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4108-4114:フローニンゲンからの便り 2019年4月8日(月)


タイトル一覧

4108. 今日の計画と今後の断食

4109. 今朝方の種々の夢

4110. 昨夜の夕食と今朝方の夢の続き

4111. ハーバート・マークーゼとマイケル・ウォシュバーンの書籍

4112. ハーブティー生活の開始:急須とお茶っ葉を購入して

4113. ハーブティーの楽しみ

4114. 一杯のルイボスティーを飲んで:オーガニック食品企業への投資と千里眼

4108. 今日の計画と今後の断食

時刻は午前七時を迎えた。日が昇りつつあり、辺りは明るくなってきている。起床直後から、静かな世界に小鳥の鳴き声が響き渡っている。

毎朝、この美しい鳴き声を聞いて目覚め、この声を聞きながら朝の時間帯を過ごせることは至福である。

今日は無風であり、天気がすこぶるいいそうだ。雲ひとつない快晴の空が広がる予定であり、最高気温は17度、最低気温は3度という予報が出ている。明日からはまた気温が下がるらしいが、それでも天気が良い日が続くことは嬉しい。

昨日は結局、街の中心部にあるオーガニック食品専門店に足を運ぶことをしなかった。その代わりに今日は、午後1時から行われるオンラインミーティングを終えた後に、その店に足を運びたいと思う。

その前に、近くの郵便局で契約書を日本に送る必要がある。それを終えてその店に行き、コンブチャとココナッツオイルを購入しようと思う。蜂蜜に関しては、完全に切れてからそれを購入しに行けばいいだろう。

その後、その店から大学のメインキャンパスの方に向かって歩いて行き、街の中心部にあるお茶専門店に立ち寄る。昨日、ハーブティーに関する図鑑のような二冊の書籍にざっと目を通し、今の自分に必要そうなハーブが何かわかったので、それをその店で購入できたらと思う。

お茶に合わせて、お茶を淹れるための少し凝った急須か何かを購入したい。こうして三ヶ所を巡れば良い散歩になるだろう。今日はきっと春の息吹を感じられるにちがいない。

昨日は、バルセロナとリスボンに行く旅行計画を練り上げ、そしてすでにホテルや航空券の予約を済ませたことを書き留めていたように思う。当初は、両都市に四泊ぐらいすれば十分かと思っていたが、訪れてみたい場所がさらに増え、せっかくなのでバルセロナには六泊、リスボンには五泊することにした。

時期はちょうど日本のゴールデンウィークと重なっており、その期間は仕事関係で忙しくなることもそれほどないであろうから、旅に集中することができそうだ。もしあるとすれば、現在監訳中の書籍の初校に対するレビューが仕事としてあるかもしれないが、それは空港までの移動や空港内で集中して行い、夜や早朝にホテルで行えば十分にこなせる仕事だと思う。

編集者の方曰く、今週中に初校が届く予定なので、予定通りであれば、旅と重なる心配はない。今週中に初校を受け取ることができれば、来週の頭までにレビューを完了し、そこから再校が出来上がるのはちょうど旅から帰ってきたぐらいなのではないかと思う。監訳書は、着実に完成に向けて歩みを進めている。

今回バルセロナとリスボンに行く前に、再度断食をするかどうかを考えていた。前回の三日間の断食からまだそれほど日が空いてないため、旅行から帰ってきてから行うのが良いかもしれない。

当初の計画では、監訳書のレビューを集中して行うため、それに着手し始めてから完成するまでの間は固形物を一切摂らないようにしようかと考えていた。つまり、レビュー期間中は断食をしようと思っていたのである。

だが上述の通り、前回からの期間がまだそれほど空いていないので、少なくとも初校のレビューに関しては断食をすることをせず、再校のレビューの際に断食をするのが良いかもしれない。いずれにせよ、今回二つの都市へ旅行に行くことに際して、そこでの食事には気を遣おうと思っている。

すでに両都市にあるオーガニックレストランを調べ、良いレストランが何軒か見つかった。また、バルセロナに関しては市場も見つけたので、そこでオーガニックのリンゴを購入し、リンゴだけを食べる日などがあってもいいかもしれない。フローニンゲン:2019/4/8(月)07:22

No.1839: An Emblem of Light

Although today is chilly, the weather is very fine.

