ったまま、黙々と勘定科目を英語で書き出している。私の横にいた高校時代の友人(HH)が、一つ一つの勘定科目の単語を日本語に訳していき、小さな声で呟いていた。

彼の呟きを聞いていると、私は突然鼻水がかみたくなり、近く置いてあったティッシュペーパーの箱からティッシュを一枚取り、大きな音を立てながら鼻水をかんだ。すると、全員私の方を見て、笑顔になった。

私はまだ鼻水がかみたらなかったので、もう一枚ティッシュを取り、再度大きな音を立てながら鼻水をかんだ。鼻水をかんだところで、先生がこれからどのような授業を行うのかが想像できてしまったので、私はもっと面白いことがないかと部屋を後にした。

すると、私の体はそこから突如として消え、2人の外国人の同性愛者の男性が会話をしている姿が目の前に現れた。私の意識は、彼らが仲良く話をしている姿を眺める者としてそこにあった。フローニンゲン:2020/3/14(土)07:22

5622. 日光浴と踊り:音楽空間固有の時間と犯罪心理学

時刻は午後8時を迎えようとしている。今日は1日を通して天気が良く、ここ最近の日記で言及していたように、午後に書斎の窓際で日光浴を楽しんだ。日光浴の際には、音楽を聴きながら少し体を動かしたり、あるいは窓辺で立ったまま読書などをしている。

今週は天気が良い日が続くようなので、日中にはこのようにして適度に日光浴をし、太陽エネルギーを身体に取り入れていきたいと思う。興味深いことに、そうした太陽エネルギーが活動エネルギーに見事に転換されている。

音楽を聴きながら、できるだけ頭を空っぽにして踊りを踊ることを始めてしばらく経つ。踊りを踊った後には思考がクリアになり、諸々の思考活動がとても速やかになる。

スーフィズムの実践技法であるズィクルのように、踊りを活用して特殊な意識状態を作り、その後の前頭前野を活用した活動の橋渡しにしていこう。おそらくは瞑想と同じように、無心で踊ることができてくると、高度な思考力を司る前頭前野を活性化させることにもつながってくるのではないかと思う。

明日からは、朝の踊りの時間をもう少し長くしてみよう。いつもはヨガの実践の後に踊りを踊っているのだが、その時間を気持ちもう少し長くしてみたいと思う。

起床直後の適度な運動によって、日中の活動の質が高まっていることはもう何年も実感していることだが、その質をさらに向上させるために、無心になって瞑想的に踊ることをもう少し意識して行ってみたい。

午前中に作曲実践をしているときにふと、音楽空間固有の時間を感じ、その時間の中に浸っている感覚があった。音楽空間上の時間と物理的に身体が存在している時間とは、質的に何かが違うようであることが体験を通してわかる。

音楽空間上での思考操作運動を行う過程で、その運動を推進する身体感覚を開発し、音楽空間内に流れる時間をより明確に感じたいと思う。また、音楽空間内に徐々に構築物を建築し、その構築物を特殊な意識状態の中でありありと知覚できるようにしていき、日々構築していく建築物の進捗を眺めていく。

今日も作曲実践に加えて、旺盛に読書を進めていた。今日は、オックスフォード大学出版から出版された音楽心理学に関する論文選集の初読を終え、もう一冊として、社会心理と催眠に関する書籍の初読を終えた。

後者に関しては、特に今猛威を奮っているコロナウイルスに対する民衆の反応と関連するような理論が記載されており、随分と食い入るように当該箇所を読み進めていた。集団催眠的な社会現象についてより理解を深めていき、徐々に自分の考えを一連の日記の中で書き留めておこうと思う。

夕方にそのテーマとの関連で書籍を調べたところ、オックスフォード大学出版が、犯罪心理学の応用分野として、企業犯罪や組織犯罪に関する2冊の論文選集を出版していることを知り、来月以降の購入予定文献リストにそれらを加えた。それらを来月購入するかはまだ決めていないが、少なくとも現代精神分析学と組織の精神病理に関する書籍を何冊か購入しようと思う。フローニンゲン:2020/3/14(土)20:11

 
 
 

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