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5438-5439:ミラノからの便り 2020年1月8日(水)

January 10, 2020

 

本日の言葉

In joy and sorrow all are equal. Thus be guardian of all, as of yourself. Santideva

 

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5438.【ミラノ旅行記】ダ·ヴィンチからの贈り物

5439.【ミラノ旅行記】ダ·ヴィンチに関する興味深い事柄

 

5438.【ミラノ旅行記】ダ·ヴィンチからの贈り物

 

ダ·ヴィンチの魂のあり様、そして彼の生涯に渡って行われる天命的取り組みは、すでに生誕の時に方向づけられていたのではないかとふと思う。起床して1時間が経った午前3時半にふとそのようなことを思った。

 

ダ·ヴィンチが生まれたフィレンツェのトスカーナ地方に足を運んでみよう。それもまた突飛な思いつきであるが、ぜひ実現させようと思って、ミラノからもう続けざまにトスカーナ地方に行ってみようかと思った。

 

そこへいく交通手段については全く調べておらず、ホテルの予約などもまだ一切していないのだが、ダ·ヴィンチの生家が自分を引き付けているかのようである。とは言え、明後日には協働プロジェクト関係のオンラインミーティングやオンラインゼミナールのクラスがあり、日曜日にもそれがあるし、来週の月曜日からも協働プロジェクト関係のオンラインミーティングがある。

 

もちろん、そうしたことは全てオンラインで行えるため、インターネットがつながる環境であれば世界中場所を選ばずにどこでも行えてしまう。ただし、フローニンゲンの自宅が最も落ち着ける場所であるから、自宅の書斎でそうした仕事を行うのが最善である。そのため、今回続け様にトスカーナ地方に行くのではなく、また今度ゆっくりとローマやフィレンツェを巡るときにダ·ヴィンチの生家に足を運びたい。

 

今回のミラノ訪問で最も自分にインスピレーションを与えてくれたのはやはりダ·ヴィンチであった。ダ·ヴィンチと同等にインスピレーションを与えてくれた人物としてラファエロとキリコがいるが、ダ·ヴィンチに与えてもらったものはやはり計り知れない。

 

彼が生まれたトスカーナ地方について調べていると、昨日スフォルツェスコ城美術館で見た展示物の説明書きに納得がいった。それは何かというと、ダ·ヴィンチは私と同様に自然を深く愛しており、自然から多大なインスピレーションを得ていたようなのだ。

 

ダ·ヴィンチの活躍の場はミラノをはじめとして大都市も多いが、彼の活動の根幹には自然に囲まれた環境で育まれた感性と自然を愛でる気持ちがあったのだと思う。私がダ·ヴィンチに惹かれるのは、おそらく自然を通じて育まれた感性と自然を愛する信仰的な気持ちの深さにあるのだと思われる。

 

今回、ダ·ヴィンチの没後500年を記念して開催されている様々な特別展示を見てきた。その中で、ダ·ヴィンチの天才性についてここであえて述べることは意味がないかもしれない。

 

ただし、そうした天才性がどうやら彼が育った環境に起因していることはもちろん、自助的なものとしては、ダ·ヴィンチは絶えず書きに書くという実践を行っていたことを挙げることができるかもしれない。まさに、「アトランティコ手稿」に代表されるように、ダ·ヴィンチは膨大な量のノートを書き残していたのである。

 

ダ·ヴィンチの書きに書いて生涯を過ごしたという在り方もまた自ずと自分に重ねてしまう。ダ·ヴィンチのノートに触発されてか、昨日から作曲ノートに湧き上がる雑多なアイデアをこれまで以上に書き留めている自分がいた。

 

今回購入したダ·ヴィンチ関連の資料を眺めながら、作曲時に書き留めるノートについても工夫をしていこうと思う。これまでは絵を描くスペースを意識的に取っていたのだが、それを気にせず、絵は空いたスペースに描いてしまおう。今日もまたダ·ヴィンチのように、書きに書き、作りに作る1日をミラノで送る。ミラノ:2020/1/8(水)03:57

 

5439.【ミラノ旅行記】ダ·ヴィンチに関する興味深い事柄

 

