タイトル一覧
4587. 早起きな愛犬と近づくモスクワ旅行
4588. 投資ファンドとプライベートバンクの活用を通じた世界の把握
4589. オンショアのプライベートバンクの活用とオフショアの投資ファンドの活用
4590. 作曲と投資に関する学習と実践を行う日々
4587. 早起きな愛犬と近づくモスクワ旅行
時刻は午前3時を迎えた。今朝は午前2時半に起床し、そこからゆっくりと一日の活動を始めた。
今朝の起床時間は幾分早いが、この時間帯から活動を始めれば、日中に自分のライフワークを前に進めるための十分な時間を確保することができる。今日も着実に、そして集中した意識を持って自らのライフワークを前に進めていこうと思う。
今朝の起床は2時半であったが、偶然ながら欧州時間の昨夜、母からメールがあり、日本時間に換算すると随分と早い時間にメールが来たのでその点について尋ねてみた。メールの返信があったのはまさに日本時間の午前2時半あたりであり、何やら、毎日その時間帯に一度愛犬に起こされ、朝食を出しているとのことであった。
母が今日の私と同じぐらいの時間に毎日起きていることに驚かされるが、そもそも母を起こす愛犬の早起きにも驚かされる。
人間は起床してから数時間ほどはデトックスの時間であり、食事を口にすることはあまり勧められないが、うちの愛犬が特殊なのか、うちの愛犬は起きてすぐに少量の食事を口にすることができるらしい。そのようなことをぼんやりと考えながら、今年の秋に一時帰国した際に愛犬に会えることを楽しみにしている自分がいる。
気づけば彼はもう13歳だ。トイプードルなどの小型犬は比較的長生きできるらしいが、犬の健康も人間と同じように、食生活が最も重要らしい。どのような食べ物、特にどのようなペットフードを食べるかによって犬の腸内環境が決まり、それがガンを含めて、消化器官の様々なトラブルを引き起こすとのことである。
幸いにも、うちの愛犬は食事管理がしっかりとなされているため、今のところは健康であり、見た目も非常に若々しい。愛犬の様子を見ていると、本当にいかに食生活が生物の健康状態に影響を与えるのかがわかる。
今、辺りは闇と静寂に包まれている。この時間帯はまだ小鳥たちが目覚めておらず、彼らの鳴き声は聞こえない。
日々の観察をもとにすると、小鳥たちが鳴き声を上げ始めるのはもう少し後からであり、だいたい4時前ぐらいだ。気がつくと、モスクワ旅行の日が目と鼻の先に迫ってきている。
モスクワ旅行は、来週の月曜日、つまり三日後から始まる。当日は、アムステルダムを出発するフライトの時刻が13:15なので、3時間ぐらい前に空港に到着し、空港のラウンジでゆっくりとするのであれば、午前8時あたりにフローニンゲンを出発すればいいだろう。
今朝のように早起きが常態化している私にとってみれば、起床後から午前8時まではかなり時間があり、ゆったりとした形で旅の出発を迎えることができるだろう。
アムステルダムの空港からモスクワの空港までは3時間半ほどのフライトであり、それほど長くはない。ちょうど良いぐらいの時間を機内で過ごすことができるだろうか。
今回の旅の期間においても、毎回の旅と同様に、そして日々の生活と同様に、日記の執筆と作曲実践を行っていく。毎日絶えず日記を執筆し、絶えず作曲を行っている自分の姿を見ると、本当にそれらの実践が自分の人生そのものになっているのだと気づく。
今回の旅においても毎回の旅と同様に、誰か一人の作曲家の楽譜を持参し、それとは別に作曲の理論書を持っていく。今回は、マックス・レーガーの“Modulation (2007)”を持って行こうかと考えており、この薄い書物をもとに、転調の技術を改めて学びたいと思う。
ロシアとの出会いが近づいていることに、今少しずつ喜びの感情が芽生え始めている。たった今、一羽の小鳥が目覚め、朝の歌を歌い始めた。フローニンゲン:2019/6/21(金)03:40
No.2095: Awakening
There are various types of awakening in this reality. Human development is a continuous process of awakening. Groningen, 05:40, Friday, 6/21/2019
4588. 投資ファンドとプライベートバンクの活用を通じた世界の把握
時刻は午前4時に近づきつつある。昨日は明け方に印象に残る夢を見ていたが、今朝方は無意識の世界が穏やかであり、特に印象に残る夢を見ていなかった。
