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4415-4421:フローニンゲンからの便り 2019年5月22日(水)


タイトル一覧

4415. クロレラに関する思わぬ発見

4416. 早朝にふと思う最期の迎え方について

4417.「ベジブロス(veg broth)」から「フルブロス(fru broth)」への移行に向けて

4418. 今朝方の夢と嬉しい知らせ

4419. 世界との柔らかな接触

4420. 今朝方の夢の続き

4421. ヴェネチアへの小旅行計画:好転反応としての咳き込み現象

4415. クロレラに関する思わぬ発見

時刻はゆっくりと午前6時半に向かっている。今日はゆったりとした起床であり、5時半あたりに体を起こした。

昨夜も10時前に起床し、そこから一度も目を覚ますことなく、非常に良い睡眠が取れたように思う。

起床していつものようにオイルプリングをし、ゆったりとヨガを行った。ここ最近追加した幾つかのアーサナを行うことが習慣化され、朝の身体の状態、およびそこから一日を終えるまでの身体の状態はすこぶる良い。午後にも筋力トレーニングの一環としてヨガを行うようになっているため、なおさら身体の状態が良いように感じる。

大麦若葉を購入して以来、青汁の原料にもなっているこの植物のパウダーをチアシードが含まれた水に溶かして早朝飲んでいたのだが、今朝からはクロレラに変えてみた。昨日購入したクロレラは、独特な味であるが、私はクロレラも美味しく感じる。

起床してすぐに摂取するものは、一番身体に吸収されやすいため、何を摂取するのがいいのか悩ましいところだが、手持ちの植物系のパウダーであれば、おそらくヘンプとクロレラが最も栄養が高いのではないかと思う。

ただし、ヘンプを水に溶かして飲むよりも、クロレラを水に溶かして飲んだほうが私にとっては飲みやすい——一番飲みやすいのは大麦若葉だが——。そうしたことから、今日からクロレラを、小さじ一杯ほどのアマニ油を摂取した後に飲むようにしている。

しかしふと、そもそもクロレラは、クロロフィル(葉緑素)が多く、光の恩恵を受けて育っていく特徴があり、ソラレンという物質がどれだけ含まれているかが気になった。ソラレンというのは、セロリやパセリ、あるいは柑橘類に含まれる紫外線を吸収しやすい物質のことを指す。

端的には、ソラレンが含まれる物質はなるべく朝には摂らない方がよく、外出を終えた夕方か夜に摂取した方が良い。ソラレンの観点から調べてみると、クロレラやスピルリナには、やはりソラレンが多く含まれているようだった。

摂取してから約2時間ほどで身体全体に行き渡り、5時間ほどその効果が続くらしい。今日はそれを知らずにクロレラを早朝に飲んでしまった。

本日トレーニングがてら外出するのは午後であり、クロレラを飲んでから7~8時間後になるが、明日からはクロレラを早朝に飲むのはやめ、午後のトレーニングを終えてからにしようと思う。そうなると、早朝の目覚めの一杯として飲むのは、大麦若葉を水に溶かしたものになるが、ここでも同じように、大麦若葉にソラレンが含まれるのかどうか調べてみた。

幸いにも、大麦若葉はクロレラやスピルリナとは異なり、ソラレンが含まれていないようなので、明日の朝からは大麦若葉を飲むことにする。

調べてみないとわからないことが多々あるが、直感的に出てくる疑問が増え、それを起点に知識が拡張されているのを実感する。今後も食に関する素朴な疑問を持ち続けていこうと思う。

ここ数日間悩まされていた咳き込む症状がほぼ完治し、昨日は快眠であった。今朝も、起床直後に一度だけ鼻水をかむだけであり、その色も透明に戻っていた。

就寝時に咳き込まなくなったことは本当に嬉しい。やはりあの症状は、季節の移行と腸内環境の移行に伴う要因が掛け合わさったものだったのだろうか。フローニンゲン:2019/5/22(水)06:47

No.1972: A Spirit of Light

The sun breaks through the clouds.

