top of page

4591-4596:フローニンゲンからの便り 2019年6月22日(土)


タイトル一覧

4591. 変化の実感と投資に関する今後の学習と実践について

4592. 明後日からのモスクワ旅行に向けて

4593. 今朝方の夢

4594. 人生における区切りの日:4年間ほどの休養

4595. 2019年6月24日から2023年6月24日までの4年間の休養について

4596. 穏やかな土曜日の夕方に

4591. 変化の実感と投資に関する今後の学習と実践について

本日最初の小鳥の鳴き声が今聞こえ始めた。それは土曜日の始まりを静かに告げている。

今朝は午前3時過ぎに起床し、3:45あたりから一日の活動を始めた。起床直後の心身の状態はすこぶる良く、今日の活動も充実したものになるであろうことを早くも予感させる。

気がつけば一日一食の食生活が完全なる習慣となった。食生活を大きく見直してから3ヶ月ほどになるが、この3ヶ月ほどで驚くほどに身体の状態が変わった。それは肯定的なものであることは言うまでもない。

身体の軽さのみならず、エネルギーの絶対量が増加し、質の高い睡眠を確保しながら随分と短眠になった。その結果として、日中での活動時間は相当に増え、それでいて高い集中力と多くのエネルギーを持って自らの取り組みに従事することが可能になっている自分がここにいる。

食生活の大きな見直しを行い、食に関して集中的な学習と実践を行ったことが、わずか3ヶ月ほどの間に自分を大きく変えてくれたことに改めて驚く。もちろん食に関しても他の領域と同様に、今後も長く探究と実践を積み重ねていくが、短期間に集中的に学習と実践を行うことの意義というものを改めて実感させてくれる体験であった。

ここからの日々は、作曲に関する学習と実践に打ち込むだけではなく、投資に関しても食と同様に、集中的に学びを深め、実践をしていきたい。当面は本当に、作曲関連の書籍か投資関連の書籍を読むことが多くなるのではないかと思う。

ただし投資と言っても私は短期投資にはあまり関心がなく、長期投資に関心があり、中でもヘッジファンドやプライベートバンクを活用した資産運用に関心がある。投資というのはこれまた幅が広く、奥が深い——闇も深い——世界であるから、自分の関心や人生上の目的に合致するような投資対象に絞ってまずは学習と実践を深めていくのが得策だろう。

確かに短期投資というのは、長期投資を行う上での元手を確保する上で重要なのだが、長期投資を行うに資するだけの資金を労働収入によってすでに獲得しているのであれば、無理に短期投資を行う必要はないのではないかと思う。少なくとも私は、投資対象のチャートを毎日眺めるよりも、楽譜を毎日眺めていたい。

チャート上の数字の値動きと楽譜上の音符の動きを眺めることは、どちらも抽象的な記号の動きを眺めることであるから、独特な面白さを持っていることは確かである。だが繰り返しになるが、二つの抽象的な記号世界を前にした時、私を捉えて離さないのは音楽記号に溢れる世界の方だ。そちらにより感覚的・存在的な共感を感じる。

今後も作曲に関する学習と実践を核にしながらも、生涯にわたって作曲に深く打ち込むための状況を確保するために、長期投資に関する学習と実践にも打ち込んでいく。積極的な資産運用としてはヘッジファンドを活用し、防衛的な資産運用としては米国国債や東南アジアの新興国に預金をすることなどが選択肢として上がっている——その他にも何かしらのインデックス型の投資信託も候補の一つだ。

現在も調査中であるが、近々日本のヘッジファンド2社に投資をし、可能であれば今後はオランダを拠点にしたヘッジファンドにも投資をしたいと思う。後者に関する調査には時間をかける必要がある。

近所に住む70歳を迎えた友人のミヘルさんは、経済・金融についても精通しているようであるから、今度話を伺いに行ってみようかと思う。フローニンゲン:2019/6/22(土)04:06

No.2099: A Twitter in the Afternoon

I can hear a little bird twittering in the afternoon, which makes me feel peaceful. Groningen, 16:42, Friday, 6/21/2019

4592. 明後日からのモスクワ旅行に向けて

時刻は早朝の4時を迎え、書斎の窓の向こうから、そして寝室の窓の向こうから、小鳥たちの鳴き声が聞こえて来る。二つの窓を通して爽やかな風が入ってくるのみならず、小鳥たちの清澄な鳴き声も部屋に招き入れられている。

