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4714-4717:フローニンゲンからの便り 2019年7月17日(水)


タイトル一覧

4714. 今朝方の夢

4715. 今朝方の夢の続き

4716. 転調と魂の遍歴性:リンゴとバナナを電子レンジで温めることについて

4717. クロレラの新たな楽しみ方:今朝方の夢に対する再度の振り返り

4714. 今朝方の夢

今朝は午前3時前に起床した。この二日間は、就寝前と起床直後の寝室は寒さが感じられるのだが、どういうわけか寝汗をかいている自分がいる。

今朝も室内の温度は低いにもかかわらず、布団にしっかりとくるまって寝ていたためか、寝汗をかいていた。起床直後にすぐさま着替え、毎朝のルーティンワークを終えて、いつものように早朝の日記を執筆し始めたのはつい先ほどのことである。

そういえば昨日は、あまり印象に残る夢を見ておらず、夢に関する振り返りができていなかったように思う。今ふと思い出したのは、昨日の朝方には、愛犬に似た子犬、もしくは愛犬そのものが夢の中に表れ、頭を撫でている夢を見ていたことだった。

頭を撫でられた愛犬は嬉しそうに尻尾を振っており、同時に何かを私に要求しているようだった。その要求は、もっと頭を撫でて欲しいというものなのか、それとも食事の催促なのかはわからない。

いずれにせよ、愛犬と私は何か深いコミュニケーションをその場で行っており、お互いがつながり合っている感覚を感じていたのを覚えている。それでは今朝方はどのような夢を見ていたのかを振り返ってみると、今朝方の夢も大きな印象を残すものではなかった。

夢の中の私は、現実世界で使っているバランスボールと同じデザインのバランスボールを書斎の中で使っており、それに空気を入れようとしているようだった。なぜだか、そのバランスボールの横には、大きさは同じだが、色違いのバランスボールがもう一つあり、そちらには空気が十分に入っていた。

私はその灰色のバランスボールを脇目に、目の前の青色のバランスボールに空気を入れ始めた。空気を入れる穴のキャップを外すと、勢いよく空気が外に漏れ始め、みるみるうちにバランスボールは小さくなってしまった。

バランスボール専用の空気入れが手元にないため、手動の空気入れを用いてバランスボールに空気を入れる必要があり、そこまで空気が抜けてしまったバランスボールに再度空気を入れていくのは労力がかかると思われた。とはいえ、十分な空気を入れてバランスボールを活用したいという思いがあったため、空気を入れることに対する意思を再度確認し、いざ空気を入れようとしたところ、私の格好がおかしいことに気づいた。

これから仕事に出かけるわけでもないのに、部屋の中でスリーピースのスーツを着ていたのである。しかも季節は夏であり、部屋の窓も閉め切っているため、なおさらそのような格好が暑苦しく思えた。

ところが部屋の気温は低く、確かに気温の観点からしてみれば、そうした格好もおかしなものではないと思われた。格好を気にすることなく、早速空気を入れ始めてみると、少しばかり体が熱くなってきたので、スーツを脱ぐことにした。

そこから本格的に空気入れを一生懸命前後に動かしながら、バランスボールに空気を入れていった。そのような夢を今朝方見ていたのを覚えている。

実際には、空気を入れている途中にも、一度空気が漏れてしまうという事態に遭遇していたのを覚えている。また、隣に置いてあった灰色のバランスボールもなぜだか突然空気が抜け始めるという事態に遭遇していた。

空気を抜くことは息抜きを暗示し、空気を入れることはエネルギーを補充することを暗示しているのだろうか。フローニンゲン:2019/7/17(水)03:45

No.2293: In a Calm Time in the Early Morning

In a calm time in the early morning, I’m being embraced by a meditative feeling. Groningen, 04:47, Wednesday, 7/17/2019

No.2294: Morning Grace

I appreciate the morning that is full of grace. Groningen, 05:31, Wednesday, 7/17/2019

4715. 今朝方の夢の続き

今日の最高気温は21度とのことであり、久しぶりに20度を越すような一日になることを嬉しく思う。7月も早くも第3週目に突入しているにもかかわらず、室内においては冬の時代と同じ格好でいることから脱却したいと思っていたため、暖かくなることは望ましい。もちろん、うだるような暑さになることは勘弁だが、フローニンゲンの街でそのような暑さを経験するのは夏の間に数日間あるかないかである。