一つだけ特徴的なことと言えば、睡眠中の自分の身体の低次のチャクラが活性化しているような感覚があったことだろうか。それは健全な意味での活性化であり、生命力を司るエネルギーを高めてくれるような運動であったと言い換えることができる。
そうした形で目覚め、起床から1時間半が経った今は、今日これからの活動に向けての状態が整っていると言える。
空はまだほとんど真っ暗だが、かすかにダークブルーに変わる気配を感じる。そうした気配の中で小鳥たちが鳴き声を上げており、バッハの音楽を一旦止めて、それに耳を澄ませている自分がいる。
今日は午前10時あたりから小雨が降るようであり、それは午後2時か3時まで続くようだ。昨日、不在届けが郵便受けに入っていたので、雨が止むであろう夕方に、ジョギングがてら指定先の郵便局に足を運ぼうと思う。
おそらく届けられたのは、イギリスかドイツの書店から送られてきた投資ファンドに関する書籍だろう。投資ファンドに関する書籍は先日二冊ほど購入しており、一冊は実際に投資ファンドに投資をするための実践的な内容であり、もう一冊は投資ファンドの闇に関する学術的な内容である。
今回届けられたのがどちらの書籍かわからないが、手元に届き次第、早速その書籍を読み進めていきたい。数日前に読み始めたプライベートバンクの書籍についても言えるが、書籍を読んでいると、人間は本当に一生涯を通じて自分の無知と向き合っていかなければならないのだと気づかされる。人間の発達とは、ある意味、自分の無知さと一生涯向き合っていくことだと言い換えることができるのではないかと思う。
現在私がプライベートバンクや投資ファンドに着目している最たる理由の一つは、確かに自己の資産を保全することと資産運用にあるが、それ以外に重要な理由としては、投資を実際に行うことによって金融の世界を知り、金融という観点から世界そのものを知りたいということが挙げられるだろう。
金融の世界は、極めて巨大かつ巧妙な、そして堅牢かつ脆弱なシステムで回っており、それがこの現代社会に途轍もない影響力を与えていることを考えると、自らの直接体験を通じてその世界を知りたいという思いが強くなる。
昨日も言及した通り、現在プライベートバンクの活用に関して有益な観点を数多く提供してくれる実践書“How to Choose a Private Bank (2014)”の再読を行っている。大学時代に会計や金融を専攻していたため、当時からプライベートバンクの存在を知っており、それに関する和書を何冊か読んでいた。
当時は確かにプライベートバンクに関する書籍は少なかったが、存在していたことは確かであり、それらを通じてプライベートバンクの概要については抑えていた。だが当時は、それを実際に活用しようという意識はそれほど強くなく、その点が今との違いであり、その違いが知識の習得に大きな差を生んでいるように思える。
今は、数年以内をめどにプライベートバンクを活用してみることを前提に、その準備の最初の一手として本書を読むことを行っている。今はスイスよりもオランダの老舗のプライベートバンクを活用することに意識が向かっており、今後は時間をかけて四つか五つほどのオランダのプライベートバンクを比較していきたいと思う。
今の自分のライフサイクルに照らし合わせると、相続に強いようなプライベートバンクには関心がなく、例えば非常に厳しい基準が設けられているオランダの投資家ビザの取得のサポートに定評のあるプライベートバンクがあれば、そうしたプライベートバンクが今の自分のニーズに合致しているように思う。
まさかオランダのプライベートバンクがオフショアではなく、オンショアのものになるとは思ってもいなかったが、それはオランダで生活をする一つの恩恵として受け止め、その貴重な機会を活用する形でオランダのプライベートバンクの特徴を知り、その活用を通じて資産運用を取り巻く諸々の事柄を知っていきたいと思う。フローニンゲン:2019/6/21(金)04:19
No.2096: An Umbrella of Merciful Light
Merciful light falls down from an umbrella in the sky. Groningen, 06:52, Friday, 6/21/2019
4589. オンショアのプライベートバンクの活用とオフショアの投資ファンドの活用
辺りが徐々に明るくなってきた。真っ暗闇の状態から、空がダークブルーに変わりつつある。そして、小鳥たちの鳴き声もよりいっそう活発なものになってきた。