透き通る風と小鳥たちの鳴き声に包まれる形で、今、書斎の机に向かっている。

午前4時を過ぎると、完全なる闇の世界から脱却し、空はダークブルーに変わり始める。今まさに、明けていこうとする空を眺め、朝日の到来を待っている。

幸いにも、今日はとても良い天気のようだ。最高気温は21度、最低気温は9度と少々肌寒いのは確かだが、それでも過ごしやすい気温であることは間違いない。

フローニンゲンの週間天気予報を確認すると、今日から一週間は晴れマークがずらりと並んでいる。明日からは最高気温が高くなる日が続き、なんと来週の火曜日と水曜日には30度を越すようだ。

フローニンゲンは30度を越してもカラッとした爽やかさがあり、そうした気温を乗り越えやすいことはありがたい。以前にも言及したが、30度を超えるような日というのは年間で多くなく、フローニンゲンのほとんどの家庭において、クーラーなどそもそもないのである。

火曜日と水曜日には30度を超えるようだが、その時は私はもうモスクワにいる。比較のためにモスクワの週間天気予報を確認してみると、モスクワは今日が30度を超えるような日のようであり、私がモスクワに到着する月曜日の最高気温は25度、最低気温は13度とのことである。

また、モスクワ滞在期間中は総じて気温が下がっており、最高気温は20度前後、最低気温は10度前後だという予報が出ている。暑くも寒くもないという気候の中で、今回のモスクワ旅行を満喫できそうで何よりである。

昨日編集者の方から、先日出版された『インテグラル理論』に関する初速の状況に関する連絡を受けた。幸いにも、売れ行きは好調とのことである。

ビジネス書としての注目のみならず、現代思想書としての注目が集まっているようだ。本書の動向については今後も遠くから見守っていきたいと思う。

気づけば明後日から始まるモスクワ旅行の荷造りについては、明日の夕食後にでも行うと思う。現在は1ヶ月か1ヶ月半に一回ほど休養も兼ねてどこかの国にぶらりと旅に出かけており、旅の準備に関してはいつも速やかに終わる。

今回のモスクワ旅行で持参する書籍としては、マックス・レーガーが執筆した“Modulation (2007)”のみとし、持参する一冊の楽譜についてはまだ吟味を重ねている。分厚いものではなく、薄めの楽譜を選ぶようにし、今回はロシアの地に足を運ぶのだから、ロシアの作曲家の楽譜を持参するのが望ましいかもしれない。この点についてはもう少し考えてみる。

今日は午後に街の中心部に出かけ、モスクワ旅行に持って行く食用オイルを詰めるための小瓶を購入する。先週あたりにそれを購入しておこうと思っていたのだが、結局今日まで先延ばしになってしまっていた。

今回の旅行には、前回の旅と同様にココナッツオイルを持って行くが、それに加えて、アマニ油も持参しようと思う。機内持ち込み用の基準を満たした量のオイルを持って行くための小瓶を購入したら、その足でスポーツショップに立ち寄り、運動用のサングラスを新しく購入する。

三年前にフローニンゲンにやってきた時に購入したサングラスが実は随分と前に壊れてしまっており、新しいものを購入しに行くのが面倒であったため、セロハンテープなどを貼ってこれまで使っていたのだが、時折レンズが外れてしまうことがあり、またセロハンテープが不恰好にも思えたため、本日街の中心部に足を運ぶのを良い機会として、新しいサングラスを購入したい。

その後、近くのオーガニックスーパーに立ち寄り、ヘンプパウダー、りんご1個、サツマイモ2本、ジャガイモ2-3個、そして大根か何かの野菜を購入したい。それらがあれば、モスクワ旅行が始まるまでの今日と明日の食事を賄うことができるだろう。フローニンゲン:2019/6/22(土)04:36

No.2100: Invigorating Decision

This morning, I made an important decision for my life, which made me feel invigorated. Groningen, 07:09, Saturday, 6/22/2019

4593. 今朝方の夢

時刻は午前5時を迎えようとしている。今朝方の夢について今から振り返り、振り返りが終わったところで一杯の味噌汁を飲み、早朝の作曲実践に取り掛かりたいと思う。

夢の中で私は、実際に通っていた中学校の教室にいた。教室の雰囲気から察するに、それは中学校一年生の時に使っていた教室だった。

私は、教室の最も左側の列、言い換えると廊下側ではなく、運動場側の列の比較的前に座っていた。その教室の雰囲気は確かに中学校のものなのだが、なぜだか廊下にあるロッカーだけではなく、教室の後ろにも、各人の荷物が置ける棚があった。それは小学校の教室にあった、各人のランドセルを置いておく棚のようであった。

教室の席に座っていた私は、何をするともなく時間を過ごしていた。すると、教室の前のドアから一人の女子生徒が入ってきて、教室の後ろの方にいた友人に向かって、手のひらから無数の釘の光線を発した。