ダ·ヴィンチについて引き続き色々と考えを巡らせていた。とりわけ、ダ·ヴィンチが生まれたトスカーナのヴィンチ村に訪れたいという思いが強まってきて、そこを訪問する際にはその村に宿泊をしたいと思う。

 

調べてみると、フィレンツェからヴィンチ村までは電車で約30分のため、フィレンツェに宿泊する形でダ·ヴィンチの生家——現在は博物館として公開されている——を訪れることはできるのだが、せっかくなのでダ·ヴィンチを育み、そして彼が愛したヴィンチ村の自然の中で過ごしたい。

 

その後、ダ·ヴィンチについてあれこれと調べていると、興味深いことがいくつか分かった。一つには、ダ·ヴィンチは現在の私と同様に、菜食主義者であったことである。

 

ダ·ヴィンチが携えていた爆発的な探究エネルギー及び創造エネルギーは、そうした食実践にも要因があるように思えてくる。その他に明らかになった興味深い事実として、ダ·ヴィンチの傑作である『最後の晩餐』を製作している最中には、数日間ほど全く食事を摂らないという断食を行っていたそうだ。そして、まるで何かがダ·ヴィンチに降りてきたような形でその絵画を描き、描き終えてからは数日間全く絵筆を握らなかったそうだ。

 

形而上学的な世界から何かが降りて来て、それを形にしていったダ·ヴィンチ。しかもそれを断食を通して行っていたことがやはり興味深い。

 

これは自分自身の経験でもあるが、断食による解毒·浄化作用によって、心身の働きが変わり、活動エネルギー及び創造エネルギーが漲ってくるかのような感覚が伴うことがある。ダ·ヴィンチもそうした感覚の中で『最後の晩餐』を完成させたのではないかと推測される。

 

ダ·ヴィンチが活躍したルネサンス期において、科学と芸術を分離させることはなく、ある意味両者は一つのものとして扱われていた。もちろんこの時期は、科学技術や合理的な意識段階が花開く前の段階であるから、科学と芸術を統合的な意識段階を通じて一つのものとして見做していたのではなく、ある意味でそれは「プレ·インテグラル」的な見方だったのかもしれない。とは言え、ダ·ヴィンチが科学と芸術を一つのものとみなしながら探究をしていた姿をみると、そこには高度に発達した意識ないしは知性を見ることができる。

 

ミラノ滞在中においては、ダ·ヴィンチが残した数々のノートを見る機会に恵まれたのだが、それらのノートを見ていると、ダ·ヴィンチはスケッチを通じて科学や工学に関する研究を進めており、まさに芸術と自然科学を統合させる形で探究を行っていたことがわかる。

 

また、統合させていたのは芸術と自然科学だけではなく、ノートには日々の暮らしに関する雑多なことや旅行先で興味を持ったことに関する記述が膨大になされており、文字通り探究を人生そのものとして行っていたことがわかる。

 

ダ·ヴィンチは自分が重要だと思ったことや関心を持ったことは全てノートに書き留めていたのである。例えば、自分が足を運んだ食料品店についてや彼の召使いの一覧といったことまでに及ぶ。そうした事細かな観察と記録を行ったことが彼の創造性の源泉であり、またそれは彼の創造性を育むことにつながっていたのだと思う。

 

ダ·ヴィンチが行った絶え間ない観察とそれによって得られたことを絶え間なく書くという実践は大いに見習うべきことである。ダ·ヴィンチは観察事情をイメージ化し、そのイメージをどんどんと洗練させていった。それと同じことを作曲実践において行いたい。

 

作曲ノートには、作曲実践をする過程で得られた事柄を記述しておき、それに付随するイメージも書き留めておく。ちょうど今から作曲実践を行うので、その点について強く意識してみよう。

 

ダ·ヴィンチの探究姿勢や探究方法から学べることはその他にもたくさんあるであろうから、今回の旅の最中に購入したダ·ヴィンチに関する様々な資料を眺めることを通してそれらを学び、実際にそれらを自分の実践に活かしていこうと思う。ミラノ:2020/1/8(水)05:18

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