本日の6曲
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タイトル一覧
4857. 今日のボルダリングに向けて
4858. 今朝方の夢
4859. 不思議な200m走を走る夢
4860. フローニンゲンのボルダリングジムに初めて訪れて
4861. 第1回目のボルダリングの振り返り:作曲との共通点など
4857. 今日のボルダリングに向けて
時刻は午前6時を迎えた。今、空が徐々に明るくなってきており、一日の始まりを告げている。
今朝は風もなく、街路樹が凛とした佇まいでそこに立っている。日の出の時間が遅くなり、日没時間は随分と早くなった。昨夜は、午後9時あたりでもう随分と暗くなっていた。
今日は午後からボルダリングジムに行く。この日を随分と楽しみにしており、ボルダリングについてあれこれ調べ、今日に向けた準備を進めてきていた。
昨日までの天気予報では、今日は雨が降る時間もあるようだったが、幸いにも一日を通して曇りのようであり、ボルダリングジムに行く時間に雨が降ることはないようだ。そのおかげで、ジムまでは準備運動がてら走っていくことができるだろう。5kmほどの距離なのでちょうど良い準備運動になるのではないかと思う。
友人のメルヴィンと待ち合わせをしている時間が午後の3時であるから、午後の2時あたりに自宅を出発すれば十分だろう。今日は初めてそのジムに行くため、道順を確認する必要もあることを考慮に入れると、1時間ほどの移動時間を見ておこう。
ジムに早めに到着したら、受付を済ませ、準備運動を行っておきたい。このジムの中にはカフェもあるようなので、今後はカフェで時間を過ごすことも検討したい。
とりあえずは10回の回数券を購入し、シューズの購入に関しては、今日実際にボルダリングをした後に判断したいと思う。シューズを購入すれば、今後はそれを持って世界を旅する中で、その地域のボルダリングジムに足を運ぶという新たな楽しみができそうだ。
メルヴィンと相談しなければならないが、ジムでボルダリングを楽しむのは長くて2時間ぐらいだろうか。もちろん、2時間の間中ずっと壁を登っているわけではなく、むしろ壁を観察し、どうやって登るのかの意見交換をしたりする時間の方が長いように思える。また、メルヴィンや他の人たちがどういう風な体の使い方をして壁を登っているのかを観察することにも多くの時間を費やすだろう。
5時あたりをめどにジムを出発し、その帰りに近所のスーパーに立ち寄って、切れかかっているバナナを購入して帰ろうと思う。自宅に着いたら、浴槽に暖かいお湯を張り、入浴をゆっくりと楽しみながら体をほぐしていく。その後夕食を摂って、そこからは今日のボルダリングの振り返りに時間を充てたいと思う。
そうしたことから、今夜は作曲実践に時間を充てることができないことが予想され、ジムに向けて出発する午後2時までに十分に作曲実践をしておきたいと思う。早朝から昼の1時過ぎまで作曲実践に没頭し、そこから仮眠を取って、仮眠から目覚めて少ししてから自宅を出発し、ジョギングをしながらジムに向かう。
作曲実践とボルダリングを行うことは、身体的にも異なる影響を与えてくれるだけではなく、自分の内側にも異なる刺激を与えてくれるだろう。フローニンゲン:2019/8/18(日)06:32
No.2545: The Orange Yellow World
I tried to apply a couple of chords that I’ve never used before, but it was difficult to apply them in the context of this piece of work.
