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5049-5053:フローニンゲンからの便り 2019年10月17日(木)

October 20, 2019

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タイトル一覧

5049.【日本滞在記】日本出発の朝の心境:今朝方の夢

5050.【日本滞在記】搭乗前の心境

5051.【日本滞在記】流れ星が夜空と出会う感覚の中で

5052.【日本滞在記】変容を確認させてくれた3週間の日本滞在

5053.【日本滞在記】ヘルシンキ上空での閃き:来年の秋は札幌・函館・金沢へ

 

5049.【日本滞在記】日本出発の朝の心境:今朝方の夢

 

時刻は午前5時を迎えようとしている。今日はいよいよ日本を出発し、オランダに戻る日だ。

 

今朝は午前4時前に起床し、結局、一時帰国した初日から最後の最後まで10時頃に就寝し、午前4頃に起床するという規則正しい生活が実現されていた。オランダに戻ってからも、このリズムで生活を続けていこう。

 

昨夜は、成田空港近くのホテル日航成田に宿泊したのだが、枕やマットレスに関していえば、やはり実家で使っていたものの方が良質な睡眠を確保してくれることに気づいた。少し前に言及していたように、オランダに戻ったら、テンピュールの枕を購入し、トゥルー·スリーパーのマットレスを購入しようかと思う。

 

もうオランダでの生活が長くなることは明らかなのだから、この際にそれらを購入してしまおう。どのような質の睡眠を取るかは、どのような食事を摂るのかと同じぐらいに大事なことであるから、睡眠にも気を配っていこう。

 

午前5時前の成田空港近辺はとても静かだ。まだ外は暗く、そして気温はもう秋めいており肌寒い。オランダの方が若干気温が低いが、朝晩の体感温度はそれほど変わらないのではないかと思う。

 

日本に一時帰国する際には、毎回ホテル日航成田にお世話になっており、出発当日の朝の景色も随分と見慣れたものである。いや、景色に見慣れたというよりも、再び欧州の地で生活を始めていくのに際して立ち現れる気持ちが安定したものになったと言えるかもしれない。より厳密には、「安定」というよりも、「平穏」と述べた方がいいかもしれない。

 

瀬戸内海のように平穏な心が生まれつつある。それは生まれつつあるのか、それともそれを見出しつつあるのか。いずれにせよ、出発当日の朝の心境は、喜びに満ちているわけでも悲壮めいたものでもなく、とにかく穏やかなのだ。明鏡止水のような心持ちというのは、こうした状態のことを指すのかもしれない。

 

それではこれから、今朝方の夢について簡単に振り返り、いつものように作曲実践をしてからホテルを出発したい。

 

空港のラウンジではゆったりと読書でもしよう。そして機内では少々仕事をし、その合間を縫って作曲に打ち込んで行こう。

 

今朝方の夢の中で私は、実際に通っていた中学校の教室にいた。次の授業の開始まで、私は周りにいた友人たちとたわいもない話をしながら時間を過ごしていた。

 

すると、隣の教室から、私に助けを求めてくる女性友達がいた。聞くところによると、地理と古文の融合問題の難問に対する回答を板書しなければならず、その答えを教えて欲しいというものだった。

 

彼女に腕を引っ張られるかのように、有無を言わさず私は隣の教室に連れて行かれた。黒板のあるドアから教室に入って黒板を眺めると、そこには日本地図が書かれており、右横に作問者の名前があった。

 

なんと作問者は私だった。道理で彼女が私に助けを求めてくるわけだ、と私は合点した。

 

自分が問題を作っておきながら、その問題にいざ回答してみようとすると、案外難しく、私は一度自分の教室に戻って、回答するのに役立ちそうな資料集を探し始めた。すると、教壇には次の授業の先生がいた。

 

見るとそこには、個人塾を経営していた友人の父親がいて、「加藤君、申し訳ないが、この数学の問題を解いてくれるか?」とお願いをされた。地理と古文の融合問題にせよ、数学の問題にせよ、どちらも一筋縄ではいかないと思われたが、冷静になってそれぞれの問題に取り組めば、それほど難しいものではないと思った。その瞬間に夢の場面が変わった。ホテル日航成田:2019/10/17(木)05:09