I’ll devote myself to my lifework. Groningen, 08:36, Tuesday, 4/9/2019

4109. 今朝方の種々の夢

時刻は七時半を迎え、今、穏やかな黄色に包まれた朝日が赤レンガの家々を照らしている。今日からは新たな週を迎え、今週もまた自分の取り組みに集中したいと思う。

今朝方の夢についてまだ振り返っていなかったので、それらについて書き留めておきたい。夢の中で私は、大学時代のゼミの友人(HY)と話をしていた。

その周りの雰囲気は覚えておらず、室内なのか屋外なのかよくわからない。ただし、そこでなされていた会話については覚えている。

彼は私に携帯を見せてくれ、LINEに登録されているゼミの友人がこれまでは少なかったことを私に明かしてくれた。彼は大学卒業後、地元の九州に戻り、その後はゼミの友人と会う機会も減ってしまい、LINEのアドレスを交換せぬまま過ごす日々が長かったようだ。

登録されているゼミの友人が少ないとはいえ、彼は半数以上の友人とつながっているようであり、私に関しては0人だった。私は誰ともLINEでつながっておらず、そもそもLINEを使っていない。これは大学時代のゼミの友人に限ったことではなく、Eメール以外では人から連絡がこないようにしているからだ。

その友人は、私がLINEを通じて他のゼミ仲間とつながっていないことを驚きながら笑っていた。そのような場面があったのを覚えている。

その他にも断片的な場面を列挙しておくと、実家で飼っている愛犬にドッグフードを与えている場面があったり、ヨガマットの上でヨガをしている場面があったのを覚えている。そうした断片的な夢を挟んだ後に、私はある奇妙な夢を見た。

古代のコロシアムのような広大なスペースに私はいて、そこで母方の祖母と話をしていた。最初は会話が成立していたのだが、途中から会話がうまく成立しなくなり、祖母が認知症のようなものを患っていることに気づいた。

祖母はこれから一人で散歩に出かけたいと述べたが、私はそれが心配であった。一応祖母の意思を尊重し、散歩に送り出したが、しばらくは後をつけてその様子を窺おうと思った。

祖母はコロシアムをとぼとぼと歩き始め、闘技場の端までやってきた。すると、足の悪かったはずの祖母が突然小走りで走り始め、何かから逃げるようにどこかに向かっていった。

祖母が向う先を一瞥すると、そこは崖になっており、非常に狭い道があった。そこは見るからにして危険であり、少しでも足を滑らせたら崖の下に落ちてしまう。

私は祖母を止める必要があると思い、そこから祖母を追いかけるようにして走り出した。すると、祖母は追いかけてくる私のことを悪人と思ったのか、走るペースを上げてさらに走り出した。

そして、崖すれすれの小道の方に入って行ってしまい、そこで足を滑らせて崖の下に落ちてしまった。そこで夢の場面が変わった。

次の夢の場面では、高校時代に過ごした社宅の自室の中にいた。そこで私は、脚の裏のかかとにクリームを塗っていた。どうやらかかとが乾燥してしまい、白くなっているようだった。

すると私の部屋に母がやってきて、お勧めのクリームを渡してくれた。塗り方のガイダンスも兼ねて、母が私の足の裏にクリームを塗ってくれ、そのついでにマッサージをしてくれた。

それによって随分と足が軽くなったような気がした。母にお礼を述べ、私は散歩に出かけようと思った。

自宅を出発し、しばらく歩いていると、降り注ぐ太陽の光に気づき、日焼け止めクリームを塗ることを忘れてしまったと思い、引き返すかどうか迷った。だが、今日の太陽の光はそれほど紫外線が強くないと思い、また散歩もそんなに長く行う予定ではないため、気にせずに歩き続けることにした。