I can perceive a spirit of light. Groningen, 13:22, Wednesday, 5/22/2019

4416. 早朝にふと思う最期の迎え方について

5月も後半に迫ってきているが、昨夜も湯たんぽを使って就寝していた。お腹を温め、足先を温めながら就寝する日がまだ続いている。

早朝のこの時間帯の外気は冷たいが、空気の入れ替えを第一優先にし、今は書斎と寝室の窓を開け、部屋全体に新鮮な空気が流れるようにしている。昨日と同様に、今朝も薄い雲がフローニンゲン上空を覆っている。

昨日と同じように、朝は曇りがちであるが、天気予報を確認すると、今日は一応晴れとのことである。午後からは、ジョギングとウォーキングを兼ねて、街の中心部のオーガニックスーパーに立ち寄り、豆腐などを購入したい。

このスーパーには、スピルリナのパウダーが置かれていないので、街の中心部の他のスーパーに足を運び、そこにスピルリナが置かれているかを再度確認したい。仮に置かれていたとしても、昨日にクロレラを購入したばかりなので、スピルリナの購入は控えるが、どのスーパーにスピルリナが置かれているのかは現段階で把握しておきたい。

早朝、起床してすぐにヨガを行っている時、自分はいかに生涯を閉じていくのかについて考えていた。これは、「どのように生きるか」という哲学的な問いというよりも、もっと卑近なことであり、自分はどのように死んでいくのだろうか、という問いである。

おそらく理想的な死に方というのは、病気で苦しむようなものではなく、自然死、つまり老衰ではないかと思う。現代の日本人は生活習慣や食生活の乱れから、老衰でこの世を去ることのできる割合はかなり少ないようである。

おそらく、穏やかにこの世を去っていくという観点では、老衰が最も理想的な最期なのではないかと今のところ考えている。老衰をとりあえず理想的な最期としながらも、身体の機能をどれだけ健全なままで維持できるかによるが、80歳を超えてから、一昨日のような形で咳き込むようなことが起きたら危険なのではないかと思った。

一昨日まで続いていた咳き込み現象は、季節の移行のみならず、腸内環境の改善の途中であり、免疫機能が入れ替わっている最中であったことも大きな要因の一つに挙げられるかと思う。その他にももちろん、食べ物アレルギーやハウスダストなど、考慮しておくべき要因は挙げられるが、いずれにせよ、あのような形で喘息のように咳き込むと、仮に身体の筋肉や骨が丈夫でなければ、咳によってそれらを破壊し、それが死を引き起こしかねないとふと思った。

また、これまでの経験上、長距離の移動を行う際には身体管理が本当に難しく、そうした移動を行う際に、身体機能がどうしても弱まってしまいがちであり、ウィルスの侵入や何かしらの体調不良を引き起こしかねないことがある点には注意が必要だ。

そのようなことを考えると、80歳を過ぎた後に飛行機で長距離を移動することや、別の惑星に行ってみるということはかなり厳しいのではないかと思っていた。そうした歳になれば、永住を決めた先の国で静かに淡々と生活をすることや、仮に国外に出て行くとしても、人ごみを避け、移動距離を短くして、様々な場所を経由しながら目的地に向かうようなゆっくりとした旅を心がけたいと思う。

そうした旅の実現手段として、一つ船が候補に挙がってくるため、やはり近々船に乗った旅を経験してみたいと思う。フローニンゲン:2019/5/22(水)07:04

No.1973: Everlasting Exoticism

I always feel the exoticism wherever I am even when I’m in Japan. Groningen, 20:34, Wednesday, 5/22/2019

4417.「ベジブロス(veg broth)」から「フルブロス(fru broth)」への移行に  向けて

昨日も夕食後にベジブロスを作った。ベジブロスで作られた出汁を用いた早朝の味噌汁はすこぶる美味い。ファイトケミカルが豊富に含まれたこの味噌汁を早朝に飲むことによって、朝から活力が湧いてくる。

現在は、まだ固形物として野菜を摂取しているが、今後は基本的には果物と豆腐のみにしていきたいということをここ最近考え続けている。

私たち人間は、植物の細胞壁を分解する酵素を持たないため、生野菜の消化率が悪い。それでは、茹でたり、スープにしたりすればいいのではないかと考えられるが、その場合であるとどうしても栄養素が逃げてしまうことも考えられる。