天気予報を確認すると、今週までは肌寒い日が続きそうだが、来週の火曜日からは気温が上がり、最高気温が20度後半となる。過去3年間を振り返ってみると、おそらくここで一度気温が上がり始めれば、それ以降は20度半ばから後半の日々が続き、時に30度を越すような日が続くのではないかと思う。今この瞬間は暖かいマグカップに手を当てながら暖かい飲み物を飲んでおり、体を内外から温めるようにしている。

先ほど、今朝方はあまり印象に残る夢を見ていなかったと述べながらも、バランスボールに関する夢について書き留めていたように思う。あの夢の後に、もう一つ別の夢を見ていたことを思い出した。

夢の中で私は、欧州のどこかの国の、あまり人口が多くない都市にいた。その街の一角に、雑居ビルのようなものがあり、一階にはランチを楽しめるレストランがあった。

私はそのレストランに立ち寄り、何か飲み物を飲んでから次の用事に出かけていこうと考えていた。ビルに到着すると、なぜだか私の横には自転車が置かれており、どうやらそれは自分の自転車のようだった。

自転車でここまで来た記憶はないのだが、確かに目の前にある自転車は自分のものだったので、まずは最上階に行き、駐輪場にそれを止めることにした。最上階に上がってみると、そこには自転車専用の立派な駐輪場があった。

すぐさま一人の係員が私に声をかけてきた。見るとそれは、小中高時代の友人(MH)だった。

彼はそこで駐輪整備をしているらしく、親切にも私の自転車をすぐさま適切な場所に止めてくれた。どうやら、地面に付されたマークにしっかり合わせて自転車を止めなければならず、また盗難防止のために、前輪と後輪のそれぞれに、特殊な鎖のようなものをつなぐ必要があるようだった。彼は一連の作業を手早く行ってくれ、私はお礼を述べてから、一階のレストランに向かった。

時刻はちょうど昼時だったためか、店内は客で賑わっており、店員も忙しそうに働いていた。とはいえ、全ての店員の表情は明るく、とても楽しそうに働いている様子が伝わってきて、とても良い印象を受けた。

一人の背の高い外国人が私に飲み物の注文を聞いてきた。何を飲むのかをまだ決めていなかった私は、横を通り過ぎていった店員が手に持っていたトロピカルジュースを注文することにした。

注文を待っていると、何やらレストランの外が少し騒がしくなった。何かと思ってレストランの外に出てみると、どうやら光化学スモッグが街中に蔓延しているらしく、外に出ては危険だということだった。

先ほど何人かの客たちが何も知らずに外に出て行ってしまったことを思い出し、彼らのことが心配になった。目をつぶり、心の眼を通して彼らの様子を確認してみたところ、やはり光化学スモッグによって呼吸器系をやられてしまったようであるが、近くのガードレール下に逃げ込み、そこにまだ残っていた新鮮な空気を取り入れながらなんとか症状の悪化を食い止めているようだった。

そこからも少しばかり細かい場面があったように思う。レストランを離れていった客たちは、結局全員無事であり、それは私を喜ばせた。

また、その後の夢では、母方の祖母の自宅にいて、そこでお湯の張られていない浴槽の中で仮眠を取っていたところ、祖母が浴室に現れ、私がそのような場所で寝ていたことを心配していた場面があったことを覚えている。祖母はすぐさま湯を張ってくれ始めたが、結局私は入浴することなく祖母の自宅から消えていった。フローニンゲン:2019/7/17(水)04:18

No.2295: The Pensive Morning

This morning is somewhat pensive. Groningen, 06:09, Wednesday, 7/17/2019

No.2296: Grooming of a Dove

Because of today’s coldness, a dove is warming itself up by grooming. Groningen, 07:15, Wednesday, 7/17/2019

No.2297: Somewhere Far Away

I wish to go somewhere far away, which is the need of my peripatetic soul. Groningen, 08:15, Wednesday, 7/17/2019

4716. 転調と魂の遍歴性:リンゴとバナナを電子レンジで温めることについて

どこか遠くへ行きたいという思いが、遍歴を好む私の魂から生まれている。

早朝の作曲実践の際に、五度圏を書き出した表を眺めながら、いろいろな調を行き来するような曲を作っていた。そこにはどこか、自分の魂が内在的にもつ遍歴性が現れているように思えた。