そこでふと右の方に視線をやると、そこにまたしても母方の祖母がいて、フェンスで覆われた花畑の横をとぼとぼと歩いている姿を見かけた。その時の私は、祖母が散歩をしていると認識しただけであり、話しかけることも後をつけていくこともせず、そっとしておいた。

祖母は太陽の光を浴びながら、ゆっくりとどこかに向かって歩いていった。私も気を取り直して散歩を続けることにし、そこから少し歩くと、本来はスーパーと魚屋が見えるはずなのだが、見慣れない一軒家を見つけた。

その家の前を通ると、知り合いがいて、彼らは車の話をしていた。彼らの近くを見ると、そこには変わった高級車が何台かあった。

色や形など、あまり見慣れない高級車がそこに並べられており、知人たちはそれを手で撫でたりしながら車の話をしていた。外国人の知人の一人が、深いグリーンの車の後部を撫でながら、「ザラザラとしていながらもなんとも言えない触り心地がこの車にはある」と述べていたのを覚えている。フローニンゲン:2019/4/8(月)08:04

No.1840: Into a Dark Doze

If I pick up a feeling contrasting my present one, that would be the feeling into a dark doze. Groningen, 11:05, Tuesday, 4/9/2019

4110. 昨夜の夕食と今朝方の夢の続き

今日もまたフローニンゲンのこの時期にしては気温が上がるのだが、午前中はやはり肌寒さを感じる。室内ではまだヒーターをつけており、冬の時期と同じ格好をしている。

辺りは朝日を浴びながら、ますます黄金色を深めている。そうした光景に華を添えるかのように、小鳥の鳴き声が聞こえて来る。

一昨日は友人とディナーに出かけたが、昨日からは再び野菜を豊富に食べる夕食を再開した。これまで茹でていた多くの野菜類を茹でることをせず、基本的に生で食べるようにし始めた。

玉ねぎはさすがに生だと辛味が強すぎるので、それは電子レンジで軽く茹でている。しかしそれ以外の野菜である、ケール、水菜、ブロッコリー、人参、トマトなどはさっと水で洗ってから、生で食べることにし始めた。

それらの生野菜に茹でた玉ねぎを合わせ、玄米味噌を和えて食べると非常に美味しい。基本的にこれを主食にしていく予定である。

週に一、二度、それに魚を加えたり、余ったパスタを調理したりする。牛・豚・鶏などの、腸内環境を悪化させやすい肉類は摂らないようにする。

偶然出された料理に入ってしまっている場合は仕方ないが、そうした肉類が入っている料理を自分から注文することは控えていく。また、それらの肉類に合わせて、卵や牛乳なども摂らないようにしていく。

少なくとも、それらの食材は私の胃腸には合っていないことがわかったのだから、自らの意思でそれらを体内に入れないようにしていく。

バルセロナとリスボンに行く旅行は、今から二週間後の金曜日から始まる。三週間弱経った後に出発の日を迎え、まだ少々時間があるが、出発の日が近づいてくると、野菜の購入量を計算する必要があるだろう。

出発の前日か前々日までに野菜を食べ終え、出発の前の二日間か一日は果物だけを摂るようにしようかと思う。偶然にも出発前日に野菜を食べきることができればそれに越したことはないが、とにかく野菜の購入量を三週間後には考えていこうと思う。

今朝方の夢にはまだ続きがあったことをふと思い出す。夢の中で私は、見慣れない施設の中にいた。

そこは研究所のようにも思えるのと同時に、宿泊施設のようにも思えた。いやそれは、研究所とホテルが入れ混ざった施設だと言い切ってしまってもいいだろう。

私は家族と一緒にホテルの一室に宿泊しているようであり、ロビーに降りていく用事があったため、母と共にエレベーターに乗って下に降りて行った。すると、途中でホテルに荷物を届ける宅配業者の男性が、大きなカートに荷物をたくさん積んでエレベーターに乗り込んできた。