またそもそも、必要な栄養素を摂取するためには野菜を大量に食べる必要が出てくるのも難点の一つであった。そうした時に出会ったのが、各種植物性のパウダーであり、例えば、ヘンプ、大麦若葉、クロレラ、スピルリナなどであった。

それらはどれもスーパーフードとして注目をされており、まだまだ研究が進められている段階で、未知なる部分も多々あるが、様々な栄養が豊富であり、水や白湯に溶かすことによって摂取しやすい点が有り難い。

上述した植物類のパウダーに含まれる栄養素を調べてみると、それらはすべてこれまで食べてきた野菜の栄養素をまかなうことが可能であり、いや、これまで固形物としての野菜として摂取していた以上の栄養を確保することができることがわかってきた。

とはいえ、野菜という固形物を目の前にして、それをあえて固形物として摂取することによってしか得られないものもあるような気がしているため、固形物として野菜を摂取することを否定しているわけではない。私が固形物として果物を摂取し続けていこうと思っているのは、そうしたことが一つの理由だと言えるかもしれない。

正直なところ、上記の植物性のパウダーは、毎日食べているリンゴやバナナの栄養素をカバーしているため、あえて固形物としての果物を摂取する必要性すらないように思える。だが、仮に栄養面の観点からそうであったとしても、リンゴやバナナを固形物として食べた時の味わいや食感などが、心身の健康を維持・促進する上で大切だという考え方を私は持っている。

また、そもそもそれらのスーパーフードの栄養面に関しても、現在の科学が明らかにしている程度のことしかまだわかっていないため、固形物として摂取するリンゴやバナナならではの何かがあるということも否定することはできず、むしろ私は、科学では明らかになっていないそうしたものが存在していると直感的に思うがゆえに、固形物として果物だけは摂取を続けていこうと考えている。

冒頭の話と合わせると、野菜の吸収には果物の倍以上の時間がかかってしまう点などを考慮して、今後は現在冷蔵庫に残っている野菜を全て使い切ったら、固形物としての野菜を摂らないようにするという実験を行う。

そうなってくると、ベジブロスで使える野菜がなくなり、使えるのはリンゴの種や芯、そしてアボカドの皮や種のみになってしまいそうであり(バナナの皮は使っていない)、「フルブロス(fru broth: fruit + broth)」と呼ぶべきものを作るようになるかもしれない。フローニンゲン:2019/5/22(水)07:39

No.1974: A Gentle Song in the Early Morning

The world in the early morning is filled with gentle songs.

Listening to them, I’m celebrating the beginning of a new day. Groningen, 06:42, Thursday, 5/23/2019

4418. 今朝方の夢と嬉しい知らせ

起床してから3時間ほどが経ち、時刻は午前8時半を迎えた。早朝に飲んだクロレラ、そしてつい先ほどカカオ、ヘンプ、はちみちを混ぜたものを飲み終えた。

どうやら早朝には、水分補給のみならず、栄養を確保するためか、比較的色の濃い飲み物を体が求めているようだ。もちろん、午前中の時間帯は排泄の時間であるから、身体は果物以外の固形物を求めないが、栄養を求めているという観点においては、わりかし単なる水ではなく、栄養のある色の濃い飲み物を求めているようだ。

ここからはゆっくりと、大麦若葉を水に溶かしたものを飲んでいく。これは濃いお茶を飲んでいるような感覚で美味しく飲めるのが嬉しいところだ。

これから作曲実践に入る前に、今朝方の夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、大学時代のゼミナールの中でも非常に親しかった友人(YN)に出会った。大学時代には、もちろん何人もの友人ができたが、その中でも彼は最も心置きなく話せる友人であった。

彼と再会した場所は、オフィスビルの中であり、厳密にはビルの中のあるフロアの廊下であった。大学時代、彼の家と私の家は目と鼻の先であり、ゼミナールの友人の中では最も長く時間を過ごしたように思う。

お互いの自宅を行き来したり、大学のジムによく一緒に通っていたのを思い出す。そんな彼と夢の中で再会してみると、彼と私は同じぐらいの身長だったはずなのだが、彼の身長がかなり伸びていることに気づいた。

その点を本人はあまり自覚してないようだったので、私はそれについて指摘すると、彼は自分の身長が伸びたことを特になんとも思っていない様子であり、その反応はどこか彼らしいと私は思った。

