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3717. さざ波のような粉雪舞う中で


時刻は午後三時半を迎えた。つい先ほど、街の中心部から自宅に戻ってきた。

先ほどまで、かかりつけの美容師のメルヴィンの店にいた。今日はすこぶる寒く、ちょうど店を後にする直前に粉雪が舞い始めた。そして今は、さざ波のように吹雪いている。

帰り際、粉雪が風に舞う姿を眺めることができ、それは大変美しかった。白い雪の波が通りを走る姿は、この季節にしか見られない自然の美だと思った。

欧州での生活を始めて以降、以前にも増して、自分がますます自然神秘主義的になっていくのを感じている。これもまた、発達プロセスの一現象なのだろう。

赤レンガの家々の屋根に、白い粉雪がうっすらと積もっていく。白と赤のコントラストもまた美しい。

帰り際に近くの池の前を通った時、それが凍っており、池の表面が雪で覆われている姿を見た。そろそろ、オランダの名物である、河川敷のアイススケートを眺めることができるかもしれない。

今日もまた、メルヴィンとの会話から様々な洞察と気づきを与えてもらった。

メルヴィンの店は、街の中心部の教会の裏手にあり、以前の日記で言及したように、その辺りはモダンな店が並んでいるのと同時に、歴史的な教会もあるため、俗なものと聖なるものが見事に調和しているような雰囲気がある。そして、メルヴィンの店は大きな教会の真後ろにあることもあり、聖域の中にあるような印象を受ける。

店に到着すると、メルヴィンがいつものように温かく迎えてくれた。特製のコーヒー豆で作られたエスプレッソを一杯もらった。

メルヴィンの店は本当にくつろげる空間であり、今日は店に新しく、テーブル・サッカーゲームが置かれていた。それは以前に国際大会で使われていたヴィンテージものらしく、50年前に製造されたらしい。

エスプレッソを飲みながら、テーブル・サッカーゲームの話を含め、様々な雑談をしていた。

オーストリア旅行の話を聞く前に、ここ最近のフローニンゲンは寒くなったと私が述べると、「オーストリアにいた時に、マイナス17度を経験しているから、フローニンゲンは随分と暖かく感じる」と、メルヴィンは笑いながら述べていた。

今年の三月に日本に旅行する計画についてメルヴィンに尋ねてみると、新しい店がオープンして間もないこともあり、今は仕事に集中し、日本への旅行は後に延ばし、年内のどこかで日本に行くことにしたそうだ。

その時に言うのを忘れたが、それであれば日本の秋を満喫することを次回会った時にお勧めしようと思う。日本は桜だけではなく、紅葉も美しいことを伝えよう。

今日も改めて、メルヴィンの思想と実践に感銘を受けるものがあった。先日はなにやら、取材を受けたそうである。

メルヴィンは、既存の美容院という概念を超えて、美容院という空間をコミュニティーに開かれたものにし、そこに様々な人が集まることによって、新しいものが創出されるようなプラットフォームを生み出そうとしている。

毎月のどこかの月曜日の夜は、メルヴィンが作った料理を美容院で振舞うことや、週末にはテレビゲーム大会、音楽イベントなどがメルヴィンの店で行われている。それ以外にも、メルヴィンは、政府が定める低所得者層の人々やホームレスの人々の髪を切ることを毎月どこかの週末に行っているようだ。

とにかく様々な人と分け隔てなく交流し、そうした交流を通じて人生を謳歌するというメルヴィンの生き方には大変感銘を受ける。

コーヒーを飲みながら、そして雑談しながら髪を切ってもらっていると、あっという間に一時間が経った。店を出る前に次回の予約を済ませ、次回は三月の最初の週に髪を切ってもらうことになった。

メルヴィンとの次回の会話もまた楽しみだ。フローニンゲン:2019/1/22(火)16:04

No.1600: The Previous Fibonacci Series

I was composing this music, applying the idea of the Fibonacci series.

However, I was oblivious of the trial, and thus, the sequence became disordered in the end.

I’ll try it again next time. Groningen, 15:20, Wednesday, 1/23/2019

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