私はエレベーターのボタンを押しながら、ドアを開けたままにしておいた。すると、その宅配業者の男性は丁寧にお礼を述べた。

すると、その男性は、母と私が親子であることに気づいていないようであり、母と私が話し始めることによってそれに気づいたようだった。すると、その男性は、母を30代の前半だと思っていたらしく、本当の年齢を聞いて驚いていた。

そこからは三人で世間話を少しばかり行い、その男性の目的階に到着した。男性はそこでも再度私たちにお礼を述べ、エレベーターを出て右の方向に進んでいった。

その瞬間、私は反対側の左側に自分は行かなくてはならないと突然気づき、母に先にロビーに降りてもらうことにし、私はその階で降りた。宅配業者の男性が向かった方向は宿泊施設の方であり、私が向かおうとしていたのは、どうやら研究施設の方だった。

研究施設の方は、人気が全くなく、私はそこで何か怪しい研究が行われているのではないかと思った。研究施設につながる白い扉が見えた時、私はそれをそっと開けようかと思ったが、扉を開けるのではなく、透明人間になる技術を使って、扉を開けずに奥へと向かうことにした。

奥へ奥へと進んでみても、人は全くいない。だが、確かに研究が今この瞬間にも行なわれていることを察知していた。

どうやら、そこでは別の星に脱出する方法について研究がなされているようであり、実際にすでに何人かの人間が別の星に送り出されているようだった。フローニンゲン:2019/4/8(月)08:24

4111. ハーバート・マークーゼとマイケル・ウォシュバーンの書籍

時刻は午前11時を迎えた。今日は天気に恵まれており、とても爽やかな雰囲気だ。今、近くの街路樹の下に生えている雑草を機械で刈る音が聞こえている。

先ほど、ここ数日間読み進めていたハーバート・マークーゼの“Art and Liberation (2007)”の初読を終えた。今回は初読であったから、自分の関心に合致する部分を中心にまずはざっと全体を読み進めた。

その中で、マークーゼの芸術に対する幾つかの洞察は非常に参考になり、それらの箇所に印をつけ、自分の考えをメモとして脇に書き留めておいた。リアリティを変容させる芸術、人間に真の自由をもたらす芸術の探究については今後も継続して行っていく。

一旦本書を寝かせておき、また必要な時が来たら再読をしようと思っている。

先日偶然ながら知人と話をしている時に、トランスパーソナル心理学の世界で大きな貢献を果たしたマイケル・ウォシュバーンの名前が出てきた。ちょうど私の本棚には、“The Ego and the Dynamic Ground: A Transpersonal Theory of Human Development (1995)”があり、中身を確認してみたところ、まだほとんど読んでいないに等しい状態だったので、今日から少しずつ本書を読み進めていく。

確かに、現在の私の関心事項は多岐に渡っているが、発達理論に関する探究も緩やかに継続させている。その一環として、本書を位置付けることができるだろう。

今年一年間は、書斎にある書籍をとにかく再読していこうと思う。今後しばらくは学術機関に所属することはなく、自分の研究に好きなだけ打ち込める時間がこれからも続いていくのであるから、手持ちの書籍を思う存分繰り返し読むことを行っていこうと思う。

学術機関に所属しないことによって、随分と気が楽になり、自分の関心に沿った探究を旺盛に進めることができている。ウォシュバーンの書籍を昨日パラパラと眺めていたところ、仮に今後学術機関に戻って探究するテーマがあるとすれば、こうしたトランスパーソナル心理学に触れるものなのだと思う。

例えば、死とトランスパーソナル領域、芸術(特に音楽)とトランスパーソナル領域など、そうしたテーマであれば、強い関心を持って学術的な探究が行える日が来るかもしれないと思っている。そうなれば、以前から関心を持っているアメリカ西海岸のソフィア大学(旧トランスパーソナル心理学研究所)などが探究場所として最適だろう。