それを見たときに、彼女にそのような特殊な力があることに驚き、同時に友人に向かっていく釘の光線が友人を傷つけないかを心配した。どうやらそれは遊びのようだとすぐに気づいたが、釘の光線はピストルと同等の殺傷力があるように私には思えた。

彼女の手から発せられた光線を友人はひらりとかわしたのだが、その光線はなんと私の荷物を置く棚に直撃し、棚の中はめちゃくちゃになってしまった。釘による傷が無数についてしまい、もうその棚は使い物にならなくなってしまった。

不幸中の幸いとして、その棚には何も荷物を入れていなかった。どういうわけか、私は別に怒るわけでもなく、とてもおおらかな気持ちで事の成り行きを眺めていた。むしろ、釘の光線によってぐちゃぐちゃになった棚を見るのは面白くもあった。

とはいえ、友人は即座に謝り、棚の修復作業をしてくれると述べた。この事態を招いたのは彼ではなく、教室の前のドア付近に依然として立って笑っている彼女なのだが、私は彼に棚の修理をお願いすることにした。

すると、その棚はどういうわけか教室から消え、廊下側のロッカーに統合された。そして、私のロッカーは無数の釘で崩壊寸前になっていた。

そこで夢の場面が変わり、私は見知らぬ土地にあるサッカーグラウンドの横にいた。サッカーグラウンドを眺めると、そこには小中学校時代の同級生や一つ年上の先輩たちがサッカーの試合を行っていた。

二つの学年が対決しているわけではなく、二つの学年を混ぜる形で試合を行っているようだった。私もその試合に参加をしようと思い、ウキウキした気分で準備運動を始めた。

すると、私の左横に小中高時代から付き合いのある女性の友人(MH)がいて、「試合に出たいのなら、早く自宅に戻ったほうがいいよ」と述べた。私は今からすぐにでも試合に出たいと思っていたので、なぜ自宅に戻る必要があるのか一瞬分からなかったが、どうやらユニホームもスパイクも持っていないような状態だったため、彼女はそれを理解して、サッカー用具を早く自宅に取りに行く必要があると述べていたようだった。

私は彼女の助言ないしは忠告に速やかに従い、急いで自宅に戻ろうとした。グラウンドから離れていく間にも、私は試合のことが気になり、時折チラチラとグラウンドの方を眺めていた。

そこから急いで自宅に戻ろうとすると、この見慣れない土地はバルセロナの街のように思えてきた。そして、奇妙なことに、実家付近にある市民病院の周りの雰囲気がバルセロナのイメージに混ざり合っていた。

バルセロナの中心部にある一本の道を左折すると、実家付近の市民病院の脇にある一本の道に行き着いた。道の横には何台かの車が路上駐車されていた。

私は自宅に向かって走っていたのだが、その道にたどり着いた瞬間にピタリと足が止まってしまい、まるで強力な磁力に押さえつけられるかのように、地面に倒れ込んだ。体を起こすことが難しく、私はほふく前進のような形で、地面を這いつくばいながらなんとか前に進んでいった。

少しばかり体が起こせるようになってくると、道の脇に停車している車のボディにしがみついて休憩をし、なんとか先に進んでいった。停車している車はどれも無人だと思っていたのだが、中には人が乗っているものもあり、私が車のボディに寄り添うものだから、さぞかし中の人は驚いたことだと思う。

だが彼らは何も私に言ってこなかった。目には見えない磁力に押しつぶされそうになりながらも、何とか前に進んでいるところで夢から覚めた。フローニンゲン:2019/6/22(土)05:19

No.2101: The Sky of Solace

The sky gives us solace. Groningen, 08:42, Saturday, 6/22/2019

4594. 人生における区切りの日:4年間ほどの休養

時刻は午前5時半を迎えた。辺りはすっかり夜が明けて、朝日が赤レンガの家々の屋根に反射し始めた。つい先ほど、ここ最近長らく考えていたことを実行に移す決断をした。

それはこれから4年間ほど休養を取るというものである。ここで今一度自分の人生を見つめ直し、自分がこの世界で果たすべき役割というものが一体何なのかを今一度深く考えたいと思ったのである。

また、すでに明確になっている自分のライフワークに対して今のような調子で取り組んでいては決してならないと思っていたことも、今回の休養を決断させた理由となった。

今のところ期間としては4年間を見積もっているが、それよりも短くなるかもしれないし、長くなるかもしれない。理想としては、今回の休養期間を特別なものとするのではなく、絶えず自己を養い続ける状態の中で今後一生涯の人生を生きていきたいと思う。

