5012-5013:フローニンゲンからの便り 2019年10月3日(木)
- yoheikatowwp
- 2019年10月6日
- 読了時間: 6分

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本日の2曲
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タイトル一覧
5012.【日本滞在記】岐阜を出発する朝に
5013.【日本滞在記】10年越しの何かに期待して:今朝方の夢
5012.【日本滞在記】岐阜を出発する朝に
時刻は午前4時半を迎えた。今朝はちょうど4時あたりに目覚め、そこからココナッツオイルでオイルプリングをしながらシャワーを浴びた。
岐阜県はまだまだ暑く、クーラーが必要なぐらいだが、そうした機械に頼ることなく、できるだけ自分の身体の調節機能に立脚する形で過ごしている。ひとたびクーラーを使ってしまうと、自分の内側の感覚が狂ってしまうような気がしており、何よりも身体の調節機能を麻痺させてしまうことを招いてしまうように思うのだ。
そうしたこともあり、昨夜もクーラーをかけずに寝ていた。そのため、朝起きると寝汗を随分とかいており、そうしたことから起床直後にシャワーを浴びるようにした。これは日本に来てからほぼ毎日続いている。
私の中では、寝汗をかくというのはある意味良いことであり、逆にクーラーに依存して寝汗がかけないということの方が問題ではないかと思う。汗をかくことによるデトックスなどを超えて、汗をかくことによって身体が外部環境に自ずから順応しようとしていることに気づくのだ。クーラーをかけてしまうと、こうした機会を奪ってしまいかねない。
日本に来てからもオランダでの生活と同様に心身の調子がすこぶる良いのは、クーラーをつけないなどを含め、種々の小さな心がけによるだろう。その中にはもちろん、添加物や化学調味料をできるだけ避け、オーガニックな食材を積極的に摂るということや、日中はよく歩くことなどが含まれる。
今日はとりわけ心身の調子が良い。オランダで毎日感じているあのみなぎるようなエネルギーが内側を流れている。日本に来てからすでに1週間が経ったが、この状態になるまでにそれくらいに時間がかかった。
自分の心身が緩やかに日本に適応していった感じである。今日から仕事の関係上、大阪に滞在する。
岐阜のホテルを出発するのは、朝の9時半前であり、岐阜駅から東海道線で名古屋まで行き、名古屋から新大阪まで新幹線で行く。今回岐阜を訪れて気づいたが、岐阜と名古屋までは東海道線でわずか2駅(20分)と近く、東京や大阪にもすぐに行けてしまうということだ。何よりも、岐阜の落ちついた感じには大変好感を持った。ぜひまた岐阜を訪れ、今度は長良川で鵜飼を見たいと思う。
今日から二泊三日で大阪に滞在する。大阪に行くのは何年振りだろうか。今回は協働者の方のオフィスにあるスタジオで、成人発達理論に関する撮影を行う。本格的なスタジオで動画の撮影をするというのは初めての体験であり、心が躍る。
少し前に始めたYoutubeとは異なって、本格的な機材を用いてスタジオで動画を撮影するというのはどういうものなのかと胸が高鳴る。今日もまた好奇心を全開にしておこう。
心を常に開いておき、今日もまた自己の精神と魂を大いに育んでいこう。精神と魂にとっての養分は、好奇心を開くことによって自己に流入してくる全ての現象である。岐阜の静かな朝にそのようなことを思う。岐阜:2019/10/3(木)04:56
5013.【日本滞在記】10年越しの何かに期待して:今朝方の夢
気づけばあの日からほぼ丸10年経った。ちょうど10年が経ったのではないかと思う。本当に何かの偶然なのだろか。
今日から大阪に移動し、滞在先のホテルは奇しくも、10年前に自分の人生を大きく変えてくれたケン・ウィルバーの書籍と出会ったジュンク堂書店大阪本店の眼と鼻の先にある。
あの日から早くも10年である。この10年での日々を少しばかり振り返る。いや、それは自然と思い出される。
今回の滞在中は書店に立ち寄る時間はないかもしれない。あるとすれば、ホテルをチェックアウトし、実家に向かう日の朝ぐらいだろうか。
ひょっとすると、10年越しにまた何か重要な書籍と出会う可能性があるため、大阪を出発する朝にジュンク堂に立ち寄ってみようかと思う。
岐阜を出発する今日の明け方に、私は夢を見た。夢の中で私は、今も現役で活躍するサッカーポルトガル代表のエースと会話を楽しんでいた。実際には、彼はあまり英語が堪能ではなく、話せることは話せるのだが、こちらの質問をしっかり理解することは難しいようだった。終始彼は笑みを浮かべて、気さくに言葉を発していた。そのような場面があったのを覚えている。
そこからの二つの夢もサッカーに関するものだ。次の夢の場面では、日本代表の期待の星であるとても若い選手と一緒にサッカーの練習をしていた。特にシュート練習に力を入れており、シュートを打った後には、お互いにフィードバックし合うということをしていた。
彼は私よりもひとまわりも若いのだが、年齢を感じさせないほどに成熟した自己を形成しており、そうした自己を持っていれば欧州の地でも十分にやっていけるだろうと思った。サッカーの技術云々の前に、そうした自己がなければ欧州の地でやっていくことは至極難しいことだろう。
彼は私に敬語を使い、選び抜かれた言葉を話しているように思えた。彼にはサッカーのセンスのみならず、言葉の選び方にもセンスがあると思わされた次第である。そのような夢を見た後に、最後の夢の場面では、元日本代表の名選手と、元フランス代表の名選手がFK対決をすることになっていた。私も二人に混じり、三人で対決を楽しむことにした。
この対決で用いられるボールは特殊であり、ひとたびボールを蹴ると、ボールが消えてしまうのである。最初、元フランス代表の選手がゴールキーパー役を務め、元日本代表の選手がキッカーとなった。
その選手がボールを蹴ると、ボールは消えた。しかし、ボールが左のポストに当たり、そしてボールは跳ね返ってゴールの右のネットを揺らした音が聞こえた。ゴールキーパー役の元フランス代表の選手は一歩も動くことができず、素晴らしいキックに思わず笑みをこぼしていた。
今度は私がキッカー役を務めることになったのだが、サッカーボールが突然スーツケースに変化し、そのスーツケースを蹴ることが求められた。果たしてスーツケースを無事に蹴れるのか?そんなことが脳裏に浮かびながら、私は助走を始め、スーツケースの左横に軸足を置き、スーツケースをまさに蹴ろうとした瞬間に夢から覚めた。
時刻は午前5時半を迎えようとしている。今、岐阜駅を列車が通過していく音が聞こえた。これから作曲実践をし、その後に出発に向けた最終荷造りを始めよう。岐阜:2019/10/3(木)05:28
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