日々とりとめもなく執筆している日記の内容は、本当にとりとめのないことであり、日々自分を取り巻く世界で起こった事柄や、取り巻く世界と自分が交差した瞬間に生起した体験について書き留めている。今日もこれからどのような日記を書くのかが不明なのと同じように、今後の日記についても何を書いていくのかは全く予想ができない。
そうしたことを考えると、日記の執筆というのは、未知なものと向き合う最良の伴侶なのかもしれないと思う。あるいは、日記の執筆は、未知なるものとの出会いを促してくれるものだと言い換えることができるかもしれない。
そのようなことを考えながら、この数年間の日記の執筆内容を振り返ってみると、それは人間発達を取り巻く学術的な事柄や、フローニンゲン大学での研究生活、欧州各国への旅の話、作曲に関する話などが中心を占めていたのではないかと思う。
そうした話題の中に、ここ最近は食に関するものが入ってきており、さらには投資に関するものも入り始めている。おそらく今後は、食や投資に関する話題、とりわけ現在投資に関しては再び学習と実践に力を入れていることもあり、投資に関する話題を取り上げることが多くなるかもしれない。
とにかく学習や実践過程を自分の言葉で書き留めておくことが重要であり、投資に関して文章を書くことによって投資の領域における熟達がもたらされる。
振り返ってみると、大学時代には金融を学術的な観点から、ある意味座学の形でしか学んでいなかったが、社会人になってすぐにコモディティ投資を始めたことを懐かしく覚えている。具体的には、当時は金やプラチナに投資をしていた。
それらの商品に投資をしていた期間はごくわずかであり、アメリカの大学院に留学をすることが決まった時にその投資からは身を引いた。その時からすでに投資の直接体験を積んでおり、そこから今に至るまで、確かに投資から離れていた期間はあったものの、欧州での生活も落ち着いた今、再び投資を本格的に始めようとしている自分がいるのもそれほど不思議ではない。
過去、投資においては、小さな成功体験や(大きな)失敗体験をしているのだが、これまではそれらの体験について一切書き留めていなかった。今後はここに書ける範囲で、それらの体験について言及していきたいと思う。
先ほどの日記の中で、オンショアのプライベートバンクとして、オランダのプライベートバンクを活用する選択肢について検討していることを書き留めていた。気が早いが、プライベートバンクの利用そのものに対してリスク分散の概念を適用するなら、オンショアではなく、オフショアとしてスイスのプライベートバンクを活用することも今後の想定に入れている。
また、今年中か来年には、ぜひともオフショアとして日本の投資ファンドを活用したいとも考えている。確かに、投資ファンドの活用は資産運用の側面が強いが、それと同じぐらいに、小額ながらも自己資金をファンドに投じる形で、日本経済に対して何かしらの貢献をしていきたいと考えている。
現在、日本株に特化した2社の投資ファンドに注目しており、ファンドの哲学と手法を精査している。どちらも共に、しっかりとした理念と確固たる投資手法を持っており、日本ではひょっとすると依然として投資ファンドに対するイメージが悪いのかもしれないが、投資ファンドの中には(多くは)、金融を通じた社会への確かな貢献をしているものがあることは否定できない。
現在着目している2社は、まさにそうした投資ファンドである。なぜその2社に注目をしているのかについてはまた今後折を見て書き留めておきたい。フローニンゲン:2019/6/21(金)04:41
No.2097: Always Existing Loving-Kindness
I’m feeling the always existing loving-kindness at this moment. Groningen, 08:29, Friday, 6/21/2019
4590. 作曲と投資に関する学習と実践を行う日々
時刻は午後8時半を迎えた。今、とても穏やかな夕日がフローニンゲンの街に降り注いでいる。
天気予報とは異なり、今日は目立った雨が降らなかった。ちょうど昼前にオンラインセミナーを行っている最中に数分ほど雨がぱらついた程度であり、その他の時間帯は晴れていた。
一羽の小鳥のさえずりが聞こえて来る。そのさえずりに耳を傾けながら、明日からの週末の到来を思う。
今週は先週以上に時間の流れが早く感じられた。普段の週よりも協働プロジェクト関係のミーティングが多く、さらには、再来週末から始まるオンラインゼミナールに向けた準備を行う必要があったからだろうか。