休養に入っていくに際して、もちろんすでに締結している契約の仕事は引き続き行って行く。だが、今年度すでに動き始めている案件を除いて、もうこれ以上は新しい仕事を引き受けることはないだろう。

ちょうど明後日の6/24は、モスクワ旅行の開始日であり、その日を境目に休養を開始しようと思う。それに伴って、メールの自動返信設定を整え、4年間の休養に入った旨の通知が届くようにする。

今後は、既存の契約関係にある個人・会社以外の人へのメールの返信は控えていく。メールがどれだけ自分の時間を奪うかに対して自覚的になり、メールを使わないようになる日を望む自分が以前よりいたのは確かだが、まさかこのタイミングでメールの使用を現在可能な限りで制限することになるとは思ってもいなかった。

だがこうした行動は、決心した時に実行に移すことが重要だということをこれまでの人生を通じて自覚している。ケン・ウィルバーのインテグラル理論に出会い、即会社を辞めることを決意して、インテグラル理論を学びに米国西海岸へ留学しに行った時も同様の決心と実行があったように思う。

現代社会において、メールを使わないようにするというのは、かなり極端な行動に映るかもしれないが、私にとってみれば、メールに過度に依存した生活の方が異常に思えるというシンプルな理由もあり、今回の一見すると極端に見える行動を取ることにした。

繰り返しになるが、自分はメールを返信するためにこの人生を生きているわけではない。自分の人生の貴重な時間をメールなどに奪われてはならない。

家族や親友たちからのメールにだけは返信をし、何かしらの契約関係にある個人の方と会社のみにメールの返信を行うようにする。ここからの4年間は、休養期間であるのと同時に、自己を大きく育んでいく期間でもある。

とにかく自分の取り組みにのみ専心していくこと。自分のライフワークに徹底的に打ち込む環境を自ら作り出すことの一環として、今回の意思決定がある。

自らの探究とライフワークに打ち込むためには、人間関係と時間の使い方を根本から見直す必要があると気づかされた。それは他人から見れば極端であったとしても、なんら問題はない。

これまでの自分の人生の歩みと全く同様に、他人の目から見れば極端な行動を淡々と積み重ねていく。それを水の如く淡々と行い、水の如く生きていく。

自分にとっての「如水」というのはそうした意味になるだろう。フローニンゲン:2019/6/22(土)05:52

No.2102: Liberation from Pressure

I began an attempt to liberate myself from a certain pressure. Groningen, 14:20, Saturday, 6/22/2019

4595. 2019年6月24日から2023年6月24日までの4年間の休養について

先ほどの日記に引き続き、2019年6月24日から2023年6月24日までの4年間の休養について考えている。もちろん、その期間において全く仕事をしないかというとそうではなく、既存の契約関係にある個人や会社の中で、依存関係になく、相互発達的な健全な関係にある方々とは引き続き協働をさせていただこうと思っている。

ただし、それは来年度までを一応の目安としており、来年度以降はほぼ完全な休養期間に入ろうと思う。休養を取って、自分が本当に取り組みたいと思っていることに全身全霊で集中したいという強い思いがある。

自分の人生を大きく変える決断をする際、そしてそれが実際に自分の人生を大きく変えていくときには、常に極端な行動があり、同時にそれを実行していくだけの巨大なエネルギーがあった。今の私もまさにそのような状態にあり、ちょうど3ヶ月前に食生活を抜本的に見直し、心身を完全に入れ替え、途轍もない活動エネルギーを獲得したのは、何か絵に描いたかのような話である。

今回の決断にあたっては、始まりの日にはある程度意味を持たせたが、終わりのタイミングやその期間については意味を持たせていない。4年というのは様々な意味で良い周期かと思い、あまり考えずに設定したものである。

正直なところ、期間は5年でも良かったし、10年でも良かったように思う。とりあえず現段階では、4年を一つの区切りにしてみようと思う。この期間において、一部の人や会社にしかメールを返信しなくなることによって、随分と気が楽になると思われる。そして何より、自分の取り組みに集中できる時間が増すであろう。

人はとかく多くのことを背負い過ぎなのではないかと思う。人間関係というのは目には見えないところで無数の網目のように張り巡らせているのだが、果たしてその網目の中で、自分にとって重荷になっているものがあるのではないだろうか、というのが自分が向き合っていた問いであった。

現在の両親を見ていると、こと人間関係に関する重荷からは解放されているように思える。そして二人は、自らのライフワークに従事しているように思う。

二人の根幹にある思想が、今回の自分の決断に影響を与えていることは確かだろう。再度確認をしておくと、まずはメールとはそもそも返信をしないもの、返信を期待してはならないないものだという認識を持つようにする。そうした認識に立脚する形で、今後はごく一部の人のメールに対してだけ返信をしていく。早朝にすぐさま、