 

5050.【日本滞在記】搭乗前の心境

 

時刻は午前9時半を迎えた。今私は、成田空港第2ターミナルのサクララウンジにいる。2年前にこのラウンジを訪れた時とは内装が様変わりしており、ラウンジがより明るく開放的になった。

 

アムステルダムのスキポール空港で愛用しているAspireラウンジも少し前にリノベーションがなされ、サクララウンジと同じぐらいに明るく開放的になった。私がよく利用するラウンジが直近で立て続けにリノベーションされていることを嬉しく思う。

 

ヘルシンキに向かうフライトの搭乗が開始されるまであと40分ほどとなった。これから10時間ほどかけてヘルシンキに向かう。

 

こちらの時間では今は朝であり、ここから10時間ほどのフライトでは、基本的に仕事をしたり、作曲をしたりしようかと思う。

 

今朝はホテルで2曲作り、先ほどサクララウンジでも2曲ほど作った。世界のどこにいても日記を綴り、曲を作り続けていくこと。言葉と音に絶えず寄り添いながら日々を生きていくこと。

 

呼吸を止めることがないように、それらの実践を止めることはない。絶え間なく、途絶えることなく実践を続けていく。

 

それはもはや実践を超え、自分の生命の躍動の痕跡を残すものとなるだろう。魂の躍動の痕跡と言い換えてもいいかもしれない。

 

成田空港上空に浮かぶ飛行機雲のような痕跡が残っていく。飛行機雲そのものは儚く消えていくものだが、それを目撃した私の記憶は消えない。

 

それは魂に刻印され、なんらかの形となって戻ってくる。そう、それは必ずまた新たな形で帰ってくるものなのだ。

 

日本に一時帰国することも、日本からオランダに戻ることも、もうそれは近所のスーパーに散歩しに出かけるような感覚になった。今の自分の心は穏やかであり、どこか達観している。日本に戻ってくる恐れもなく、オランダに戻る恐れもない。

 

自分の内面世界が大空のようにポカリと中空に浮かんでいる感覚。ラウンジに漂うコーヒーの香りや聞こえてくる人々の声と同じように漂いゆく感覚。左に座っている人はフランス人だということに気づくその感覚。

 

ゆっくりと生きよう。オランダに戻ってからも、今回の一時帰国でさらに深まった平穏な内面宇宙の中で佇むようにして生きよう。

 

来月はヴェネチアに行こうかどうかを考えている。年末年始のマルタ共和国への旅行を考えると、今はまだヴェネチア旅行を決定してはいないのだが、自分をヴェネチアに向かわせる何かがあるのだから、何も考えずそれに従ってみるのもいいだろう。

 

縁に感謝し、縁を最大限に活かさせてもらおう。縁も私たちと同じで生きているのだ。その生命を活かそう。

 

縁の命を活かそう。そうすれば、私の魂はさらに活き活きとするだろう。

 

「行けるときに行っておいで」そんな声が自分の内側から聞こえてくる。来月の今頃にヴェネチアに行ってみようか。サクララウンジ@成田空港第2ターミナル:2019/10/17(木)09:52

 

5051.【日本滞在記】流れ星が夜空と出会う感覚の中で

 

——人は各種各様の旅をして、結局、自分の持っていたものだけを持って帰る——ゲーテ

 

果たして今は日本時間で何時なのだろうか。果たして今はオランダ時間で何時なのだろうか。それらは調べればわかる。だがそれを調べることを私はしない。

 

外面的な時間の感覚が消失し、自分の内側の時間感覚が冴えてくるこの感覚。自分の内的な感覚に従順になり、純粋になっていく感覚を大切にしよう。

 

寝たければ寝ればいいし、食べたければ食べればいい。言葉を紡ぎ出したければ紡ぎ出せばいい。曲を作りたければ曲を作ればいい。

 

そう、そのようにして自分の自分だけの時間が過ぎていく。それが人間としての自分固有の時間に彩られた生だと言えないだろうか。

 

混乱もなく、平穏な心持ちで今回の一時帰国が終わった。始まりも終わりも、終始一貫して、今回の旅は平穏で縁取られ、また彩られたものだった。

 