まだ何も準備をしていないのだが、三日後からはモスクワ旅行が始まる。先日のバルセロナ・リスボン旅行の前のような状態に置かれており、旅の朝、フローニンゲン中央駅で列車に乗り込んだあたりから少しずつ旅に出かけるという感覚が増し、アムステルダムのスキポール空港に到着した頃にようやく旅の実感が湧いてくるという感じに今回もなるだろうか。
今回の旅においても、列車や飛行機での移動中には日記の執筆と作曲実践を旺盛に行っていく。また、ホテルのラウンジでくつろいでいるときには、そうした活動により集中して取り組むことができるだろう。
モスクワ入りをしてからも、ホテルの中では日記の執筆と作曲実践を最優先にする。来週一週間は当然ながら仕事のペースと分量を落とし、旅をゆっくりと味わう。
今年から来年にかけては、旅を味わう感覚を日常生活の中に溶け込ませていく。端的には、毎日が旅を行っているかのような感覚で生活を営んでいこうと思う。
先日偶然ながら、今の自分の姿はまだそこに至っていないのだが、「自分は、作曲家、投資家、旅人である」という自己定義が芽生えた。ひょっとすると、それらの三つの側面を統合したような人間として今後の生活を営んで行くような予感と希望がある。
夕暮れ時に照らされる街路樹の木々の揺れ、小鳥たちのさえずり。優しさを感じさせてくれる諸々の事柄が自己を取り巻いている。
至福さの中に溶け込んでいけばいくほどに、日々のいかなる瞬間も至福さに変わっていく。今日の夕日はいつも以上に憐れみ深い光を発しており、それは天空の傘から放射線状に降り注いでいるかのように知覚される。
今日は午後に、近所の郵便局に立ち寄った。というのも、昨日不在届けが届けられていたからだ。
郵便局に行くと、先日イギリスとドイツの書店に注文していた二冊の書籍を受け取った。ちょうど午後に、“How to Choose a Private Bank (2014)”の再読を終えており、ヘッジファンドに関するそれらの書籍を早く読みたいと思っていたために、非常に良いタイミングであった。
確か今朝方に、オランダの老舗のプライベートバンクを近年中に活用してみようと思うという話をしていたように思うが、今の自分のライフサイクルとライフスタイルを考えてみたときに、プライベートバンクの活用は、まだ時期尚早なのではないかと判断した。
そうしたこともあり、今後の主たる学習対象及び実践対象は、ヘッジファンドによる資産運用にしようと思う。もちろん、ヘッジファンドによる資産運用は、数ある資産運用方法の一つに過ぎず、まだ多くの人にとってはそれほど一般的なものではかもしれないが、私は諸々の理由と事情により、ヘッジファンドへの投資に関心を持っている。
夕方に届いた書籍“How to Invest in Hedge Funds: An Investment Professional’s Guide (2006)”と“Capital Without Borders: Wealth Managers and the One Percent (2016)”をざっと眺めてみたところ、前者に関しては、ヘッジファンドの仕組みと投資手法に関する記述が非常に充実しており、それはおよそ400ページほどに及ぶ。ここで改めて、ヘッジファンドの仕組みと種々の投資手法についておさらいをし、さらには新しい観点を本書から得ていく。
後者の書籍に関しては、富が少数の人間に牛耳られている社会問題を、ウェルスマネジメントの観点から考察していく上で非常に有益である。印象として、前者は実際にヘッジファンドを活用しようとする際の実践的な手引き書になるのに対して、後者はウェルネスマネジメントの闇を社会学的に考察していく際に有益なものとなる。
明日からは、両者の書籍の章の中で真っ先に読むべき箇所として印を入れた章から読み進めていこうと思う。ここからしばらくは、作曲と投資に関する学習と実践を最優先にしていく。それら二つの領域を行き来する毎日が今後しばらく続くだろう。フローニンゲン:2019/6/21(金)20:51
No.2098: A Slow Flow
The flow of time in the morning is pleasantly slow. Groningen, 10:31, Friday, 6/21/2019
6月21日(金)に生まれた曲たち
Op.1288 覚醒
Op.1289 憐れみ深い光の傘
Op.1290 常に今ここにある優しさ
Op.1291 ゆったりとした流れ
Op.1292 夕方のさえずり