早速、自動返信メールの文言を英文で作成し、その後日本語のものを作成した。その通知が届くようにし始めるのは、モスクワ旅行の日からである。

2019年6月24日は、自分にとって大きな意味を持ち、人生の何か大きな転換点となるような日だと後々になって思うかもしれない。

なにやら、6月24日というのは「ドレミの日」とのことである。今から1000年以上も前の1024年の6月24日に、イタリアの僧侶ギドー・ダレッツオがドレミの音階を定めたとのことである。

私が目安の期間として定めた4年後の2024年6月24日は、ダレッツオがドレミの音階を定めてからちょうど1000年後ということになる。これは何かの偶然だろうか。

ケン・ウィルバーのインテグラル理論との出会い、今から2年前のザルツブルグ体験、そして今回の決断といい、この人生には本当に予期せぬことが起こり、それによって自分が大きく変わっていくのを実感する。

小鳥たちが相変わらず穏やかで、優しい鳴き声を奏でている。フローニンゲンの街をほのかな微風が通り抜け、朝日が優しくこの街を抱擁している。フローニンゲン:2019/6/22(土)06:16

No.2103: A Walk Before Twilight

I took a walk in the afternoon. It refreshed my body and mind very much. Groningen, 17:01, Saturday, 6/22/2019

4596. 穏やかな土曜日の夕方に

時刻は午後の4時を迎えた。つい先ほど、街の中心部から戻ってきた。

今日はとても穏やかな土曜日であり、それでいて中心部の市場は活気に満ちていた。今日の買い物においては、まず最初に、先日見つけた隠れ家的な雑貨屋に立ち寄り、明後日からのモスクワ旅行で持って行く食用のオイルを詰める小瓶を購入した。それは50mlほどの小瓶であり、機内持ち込みの100mlの制限を十分に下回る。

このあいだのバルセロナ・リスボン旅行の際には、オイルプリングのためにココナッツオイルを同じ小瓶に入れて持って行っており、今回の旅においてはココナッツオイルに加えて、毎朝オイルプリングの後に飲んでいるアマニ油を持って行くためにもう一つ小瓶が必要であった。

目当ての小瓶を無事に入手した後は、その足で中心部のスポーツ店に行き、サングラスを購入した。三年前に購入したものはもう一年ほど前に壊れており、この一年間はセロハンテープを貼ったサングラスを使っており、それに慣れてしまっていたのだが、この機会に新しいものを購入しようと思い立った。

サングラスに関しても、なかなか良いものを購入することができたので満足である。その後、スポーツ店と眼と鼻の先にある中央市場で、イチゴ2パック、サツマイモ2つ、ジャガイモ3つ、リンゴ2個を購入した。これにてモスクワ旅行までの食料は十分確保されたと言える。そこから最後に、オーガニック食品専門店に足を運び、ヘンプパウダーとマカパウダーを購入した。

行きは街の中心部までジョギングをして、帰りはゆっくりと歩いて帰ってきた。自宅に戻る道中も、頭の中は作曲と投資のことで一杯になっていたが、それでいて気持ちは穏やかであった。

とにかく現在の関心事である作曲と投資に関して学習と実践を進めていくための十分な時間を確保したいと思う。必要最低限のメールの返信にとどめ、4年間ほど休暇を取るというのは、作曲と投資に集中するためでもある。

そうした観点から、今朝の意思決定は非常に重要なものになるだろう。それは自分を人間関係的にも経済的にも身軽にしてくれるものであり、どこか爽快感をもたらしてくれるものであった。

おそらく、管理会計的な発想をしてみれば、人間関係においても、家計においても、固定費的なものを低減させていけばいくだけ、日々の生活がより身軽なものとなり、より充実感が増すのではないかと思う。固定費を削減することによって生み出された時間的なゆとりと精神的なゆとりを、作曲と投資の学習と実践に最大限充てていく。

ここからの4年間はそれらの二つの領域に特化し、集中的な学習と実践を同時並行的に毎日行っていく。人生がここからまた新たに、そしてこれまでとはまったく異なる次元で動き出していくだろう。フローニンゲン:2019/6/22(土)16:21

No.2104: A Lasting Dreamy Sate of Mind

Although three hours already have passed since I got up, a dreamy state of mind continues. Groningen, 08:01, Sunday, 6/23/2019

6月22日(土)に生まれた曲たち

Op.1293 爽快な決断

Op.1294 慰めの空

Op.1295 圧力からの自由

Op.1296 夕暮れ前の散歩

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page