ただし、その場所へ行くのは今からもっと後のことであり、数年後、もしくは10年以上後のことになるような予感がしている。

今日はこれから本日二度目の作曲実践を行う。早朝に引き続き、ルモワンヌの短めの曲を参考にして一曲作り、その後、オンラインミーティングを一件行う。

ミーティングが終われば、街の中心部に出かけて行って、契約書を送付し、買い物をしたい。自宅に戻ってきてからは、ラヴェルかスクリャービンに範を求めて作曲をしようと思う。

今日は本当に素晴らしい天気の中、幸福な一日を過ごすことができそうだ。フローニンゲン:2019/4/8(月)11:27

4112. ハーブティー生活の開始:急須とお茶っ葉を購入して

時刻は夕方の四時を迎えた。つい先ほど買い物から帰ってきて、いま一息ついている。

今日は本当に天気が良く、まさに散歩日和であった。街ゆく人の中には、半袖の人もいたが、私は秋用のジャケットを羽織って出かけた。

道端に咲いている花々の美しさを眺めながら、植物に関心を持ち始めている自分がいることに気づいた。植物にはそれこそ無数の種類があり、中には人間の健康に有益なもの、人間にとって毒なもの、向精神性があり人間に神秘体験をもたらすものなど実に様々だ。

道端に植えられている花々の様々な表情を眺めていると、こうした花々があるおかげで私たちの世界に彩りがもたらされているのだと実感する。

自宅を出発して、まずは郵便局に行き、契約書を日本の企業に送った。その後、その足で街の中心部のオーガニック食品店に行き、ザクロ味のコンブチャと生姜味のコンブチャを一本ずつ購入し、エクストラヴァージンのココナッツオイルを購入した。

今使っているココナッツオイルも味は悪くないが、今日から飲食用にはエクストラヴァージンの方を活用し、残っているココナッツオイルは風呂に入る時に使おうと思う。オーガニック食品店を後にした私は、ポカポカとした春の陽気の中、フローニンゲンの中心街を歩いて行き、お茶専門店に向かった。

到着すると、なんとも言えない良い香りが漂ってきた。その店は、お茶のみならず、こだわりのコーヒー豆もたくさん扱っている。

まず私は、お茶を淹れるための急須を求めた。これまではティーバッグでお茶を飲んでいたが、本格的にお茶っ葉からお茶を淹れたいと思うようになり、急須が必要であった。

店内には幾つもの急須が置かれており、大変迷った。見ると、日本から輸入しているものもあり、南部鉄器の非常に重厚な急須もあった。

先日友人とタイ料理屋に足を運んだ際、そこで出された急須は南部鉄器のものであり、その重厚さに最初驚いたが、実に味わいのある品だと思った。店内に置かれている南部鉄器の中で、華美ではなく、大変渋い黄金色の品が良いと思ったが、いくらその大きさが小さいとはいえ、やはり重さがかなりあったので、それ以上に色が気に入っていた落ち着いた青い陶器製の急須を購入することにした。

その店の店員はどなたも親切で、急須に合う茶こしのアドバイスをしてくれたことは助かった。急須と茶こしを選んだ後は、自分で好きなお茶っ葉を選んだ。

様々なお茶っ葉がある中で、香りを確かめることのできる小瓶が各商品の前に置かれており、それを一つ一つ確かめていった。私はハーブティーの香りがここまで良いものだと知らず、最初の小瓶を開けた時に大きな感動に包まれた。

今回は初めてこの店に訪れたこともあり、ハーブティーについて学習を進めた後に是非また近々足を運びたいと思ったので、今日は下記の二種類だけを購入した。どちらも共にオーガニックなものであり、非常にフルティーな香りがする。

1. Golden Fruit: Fruitmelange, mild fris van smaak met een roodgouden kleur in de kop (Fruit blend, mildly fresh with a red-gold color in the cup): Hibiscus, rozenbottel, appelstukjes, citroenschil, aroma, zonnebloemblaadjes (Hibiscus, rosehip, apple pieces, lemon zest, aroma, sunflower petals).

