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5524-5525:フローニンゲンからの便り 2020年2月8日(土)


本日の言葉

Happiness is the soul in the light of the sun. In everything, seek the full light of the sun. Dugpa Rimpoce

本日生まれた10曲

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タイトル一覧

5524. 意識の流れとヒーリング

5525. 今朝方の夢

5524. 意識の流れとヒーリング

時刻は午前5時半に近づきつつある。今日は午前4時半過ぎに起床し、目覚めと共に心身の状態の良さを実感した。

毎朝、心身の状態が良いという自覚を持てることはとても有り難く、調子の良さは日を追うごとに高まっていく。どうやら、調子の良さというのも自分の意識の力によって増幅することができるようだ。

昨日も時間がある時に、あれこれと雑多なことを考えていた。一つは、自分が日々作っている曲は、その瞬間の無意識の音の流れであるということだ。

心理学の領域を切り開いたウィリアム·ジェイムズがかつて「意識の流れ(stream of consciousness)」という概念を提唱したように、まさにこの概念が指摘する意識の流れを音として表現したものが自分の曲のようだ。

またそもそも、意識の流れの中に音的な何かが存在していて、それを意識の流れから汲み取ることをしていると述べてもいいかもしれない。いずれにせよ、今日も自分の無意識と向き合い、それを覗き込むようにして、無意識の流れを音にしていく。

超心理学研究の分野で有名なラッセル·ターグの書籍を昨日読み終え、今日からは元ITP教授のウィリアム·ブラウドが執筆した“Distant Mental Influence: Its Contributions to Science, Healing, and Human Interactions”を読み進めていく。

本書は当該分野における名著であり、実際に中身の全体を眺めてみた時にそれを実感した。実証データも豊富にあり、良質な論文がいくつか統合されたような印象を与える良書である。

昨日ターグの書籍を読みながら、仏陀、イエス·キリスト、ムハンマドなどの偉大な宗教家の誰もが非常に優れたヒーラーであったという史実が興味深く思った。確かにこれまでも、キリスト教絵画を美術館などで眺める中で、イエスが優れたヒーリング能力を持っていたであろうことには気付いていたのだが、仏陀やムハンマドも同様の能力を持っていたことには気づかなかった。

そういえば、仏陀に関してもヒーリングをモチーフにした絵画作品が随分とあることを思い出した。そこからふと、以前協働者のある方から「加藤さんはヒーラーのようですね」と何気なく言われた言葉を思い出した。

その時には別にヒーリングを提供していたわけでも、ヒーリングの話をしていたわけでもないのだが、その方は私とのやり取りを通じてそのように思ったようであった。人は誰しも多かれ少なかれ、ヒーリング能力を持っており、それを活性化及び開発するための方法論の探究をこれから行なっていきたいと思う。フローニンゲン:2020/2/8(土)05:41

5525. 今朝方の夢

ノーベル生理学·医学賞を受賞したジェラルド·エデルマンはかつて、「一つの体験は、それだけで脳の構造を変える」ということを述べていた。一つの体験が私たちの脳と意識に及ぼす影響の大きさについて思いを巡らせる。

今このようにして日記を執筆していること、そしてこれからドリームジャーナルを執筆すること、その後行う作曲実践や読書など、そうした体験の一つ一つが自分を変えていく。自分の脳と意識を変えていくそれらの一つ一つの体験を大事にしたい。

それでは今朝方の夢について振り返り、その後に早朝の作曲実践に取り掛かりたいと思う。夢の中で私は、どこかのサッカースタジアムの芝の上にいた。

周りを見ると、国対抗の公式戦が行われているようであり、私は日本代表の一員としてピッチの上に立っているようだった。だが、私は肉体を持っておらず、純粋な意識だけがそこにあり、他の選手に助言や指示をあれこれと行う役割を担っていた。

対戦相手はアジアの他の国であり、おそらく中国か韓国だと思われる。相手の選手も味方の選手も顔が全く見えず、アジア人の雰囲気だけを私は察することができた。

こちらの選手も誰が誰なのかがわからない状況であったが、それでもなんとか助言や指示を送り続けることができた。ある味方の選手が右サイドで他の選手とワンツーをして抜け出し、センタリングを上げた。それはなかなか良いセンタリングだったのだが、ゴールにはつながらなかった。

私は少し趣向を変えて今と同じような攻撃をしてみることをその選手に伝えた。気がつくと私はスタジアムのロッカールームにいて、そこで代表選手たちと話をしていた。その時にはもう誰が誰なのかがわかった。

中でも私は、元日本代表のエースストライカーだった選手と話をしており、最近の調子を尋ねた。するとその選手は、移籍をしていた頃と比べると刺激が無くなってきており、それがプレーの質に影響を与えていると述べた。

そして少し笑みを浮かべて、「最近はメロディーを作っている」と述べた。「作曲ですか?」と尋ねると、どうやらそのようであり、私も日々作曲をしているため、その選手と話が合うと思った。

するとそこで場面が変わり、私は学校の教室にいた。そこは見慣れない学校であった。ただ雰囲気だけは、実際に私が通っていた小学校のように思えた。

教室の真ん中の席は隣同士が全てひっついており、横に列をなしていた。他の机や椅子は後ろの方に片付けられていた。

教室の真ん中の席の一つに、いや実際には机の上に、一人の年配の外国人が腰掛けていた。彼はメキシコ系のような顔立ちをしており、私は彼に話しかけてみた。

すると、彼は笑顔で私の方に振り向き、そこから少し言葉を交わした。どうやらその方も作曲をしているらしく、歌詞の入った曲を最近作ったとのことだった。そのため私は、ぜひその曲を聴かせて欲しいとお願いし、その場でその方に歌ってもらうことをお願いした。

その方は少し照れ笑いを浮かべ、私にリズムを取ってくれとお願いしてきた。手拍子で私がリズムを取り始めると、リズムに合わせる形でその方が歌い始めた。

するとそこで、隣の席に若い外国人が現れ、私たちの歌を聴きながら、何やら英語か何かの問題を解いていた。どのような問題を解いているのか気になったので覗き込んでみると、そこで私の体が席につき、左隣にいたはずのその外国人は消え、その代わりに右隣に小中高時代の親友(NK)がいた。

机の上を見ると、理科の問題を私たちは解いているようだった。それはサンゴ礁の特徴に関する問題であった。

問題を解き終えて、その友人と解答用紙を交換し、お互いに採点をすることにした。すると、彼の横から別の友人(KM)が現れた。彼も問題を解いていたようなのだが、解答を交換できる人がいないようだった。

ある特殊なサンゴ礁が海のどの辺りに生息していたのかを図示する問題において、私の図示が正しいのかどうか判断が難しいと親友が述べた。すると横から、彼の隣にいた別の友人が口出しをしてきて、私の解答が誤っているとする方向に少しずつ持っていこうとしていることに気づいた。

それに対して私は、解答の解説と問題をもう一度読むことを彼らに促し、確かに自分の図示は解答集の図示と全く同じではないが、サンゴ礁の体が陸(岩の上)と海の双方にまたがっていることがポイントであることを彼らに説明し、自分の解答はそのポイントを外していないことを伝えた。

最終的な判断は親友に任せると述べ、横から口出しをしてきた友人にはこれ以上口出しをしないように促した。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2020/2/8(土)06:14

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