オフィスの廊下で偶然にも再会したことは嬉しい驚きであり、私たちはそこで少し立ち話をして、また別の機会にゆっくり話をしようということになった。そこで夢の場面が変わった。

実は私は、この友人が近々夢の中に現れるのではないかと、一昨日辺りに予想していた。すると、今朝方本当に彼が夢の中に出てきたのである。

彼が夢に現れるのではないかと思った背景には、ちょうど数日前に、彼から非常に嬉しい知らせを受けたからである。彼は、私たちが卒業した大学では珍しく、就職活動期からパイロットを目指し始めた。

前述のように、彼がジムに通い始めたのも、パイロットになるための身体作りの意味が多分にあった。当時は、大手の航空会社がパイロット採用を控えている時期であり、彼は無事に航空会社に就職が決まった後も、会社側がパイロットになるトレーニングを提供することも控えていたため、地上職の仕事からキャリアを開始することになった。

地上職の仕事を数年間ほど辛抱強く続けた結果、無事にパイロットとしてのトレーニングに入ることができた時にも連絡を受け、私はそれを喜んだ。そんな彼が、先日晴れて副操縦士になれたという嬉しい連絡をしてきてくれたのである。その連絡を私は大変喜んだ。

大学を卒業してからちょうど10年ほどの時間が経ち、彼と出会ったのは12年前であり、そこからパイロットになるという目標に向かって継続して鍛錬と研鑽を怠らなかった彼を大変誇らしく思うし、大いに尊敬する。

副操縦士から今度はいよいよ機長に向けての歩みを始めることになるのだろう。いつか彼が操縦する飛行機に乗って日本に帰ること、及び日本から自分の生活国に戻る日がやってくることをとても楽しみにしている。フローニンゲン:2019/5/22(水)08:52

No.1975: Mercy in the Morning

A new day replete with mercy just began. Groningen, 07:44, Thursday, 5/23/2019

4419. 世界との柔らかな接触

あと一時間したら正午を迎える。天気予報では晴れとのことであったが、今のところまだ曇り空が続いており、気温も思っていた以上に低い。5月も終わりに近づいているが、今もまだ室内ではヒーターをつけている。

世界と柔らかに接触している感覚がある。そんな感覚が先ほどあり、今もまだその感覚が続いている。

同時に、なんとも言えない幸福感に今の自分は満たされている。心身の状態が健全なものになってくれなるほど、そうした感覚は増していく。

今日の午前中に出た便を観察してみると、その色と質がさらに良いものになってきたのがわかる。色に関して言えば、クロレラと大麦若葉の効果が早速出ているがわかった。引き続き、そうした栄養豊富な緑色の植物を積極的に摂取していこうと思う。

風貌が哲学者のヨルゲン・ハーバマスに似ている隣の家のニコさんが、完成したはずの庭をまたアレンジしている。書斎の窓から隣の家の庭を眺めてみた時にそれに気づいた。

数日前に完成した庭は、私から見えると実にお洒落であり、特にそれ以上手を加える必要はないのではないかと思っていたが、芸術というものが生活の中に染み込んだオランダ人気質からか、ニコさんの美的感覚からするとそれは物足りなかったのかもしれない。

今日はこれから、協働プロジェクト関係のレビュー業務を行い、その後作曲実践をする。作曲実践をして仮眠を取った後に、運動がてら街の中心部のスーパーを何軒かハシゴして、まだ試していない食材を購入したいと思う。

その一つにはマカがある。マカのパウダーは、街の中心部のオーガニックスーパーにしか置いていないので、その店を訪れた時には忘れずに購入したいと思う。

今日はそこで、マカパウダー、はちみつ、カカオ99%のチョコレート、有機豆腐を購入しようと思う。マカについて再度調べてみると、マカは加熱によって栄養を失うことが無いそうなので、今後は夕食時の味噌汁に入れたいと思う。

今夜はまだ残っている野菜を使ったサラダを食べる予定であり、その時に早速マカパウダーを少々振りかけてみようと思う。

早朝の日記で書き留めたように、今後は固形物としての野菜は控えるが、食物繊維とビタミンCが豊富なサツマイモは、デザート感覚で夕食時に食べてもいいかもしれないと考えている。根菜類としてのサツマイモを摂取すると、大地とのつながり、地上に根を張って安定した生活が得られるような感覚がする。