今日は、近接調ではなく、遠隔調へ飛んでいきたい気分が強い。どこか遠いところへ。そうした思いは、音楽空間の中だけではなく、この物理的な現実世界においても見られるものかもしれない。

それにしても、今日も足元からやたらと冷える。今この瞬間もまだ足元から冷えるのだが、正直なところ、先ほどまでは、ヒーターをつけるかどうかかなり悩んでいたほどである。

7月も折り返しを過ぎたところでヒーターをつけるかどうかを悩むとは思ってもおらず、とりあえず温かい飲み物を飲むことや、少し厚めの靴下を履くこと、そして体を動かすことなどを意識して、なんとかヒーターをつけないようにした。

こうした寒さもあって、早朝に食べている果物について考えを巡らせていた。私は、バナナに関しては常温である程度まで熟したら、バナナが腐らないように冷蔵庫で保存している。これは推奨されている保存方法であり、ある程度まで熟れたら、それ以上熟れてしまうことを防ぐためには冷蔵庫で保存するのが良い。リンゴに関しては、スーパーで購入したらそれらをすぐに冷蔵庫で保存するようにしている。

いつも起床するのが午前2時から4時の間であり、そこからはデトックスの時間として固形物を摂取することは避け、その日に初めて固形物としての果物を食べるのは午前8時あたりである。今日は8時半にリンゴを食べた。

その際に、冷蔵庫で冷やされたリンゴを食べると、体が冷えてしまうような感覚があり、リンゴを電子レンジで温めるとどうなるのかを調べてみた。すると、リンゴを皮付きのまま加熱すると、皮と果実の間に含まれるプロトペクチンという不溶性食物繊維が水溶性のペクチンという物質に変わり、それは善玉菌のエサになるオリゴ糖を多く含んでいるそうだ。リンゴは電子レンジで温めた方が、生で食べた時よりも善玉菌を増やす働きがあるらしい。

また、バナナに関しては、朝に冷蔵庫から取り出し、常温に戻すようにしてから午前10時前に食べるようにしているのだが、ここでもバナナを電子レンジで温めることについて調べてみた。すると、バナナもリンゴと同様に、電子レンジで温めた方が良いことがわかってきた。

バナナは本来南国の食べ物であり、本質的に体を冷やす作用があるのだが、電子レンジで温めることによって、体を冷やす作用を緩めることができる。また何よりも、バナナを電子レンジで加熱することによって、糖度が増し、甘みをより引き立てることができるそうだ。

今朝はすでにリンゴを冷たいまま食べてしまったが、バナナはまだ食べていないので、後ほど食べる際には電子レンジで温めてみようと思う。電子レンジで温められ、甘さが増したバナナ二本のそれぞれに、オーガニックのアーモンドバターとピーナッツバターを別々に塗って食べるとさぞかし美味しいだろうと想像され、思わず笑みが漏れ、幸福な気持ちになる。フローニンゲン:2019/7/17(水)09:07

No.2298: Into a Vortex of Mellow Time

I have a feeling that I’m going into a vortex of mellow time. Groningen, 09:30, Wednesday, 7/17/2019

No.2299: A Wave of Gracious Moments

After lunch time, a wave of gracious moments floods into my reality. Groningen, 12:40, Wednesday, 7/17/2019

4717. クロレラの新たな楽しみ方:今朝方の夢に対する再度の振り返り

時刻は午後の7時を過ぎた。今日は、午前中までは本当に寒く、ヒーターをつけるか迷っていたぐらいだったが、夕方に近づくにつれて徐々に気温が上がり始めた。

夕方にジョギングに出かける際には、半袖半ズボンで全く問題なく、夕方の太陽の光を全身に浴びることはとても心地良かった。ジョギングの前に、今週末に控えたオンラインゼミナールの第3回目のクラスに向けて音声ファイルを作成していた。それは予習用のものであり、それ以外にも、受講生の方からいただいた質問にいくつか回答する形で音声ファイルを作成していった。

クラスの合計回数は8回あり、まだ半分にも満たないのだが、補助教材として作っている音声ファイルの分量がすでに7時間分ほどになっている。ゼミナールが終わる9月の初旬までに、どれほど補助教材を提供できるのかは小さな楽しみである。受講生からの質問にはできる限り回答していきたいと思う。