4858. 今朝方の夢
すっかりと秋らしくなってきたフローニンゲン。今朝も気温は低いが、今はなんとか書斎の窓を開けて、新鮮な空気を取り入れている。もう少ししたら窓を閉めてもいいかもしれない。
秋めいてきたフローニンゲンの中でふと、この秋にはぶらりとヴェネチアに足を運んでみようと思った。アムステルダムからヴェネチアまでは、わずか一時間半ほどのフライトのため、意外と近い距離であることがわかった。
私はまだイタリアに訪れたことがなく、ようやくイタリアに呼ばれ始めているという実感がある。いつヴェネチアに足を運ぶのかはまだ具体的には決めていないが、おそらく11月に入ってからになるかと思う。11月の第1週、あるいは第2週あたりになるだろうか。その際の旅行では、ヴェネチアを通じてイタリアの文化に触れ、美術館を幾つか巡りたいと思う。
ヴェネチアにもボルダリングジムがあるようだが、中心街から距離があるようなので、今回の旅行中にはボルダリングを楽しむことは難しいかもしれない。世界各国のボルダリングジムを巡る旅をし始めるのは、もう少し後になるだろう。
早朝の作曲実践に入る前に、今朝方の夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、高層ホテルとオフィスビルが混ざったような建物の中にいた。一階の様子はオフィスビルのそれであり、綺麗なフロアーが広がっていた。地上から天井の方を眺めると、何階にもフロアが分かれており、そこにはいろいろな企業が入っていることが想像された。
私の隣には日本人の友人がいて、彼と一緒に上の階に行くことになった。一階にはエレベーターがあったのだが、そこは長蛇の列をなしており、私たちはエスカレーターを用いて上の階に向かうことにした。
私たちの目的階は23階であったため、エスカレーターを用いて登っていくと時間がかかることが予想されたが、それは仕方なかった。いざエスカレーターに乗ってみると、なぜか私の体の重心が後ろに持って行かれ、危うく後ろに倒れてしまいそうになった。そこから私は重心を前に持ってくることを意識し、体の位置を安全なものにした。
エスカレーターの上で自分の体に向き合うことをしばらく続けていると、ちょうど真ん中あたりの階に到着した。友人曰く、そこからは別のエスカレーターに乗り換える必要があるそうであり、別のエスカレーターの方に向かった。
その途中、私は上の階の方をキョロキョロと眺め、上層階は宇宙ステーションのようだと思った。そのようなことを考えながらエスカレーターに乗り換え、いざエスカレーターの上に足を乗せると、エスカレーターがトロッコのような乗り物に変化した。
最初私はそれを驚いたが、トロッコの乗り心地は良く、遊園地のアトラクションの一つを楽しむような感覚で、そこからはトロッコに乗って移動した。トロッコのスピードが上がり、高速で移動している際には独特の快感があった。また、壁に覆われた狭い真っ暗な通路をトロッコが走り抜けていく際には、スリリングさがあった。
そのような形でトロッコに乗っていることを楽しんでいると、いつの間にやら目的階に到着した。その時、友人はもはやいなくなっており、目的階の作りは高級ホテルのようだった。
ちょうど私は宿泊用の部屋がある場所の廊下に立っていて、二人の外国人女性が目の前の部屋の扉を開け、部屋の中に入っていく姿を目撃した。二人のうちの一人は酔っ払っているようであり、足取りがふらついていた。もう一人の女性は酔った女性を看護するかのように、肩を貸して歩いていた。
二人が目の前の部屋の扉を開けると、中からロシア人の男性の声が聞こえてきた。どうやらこの高級ホテルには多くの外国人が宿泊しているらしいことがわかり、そこで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2019/8/18(日)06:54
No.2546: Without Haste
Let’s engage in our lifework without haste. Groningen, 08:40, Sunday, 8/18/2019
No.2547: Toward the Autumn Sky
I have a feeling that I want to reach for the autumn sky. Groningen, 09:20, Sunday, 8/18/2019
4859. 不思議な200m走を走る夢
足先がとても冷えるため、今靴下を履いた。明日からは新たな週を迎えるが、引き続き20度前後の日々が続く。ただし一日だけ例外があり、来週の日曜日は25度を越すようなので、比較的暖かくなるだろう。
先日、今月一ヶ月間の天気予報を確認した際には、もう25度を越す日はないと思っていたのだが、嬉しいことに来週末は暖かくなるようだ。ちょうど来週の日曜日もボルダリングジムに行こうと思っていたので、そうした暖かい日にジムに通えるのは嬉しい。
先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、もう一つ別の夢を見ていたことを思い出す。夢の中で私は、実際に通っていた小学校のグラウンドにいた。実際のグラウンドは、1周100mほどのトラックがあるのだが、夢の中のそれは1周200mほどだった。
ちょうど私の横には、小中高と付き合いのある親友(NK)がいて、さらにもう一人、高校時代に知り合った友人がいた。どうやら私たち三人は、これから200m走のタイムを計るようだった。