平穏さの持つ多様さに息を呑み、それに対して恍惚感を覚えるような時間の中で今回の日本滞在を過ごしていた。母国を離れ、母国でもう2度と生活をしないと決めた者の悲愴さは雲散霧消し、旅人を包む清々しい気持ちがそこにあった。

 

前回日本に一時帰国した際、私の自己の内奥には、まだなんともし難い切ない気持ちがあった。それは切なさか、悲愴さか。

 

もっといい日本語はないのだろうか。そうした日本語が見当たらないようなので、機内の窓の外にヒントを求めてみよう。

 

今、ヘルシンキに向かう機内の中にいて、あと7時間ほどでヘルシンキに到着する。昨日まで山口県の光市にいて、その日の夜には成田にいて、今はこうしてヘルシンキに向かう飛行機の中にいる。そしてそこから私は今日中にアムステルダムに行き、フローニンゲンに帰る。

 

この広く小さな地球という惑星の中を、縦横無尽に小股で歩いて行く感覚。大股ではなく小股で歩くこの感覚。ただし、それはとことんまでに自由であり、とことんまでに縦横無尽だ。

 

そうかもしれない。前回日本に一時帰国した際に感じていたあの感覚は、夜空を駆け巡るはずの流れ星が、一人流れることができず目的地を失っている感覚だったと言えるかもしれない。いや、これもまたあの感覚の最奥には届かない。

 

より素直に表現すれば、流れぬ流れ星が自己を包む夜空を眺めているその感覚だったのだ。これだ。これが正しい。

 

今回の一時帰国で得られた感覚は、流れ星が夜空を流れ、夜空と一体となった感覚に等しい。ところで、流れ星とは、ある星がその命を終えたことを示すものであることを忘れてはいやしないだろうか。

 

それを思い出すとなお一層のこと、今の自分の感覚はそれでいいのだと思う。自分は流れ星であり、夜空だったのだ。それは新たな流れ星になり、明日の朝には晴れ渡る空になる。ヘルシンキに向かう機内の中:2019/10/17(木)14:13

 

5052.【日本滞在記】変容を確認させてくれた3週間の日本滞在

 

ヘルシンキに向かう飛行機は順調に運行を続けており、あと2時間半ほどでヘルシンキに到着する。今はどの国の上空にいるのだろうか。機内の個人モニターを使えばそれを確認することができるが、推測するにロシア上空あたりだろうか。

 

先ほどふと、今回の3週間の日本滞在期間中に、自分の中で何かが確かに変わった感覚があった。あるいは、変化はすでに起きていて、その変化に自覚的になった感覚とでも言えるだろうか。

 

今回の日本滞在は、積もり積もった小さな変化の末に実現された変容を確認するためにあったのだろうか。旅というのは変化を促したり、自己を涵養するのみならず、変容の確認すらも引き起こすものなのかもしれない。

 

以前にも言及しているが、私は旅を好んでも嫌ってもいない。そうした感情を超えて、何かが自分を旅に向かわせるから旅に出かけて行くだけなのだ。

 

その何かというのはひょっとすると、さらに先にいる自己であったり、自己を超えた存在なのかもしれない。それらからのいざないによって旅に出かけているだけなのだ。

 

それは幾分受動的に思えるかもしれないが、そうでもない。受動的でも積極的でもないから超越的なのである。

 

旅が超越的なものであるからこそ、変容が起こるのだ。変容を求めて積極的に旅に出かけて行くなどというのは馬鹿げている。

 

変容は天邪鬼なのだ。そのような形でいくら旅を積み重ねても変容など起こらない。変容は蜃気楼の如く遠ざかって行く。

 

積極的に旅に出かけ、変容を求める者に見えるのは変容の蜃気楼であって、真正の変容ではない。変容体験というのは、何か驚愕するような体験でもなく、感動的なものでもない。思わず「ぷっ」と吹き出してしまいそうな体験なのだ。そうした微笑が起こらないのであれば、それは変容ではない。

 

時計を見ると、ヘルシンキまであと2時間ほどとなった。ヘルシンキ空港に到着したら、すぐにパスポートコントロールに向かう。この空港は乗り換え時間が短く、実に効率的に仕事が進められることで有名である。

