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5557-5560:フローニンゲンからの便り 2020年2月20日(木)


本日の言葉

Without labelling difficulties as problems, leave your mind in its natural state. In this way, you will stop seeing miracle conditions as problems. Lama Zopa Rinpoche

本日生まれた10曲

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タイトル一覧

5557. ヒーリング・読書・身体性

5558. これからの研究と探究

5559. 今朝方の夢

5560. 呼吸法と脱力

5557. ヒーリング・読書・身体性

今日もまた新たな1日が始まった。今朝は午前4時前に起床し、現在の時刻は午前4時半を迎えた。今朝ぐらいの起床時間であれば、早くも遅くもないといったところだろうか。ちょうど良い時間の目覚めだったと思う。

ここ最近は自他ヒーリングを入浴中や就寝前、さらには午後の仮眠中にも行っているためか、心身の調子がすこぶる良い。臼井レイキの考案者である臼井甕男がかつて京都の鞍馬山にこもり、そこで集中的な断食修行をした時のエピソードが思い出される。

断食を始めて3週間ほどが経ったある日の覚醒体験。そこで臼井はエネルギー経路の浄化と開花を成就し、途轍もないヒーリング力を獲得した。このエピソードを思い出しながら、自分自身がヴェネチアで死の可能性を感じた体験をし、ヴェネチアから戻ってきてから2週間ほど断食を行い、そこからヒーリングの実践を本格化させたことが重なってくる。

ヴェネチアで洪水被害に巻き込まれた体験は、自分の内側の原初的な何かを呼び覚ました。そしてその後の断食は、心身の大きな浄化を促した。原初的な感覚と浄化された心身を得たことを経てヒーリングに向かったというのは、何か必然的な流れだったのかもしれない。

今朝は少し小雨が降っている。とても微量な雨である。書斎の窓ガラスにゆっくりと雨滴が付着していく。

今日もまた読書と創造活動に打ち込んでいこう。読書の進展は順調であり、ここ最近購入した40冊ほどの書籍も後少しで全ての書籍の初読が終わる。そこから再読を始め、それに並行してまた来月の頭には30~40冊ほどの書籍を購入しようと思う。今回もイギリスとドイツの書店に主にお世話になるが、アメリカの書店から送ってもらう書籍もあるかもしれない。

英語空間の中で大いに探究を進めていくこと。英語空間でしか獲得できない知識が無数に存在しており、そこでしか鍛錬できない知性領域がある。引き続き、英語空間での知的鍛錬と探究を続けていく。

今回購入する予定の書籍の対象領域も多岐に渡っており、まだ購入していないが、それらを読むことが今から楽しみだ。来月購入するそれらの書籍の初読が終わる頃、ないしはちょうど中間あたりに、ギリシャを訪れる日がやってくるだろう。ギリシャ旅行の日まで、まずは徹底的に書籍を読み進めていく。

関心領域の知識を獲得しながら実践を深めていくことに並行して、作曲実践においてもまた、大量の音楽情報に触れていこう。具体的には、大量の楽譜を眺めていき、そこに顕現している構造的パターンの認識を行っていく。それと合わせて、作曲家がどのような身体感覚でそのパターンを生み出したのか、そしてその音楽世界に流れている身体感覚を体感するようにする。

それは自分なりの体感で問題なく、重要なことは身体性を伴った実践を心掛けていくということである。いかなる領域の学習も実践も、思考運動として身体性が必ず伴っているのだ。学習や実践が深まっていくというのは、その領域における身体性が育まれ、思考運動が高度化していくことを指す。

楽譜を画集のように眺めながら構造的パターンを把握していくことに加えて、そうしたパターンを特定の観点から解析している音楽理論書も継続して読んでいこう。そうしたことを続けていれば、自らの作曲語法の確立が実現されるだろう。

出発点はとにかく自己、とりわけ自己の身体感覚に置く。他人がどうこうではなく、自分で納得の行く曲を毎回作っていく。今日もそうした意識で作曲実践に取り組む。フローニンゲン:2020/2/20(木)04:55

5558. これからの研究と探究

引き続き小雨が静かに降り注いでいる。窓に付着した雨滴が街灯によって輝いている。

時刻は午前5時を迎えた。このところは意識的に、理論や概念から演繹的に様々な実践を作り、それを自らに試している。そして、その実践結果を帰納し、法則性や原理を自分なりに発見している。

