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4635-4638:フローニンゲンからの便り 2019年6月30日(日)


タイトル一覧

4635. 出版記念オンラインゼミナール開講に向けての準備と起業家ビザ申請に向けての準備

4636. オランダ永住権の特徴

4637. 能力の成長について考えさせてくれる夢

4638. 人間関係の清算から始まる欧州4年目の生活:起業家ビザ申請に向けたビジネスプランの作成完了

4635. 出版記念オンラインゼミナール開講に向けての準備と起業家ビザ申請に向けての準備

6月最後の日が平穏さの中で始まった。とても穏やかな日曜日の朝が目の前に広がっている。

今日はゆっくりと、4時半過ぎに起床した。食生活の改善による睡眠の質の向上と短眠のおかげもあってか、4時半に起床することは随分遅い起床だと感じるようになった。

今の私にとっては、午前3時から4時までの間に起床することが適正であり、2時半あたりに起床すると少々早い起床だと感じるようになっている。確かに今日は遅めの起床となったが、それでも午前中の創造活動に取り組むには十分な時間がある。

そうした時間を大切にして、一つ一つの取り組みを集中して行いたい。具体的には、作曲実践と日記の執筆が主たる活動になる。

一つ一つの曲を作る前に、そして一つ一つの日記を執筆する前に、集中力を高めるための儀式的な実践をしていく。それは徐々に自分の習慣になっており、それを行うことによって、一つ一つの活動への集中力が高まり、実践が自分の身になっているのを実感する。

今日は作曲実践や日記の執筆のみならず、起業家ビザの申請に向けて、ビジネスプランのドラフトを完成させておきたい。これに関しては、昨日行うのか今日行うのか迷っていたが、結局昨日はドラフトの作成をするのではなく、来週の金曜日から始まる出版記念オンラインゼミナールに向けての準備をすることにした。

ゼミナールの開講に向けて、事前学習教材として音声ファイルを幾つか作っていった。ゼミナールはまだ開講していないにもかかわらず、受講生の方々がクラウド上の質問Boxを通じて、インテグラル理論や成人発達理論に関する質問を寄せてくださっており、それらの質問に対して、実際のクラスの場ではなく、音声ファイルを通じてできるだけ事前に回答することにしている。こうすることによって、「反転学習」のような効果をある程度確保できるのではないかと期待している。

気がつけば昨日は、9個の音声ファイル(合計68分)を作成していた。実際にゼミナールが始まれば、クラスの中でまた様々な質問が出てくるだろうし、クラスの後にも多くの質問が出てくるだろう。

どのような質問が出てくるのか、今から大変楽しみであり、それらの質問に対しては、こちらが答えられる限りのことをクラスの中で答えていき、クラスの中で取り上げることのできなかった質問に関しては、音声ファイルを作成していく。およそ2か月のゼミナール終了後、どれだけの音声ファイルが作成されるのかも楽しみである。

今のところ、すでに25個(合計251分)の音声ファイルを作成している。ゼミナールの開講は来週の金曜日の夜からであり、音声ファイルを作ることは一旦こことまでとし、あとは開催に向けての幾つかのアナウンスをしておきたい。今夜にでも、ゼミナールで用いるZoomのダウンロードの案内と、初回のクラスに向けた準備に関する案内を全員にしておきたい。

そうした案内を夜に行う前に、今日の午後からは、ビジネスプランのドラフトを完成させる。ビジネスプランに記載する事柄についてはすでにイメージができているので、集中して取り組めば、ドラフトの完成にはそれほど時間がかからないだろう。フローニンゲン:2019/6/30(日)05:29

No.2145: A Walk of a Gentle Breeze

A pleasant gentle breeze is taking a walk in Groningen. Groningen, 07:32, Sunday, 6/30/2019