グラウンドの上には、高校時代の体育教師の中でも一番厳しかった先生がいた。その他には、タイムを測定してくれる女性が二人いて、見ると二人とも私たちの先輩だった。
200m走のタイムを計る目的などは不明だったが、とりあえず私たちは何も考えずに走ってみることにした。スタート地点に着き、実際に走るときを迎えると、三人とも真剣な表情になり、全力で走ろうという意識が高まっている雰囲気が醸し出されていた。
いざスタートすると、高校時代に知り合った友人が好スタートを切り、親友と私はほぼ横並びの状態であった。そこからしばらくはお互いの距離が縮みもせず、開きもせずという状態が続いていた。
ゴール付近までやってくると、高校時代の友人が地力を発揮し始め、二人との差を少し広げた。現実世界においては、親友の方が私よりも走る速度は速いはずなのだが、ゴール直前において私の方が彼よりも前におり、このままいけば彼よりも先にゴールできると思った。
私はなんとか全力を振り絞り、彼よりも先にゴールラインを駆け抜けた。勝ち負け以上に、全力で走り切ったことが爽快であり、しばらくその余韻を味わっていた。
すると、タイムを測定してくれていた先輩が私たちのところにやってきて、私のタイムは8.2秒、親友のタイムは8.3秒、そして二人よりも少し早くゴールした友人のタイムは、8.03秒とのことだった。
200m走のタイムが10秒を切るというのは早すぎはしないか?という疑問が脳裏をよぎり、それについてタイムを測定してくれた先輩に尋ねると、どうやら特殊な計測方法をしているようだった。厳密には、特殊な計算式を事前に準備しており、その式に200m走の通常のタイムを代入することによって算出されたのが先ほど教えてもらったタイムとのことであった。
私は、その計算式がどのようなものかについて関心があったのだが、それについては尋ねることをせず、未だ体の内側に残っている走り終えた爽快感を味わうことにした。すると、グラウンドに続々と小中学校時代の友人が現れ、彼らもまたこれから200m走を走るようだった。何人かの友人を応援しようと思い、グラウンドの端に移動したところで夢から覚めた。フローニンゲン:2019/8/18(日)07:12
No.2548: A Restful Time on Sunday
I’m enjoying a restful time on Sunday. Groningen, 10:27, Sunday, 8/18/2019
No.2549: Profound Dimensions
Profound dimensions are always omnipresent in this reality. Groningen, 11:40, Sunday, 8/18/2019
4860. フローニンゲンのボルダリングジムに初めて訪れて
時刻は午後の8時を迎えた。つい今しがた夕食を摂り終えた。
今日は夕方に、近所のボルダリングジムGropoに行ってきた。Google Map上では歩いて1時間という表示がなされていたが、半分以上は歩いていたにもかかわらず40分ほどで到着した。
ジムまでの行き道は未だかつて通ったことがなく、フローニンゲン郊外にこうした道があったのかと新鮮な気持ちになった。フローニンゲンの中心街は、確かに現代的な店が並んでおり、人も多いのだが、少しばかり中心街から離れると、そこはもう落ち着いた世界が広がっている。
ジムまでの道のりはまさにそのように平穏なものであった。池や公園のある住宅街が広がっており、道中のジョギングやウォーキングは実に爽快であった。
友人のメルヴィンとの待ち合わせよりも15分ほど早くジムに到着し、すぐに受付に向かった。ジムの建物内に入るとすぐに目に入ったのは落ち着いたカフェスペースであり、その奥にボルダリングの壁があるのが見えた。
カフェにはすでにボルダリングを終えた人がコーヒーなどを飲んでくつろいでいたり、これからボルダリングをする人たちが一杯飲み物を飲んでいた。
受付の若い男性に、自分が今日初めてこのジムに来たことを伝えると、私にタブレットを渡し、そこに名前と住所を入力するようにお願いされた。タブレットに名前と住所を打ち込んでいると、後ろから「ヨウヘイ!」という威勢のいい声が聞こえた。
振り返ると、そこにメルヴィンと彼のガールフレンドがいた。すぐに私はメルヴィンと固い握手を交わし、メルヴィンのガールフレンドとは初めて会ったので挨拶をした。
メルヴィンのガールフレンドは寿司を愛しているらしく、ニックネームは「スシ」とのことであったが、そのようなニックネームで呼んでいいのかと念のための確認した。どうやら彼女の名前には、オランダ人にとっても発音しにくい音が入っており、それはアムステルダム国際空港“Schiphol(スキポール)”と同様の “Schi-”の音であることがわかった。
確かに彼女のファーストネームを日本人の私が正しく発音するのは難しいであろうから、メルヴィンですらも彼女のことをスシと呼んでいたので、彼女のことをスシと呼ぶことにした。
メルヴィンはこのジムに通いだして3ヶ月ほどであり、スシは今日で七、八回目とのことであった。受付で私がシューズや回数券を購入にしている間に、二人はカフェでエスプレッソを注文しており、私はすでにジョギングとウォーキングを終えてジムに到着したため、幾分トレーニングをしている状態だったので、持参したプロテインをその場で飲むことにした。