遠隔ヒーリングについては随分と研究が進んでおり、研究成果と既存の理論からさらに自分なりの実践技法を考案し、それを適用している。家族を含め、身近な人に遠隔ヒーリングを毎日行っている。

また、昨日からは集合意識の最小単位である、特定の他者と共有する意識場に焦点を当て、物理学者のデイヴィッド·ボームが提唱した「量子的相互依存性」という概念を参考に、ある特定の他者の夢の世界の中に現れ、そこで対話や支援を行うことを試みている。

これについてはまだ実験段階だが、他者の夢の世界の中に現れるというのはオカルトでも何でもなく、おそらく全く普通のことなのだと最近は思うようになり、その現象の背後にあるメカニズムは随分と明確になっている。あとは方法論の確立と方法の鍛錬のみである。今夜もまた、ある他者の夢の世界に参入する実践を行おうと思う。

オランダ永住権と欧州永住権を合わせて得ることができるのは再来年ぐらいになるだろうか。それらの永住権を取得する頃を見計らって、意識と脳に焦点を当て、音楽とヒーリングを具体的な対象とした研究をしたいという思いが強くなっている。

目星の大学院はアメリカ西海岸に2校ほどある。そこの博士課程に進学し、博士論文として探究成果をこのあたりできちんとまとめるか、博士論文を通じて新たな理論の確立を行いたいと思う。

意識状態や超心理学の分野における大家のチャールズ·タート教授もラッセル·ターグ教授も、すでに80歳を超えており、仮に彼らに博士論文の指導教官になってもらうとしたら、あまり時間が残されていないかもしれない。

現在、ターグ教授が提唱した仮説的理論の一つに関心を持っており、それを実証データを通じて拡張させ、新たな理論として提唱することに関心がある。意識、脳、音楽、ヒーリングを関連付けた研究において、具体的にどのような実験をしようかと、実験デザインを考えている最中だ。

タート教授の名著“States of Conscisouness”を先日読み、本書は近いうちにすぐに再読を始めたいと思う。ターグ教授にせよタート教授にせよ、スターゲイト·プロジェクトを含め、米国の極秘な研究に携わっていたこともあり、そのあたりの話も直接会って話を伺いたいところだ。

また、同じく超心理学及び人間の意識について多大な功績を残しているディーン·ラディン教授の書籍も何冊か読んでみようと思う。興味深い書籍を4冊ほど見つけたので、それらも合わせて購入する。

書籍を探している最中に、ターグ教授やラディン教授、さらにはスタニスラフ·グロフなどを含め、数多くの研究者たちが論文を寄せた700ページほどの論文選集を見つけたのでそれも購入しよう。その書籍に掲載されている数学モデルは、自分の研究に応用することができるかもしれない。ここから本腰を入れて自分の関心領域の探究を進めていく。フローニンゲン:2020/2/20(木)05:42

5559. 今朝方の夢

早朝から色々と考え事をしたり調べ物をしていると、気がつけば午前5時半を迎えていた。ここから早朝の作曲実践に入りたいと思う。リズムとしてはいつも早朝にすぐさま4曲ほど準備運動がてら短い曲を作り、その後読書をしばらくして、そこでまた休憩がてら1~2曲作る。そしてそこから読書をして、再度作曲実践をすると昼時になる。

午後からも同じようなサイクルが回っている。そのサイクにはとても良いリズムがある。そのリズムに乗って今日もまた有意義な時間を過ごしたい。

今朝方も起床直前に夢を見ていた。夢の中で私は、おそらく日本だと思われる街にいた。それは東京かどこかだろうか。いずれにせよ、都会風の街であったことは確かだ。

私はビジネス街のあるカフェにいた。カフェの屋内ではなく、屋外の席に腰掛け、友人たちと談笑をしていた。すると突然、自分の使命の1つとして、この地球に襲来する巨大な敵と対決する必要があると気づいた。

しかもその対決は今からであることを知ったのである。

すぐさま私は戦いの準備を始めた。どうやら私は超人ハルクのような姿に変化できるらしかった。その方法としては、ハルクのような超人の絵を紙に描くけばいいというとてもシンプルなものだった。

私が絵に描いたものは全て具現化するらしい。そうした特殊能力を自分は持っているようであり、ハルクのような超人に化けることができるのもそのためだった。

おそらく宇宙人だと思われる敵を迎え撃つまでに時間があまりないと思われたので、私はすぐに絵の制作に取り掛かった。とはいえ、それほど凝った絵を描く必要など全くなく、手持ちの鉛筆でさっとスケッチすれば十分だった。しかし、私は妙に凝った絵を描きたくなり、集中して絵が描きたかった。