2. Rooibos Green Lemon Pineapple: Groene Rooibos met zoete ananas en frisse citroen (Green Rooibos with sweet pineapple and fresh lemon): Groene rooibos, citroenschil, ananasstukjes, citroengras, natuurlijke aroma's, goudsbloem (Green rooibos, lemon zest, pineapple pieces, lemongrass, natural aromas, marigold)

早速上記のお茶に含まれているハーブのそれぞれに対して、先日購入した図鑑を用いて調べてみた。自分が購入し、そしてこれから口にするものが一体何であり、どのような効能があるのかを調べるのはとても面白い。

“Encyclopedia Of Herbal Medicine: 550 Herbs and Remedies for Common Ailments (2016)”は、まさにハーブの百科事典であり、購入したハーブの原産地や名前の由来などの周辺知識を知ることによって、これから飲むハーブへの愛着が増す。

含まれているハーブの種類と効能からすると、後者のものは夜に飲む方が良さそうだ。後者の方がリラックス効果があり、安眠効果があるようなので、今夜から早速それを淹れてみる。

明日以降も、上記の図鑑とその他の図鑑を眺めながら、ハーブに関する学習を進めていこうと思う。フローニンゲン:2019/4/8(月)16:52

4113. ハーブティーの楽しみ

時刻は午後七時を迎えた。何度も繰り返して書きたくなってしまうほど、今日は良い天気であった。

気温も暖かかく、それでいて春の陽光が優しく降り注ぐ、本当に素晴らしい一日であった。こうした環境の中でただ毎日生きているということが、これほどまでに幸福感をもたらすことに改めて驚かされる。

現代社会において、幸福感を外から得ようとすることがどれほど愚かなことであり、金銭的なものと密接に結びついた幸福感は偽物であるということが強く理解される。

夕暮れ時のこの時間帯も、早朝と同じ種類の小鳥が鳴き声を上げている。その優しく美しい鳴き声に耳を傾けながら、今日の振り返りを行っておきたい。

そういえば、午後に買い物に出かけた帰り際、溜め池から外に出ているアヒルの夫婦の姿を見かけた。オスのアヒルは木陰に隠れているのか、あるいは何かを守っているようであった。

一方メスのアヒルは、木陰から離れて、道の辺りでじっとしていた。二羽のアヒルに近づき、彼らが何をしているのか理解しようと努めたが、よくわからなかった。もし卵か赤ちゃんを守っているのであれば、その役割は逆であるように思えるため、ますます謎が深まる。

今、至福の待ち時間を過ごしている。何を待っているかというと、食後のハーブティーが出来上がるのを待っている。

本日購入したハーブティーの表記はオランダ語であり、英語に翻訳して理解したが、結局それが日本語で何というのかわからなかったため、先ほど調べてみると、今から飲むものの主なハーブはルイボスと呼ばれるものだ。元々の原産は、南アフリカとのことである。

購入してきた青い陶器の急須に入れて、ルイボスティーを蒸らしている最中である。今、香りを楽しむために急須の蓋を開けてみたところ、なんとも言えないフルティーな香りが漂ってきた。それは形容しがたいほどに素晴らしい甘い香りである。

このハーブティーから一曲曲を作りたいと思わせるほどの感覚的刺激がもたらされる。今後は、ハーブティーに関してより真剣に学習をしていこうと思う。可能であれば、そのお茶ごとに喚起される固有な感覚を曲として表現していきたい。