しばらく三人で談笑した後に、いよいよボルダリングの施設の中に足を踏み入れていった。まず念入りにストレッチを三人で行った。その間にも、メルヴィンの知り合いが至る所にいて、彼らが通るたびにメルヴィンは挨拶をしており、私も何人かと握手を交わして挨拶をした。メルヴィンが述べていた通り、ここには素晴らしい実践コミュニティーが形成されているということがすぐにわかった。
ストレッチを行った後、いよいよ壁に登る時がやってきた。まずメルヴィンにコースの説明を受けた。特にこのジムのレベル分けについて話を聞き、どの色が最も初級のものなのかを教えてもらった。
次に、ボルダリングのルールを改めて教えてもらい、そこからいざ壁に登ってみることになった。まずはメルヴィンに手本を示してもらい、それに続く形で私が登り、その後色々とフィードバックを受けて再度同じ壁に登ったり、別の壁に登ったりすることを行っていった。
おそらく今日の体験の振り返りは長くなるであろうから、まずは金曜日から一切返信していないメールに返信をし、その後に再度今日のボルダリングの振り返りを行っておきたい。フローニンゲン:2019/8/18(日)20:26
No.2550: A Dance in the End of Summer
I’ll go to a gym to enjoy bouldering. I look forward to it very much. Groningen, 12:52, Sunday, 8/18/2019
No.2551: Coming Autumn
This morning is so fresh that I can feel autumn is coming. Groningen, 08:01, Monday, 8/19/2019
4861. 第1回目のボルダリングの振り返り:作曲との共通点など
時刻は午後9時半に近づきつつある。今朝方予想していた通り、やはりもうこの時間になると西の空に夕日がほぼ沈んでいる。あと数分ほどしたら完全に夕日が沈みそうだ。
今日は最後にもう一つだけ日記を書いて就寝したい。それはもちろん、本日のボルダリングに関することである。
今日6年ぶりにボルダリングを行ってみて、これまでの6年間で様々なことを経験してきたからか、自分の中の過去の学びや体験と紐づくことが多く、発見の連続であった。兎にも角にも、ボルダリングは作曲と共通している事柄が多く、ボルダリングの実践が作曲実践に良い影響を与え、またその逆も起こるであろうことが容易に想像できた。
ボルダリングにおいては、最初に壁を観察するのだが、これはまさに作曲において楽譜を参考にする場合に、まずは楽譜全体を眺めることと似ている点については今日の朝の日記で書き留めた通りである。その他にも、壁を登りながら興味深く思ったのは、スタート地点からの次の一手を少し変えただけで、ゴールまでのプロセスが変化したり、体の使い方や疲労度合いなどが変化することは大変興味深く、それもまた作曲に相通じるものがあると思った。
作曲においては疲労の度合いは関係ないが、最初の音を選び、その次の音を変えるだけで、その後の曲がガラッと変わってしまうことはよく起こる。よく起こるというよりも、次の一音を変えたらそこからの曲はまるっきり違うものになる。こうした点に両者の共通点があり、そこからボルダリングと作曲の技術を伸ばしていくヒントを得たように思う。
知人のメルヴィンが述べていたように、様々なヴァリエーションを試しながら壁を登っていくことがボルダリングの技術を高めていく一つのコツであり、それは作曲技術を伸ばしていくことにも当てはまる。ボルダリングにも基本的な技術があり、それを一つ一つマスターしていくことが大切になる。
その際に、次から次へと難易度の高いコースに挑戦していくのではなく、すでにクリアしたコースにおいて、異なったアプローチを試したり、習得しようとしている技術の基盤をさらに固めていくことが大切になってくるということを実感した。
作曲同様に、基礎的な技術を習得することがまず求められ、一つの技術を何度も適用していくことが大切になる。そこから徐々に壁の種類を変えるというコンテクストの操作を加えることによって、一つの技術の応用可能性を広げていくのである。これもまた、作曲技術の高度化と相通じるものがある。
普段私は、何か新しい作曲技術を試す場合には、同じような曲に対してもう一度適用した後に、少しばかり異なる曲に対して適用し直してみるということを行っている。ここでは、曲の構造的なレベルはなるだけ揃え、ただし曲のコンテクストを若干変えるということを行っている。
まさにボルダリングで言えば、課題の難易度は変えずに、同じ難易度の課題の中で壁の種類を少し変えてみて、そこで同じ技術を試してみることが、その技術の基盤の確立に有益だろう。今日のボルダリングに関する振り返りをし始めるときりがなさそうであり、今日はそろそろ就寝し、明日に備えたいと思う。
明日に再度今日の貴重な体験を振り返り、次回のボルダリングに活かしていきたいと思う。ボルダリングが一つ自分の新たな実践に加わったことを大変嬉しく思う。ボルダリングは作曲と同様に、自分の人生をまた別の方向に開いていき、人生を深めてくれることにきっとつながるだろう。フローニンゲン:2019/8/18(日)21:33
No.2552: Embraced by Geniality
Geniality embraces the self and the world. Groningen, 08:34, Monday, 8/19/2019