4636. オランダ永住権の特徴

穏やかで柔らかいそよ風が、早朝のフローニンゲンの頬を撫でていく。時刻は午前5時半を回り、朝日が赤レンガの家々の屋根を照らし始めている。

この時間帯のなんとも言えない落ち着きは、本当に自分の心を平穏なものにしてくれる。またそれは、深い瞑想的な意識状態へといざなってくれる。

今、嬉しい訪問者が現れた。書斎の窓際に一羽の小鳥がやってきて、窓の縁で休んでいる。その姿はとても愛らしく、小鳥の鳴き声に癒されるだけではなくて、彼らの容姿からも癒しを得ている自分がいる。

今日は気温にも恵まれ、肌寒くなく、むしろ温かい一日となるようだ。そもそも他の地域においては、7月を迎えようとしているのに肌寒いということがおかしなことかもしれないが、フローニンゲンにおいてはまだまだ肌寒い日が続くのが普通である。実際に明日からの最高気温は20度を下回る日が多く、日中においても肌寒さを感じさせる日が多くあるだろう。

明後日の火曜日は、最高気温が17度とかなり低く、ちょうどその日は商工会議所に足を運び、事業登録を行うことになっている。先日にオンラインで事前予約をし、必要情報を送った。そのフォーマットは全てオランダ語で掲載されていたため、逐一翻訳をかけながら情報を記入していった。

自宅から商工会議所までの距離は歩いて30分ほどであり、アポイントの時間は午後4時からなので、余裕をもたせて、3時半より早く自宅を出発しようと思う。事前情報によると、当日に50ユーロの登録料に合わせて、15ユーロの事業証明書発行料を支払う必要があるらしい。

担当者と事業について少しばかり話をし、それらの支払いを済ませたら無事に登録が完了するとのことである。来週中に事業証明書を持ってABN AMRO銀行に行き、ビジネスアカウントを開設してもらおうと思う。そして個人アカウントからビジネスアカウントに事業資金を送り、再度銀行に足を運び、残高証明書を作成してもらおう。

その後、会計士にバランスシートの作成及び申請書上の必要項目への記入を依頼する。ここまでのプロセスを経て、起業家ビザの申請書を実際に移民局へ郵送することができるようになる。早ければ7月の中旬に会計士からの返信を受け、遅くとも7月末までに申請書を移民局へ提出しようと思う。

昨日改めてオランダでの永住権について調べていた。永住権を取得すれば文字通り、オランダに無期限に暮らすことが可能になる。

またそれのみならず、扶養家族がいれば、家族の居住許可を得ることができ、さらには雇用ビザや起業家ビザに付帯されている種々の条件からも解放される。さらに言えば、雇用や起業のみならず、教育や社会扶助を含めて、オランダ市民が利用できるすべてのサービスを制限なしにアクセスできるようになる。

端的に言えば、オランダの永住権を取得することは、オランダ国籍保有者とほぼ同様の権利を取得することを意味する。それでは永住権の保有者とオランダ国籍保有者との違いは何かというと、永住権の保有者は国民投票に参加できないことが挙げられる。

もちろん私は、何かしらの形でオランダという国に関与していこうと考えているが、国民投票を通じての関与はほとんど考えていていない。そうしたこともあり、オランダ国籍を取得する必要はなく、永住権があれば十分かと思う。

そして、今後もEUが存続するという条件付きだが、オランダ永住権を取得すれば、それに合わせてほぼ確実に欧州永住権を取得することができ、EU諸国での居住の自由が確保される。

これまでの3年間を通じて、欧州の様々な国へ旅に出かけ、幾つか居住してみたい場所を見つけることができている。欧州永住権を無事に取得することができたら、欧州内で二つか三つの居住拠点を持ち、季節の進行などに合わせてそれらの拠点で落ち着いた生活を送りたいと思う。その日の実現に向けて、今日もまた自分の人生を生きようと思う。フローニンゲン:2019/6/30(日)06:03

No.2146: The Euphoric Morning World

This morning is very pleasant, which gives me euphoria. Groningen, 08:49, Sunday, 6/30/2019