まさかハーブティーが、これほどまでに人生に彩りを添えてくれるとは思わなかった。急須でお茶を淹れることによって、一杯のお茶に対する感謝の念が生まれる。

急須とセットになっていた茶碗は、とても小さく、急須から少しずつお茶を味わうことができるだろう。

今日の夕食は、昨日とほぼ同じ野菜を生で玄米味噌を塗りながら食べたのだが、やはり感動する味であった。新鮮かつ豊富な野菜に合わせて、今日は午後に購入した豆腐を100gほど食べた。

果物と野菜を中心にし、外食でもしない限りは肉や乳製品を摂らないようにしてから、嘘のように心身の調子が良い。体は軽く、それでいて肉を食べていた時よりも活力があることには驚かされる。

「肉を食べて力を付ける」というのはまるっきり嘘であり、マーケティング文句に過ぎないのではないかと思えるほどだ。明日はパスタの残りを食べる予定でいるため、少しばかり野菜の量を調節しようと思う。フローニンゲン:2019/4/8(月)19:29

4114. 一杯のルイボスティーを飲んで:オーガニック食品企業への投資と千里眼

時刻は午後の七時半を迎えた。つい今しがた日記を書き留めたばかりなのだが、またしても何か書きたくなってしまった。今日はこの日記を書き終えたら、メールに返信をし、その後作曲実践をして早めに就寝したい。

先ほど蒸らしていたルイボスティーが出来上がり、早速一杯飲んでみたところ、そのフルティーな味に大変感銘を受けた。そもそも、急須の蓋を開けて香りを確かめた時に、その香りにすでに感銘を受けていた。

ハーブティーの味と香りは無数に存在し、その奥深さはワインに匹敵するのではないかと思われる。アルコールに関しても、自分の肝臓及び脳のことを考えると、もはや飲む気になれず、ハーブティーの味わい深さを思えば、今後はハーブティーをとことん飲んでいこうという思いになっている。

今年の秋に日本に一時帰国する際に、ハーブティーのワークショプに是非とも参加したいと思っている。

私は何かを始めると少し凝ってしまうたちであり、少々極端な行動に出がちなのだが、基本的には今後口にする固形物は果物と野菜のみにし、飲み物に関してはハーブティーを中心にしていこうと思う。ガムや飴などの人工的なものが入っているものは一切口にせず、ケーキやチョコレートなども当然ながら口にしない。

良質な食べ物と良質な飲み物は、やはり人生を変えてくれる力を持っており、人生をより豊かにしてくれることは間違いない。今後は、食に関して深く関与してきたいと強く思う。

ただし、自分にできることは限られており、私は食の専門家でも何でもないため、当面できることといえば、オーガニック食品企業への投資ぐらいだろうか。残念ながら、日本のオーガニック食品企業へ投資をすると、非居住者であっても投資収益が発生すれば日本で税金を納める必要があり、それが少々面倒なため、オランダのオーガニック食品企業へ近々投資をしたいと思っている。

より多くの人が良質なものを口にしてもらえることが何よりの願いである。もしかすると、オランダで投資家ビザを取得する際に、オーガニックの果物や野菜を生産する農家などに出資し、そこで雇用を創出することでビザの取得条件が満たされるのであれば、オーガニック食品企業よりも、そうした農家を直に応援したいと思う。この件については絶えず頭の中に置いておき、引き続き調査を続ける。

今日の午後、買い物に行く前に仮眠を取っていると、興味深い現象に遭遇した。これは以前の日記で何度も書き留めていることだが、仮眠から目覚める少し前ぐらいからコーザル意識からサトル意識へ移行し、その移行過程でビジョンを見るというものである。

今日のビジョンは、港に浮かぶ船の船内を眺めているものであり、このビジョンは夢のイメージよりも鮮明であることが特徴だ。千里眼という言葉を聞くことがあるが、何かそうした能力に近いものが仮眠中に起こることがある。

仮眠中に見ていた光景は、本当に現実世界のどこかの港なのだろうか、それとも夢の世界のものなのだろうか。フローニンゲン:2019/4/8(月)19:45

4月8日(月)の曲一覧

Op.1030 静かな祝福の味

Op.1031 樹液

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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