葉物はヘンプ、大麦若葉、クロレラなどで十分に摂取できているので、根菜を一つだけ加えるとするならば、サツマイモになるだろう。サツマイモには良質な糖質が含まれており、特にガンクリオシドという成分は興味深い。

ガングリオシドは、人間の脳やカラダに存在する糖脂質の一種であり、それは、がん細胞の増殖を抑える働きやがん予防の効果があり、抗菌作用やアンチエイジングの効能などがあるとのことである。

今後の夕食は、スパイスやマカ、あるいは植物性パウダーを加えた味噌汁とサツマイモ、そして二日に一回豆腐を食べるようにしようと思う。植物性パウダーを水に溶かした飲料、カカオパウダーとはちみつを混ぜた飲料などを日中に摂取していることを考えると、栄養面に置いて夕食はそれで十分すぎるほどに思える。

このあたりも実験を進めていき、心身の状態をつぶさに観察していきたい。フローニンゲン:2019/5/22(水)11:20

4420. 今朝方の夢の続き

時刻は午後の3時に近づきつつある。つい先ほど仮眠から目覚め、本日二杯目の味噌汁を作った。

有機麦味噌にクミンなどのスパイスを入れたものを今飲んでいる。この味噌汁を飲み、もう少しだけ仕事をしたところで運動がてら街の中心部のスーパーに行こうと思う。

先ほどの仮眠中にビジョンを見ていた。それは、食に関して誰かと意見交換をしているような内容だった。

ビジョンから覚めるか覚めないかのところではもう少し内容を覚えていたのだが、今はもう随分と忘れてしまっている。一方で、今朝方の夢についてふと思い出した。

夢の中で私は、高校二年生の時に初めて同じクラスになった女子生徒と話をしていた。その夢はまさに通っていた高校が舞台になっており、彼女と話をしていたのも高校二年生の時の教室だったように思う。

しばらく話をしていると、教室の作りが変わり、それは中学校時代の教室に変わった。中学校二年生の時、私はB組にいたのだが、なぜだか夢の中ではC組の教室にいた。

しかもその教室には満杯の生徒がいて、教室から溢れ返り出しそうになっていた。教室のカーテンはなぜか全て閉まっており、教室の中は真っ暗であった。

C組の教室は生徒で満杯なのに対して、B組はほとんど生徒がおらず、しかも教室のカーテンは開きっぱなしであり、太陽の光が差し込んでいた。私はC組の教室から外に出て、これから始まる国語の授業の先生が間違えてB組に入らないように観察をしておこうと思った。

教室から出ると、ちょうど先生が階段を上ってやってくる足音が聞こえた。私は先生に声をかけ、B組の教室ではなく、C組の教室に入るように誘導をした。

先生は、私が声をかけなければB組の教室に入るところだったと笑いながら述べており、一言私にお礼を述べた。先生をC組の教室に導き入れた瞬間に、なぜだか教室がB組のものに入れ替わっており、これまでと同じように、私はB組の生徒として、B組の教室で授業を受けることになった。

私の机の上には、有機食材で作られた健康そうなせんべいが置かれており、私はそれをかじりながら先生が授業を始めるのを待っていた。授業がいざ始まってみると、教科書として扱っていたのは、バラモン教とヒンドゥー教の聖典である「ヴェーダ」と、アイルランドかどこかの国の古い叙事詩が編纂された書籍だった。

私は随分と変わったテキストを使うのだなと思いながらも、その日の授業がこれから始まるのを楽しみに思った。そこで夢の場面が変わった。

ここからさらに今朝方の夢について思い出してみると、夢の最後の場面においては、市民プールかジムのプールか何かに併設されているトイレの中にいたのを覚えている。

そのトイレは男性用のトイレであったが、全て個室で出来ていた。私は個室の一つにいて、鍵を閉めてしばらく便座の上に静かに座っていると、誰か見知らぬ人がちょうど反対側の個室に入ったことに気づいた。

そこのトイレは全ての個室がつながっており、個室の中ではお互いに背を向けるような形になっていた。私はどういうわけか、便器の中に用をたすのではなく、今入ってきた人の個室の方に向かって放尿し始めた。