4637. 能力の成長について考えさせてくれる夢

時刻は午前6時を回り、黄金色の朝日が赤レンガの家々の屋根を照らし始めた。そよ風が青々とした街路樹の葉を揺らし、その向こう側に朝日に照らされた赤レンガの家々が見える。

今日はこれから作曲実践に取り掛かる。気がつけば、昨日は8曲ほど曲を作っていた。

作曲実践を始めてからの1年半において、一日に8曲作ることはかつてなかったため、昨日は何かまた一つ大きな前進を遂げたように思う。もちろん、無理をして一日の中で多くの曲を作る必要などなく、内側からの促しに従って曲を作っていけばいいのである。

昨日はその促しの頻度が多く、そして実際にその促しに従う形で、内側の感覚を曲という形にしていった自分がいた。今日はどれほどの促しがもたらされるのか不明だが、促しの量の変化にも今後は着目していきたい。

おそらく、こうした促しこそが創造性の源であり、それは創造的促しと呼ぶにふさわしいものかと思う。その性質をより深く理解し、創造的促しが絶えずもたらされるようにする工夫や、創造的促しの絶対量を増やすような工夫を見出していきたい。

今日はまだ今朝方の夢について振り返っていなかったので、作曲実践に入る前に夢の振り返りを行っておきたい。夢の中で私は、サッカーグランドにいた。

グラウンドは芝生ではなく、砂利で作られたものであり、周りの雰囲気から察するに、そこは小学校時代に所属してたサッカークラブの練習場のようであった。そこで私は、友人たちと2チームに分かれて練習試合をしていた。

私のチームは、向かって右から左に攻めていくことになっており、私のポジションは左サイドのミッドフィルダーだった。普段は右のミッドフィルダーのため、左サイドは不慣れなポジションではあったが、右のミッドフィルダーを務めている時に私の相方として右のフォワードを務めていた友人(HO)がその試合においては左のフォワードを務めていたこともあり、私は不慣れなポジションながらも、彼とのコンビネーションプレーによって、試合を楽しみながら行うことができていた。

だが、時折私のボールコントロールがおぼつかなくなる時や、私から味方へのパスが若干ズレるような場面があり、そうした光景を見るたびに、自分の技術が落ちていることを知った。

試合が中盤に差し掛かった時、相手選手の浮き球のクリアを味方のディフェンダーがトラップし、前線にいる私に向かってグランダーのパスをした。パスを受けた私は、すぐさま反転して、前方に待つフォワードの友人にグランダーのパスを送った。

すると、その友人はパスを巧みにスルーをし、別の友人(HT)がトラップをせずにダイレクトでシュートを放ち、向かって左側のポストの内側に当たる形でゴールに入った。そこまでは両チーム無得点のまま試合が進行しており、若干相手チームに押されていたので、私たちのチームは先制点を奪ったことを大いに喜んだ。

ゴールを決めた友人を祝しに彼のところに向かったところで夢から覚めた。今朝方の夢と同様に、私はサッカーをしている夢を見ることが多いが、ほぼ決まって自分の能力の衰えを感じさせられる。今日の夢もまたそうした瞬間があった。

技術的な側面もそうであるが、何よりも状況判断能力が随分と落ちており、ボールが自分の足元に来てから次に何をしようかを考えているような自分が夢の中にいる。仮に人生をサッカーのフィールドに喩え、そこで起こる事柄が人生の様々な出来事であるとしたら、日々の人生において、何かしらの技術や状況判断能力が弱体化している自分がいるのかもしれないと思う。

人間の発達とは、ありとあらゆる能力が向上していくというような単純なものではなく、一つの能力が高まることによって、別の能力が弱体化する可能性は大いにある。まさに一つの能力が一つの生物種に喩えられ、それが他の能力の捕食者として存在している場合には、そうしたトレードオフ関係を見出すことができるだろう。

私は日々どのような能力を涵養しようとしており、それに伴ってどのような能力を犠牲にしているのかを考えさせてくれる夢であった。フローニンゲン:2019/6/30(日)06:26