そういえば、今朝の日記やここ最近の中で、スピルリナを摂取しているということを書いていたように思うが、スピルリナとクロレラを混同していたようであり、私が毎日摂取しているのはクロレラである。両者の違いについては過去の日記で詳しく書き留めているためにここでは触れないが、近所のスーパーにクロレラのパウダーが売られており、今のところはそれにお世話になっている。

街の中心部のオーガニックスーパーに行けば、スピルリナのパウダーも購入することができるのだが、まだ試していない。どちらも共に宇宙食の候補として注目されているほどの栄養価を誇るため、未だ試していないスピルリナについては近々試してみようと思う。

いつも私は、夕方のジョギングから帰ってきた後に、水に浸したチアシードとクロレラパウダーを混ぜる形で摂取している。クロレラは、ヘンプパウダー以上にプロテインがあり、さらには他のミネラル要素も豊富に含んでいる。

プロテインが豊富に含まれているという観点からも、適度な運動としてのジョギングの後にそれを摂取している。今日はそのクロレラパウダーを夕方のみならず、昼の味噌汁に入れてみた。

すると、あまりの美味しさに驚かされた。クロレラは海藻の一種であるから、味噌と混ぜることによって磯の香りが引き立ち、海藻の豊かな味も増したように思う。明日からも昼の味噌汁に入れ、夕方にもそれを摂取したい。

固形物としての野菜を摂取していても栄養不足に陥ってしまいがちなところを、クロレラにせよ、様々なスーパーフードは栄養の不足分を補ってくれることに効果的であると実感する。

夕食を摂り終えたこの時間になって、今朝方の夢について改めて考えを巡らせていた。今朝方の夢の中では、自転車を駐輪する場面があった。

駐輪場の地面に付されたマークに自転車をしっかりと合わせた行為は、どこか地上での活動にしっかりと従事することの大切さ、ないしはそれを行っている自分の姿を暗示していたのではないかと改めて思う。

一方で気になるのは、駐輪場の係員をしていた友人が、私の自転車の前輪と後輪を、盗難防止のために鎖で止めていたのだが、あの鎖は何を暗示しているのかという点だ。それは自分を縛るもの、あるいは自分の活動の足かせを暗示しているのだろうか。

それともそれは、自分が地上に留まるために必要なもの、地上の活動に従事するために必要なものだと解釈できるだろうか。そもそも、前輪・後輪が何を意味するのか、そして自転車そのものが何を意味するのかについても考えを巡らせる必要があるだろう。

この一週間の間に、確かその他の夢の中にも自転車が現れていたので、自転車というシンボルが示唆することを見逃すことはできない。調べてみると、自転車のシンボルは、一般的にはバランスを示唆するものらしい。もちろん、どのような自転車にどのように乗っているのかなどを考慮に入れると、シンボルの意味が変わることには注意が必要である。

そうしたことを考えていると、今朝方の夢においては、前輪と後輪が鎖で繋がれたことの意味がやはり気になる。仮に自分にとって自転車のそのものが、この地上で生きている自己に他ならないのであれば、乗り物としての自己において、前輪と後輪というなくてはならないものが何かを考えてみると何か見えてくるかもしれない。

実践領域だけに絞ってみれば、もしかすると、前輪と後輪はそれぞれ、作曲と投資に対応するかもしれない。どちらが前輪なのか後輪なのかはわからないが、今の私の人生において大切な実践領域はそれら二つであるから、今朝方の夢の自転車の前輪と後輪との間に何か対応関係がありそうである。

それでは、そうした前輪と後輪を地面と繋げる鎖は何を象徴しているのだろうか。関心と問いは尽きない。

作曲と投資という実践は、地面という地上に接し続けるためになくてはならないものであり、二つの実践と地上をつなぐ鎖は、人の縁か何かなのだろうか。

鎖とは、肯定的な意味や機能、否定的な意味や機能のどちらも帯びるものであるが、今朝方の夢においてはそれはどちらかと言うと、肯定的な意味と機能を持っていたように思う。今朝方の夢についてはまた今後も考えを深めていきたい。フローニンゲン:2019/7/17(水)19:47

No.2300: Various Facial Expressions in the Afternoon

I’m enjoying various facial expressions in the afternoon. Groningen, 15:11, Wednesday, 7/17/2019

No.2301: The Glitter for Tomorrow

I can see the glitter for tomorrow. Groningen, 20:34, Wednesday, 7/17/2019

7月17日(水)に生まれた曲

本日の曲はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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