個室と個室にの間は当然ながら壁、あるいは仕切りがあるのだが、二つの個室の間の壁の下は空いており、そこから反対側の個室に尿が浸水していった。見知らぬ人はそれに驚いたようであり、個室から飛び出して行ってしまった。

なぜだか私の尿意は止まらず、膀胱にはまだまだ尿が随分と残っており、そこから両隣、さらには斜めの個室の方に向かっても放尿を始めた。すると、私の個室の扉を叩く音が聞こえ、その声の主は、小中高時代の私の友人(HY)であった。

私はてっきり、放尿に関して友人から咎められるのかと思ったが、そうではなく、彼はこれから一緒にどこかに出かけようという申し出を行った。今朝方はそのような夢を見ていたのを今改めて思い出した。

起床してから10時間弱経った時間に夢を思い出すと、早朝に思い出すのとはまた違った感覚が内側に流れる。これから夢が意味することを考えながら、街の中心部に出かけていこうと思う。フローニンゲン:2019/5/22(水)15:07

4421. ヴェネチアへの小旅行計画:好転反応としての咳き込み現象

時刻は午後の7時半を迎えた。この時間帯のフローニンゲンは西日が強く、午後の3時ぐらいの雰囲気だ。

先日バルセロナとリスボンに足を運ぶことを突然思いつき、実際に両都市を訪れたのと同じように、午前中にふと、近々イタリアのヴェネチアに足を運んでみようと思った。

先日、書道家の篠田桃紅さんの展覧会について調べることに加えて、画家の小松美羽さんの展覧会についても調べていた。すると、小松さんの作品がヴェネチアで見られるということ知った。

そうしたこともあり、どこかのタイミングで二泊三日か、三泊四日ぐらいの小旅行としてヴェネチアに足を運んでみようかと思う。今のところ、そうした旅のスケジュールであれば、比較的いつでも行けそうだ。

モスクワ市内のスクリャービン博物館やモスクワ郊外のチャイコフスキー博物館にも、同じような感覚でぶらりと足を運べるような気がしている。

今日は午後に街の中心部のオーガニックスーパーに行き、幾つかの品を購入してきた。その中でも、今日はマカパウダーを始めて購入した。

早速今日の夕食のサラダに和えるためにスプーン一杯入れてみたところ、その独特の味に驚かされた。明日以降は味噌汁に入れてみようと思うが、朝と夜の味噌汁のどちらに入れたほうがいいのかはまた実験をしてみたり、調べてみたりしようと思う。

今朝方の日記にも書き留めたが、ここ数日間続いていた原因不明な咳き込み現象が止んで一安心している。その原因についてはいろいろ書き留めていたが、何か一つの原因に特定することはできず、様々な原因が複合的に作用した結果として起きた現象だったのではないか、というのが一応の結論であった。

だが先ほど改めて調べ物をしていると、ここ数日間続いていた咳き込み現象は、腸内環境の改善の最後の関門の前に起きた好転反応なのではないか、と思ったのである。直感的に、それが最もしっくり来る説明であった。

バルセロナとリスボンの旅に出かける前から果物・野菜中心の食生活に変え、旅から帰ってきてからは、オメガ3脂肪酸が含まれるオイルを積極的に摂取し始めた。特にオイルを変えてからは体調がさらに良くなったのだが、そのタイミングに合わせて、あるいは少し遅れて咳き込み現象が起きたのである。

身体の状態が改善に向かう過程、特に毒素を排出し始めたサインとして好転反応が起こるとのことであり、好転反応の一種として咳が出始めたのだという説明が一番納得感がある。

好転反応のは色々な種類があるが、鼻水や喉の痛みとして現れることがあるということを先ほど知った。蓄積された微生物や毒素が、口、喉、鼻に多く溜まっているために、そうした症状が見られるとのことである。

また、好転反応は、数日で治るのが一般的であり、長くても一週間ほどとのことである。私の場合も、それは突然に現れ、実際に数日間で治った。

また一つ、未知なものが既知になったように思う。フローニンゲン:2019/5/22(水)19:44

5月22日(水)に生まれた曲たち

Op.1163 優しい葉緑素

Op.1164 世界との柔らかな接触

Op.1165 光の精霊

Op.1166 常なる異国情緒性

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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