No.2147: In a Mellow Flow of Time

I’m feeling blissfulness in a mellow flow of time. I’ll engage in my lifework to the full. Groningen, 09:31, Sunday, 6/30/2019

No.2148: A Letter from the Celestial World

I’ll continue to compose music, receiving a letter from the celestial world and reading it. Groningen, 11:31, Sunday, 6/30/2019

4638. 人間関係の清算から始まる欧州4年目の生活:起業家ビザ申請に向けたビジネスプランの作成完了

時刻は午後の7時を迎えた。六月最後の日曜日が、今静かに終わりに向かっている。

今日は昨日に引き続き、とても暖かく、夏の脈動を感じさせてくれるような気温であった。午後に近所の河川敷にジョギングに出かけた際には、帰りに少し汗ばむほどであった。

明日からは一転して再び肌寒い気温になるようだが、今日よりも幾分気温が低いほうが過ごしやすいであろうから朗報といえば朗報だ。

今日もまろやかな時の流れの中で至福さを感じながら、思う存分に自分のライフワークに従事することができていた。早朝より一貫して、多幸感を感じながら時間を過ごしていたように思う。

今目の前に輝く夕日を眺めていると、また別種の至福さが内側から込み上げてくる。このように、日々を至福さの中で過ごしていくことをこれからも続けていく。

先ほど夕食を摂っている最中に、改めてこれからの人間関係についてどうするかを考えていた。端的に言えば、既存の人間関係を見直し、一度全て精算することが今の自分に求められているように思う。

この人生において自分が何を行っていくのかを考え、自分の役割を全うするにはどうしたらいいのかを考えてみた場合、これまでの人付き合いを一度断ち切る必要があることに気づく。一見すると冷酷かもしれないが、人間関係における抜本的な精算を実行し、これからは本当に、どのような人と付き合っていくのかを真剣に考えていきたいと思う。

間違っても馴れ合いの関係性や、一方が片方に依存するというような関係性を避けなければならない。また、人の時間を無配慮に奪う人たちにも細心の注意が必要である。

人間関係の抜本的な精算により、自分の本来の時間が確保され、自らの取り組みにこれまで以上に邁進できるだろう。また人付き合いを見直すことによって、人生上の変化が間違いなく現れてくるだろう。欧州での4年目の生活の始まりは、人間関係の精算と共に始まる。

今日は幸いにも、予定していた通りに、起業家ビザ申請のためのビジネスプランの作成を終えることができた。時間にして1時間半ほど集中して取り組み、ワード3ページほどのビジネスプランを作った。

最初に自分の学歴と職歴を記載し、その後、事業の概要や市場予測、さらには今後2年間の収支予測などを記載していった。このビジネスプランはオランダ語で作る必要がなく、英語で作ることが認められており、これまでも似たような資料を幾度となく作成してきたため、今回のビジネスプランは比較的速やかに作成をすることができた。

実際に移民局に提出するまではまだ時間があるので、本日作成したビジネスプランはしばらく寝かせ、提出前に再びレビューを行いたいと思う。フローニンゲン:2019/6/30(日)19:32

No.2149: A Summer Pulse

Today makes me feel a summer pulse. I’ll go jogging and shopping from now. Groningen, 13:47, Sunday, 6/30/2019

No.2150: Exotic Summer

An exotic feeling arose from the inside of myself. Groningen, 16:48, Sunday, 6/30/2019

No.2151: A Graceful Moment in the Twilight

I’m enjoying a graceful moment in the twilight now. Groningen, 20:04, Sunday, 6/30/2019

No.2152: A Gatekeeper of a Dark Red Dream

A gatekeeper of a dark red dream was reddish brown. Groningen, 20:50, Sunday, 6/30/2019

6月30日(日)に生まれた曲たち

Op.1338 そよ風の散歩

Op.1339 心地良き早朝世界

Op.1340 まろやかな時の流れの中で

Op.1341 天空からの便り

Op.1342 夏の脈動

Op.1343 エキゾティックサマー

Op.1344 優雅な夕暮れの瞬間

Op.1345 赤黒い夢の門番

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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