すると予想通りに、宇宙人らしき敵が見慣れない飛行物体に乗って地球に現れた。カフェ上空に姿を現したその物体は、レザー光線のようなものを発射し始めた。ところがその光線はとても貧弱なものであり、大した心配はいらないように思えた。私からすれば、水鉄砲ぐらいに思えたのである。

とはいえ、一刻も早くその飛行物体を撃退しようと思った私は、一旦テーブルの下に潜り込み、そこで一気に絵を描こうと思った。すると、私の席に小中学校時代の友人(SH)が腰掛けた。彼の足元で絵の最終仕上げに入った私は、高い集中力を持って絵を描き終えた。

そして、テーブル席の下から出て、戦いに向けて準備運動を始めた。背伸びをしたり、腰回しを軽くしたところで、そろそろ行くかと思った。

するとカフェのすぐ外の屋外席に、大学時代の女性友達がアフリカ系アメリカ人の男性と話をしている姿が目に入った。今は彼女に話しかけている時間がないと思われ、戦いに向けてカフェを離れ、近くの横断歩道を渡ろうとしたところ、横断歩道を渡りきったところにある綺麗な市民体育館でこれからバスケの試合があることを思い出した。

というよりも、私の頭の中はすでに宇宙人との対決のことなどなく、バスケのことしかなかった。横断歩道を渡ろうとすると、中学時代のバスケ部のメンバーが続々と私の後ろについてきて、私はスタメンのメンバーの1人1人の肩を叩き、励ましながら横断歩道を渡った。

カフェにいた人たちも私たちのことを応援してくれているようだった。また、カフェを含め、その場が一大観客席になり、これから行われる試合に向けて気持ちが昂ってきた。

コートに到着後、試合直前の円陣で私は冗談を言い、場を和ませることを行った。自分も含め、メンバーの緊張が解け、試合に勝てる予感があった。フローニンゲン:2020/2/20(木)05:59

5560. 呼吸法と脱力

夕方からの雨が今もまだ止まずに降り続けている。外はもう真っ暗で、どことなく冷たそうな雨だ。天気予報を見ると、明日の朝未明まで雨が降り続けるようだ。

午後にふと、奉仕について考えていた。協働においても、私生活においても、今後誰かと対話や話をするときには、その場で相互の治癒と変容が起こるような媒介役を担っていく。そうした意思を改めて確認した。

それが自分なりの奉仕の形のようだ。言葉を媒介させる場合においても、そうでない場合においても、治癒と変容の媒介役を務めることができる。

今日はいつも以上に深い呼吸を意識するような1日だった。読書をしている時も作曲をしている時も深い呼吸を行っていた。とりわけヨガの実践を積む中で習得したウジャイ·ブレスを四六時中行いながら1日を過ごしていた。

この呼吸法は呼吸音を出すことに特徴があり、その音自体が心地良いサウンドになっており、心を穏やかにする働きがある。それはヨガをしている最中においても実感してきたことであるし、今日はヨガをしていないときにその呼吸法を行っていても実感した。

自分の呼吸音が脳内の髄液を振動させ、それが脊髄液として背骨から仙骨に向かって流れていき、再び脳内に循環していくかのようであった。呼吸音の持つ独特な振動がそれを可能たらしめた。

髄液の好循環が生まれたことによって、脳波が変化し、それが意識状態の変化を導いた。今日もあと1時間ほど就寝準備まで時間がある。その間においてもこの呼吸法を実践し、徹底的にリラックスした状態で活動に取り組む。

呼吸法に加えて、身体を意識的に緩めていくことも意識しよう。筋肉がまるでグニャリとしたこんにゃくのように柔らかくなっていくイメージを持って脱力をしていく。筋肉だけではなく、骨まで柔軟になっていくイメージを持とう。

筋肉の硬直の背後にエネルギーの滞りあり。そうした滞りを生むのは肉体の次元を超えて、精神的なものになるだろう。肉体次元で凝りをほぐしていきながら、それに合わせて根元となる精神的な要因を探っていくことも必要だ。

今夜就寝に向かう際には、呼吸法と脱力の双方をいつも以上に意識してみよう。明日からもそれらに対する意識を強く持っていく。フローニンゲン:2020/2/20(木)20:05

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