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3730. 新刊書籍と監訳書について


今、夜が明けようとしている。赤レンガの家々の屋根に積もった雪が、うっすらと姿を現し始めた。

今日は本当に底冷えする。天気予報を改めて確認すると、昼あたりから雪が降り始めるようなので、今日は早めに近所のスーパーに行きたいと思う。ただし、その際の気温はマイナス6度ぐらいであろうから、暖かい格好をしていく必要がある。

いよいよ本日より、解説・監修を務めた『リーダーシップに出会う瞬間』が発売される。構想からおよそ一年で無事に書籍が発売されたことを嬉しく思う。

本書は、成人発達理論の観点から、リーダーシップの発達プロセスを扱ったものである。本書がどのような反応を受けるのかを楽しみにしている。

今のところ、今年はもう一冊、監訳を務めている翻訳書が出版される予定だ。こちらはアメリカの思想家ケン・ウィルバーの書籍であり、それはウィルバーの入門書として位置付けられるが、それでも発達理論に関して重要な洞察をいくつも含んでいる。

もしかしたら、今年はこの一冊以外にも、もう一冊ほど成人発達理論関係の翻訳書の監訳を務めるかもしれない。

過去に一度だけ、以前師事をしていたオットー・ラスキー博士の書籍を翻訳したことがあるが、おそらく私は今後翻訳をすることはないだろうと思われる。ただし、監訳者として、意義のある洋書を日本に紹介することには積極的に関与したいと思う。

いつもの通り、早朝に作曲実践を行った。その際には、普段使わないような和音を活用してみるという実験をした。

結果として、これは非常にうまくいき、いろいろと発見があった。やはり和音は奥が深く、まだまだ自分の知らない音の組み合わせがあることを知る。引き続き、和音の探究を重ねていきたい。

今日は昨日に引き続き、バルトークの作曲技術を解説した、“Bela Bartok: An Analysis of His Music (2000)”の続きを読み進めていく。本書は100ページほどの薄い書籍だが、得るものが極めて多い。

昨日は最初から読み始めて、70ページのところまで読み進めた。今日中に一読目が完了するだろう。

初読を終えたら、本書を参考にしながら、作曲実践を行っていく。今すぐにでも活用してみたい観点があり、それを今日ないしは明日からの作曲実践で適用してみる。

当面は本書を繰り返し読むことによって、バルトークの作曲技術から得られるものをできるだけ得るようにする。フローニンゲン:2019/1/25(金)08:10

No.1610: A Winter Crevice

It has been raining since last night. All snow melted.

It seems to me that winter has an intermission. Groningen, 09:43, Saturday, 1/26/2019

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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