 

とは言え、乗り換え時間が短いことには注意が必要であり、速やかにパスポートコントロールを抜けたい。時間的にあまりゆとりはないが、うまくいけばラウンジで30分弱ほどゆっくりできるかもしれない。それが可能であれば、ミネラルウォーターを補給し、果物とサラダ類を少々食べたいと思う。

 

旅がゆっくりと終わりに近づいているのを実感する。魂の安住地の一つであるフローニンゲンに到着するまであと少しだ。ヘルシンキに向かう機内の中:2019/10/17(木)18:52

 

5053.【日本滞在記】ヘルシンキ上空での閃き:来年の秋は札幌・函館・金沢へ

 

たった今、ヘルシンキ空港からアムステルダムに向けた飛行機が離陸した。成田からヘルシンキに到着した時の気温はなんと4度であり、アムステルダムは随分冷え込んできた。

 

ところが、思い出してみると、3週間前にヘルシンキを経由して成田に向かった時のヘルシンキの気温はすでに1度であり、日本がまだ30度近くの気温に達していたことを思うと、思わず笑みがこぼれてしまっていたことを懐かしく思い出す。

 

先ほど、成田を出発してヘルシンキに到着したとき、予定よりも15分ほど遅く到着し、ヘルシンキでの乗り継ぎが30分ほどしかなかったので、そこからセキュリティーチェックを抜けて、パスポートコントロールを速やかに抜けられるか少々冷や冷やしていた。ただし、何があっても達観した心境はこの世界のどこにいても変わらず、その冷や冷やした気持ちも大したものではなかった。

 

実は、ヘルシンキのセキュリティーチェックとパスポートコントロールは実に効率的な仕組みになっていると思っていたこともまた、焦る気持ちを過度に生み出すことを防いでいたのだと思う。というよりもむしろ私は、搭乗時間の前にラウンジでサラダと果物類がどうしても食べたかったため、搭乗時間の焦りよりも、ラウンジに立ち寄れるかどうかの方が気になっていた。

 

結果として、ヘルシンキに到着した時、幸か不幸か、アムステルダム行きの飛行機も遅延しており、幸いにもラウンジでくつろぐことができた。ラウンジでの滞在時間は短かったが、フィンランド名物の暖かい野菜スープとサラダ類を食べた。それに加えて、今日は珍しく、雑穀パンを少々食べた。

 

フローニンゲン駅に到着するのは午後の9時頃になるため、今日の夕食はヘルシンキのラウンジで済ませたいと思っていたのである。成田からヘルシンキに到着する際の遅延があったが、ヘルシンキからアムステルダムへの遅延のおかげでラウンジで簡単な夕食を済ますことができて幸運であった。

 

先ほどJALの機内で試聴したドキュメンタリー番組が印象に残っている。それは高野山を特集したものである。

 

高野山の伝統技術(宮大工や法具など)や伝統的な和菓子などが特集されており、偶然にも今回大阪で仕事をご一緒させていただいた協働者の方から、来年は高野山に前泊してから仕事をしようという話になっていたことを思い出した。

 

高野山ともきっと何か縁がありそうだ。来年は高野山に訪れる機会に恵まれれば幸いだ。

 

また先ほど、飛行機が離陸した瞬間に、来年はヘルシンキから札幌に行き——直行便があるようだ——、札幌と函館を観光した後に石川県の金沢に行ってみようかと思った。もちろん何の計画もなく、ひょんな思いつきなのだが、それらの場所に足を運んでみたいと突如思った。

 

今年は珍しく、色々と買い物をする必要があったため、東京に立ち寄ったが、来年は特に買い物をする予定もないため、東京に立ち寄る必要はないだろう。そうなってくると、来年の秋に一時帰国する際には、アムステルダムからフィンランドを経由するのであれば、まずは北海道に足を運んでみようと思う。

 

これまで北海道とは縁がなかったが、フィンランドの空で思わぬ閃きが生まれ、それが実際の縁に結実してくれればと思う。アムステルダムに向かう機内の中:2019/10/17(木)23:14(日本時間)

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