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5510-5511:フローニンゲンからの便り 2020年2月3日(月)

February 5, 2020

本日の言葉

Letting go is an important practice in everyday life. Gil Fronsdal

 

本日生まれた10曲

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タイトル一覧

5510. ジェイムズ·ブレイドやフランツ·アントン·メスメルへの関心

5511. 今朝方の夢とゲシュタルト能力

 

5510. ジェイムズ·ブレイドやフランツ·アントン·メスメルへの関心

 

今朝は少しばかり早く、午前1時半に起床した。目覚めた瞬間に、十分な睡眠を取ったという感覚があり、時刻を確認するとそのような時間だった。

 

昨夜の就寝前もいつもと同じように、念入りに身体を緩め、自他ヒーリングを実施していたためか、すこぶる快眠であった。この時間帯に起床することができれば、創造活動と読書に思う存分時間を充てることができる。

 

今日は、“The Tibetan Book of the Dead” “Myths & Legends: An illustrated guide to their origins and meanings” “The Writings of William James”の3冊を読み進めていきたい。最初の2冊に関してはざっと全体を読み通し、最後の1冊は自分の関心のある箇所のみを読み進めていく。今日も創造活動と読書に集中して取り組めるような気配がする。

 

ここ最近特に意識しているように、呼吸に意識を向け、身体に意識を向けながら身体を緩めた後に、音楽空間や言語空間にアクセスしていく。昨日、催眠研究で大きな功績を果たした学者を何人か調べ、彼らの主著を近いうちにまた購入してみようかと思った。中でも、ジェイムズ·ブレイドに関心が向かった。

 

現在、意識状態について探究を進めており、その背景には、特殊な意識状態が治癒や変容を促す鍵を握っていることが挙げられる。そうしたことから、催眠中の意識状態、とりわけ催眠トランス状態がどのようなものであり、それがどのように生じるのかについて調査をしてみようと思ったのである。

 

ブレイドがかつて注目した「一点集中法」なるものを自ら実験的に試してみようと思う。ブレイドは、フランツ·アントン·メスメル(1734-1815)の催眠療法を実践するあるメスメリストが患者の頭に手を乗せたときに、患者の目が上を向きながら一点集中したような状態になっていたことに注目した。そこでブレイドは、一点に視点および意識を集中させることが、通常の意識状態から、トランス状態へ導く鍵だと考えたのである。

 

ブレイドに大きな影響を与えたメスメルについて調べてみると、色々と興味深い人物であることがわかった。メスメルはモーツァルトと同時代人であり、ウィーン大学で医学を学び、その博士論文『人体への惑星の影響について』がとても興味深い。

 

メスメルは、月や惑星が人体や病気に及ぼす影響について研究をし、人体の中にも潮の干満があり、その原因は太陽や月の運動であると提唱した。この点は、まさにクラニオセイクラル·バイオダイナミクスの発想とつながるものがある。

 

メスメルが提唱した動物磁気は、ヨーロッパの自然魔術の流れを受けており、現在ヨーロッパにいる自分としては、ヨーロッパの魔術信仰には以前から関心があった。このテーマもこれから深めていこうと思う。フローニンゲン:2020/2/3(月)02:31

 

5511. 今朝方の夢とゲシュタルト能力

 

時刻は午前11時を迎えた。今朝は午前1時半に起床し、そこから読書と作曲が大いに捗り、読書に関しては、“The Tibetan Book of the Dead” “Myths & Legends: An illustrated guide to their origins and meanings” “The Writings of William James”の3冊に目を通すことができた。また、作曲に関してもすでに7曲ほど詩のような曲を作った。これからまた作曲実践に取り掛かりたいと思う。

 

今朝方にふと、自分の思考は連想的に広がっていく性質を持っていることに気づいた。おそらくそうした性質は誰しもの思考においても当てはまるものだと思うが、自分の場合は特にその性質が強いように思う。

 

そのように書いた瞬間に、それを示唆するように、今朝方の夢についてふと思い出した。夢の中で私は、先日に終えたオンラインゼミナールと同様に、補助教材として、受講者の方々からいただいた質問に対して音声ファイルを作成していた。

 

とりわけ積極的に質問をしてくださるある方の質問に対して一つ音声ファイルを作った後、それを補足するアイデアが思い浮かび、すかさず別の音声ファイルを作っていた。そしてまたそれに捕捉するアイデアが芽生え、さらに新しい音声ファイルを作成しようとしている自分がいた。そのような夢を今朝方見ていた。

 

最近、意識に関する探究を進めていくに当たって、再びゲシュタルト心理学の知見を参考にしている。人間は何かを埋め合わせるように認知的ゲシュタルトを形成するようだ。ここに治癒と変容のヒントがある。

 

ゲシュタルトが構造的に新たなものになっていくときに治癒と変容が起こると言えるかもしれない。逆に言えば、治癒と変容は、新たなゲシュタルト構造の出現と言えるだろう。この点において、私たちが本源的に持つゲシュタルト形成能力を活用して治癒と変容を支援していきたいと思ったのだが、一つ留意する点がありそうだ。

 

美学者のウィルヘルム·ヴォリンガー が指摘しているように、人間はかつて何もない空間を恐れ、それを必死に埋めようとして装飾を施したことを考えてみると、人間には内在的に物理的にも認知的にも余白を避けようとする傾向があるのかもしれない。ただし、現代人は余白を埋めようとする傾向が過剰であることに留意しなければならない。治癒と変容を支援する際に、現代人のこうした過剰な余白埋め合わせ傾向と折り合いをつけていく必要がある。

 

発達理論の観点を用いると、どうやらゲシュタルト能力は発揮される領域が無数に存在しており、その領域に応じて能力の質が変化するようだ。また、置かれている環境やその時の心身の状態によってもゲシュタルト能力は変動する。それらは全て、ゲシュタルト能力の変動性と呼んでもいいだろう。

 

発揮される領域ごとにゲシュタルト能力が異なるというのは、専門領域と非専門領域における思考のあり方を見てみれば明らかであり、元気な時と疲れている時とでは景色の見え方が違うのは、心身の状態によってゲシュタルト能力が変化することを示している。

 

現代の脳科学においてゲシュタルト能力がどのように扱われているのかを調べてみたところ、どうやらゲシュタルトは、脳の神経回路の自発的な揺らぎの産物であるとのことである。これは大変興味深い。

 

上述の通り、ゲシュタルト能力には変動性があり、それは脳の自発的な揺らぎと結びついているようなのだ。ゲシュタルト能力を高め、治癒と変容を実現していくに際して、この点も考慮に入れる必要があるだろう。フローニンゲン:2020/2/3(月)11:12

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